厚生労働省が発表した人口動態統計によると、2009年の胃がん死亡者数は、5万17人(男性:3万2776人、女性:1万7241人)でした。
胃がんの原因は、塩分の多い食事と、ヘリコバクター・ピロリ菌に感染していることだそうですが、飲酒や喫煙の習慣も胃がんのリスクを高める要因だそうです。
近年は、冷蔵庫の普及によって漬物などの塩蔵食品の摂取が減り、衛生状態の改善によって若い人のピロリ菌感染率が減少しているため、胃がん死亡者数は減少傾向にあります。
しかし、胃がんの罹患数(りかんすう)、つまり胃がんを発症する人の数は、死亡者数の2倍もあるそうなので、決して侮れない病気です。
特に日本人の胃に住み着いているピロリ菌は、欧米のものより毒性が強いそうで、家族に慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんの患者さんがいる方は注意が必要なようです。
ピロリ菌が心配な方は、薬で除菌することも可能ですが、ココアや「明治プロビオヨーグルトLG21」というヨーグルトを試してみるのもいいかもしれません。
こういった食品を毎日摂取することで、胃痛や胸やけの症状が改善した人が結構いるようですが、これなら副作用の心配もないので、チャレンジしてみる価値はあると思います。
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