CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

敬老の日 総務省が人口推計を発表 on 2017-9-17

2017年09月18日 15時23分34秒 | 統計データ
敬老の日を前にした2017年9月17日、総務省統計局は9月15日時点の人口推計を
公表しました。

本日(2017-9-18)の朝刊各紙がそのデータを報道しています。
主な数値を紹介していきます。
元資料:http://www.stat.go.jp/data/topics/topi1030.htm

65歳以上人口  
     3514万人
       対前年 57万人増

       高齢化率 27.2%

  高齢者の人口及び割合の推移をグラフ化したものは下記のとおり

 

働く高齢者(65歳以上)
     770万人
   


90歳以上人口
     206万人

高齢者世帯の貯蓄現在高
     1世帯当たり2394万円

 高齢者世帯の貯蓄現在高の推移を表したもの(下表)


無職世帯の消費支出
     1世帯当たり(月間) 239千円

 65歳以降 平均的な家計収支で毎月5万円程度の赤字となっています。

 65歳から25年間この状況が続くとすれば赤字合計は1,500万円となります。

 厚生労働省・国民生活基礎調査による高齢者の生活意識では
  2000年に大変苦しいと答えた比率が15.8%であったのに対し
  2015年では26.4%の人が大変苦しいと答えています。
  年金は減ることはあっても増えることはありません。
  厳しい現実があります。


関連ブログ:シニア世代の消費の動向

       金融資産保有額と世帯数

      シニア消費100兆円

      家計貯蓄率が初のマイナス 消費増税や高齢化響く

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さんまの漁獲量と資源量

2017年09月12日 04時15分23秒 | 統計データ
秋の味覚「さんま」=Pacific sauryの漁獲量と資源量について調べてみました。

資源量については9月7日に放送のNHKテレビ「視点論点」のデータを引用。

さんまの漁獲量
 2008年(H20)  35.5万トン   65円/Kg

 2009年(H21)  31.1万トン   67円/Kg

 2010年(H22)  20.7万トン  133円/Kg

 2011年(H23)  21.5万トン  114円/Kg

 2012年(H24)  22.1万トン   78円/Kg

 2013年(H25)  15.0万トン  157円/Kg

 2014年(H26)  22.9万トン  115円/Kg

 2015年(H27)  11.6万トン  221円/Kg

 2016年(H28)  11.4万トン  213円/Kg

 
     データソース:農林水産省 海面漁業主要魚種別の漁獲量と価格の推移

上記のようにここ数年、国内の漁獲量が低迷し、価格も上昇しています。
こうした状況に歯止めをかけるため、日本が提案してできた「北太平洋漁業委員会」で
日本は各国の漁獲量の上限を決めるサンマの資源管理強化策を訴えました。

2017年7月13日から札幌市で始まった上記国際会議には日本や中国、台湾、ロシア、韓国
など8つの国と地域が参加している。
中国の年間漁獲量が2012年からの4年間で約30倍に激増、台湾の年間漁獲量も
4年連続で日本を上回っていること状況にあり資源枯渇が懸念されている。
日本が提案した上限漁獲量(案)は日本24.2万トン、台湾19万トン余、中国4.6万トン余
は合意には至らず今後1年間はサンマ漁船を増やすことを禁止する措置で合意されました。

2014年の都道府県別の漁獲量のベスト10を下に示します

1位   北海道   108,600 t
2位   宮城県    29,100 t
3位   岩手県    21,400 t
4位   富山県    19,500 t
5位   福島県    17,800 t
6位   千葉県    10,300 t
7位   青森県    5,700 t
8位   長崎県    3,700 t
9位   神奈川県   2,800 t
10位   茨城県    2,600 t



さんまの資源量


上の写真はさんま各国の漁獲量と資源量を示したものである。

2003~2009年は280~500万トンで推移していたが、2010年以降は180~310万トン
に減少していることが判ります。

上述したNHKの番組で東京海洋大学 准教授 勝川 俊雄氏は「さんまの不漁 原因と対策」
というテーマで判り易く解説されていますのそのデータについても紹介します。


 1.さんまの分布域
 
上の写真はさんまの生息域と各国の漁場の位置を示したものです。

 2.漁期前調査の結果(2017)
 
 上の写真は水産研究・教育機構が2017年の6月から7月に調査を行った結果です。
 赤い円は大型のサンマ(age1)、青い円は小型のサンマ(age0)がその場所で捕獲された
 ことを示します。age1は概ね29cm以上のさんま。
  1区 東経143~162度 2区 東経162~西径177度 3区 西経177~165度   

