お酒は、昔から百薬の長といわれているように、適量であれば健康を増進する効果がありますが、飲みすぎると、短期的には急性アルコール中毒、長期的には肝臓障害を引き起こすことがあります。
それでは、飲酒とがんの関係はどうなっているのでしょうか?
国立がん研究センターのホームページを見ると、「国際がん研究機構」は、アルコール飲料がヒトに対して発がん性があると認めているそうです。
アルコール飲料の発がん性については、世界中から報告があるそうですが、日本における研究でも、飲酒したことがある人では、ない人に比べて食道がんリスクが3.3倍高いという調査結果が得られているそうです。
このように、お酒を飲みすぎると食道がんになるリスクが高まるのは確実なようですが、それ以外にも、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がんのリスクが高まるという報告もあるようです。
やはり、お酒はほどほどに、適量を守って楽しく飲むのがいいようです。
なお、適量というのはお酒を飲む人の体重や体質によって異なりますが、ビールだと大瓶1本、日本酒だと1合を目安にするといいようです。
また、休肝日を設けることもお忘れなく!
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