厚生労働省が発表した人口動態統計によると、2009年の大腸がん死亡者数は、4万2434人(男性:2万2762人、女性:1万9672人)でした。
大腸がんは、食事との関連が深いようで、飲酒や加工肉の摂取、脂肪分のとりすぎが発がんのリスクを高めることや、逆に、緑黄色野菜を毎日食べることでリスクが低下することが知られているそうです。
また、これは私の想像ですが、便秘を放置するなど、大腸の手入れが行き届いていないことも、大腸がんが増えている理由の一つではないでしょうか?
ここで、大腸の手入れをするための参考に、『汚れた腸が病気をつくる』(バーナード・ジェンセン&シルビア・ベル:著、月村澄枝:訳、ダイナミックセラーズ出版:1998年刊)という本をご紹介しましょう。
この本には、「人間には自然治癒力という最高の治癒力が生まれながら備わっていて、この力はどんな薬もかなわないパワーを発揮します」と書かれています。
そして、この自然治癒力は、腸を清潔に保つことによって最大限に発揮されるそうです。
逆に言うと、腸をきちんと管理することが、大腸がんだけでなくすべてのがんを予防する決め手になるということです。
その具体的な方法とは、毒物を避け、食物繊維が豊富でバランスの良い栄養を摂取し、きれいな水を十分に飲むことだそうです。
ここで著者が言う毒物とは、タバコ、コーヒー、アルコール、チョコレート、白砂糖、脂肪の多い肉類などだそうで、便秘気味の方は、この中に思い当たるものがあるかもしれませんね。
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