こんばんは。
今日の福岡県の新規感染者数は、137人。昨日の138人に続いてです。
このところ100人超えが続いています。
大阪も、兵庫も、もちろん、東京をはじめとする1都3県も。
この「第4波」になって、また、若い世代の感染者数が増えています。
「変異ウィルス」の影響も考えられます。
そして、問題になった厚労省23人の会食や、各自治体での公務員の会食(歓送迎会など)で、結果として、その中から感染者が出ていて。
その時には書きませんでしたが。福岡県の職員が会食をして感染者が出た事が発表された翌日に、福岡市でも職員が会食をして感染者が出ました。
公務員の会食、そして、感染。
これは、「自粛」をお願いしている国、都道府県、市町村からすると、身内がそれを破っているという事実と。
これが公になるたびに出てくるのが「会食」。飲食店の方にとっても更に強い逆風です。
若い世代で増えている。
「感染してしまうことは仕方ない」というか「どこで、どう感染するか分からない」状況ではあるので。ただ、実際に感染した(若い世代の)人の中には、あの日、あそこに行かなければとくやんでいる人もいるのではないでしょうか。
なかなか、詳細にどこで多く感染が発生しているのかの情報は公開されていませんから。
【日米首脳会談】
アメリカのバンデン政権で、最初の「対面」での首脳会談となったのが「日米首脳会談」で。
様々な内容が話し合われたとは思いますが。
やはり、中心は、「対中国」ですね。50数年ぶりで、共同声明の中にも「台湾」に関する事が明記され。「新疆ウイグル、香港、台湾」などの人権問題や軍事的圧力などへの懸念の表明。「南シナ海、東シナ海の領有権問題」への懸念も表明しています。
先に行われた「2+2」でも表明されたことです。
それに対する中国は。
いつも通り、「新疆ウイグル、香港、台湾」は、『内政問題』だと。
「南シナ海、東シナ海は、(中国の)領有権、主権の問題だ」と。
ある意味、中国が目指しているのは。
ウクライナの「クリミア半島のロシア併合」と同様に、『力での現状変更』で。
まあ、今回の「日米首脳会談」と「共同声明」に対して、中国がどう出てくるか。注視する必要があります。
【日米首脳会談】
5月下旬には、今度は、「米韓首脳会談」が開かれることになりました。
先の「日米2+2」と、「米韓2+2」では、特に「対中国」「対北朝鮮」に対する表現は全く違うもので。それは、韓国の文政権の「対中国」「対北朝鮮」の『融和政策』があるためで。
5月下旬に開催予定の「米韓首脳会談」で、文大統領はどういう立場で会談を行うのでしょうか。特に、「中国」「北朝鮮」に対して。
今日、ある記事で。
「バイデン政権が主導しての、各国の半導体メーカーなどを集めたオンライン会議があったそうです。」もちろん、韓国からは「サムスン電子」が参加しているのですが。
この会議で、台湾のTSMCは、今後、中国への半導体輸出は止めるとの宣言をしています。
それに対して、サムスン電子は、アメリカへの売上も20%。中国への売上も20%。そのどちらかを捨てられるか。という問題があるのですが。
それに対し、韓国の陳大済(チン・デジェ)元情報通信部長官 は。「アメリカに投資すべき」と。
その理由として、韓国から中国に対してすりよっても。
「中国政府が限韓令(韓流制限令)のような制裁を解除するだろうか。それはないとみる。 」と。
これは、韓国に米軍の「THAADミサイル」 を配備することを許容した事に対して、中国政府が、「韓国への観光など」を制限した措置があり、様は、「簡単に韓国に圧力をかけることができる」訳で。
韓国が、どれだけ中国にすりよっても、「中国政府が圧力を弱める事はなく、いつでも圧力を強化できる」状況である訳で。
なので、陳元情報通信部長官は、「アメリカを選択するべきだ」と言っている訳で。
今回の「日米首脳会談」の「共同声明」に対して、中国が(当然ですが)反発していますが。その中で、「アメリカとの『安保条約』もあるだろうけれども、日本は(中国と)『平和友好条約』を結んでいるだろう」という様な趣旨の発言がありましたが。
「それを言うなら、何故『尖閣』に公船を送り込み、接続水域、領海への進入を繰り返し、何故、日本漁船を追いまわしたりするのか」。
「昨年は、700回程度だったか。平均すると、1日に2回から3回。航空自衛隊の戦闘機が『日本の防衛識別圏に侵入する他国機(今は、中国機が最多数ですが)に対してスクランブルを繰り返さないといけないのか。』
今の報道でも。
「中国公船の尖閣での行動は常態化し」
台湾の「防空識別圏内への中国軍機の進入も日々繰り返され」
「フィリピンの接続水域に200隻を超える中国漁船(実際は民兵船)が集結し。」
『日中平和友好条約』があるからと言いながら、どこが『平和』なんだ。と。
中国は、「市場」として利用するのはいいけれど。
過度に(経済的に)依存すると、痛い目に合う。信用できない国。
「オーストラリア政府が、『新型コロナの起源』の公正は調査を要求したのに対する」「オーストラリア産品の輸入制限」。
(結果として、オーストラリアからの石炭輸入をストップしたため、中国が発電所の稼働で困った事になったという落ちもありますが)
「突然の、台湾産パイナップルの『害虫が検出されたとの理由』での輸入制限も、台湾国内と、日本などの協力により、中国への輸出量を上回る中国以外への輸出ができるようになり。」
この様に、「(戦略的に有効と思えば)簡単に『制限』してくるのが中国で」
かつて、「レアアース」の輸出制限をしてきたこともありました。
そういう意味で、「信用できない国」であり、軍事的にも「脅威」である国であり。
韓国政府は。
バンデン政権発足後、日米首脳の電話会談の後、通常、数日以内に米韓首脳の電話会談がこれまで行われてきたのが。今回は、相当な期間、間があきました。(韓国国内でも、いつだいつだと気をもんでいたこともありましたが)
それも、文大統領は、「米韓首脳の電話会談」の前に、「中韓首脳の電話会談」を受けてしまった。
更に、新しい「外交部長(日本の外務大臣に相当)」も、「米韓外相会談」を行う前に、「中韓外相会談」を、台湾と一番近い場所で開いてしまった。
もしかしたら。ですが。
今回の「米韓首脳会談」を5月下旬にとのの発表がありましたが。
中国は、「日米韓の同盟関係を強化するアメリカの方針」に対して、一番弱いのが「韓国」であると見ている訳で。また、「米韓首脳会談」の前に「中韓首脳会談」をしかけてくるのでは。
そして、文政権は「受けてしまう」のでは。
ただ、本当は、文大統領は、苦い経験をしているはずで。
何年前でしたか、文大統領が中国を訪問した際に、どれだけ「冷遇」されたか。対応した「中国政府側は、相当、レベルの低い者に対応させ」「『歓迎行事』『歓迎の会食』の様なものもなく」
それこそ、「北朝鮮の金正恩書記長」よりも、その扱いは低いもので。
話は変わりますが。
今、観ている「王は愛する」でも、王妃は「元」から嫁いできていて「セジャ」は、「元の皇帝の孫」で。
そして、ヒロインなど女性は「貢女(コンギョ)」として、元に送られることになったり、それを、どう避けるかとか。
韓国の「歴史ドラマ」でも、良く出てくるのが「元」や「清」その関係。
いわゆる「属国扱い」ですよね。
その代わり、「倭国」「倭寇 」に関して、よく「日帝」とも呼ばれていますが、まあ(当然として)良い扱いではないですけれども。
私の個人的な見解ですが。
「文政権は、韓国の過去の歴史と変わらない状況を許容しているのかな」と思います。
【昨日、書かなかった事】
昨日、書くのを辞めましたが。
一つは。
「ジャスティン・ビーバー」が来日して、テレビ朝日の「ミュージックステーション」に出演した時の『衣装』が、『旭日旗』だ。とする、韓国(メディアなど)の批判。
「鬼滅の刃」でも、耳飾りに「いちゃもん」をつけ。
何でしたっけ。「東京オリンピック・パラリンピック」の記念硬貨のデザインでしたっけ。それも『旭日旗』に似ている。と。
「ジャスティン・ビーバー」に関しては、『日本が宣伝のために、ジャスティン・ビーバーに、あの衣装を着せた』の様なものまで。
