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原発汚染水問題 オール福島の声にこたえよ

2013-10-29 16:01:17 | 日記
    しんぶん赤旗      2013年10月29日(火)
主張

原発汚染水問題

オール福島の声にこたえよ

 東京電力福島第1原発の放射能汚染水問題は、ますます深刻な事態になっています。原発への態度の違いをこえて危機打開に英知と総力を結集すべきときです。日本共産党は、その立場から、「緊急提言」を行いました。臨時国会の衆参の代表質問で打開のための提案を行い、衆院の予算委員会でさらに安倍晋三首相を追及しました。

「東電まかせ」改めてこそ

 安倍首相は、汚染水危機打開の具体策を示すことができません。それどころか、「コントロールされている」「完全にブロックされている」と、事実と異なる態度に固執し、あまつさえ、汚染水の影響を「風評」だとして、問題を小さくみせようとしています。

 首相は根拠も対策も示さず「海への安易な放出は行わない」とのべ、“放射能で海を汚さないでほしい”という福島県民の切実な願いにまともに答えていません。

 安倍政権の「東電まかせ」の姿勢は、汚染水問題でも改まっていません。国会での日本共産党の追及で、政府が「前面に出る」と決めた9月3日以来、安倍首相が本部長である原子力災害対策本部すら開かれていないという無責任さも明らかになりました。

 こうした安倍政権の姿勢のもとで、東電は、その場しのぎできわめて安易な対応を繰り返しています。この間の台風などによる大雨に際して、東電は自ら定めた「暫定基準値」による手順も放棄して、汚染水を直接排出することを繰り返しています。規制委員会も、東電が再稼働をすすめようとしている柏崎刈羽原発から「職員を福島第1原発の対応に充てるべきではないか」と指摘しています。

 「国が前面に出て」と口にしながら「東電まかせ」を続ける安倍政権の態度に、大きな怒りと批判が急速に広がっています。福島県浪(なみ)江(え)町議会は「福島をあまりにも軽視する政府、東電に憤りを禁じ得ないと同時に、安倍首相の無責任な発言に強く抗議するものである」との意見書を可決しました。汚染水問題での意見書は福島県内の13自治体に広がっています。

 これらは、「オール福島」の当然の願いであり、安倍首相は「コントロール」発言を撤回すべきです。そして、国が全責任をもって汚染水対策をはじめ、福島原発の事故収束に全力をあげるべきです。

 こうしたなか、国の責任で放射能汚染水問題の解決にあたることや福島原発の廃炉などを求め、11月2日、福島市内で「なくせ! 原発ふくしま大集会」が開かれます。

 集会は、県女性団体連絡協議会元会長やJA女性部協議会会長など、立場の違いをこえてよびかけられたもので、県内の自治体首長などの賛同が広がっています。当日は、浪江町や楢葉(ならは)町、飯舘(いいたて)村など、被災者が交流するテントや集会がもたれます。

「ふくしま大集会」成功を

 安倍首相は、「福島の事故を乗り越えて、世界最高水準の安全性で、世界に貢献していく責務がある」などといって、原発の再稼働や輸出に奔走し、今週には国会開会中にもかかわらず、トルコへの原発「セールス」にわざわざ出かけるありさまです。

 再稼働・輸出の準備などやめ、汚染水対策に全力をあげよ―。福島と全国の連帯した力で、「11・2ふくしま大集会」を大きく成功させようではありませんか。

新橋スーツデモ「サラリーマンだって原発反対」 あす午後7時“出勤”

2013-10-29 15:44:08 | 日記
    東京新聞より転載
新橋スーツデモ「サラリーマンだって原発反対」 あす午後7時“出勤”

2013年10月29日 夕刊


スーツデモを企画した扇田さん夫妻と川口さん(右)=東京都港区で

 参加者がスーツを着て脱原発を訴えるデモが30日午後7時から、サラリーマンの街、東京・新橋周辺で行われる。「原発に反対しているのは、ごく普通に働く人たち」。スーツ姿で歩くことで、周囲の人にそう伝えたいという。 (上條憲也、写真も)
 主催するのは、いずれも都内で働く四人。その一人、扇田(せんだ)未知彦さん(47)=練馬区=自身もスーツ姿で働く会社員だ。「身近で働く人が普通に声を上げているんだよ、ということを訴えたい」と語る。
 小学生の子どもがいる扇田さんは3・11後、放射能による健康被害に危機感を持ち、脱原発を真剣に考え始めた。毎週金曜日に首相官邸前で開かれている原発抗議行動に、妻の会社員りえさん(45)と参加するようになった。
 そこで知り合ったのが、官邸前抗議行動のスタッフ土肥二朗さん(56)=東京都三鷹市。土肥さん自身はスーツを着ない自営業だが、「真摯(しんし)な態度で活動した方が、より説得力があるかも」と、スーツデモを発案した。
 「制服やスポーツのユニホームと同じ。着そろえることで、私たちもチームとしてまとまることができる」と土肥さん。官邸前の演説台で「いつかスーツデモをやる」と宣言すると、扇田さんらとの輪が広がった。
 主催者の一人でフリーライターの川口和正さん(49)=中野区=も土肥さんの演説を機に、スーツ姿で脱原発のチラシを配ったところ、手に取ってくれる人が増えたという手応えを感じたという。
 デモ参加を呼び掛けるホームページ(HP)には、反響も届いている。営業職の女性からは「この国を支えているのは私たち働く一人一人。私たちが声を上げれば必ず原発はなくなる」。川口さんは「それぞれが働く立場から肉声を発してほしい。飛び入りも歓迎です」と話す。
 デモは新橋駅烏森(からすもり)口から徒歩一分の桜田公園を出発、外堀通りから東京電力本店前を経て、桜田公園に戻る約一・七キロで行う。参加者はスーツ着用(できるだけネクタイも)で、スーツの都合がつかない場合は第一グループに続く第二グループへの参加を呼び掛けている。詳細はHP=http://suit-demo.com/=で。

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