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SCHWINNのタンゴタンデム7(2人乗り自転車)のチェーン外れの修理。

2006-05-15 23:51:54 | 自転車

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SCHWINNのタンゴタンデム7が故障したとの連絡がありました。
以前、熟年夫婦のもとに嫁いでいったものがです。
ということで、浜松市の北隣の飯田市に出張修理に行ってきました。
途中の国道418号天龍村愛車が悲しい事態となりましたが、これは次の機会に書きます。

この自転車の故障というのは、後の座席の人用のギアクランクからチェーンが外れてしまうということです。
輸入元の(株)マルイに訊ねたところ、そのようなことがでたことは無いとのこと。
ということで、自転車1台を素から組み立てできるだけの工具とメンテナンススタンド2台(後輪軸固定用とバックステー引っ掛け用)を持参していったわけです。
タンデム車のオーナーの言うには「転倒もしていないし、ぶつけてもいない」ということです。

まず、チェーンが外れたことによる、前クランク側から後クランク側を結ぶチェーンの絡まりの復旧です。
フレーム中央のチェーンテンショナーを一時的に緩み方向にずらしてチェーンを緩めます。
続いて、後ろ側チェーンも一時的に外しておきます。
これでチェーンの絡まりが解き易くなります。
先に前運転席側のチェーンをはめ込みます。
テンショナーを合せて、一番にチェーンが張る場所で、上下の振れ幅を1cm程度に合せます。
これで準備が整いました。

それでは、チェーン外れのポイントを探します。
後部座席側のギアクランクはよく見ると外装前2段変速用のギアを転用したものを使っております。
多分、もともとのギアの変速ポイントで外れているようです。
ありました。歯が若干(5丁)そっているのがわかります。
オーナーに訊いたところ、後ろ側の外装ギアを最大ギア(LOW側)にして、坂道に登る際に負荷をかけたときによく外れるということです。
後クランクギアがかなり軟らかい素材でできてるようです。
当店周辺で試し乗りした時には発生しませんでしたが、山坂のある場所だと発生するようです。
モンキースパナを使ってギアを内側にそらします。
これで正方向にチェーンを回す際は大丈夫になりましたが、逆方向に回すとまだ外れます。
次は歯の角度の修正です。
これはジュニアマウンテンなどのクランクギアを参考にして、外れにくい角度(若干外に開き気味)にすると良いようです。
修理が終わると、早速に試乗です。
2人乗車状態で、周辺の坂でギア変速を試してみました。
大丈夫なようです。修理所要時間は約1時間。移動時間が8時間・・・。
本日は疲れました・・・・・

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