2,3年前でしたか。
韓国の「済州島」で開かれた、各国の「海軍(日本の場合は海上自衛隊)」の艦艇が集結する行事で。
「日本の海上自衛隊の艦艇を『旭日旗』を掲げないように。かわりに、国旗を」との要請が来て。
国際的な決まり事で、「各国の軍隊の艦艇は、その所属する国を表す『旗』を掲げる事」になっていて、それが、海上自衛隊は『旭日旗』としている訳ですが。
結局、海上自衛隊は、『不参加』を選択しました。
韓国国民の「総意」とまでは思いませんが。
何でもかんでも、「いちゃもん」「反日」。
【日本政府の福島第一原発「処理水」海洋投棄の決定】
早々に、韓国、中国、そして、台湾も。
「思ったとおり、反発してきましたね。」
韓国では、文大統領が、「国際海洋法裁判所 に提訴する準備をするように」と指示したそうですが。
自民党の誰の発言か分かりませんが、「鼻で笑われるよ」。
私の私見(よく言ったもんだ)
更に、麻生副総理(たまにはいい事言うこともあるね)「処理水は、飲める」発言にも食いついてきて。
韓国の大手スーパーが、日本の海産物を取り扱わないとしたそうですが。
ある記事で。
韓国内の「日本の『汚染水』(日本は『処理水』と言っていますが、韓国では『汚染水』とメディアでも言われています)海洋投棄の決定に対して(実際には、まだ先の話ですが)ことさらに『危険性』『反対』の報道が過熱したため、韓国内の『漁業』『海産物生産者』に対しての『風評被害』が出ているそうで」
実際には、(重水炉である)韓国の「月城原発」の方が、大量の「トリチウム」を排出しているにもかかわらず、(軽水炉で)「トリチウム」の排出量が少ない「福島第一原発」の(まだ、1~2年後の)「『処理水』の海洋投棄」に対して、『国民への健康被害・・・』」と、ことさらにメディアも書き立てて。
私からすると。
「自国の『原発』からの『トリチウム』排出の方を先に心配したら?」
中国に至っては。
「新型コロナウィルスワクチン」の有効性などのデータも開示しないまま、『ワクチン外交』として、発展途上国に提供しているけれど」
「中国に、『原発』はどれだけあって、どれだけの『トリチウム』排出量があるの」
その「自国」の事に関しては『フタ』をして。
「未曾有の大災害で、『原子力発電所』で多大な問題をだしてしまった」のは事実ですが。
IAEAや、アメリカ政府も認めている「国際標準」に沿った、更には、それ以上に「薄めた」ものを「海洋排出する」としているのに。
『自国の原発の事は隠してなのか』。
ことさらに、日本政府の決定を非難する訳ですが。
ある記事で。
韓国の研究者の発言で。
「日本での『トリチウム』海洋排出は、韓国への影響は、ほとんど無いと考えてよい。それよりも、『適切に処理されているか』を共同で確認することが大事」だと。
更には、文政権になってからの韓国政府が(専門家を交えて)検討した結果。
「福島第一原発の『汚染水』(処理水)を海洋投棄した場合、韓国への影響はない」との結論が出ているにもかかわらずで。
もう、こうなると。
「日本を批判するための」『政治的利用』でしかない訳で。
まあ、当然の反応というか。
ただ、韓国の「反日」もそうですが。
「処理水」の海洋投棄の問題も、(科学的根拠に基づかない)『政治的利用』だけをしていると、「自国の漁業関係者への風評被害」まで起こす訳で。
(これは、日本政府もそうですが)『正しい情報発信』と『理解しやすい説明(それは問題点も含め)』をすすめる必要があり。
「トリチウム」を『ゆるキャラ』にするなんて『論外』で。
「世界の『原発』の現状があり、それと対比して、日本の措置がどの程度のものであるのか」など、科学的なデータでの説明。
更には、「IAEAなど国際的な機関、各国の『専門研究機関』の見解」をそえて、説明し続けるしかないでしょうか。
何を言っても「反発」してくる国には、どう説明しても無理でしょうが。
「政府」ではなく、「(日本を含めた)各国国民」に正しく説明するしかないのでは。(どんな方法をとっても)
相当、語ってしまいました。
では、また。