アメリカの研究で最もがん予防効果が高いと評価されたニンニクですが、果たしてその実力はどれくらいあるのでしょうか。
放送大学では、中国江蘇省における疫学調査の結果を紹介していましたが、それによると、上海の北に位置する江蘇省では、胃がん・食道がんの罹患率(りかんりつ)が地域によって大きく異なっていたそうです。
そこで、愛知県がんセンターが江蘇省がんセンターと共同で、胃がん・食道がんの罹患率が高い地域、中ぐらいの地域、低い地域の3か所の住民を対象に、1996年から2000年にかけて生活習慣の調査を実施したそうです。
その結果、ニンニクを週3回以上食べる人の割合は、胃がん・食道がんの罹患率が高い地域ではわずか0.5%だったのに対して、罹患率が低い地域では79%もの高率だったそうで、ニンニクが胃がん・食道がんを予防することが明らかになったそうです。
ニンニクの効用に関しては、さらにすごい話を聞いたことがあります。
これはご本人から直接聞いた話ですが、ある人が体調が悪くなって病院で診察してもらったところ、内臓に腫瘍ができていたそうです。
その人は、腫瘍と聞いて頭が真っ白になったそうですが、ふと気がつくとスーパーでニンニクを手にしていたそうで、それから毎日ニンニクを食べるようにしたところ、いつの間にか腫瘍がなくなっていたそうです。
ニンニクパワー恐るべしですね。
なお、生のニンニクを長期間大量に摂取するのはかえって有害だそうなので、ご注意ください。何事も、適量を守ることが大事なようです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます