小さな町で幸せ探し

団塊世代の夫婦の日々・・
夫が生まれて育った故郷で暮らしています。
悲喜こもごものスローライフの物語。

義母の症状

2010-03-09 14:38:06 | 日記

3月に入った途端、色々な花が咲きだしました。
椿・・今は、上を向いて眺めているけど、暫くすると
この木の根元、花びらの絨毯を見ることになります 

             

義母が入院している病院から、
リハビリ病棟に移す旨の連絡がありました。
病室を変わるのに、付き添いは不要とのことなので
今日ではなく、明日、様子を見にいくことにしました。

1月に痙攣・発作を起こし、救急車で運ばれた病院で
頭部に出血した血液を、取り除く手術をして既に50日。
ずっと意識が戻らないまま、時間ばかりが過ぎていきます。
途中、人工呼吸器をつけたこともあったけど
自力でコントロールできるようになり、今は外しています。
意識が戻ることは、望めないだろうと医師から聞かされました。

身体中が浮腫んだのを見たり、喉に痰が絡んで苦しそうだったり・・
人一倍、気丈な性格の人だけに、その様子が哀れに思えてなりません。

手術前は、認知症状もあったけど、こんなになってしまって・・
家族に言っておきたいことがあったのではないか、
そして、言わなければならないことがあったのではないかなどと
様子を見に行くたびに、あれこれ思ってしまいます。

夫と何気に話したりします。
子供達が揃った時に、後々の私達のことや考えなど
きちんと話しておこう・・いつ何時お迎えがくるかもしれないし・・と。

日ごろ、よもや自分の死など意識外に置いているし
急なことなど想像だにせず、涼しい顔して生きているけど・・

・・なんて、親の状態を目の当たりにし
自分達に寄る年波にはたと気付いて、
珍しく、真剣に語る団塊世代の夫婦がおりました・・