 
 上の表は海区別の資源量を示したものです。

 この表の結果から2017年は昨年よりは豊漁であろうと予測される。

 3.サンマの回遊ルート
 
 青の部分が日本の漁場、ピンクの部分が外国船の漁場です。外国船は日本の200海里の
 中で操業できないので、外洋で漁業を行っています。一方、日本船は船のサイズが小さく、
 遠出ができないので、漁場は日本近海に限定されます。
 ここ数年は日本近海の温度が高くサンマは赤のルートを通ったので不漁となりましたが
 2017年は近海の温度が低く少なくとも昨年(2016年)並みの漁獲量が確保できると
 専門家は見ています。
 ここ数年、「中国・台湾の乱獲でサンマが減少している」という報道を頻繁に
 みかけるようになりました。しかし、データを見ると、現在の漁獲の影響は限定的で
 さんまの漁獲量に影響度が高いのは
   1)産卵回遊するサンマの資源量
   2)サンマが日本近海を回遊するかどうか
 と指摘されていました。

 



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いかなごの漁獲量

2017年03月23日 06時13分01秒 | 統計データ

2017年のイカナゴ漁は3月7日に解禁されましたが例年と比べて不作で
とうとう兵庫漁連の大阪湾(淡路東浦沖)と大阪漁連は3月18日までで
イカナゴ新仔漁を打ち切ることとなりました。
兵庫漁連の神戸沖、明石沖、淡路島西浦沖は継続中

不作を受けて小売りの値段も高騰しており先日、イオンジェームス山店では
1Kg 3,800円で販売されていました。

そこで、いかなご漁獲量(単位:トン/年)を調べてみることにしました。

1.兵庫県のイカナゴ漁

兵庫県のサイトにはいかなごの漁獲量と題して昭和51年(1976)から
平成26年(2014)までの漁獲量と漁獲金額の推移をグラフで示されています。
(下に添付)


兵庫県のいかなご漁獲量についてグラフを見てわかることを概観しました。

1)イカナゴは生まれて間もない稚魚を漁獲対象とするため、年々の発生の量変動を
  受けて漁獲量が不安定である。

2)昭和51年(1976)から増減はあるものの平成14年度(2002)ころまで概ね
  2~3万トン/年

3)平成14年以降は1万トン/年前後で推移しています。

4)昭和51年以前では昭和45年に38,948トン/年が最高記録だそうです


2.全国レベルのいかなご漁獲量



平成24年(2012) いかなご漁獲量(単位:トン/年)

都道府県 漁獲高 シェア
兵庫県 11,620   32%
愛知県  8,209   22%
三重県  7,617   21%
北海道  3,646   10%
香川県  2,192    6%
大阪府  1,594    4%
岡山県   906    2%
宮城県   480    1%
徳島県   222    1%
愛媛県   70    0%
和歌山県   17    0%
広島県    6    0%
岩手県    4    0%
福井県    4    0%
青森県    2    0%

 全国の合計漁獲高 36,589トン/年

 出典:http://www.region-case.com/rank-h27-product-ikanago/

平成27年(2015) いかなご漁獲量(単位:トン/年)

都道府県 漁獲高 シェア
兵庫県  10,792    36.9%
北海道   7,170   24.5%
宮城県   3,319   11.4%
愛知県   2,247    7.7%
三重県   1,918    6.6%
香川県   1,314    4.5%
大阪府    803     2.7%
茨城県    498     1.7%
福島県    431     1.5%
岡山県    350     1.2%
愛媛県    204     0.7%
岩手県     70   0.2%
徳島県     42    0.1%
大分県     39    0.1%
青森県     15    0.1%
福井県      6    0.0%

 全国の合計漁獲高 29,219トン/年

 出典:http://www.region-case.com/rank-h27-product-ikanago/

これまで兵庫県のいかなご漁獲量(単位:トン/年)は全国トップをキープして
きましたが最近のニュースをみると本年度は極端に減少してトップの座を他の
都道府県に譲るのではないかと推定されます。


3.世界のいかなご漁獲量
2003年の世界のイカナゴ類(Ammodytidae)漁獲量は664,216トン/年
(出所:FAO 年報)

2014年のイカナゴ漁獲高でランクを示すと
 出所:http://www.globalnote.jp/post-7261.html

 1位 デンマーク 158,991トン/年
 2位 中国
 3位 ノルウェー
 4位 日本
 5位 スウェーデン
 6位 ドイツ
 7位 ポーランド
 8位 韓国
 9位 スペイン
10位 リトアニア



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携帯電話に関するデータ

2010年05月11日 15時58分38秒 | 統計データ
携帯電話に関して日経2009業界地図よりシェアなどのデータを記載します。

携帯電話、PHS事業者のシェア
2008年4月末現在  総契約数 1億759万件
出所:電気通信事業者協会

NTTドコモ  49.7%  KDDI(Au) 28.1%  ソフトバンクモバイル 17.5%
ウィルコム  4.3%   イー・モバイル 0.5%

世界の携帯電話契約数 2007年末現在
出所:国際電気通信連合(ITU)
中国 5.47億件 米国 2.55億件 インド 2.34億件 ロシア 1.7億件 ブラジル 1.21億件
日本 1.01億件 ドイツ 0.97億件 インドネシア 0.81億件 パキスタン 0.79億件
イタリア 0.78億件

世界の携帯電話供給メーカー 2007年末のでーた 米IDCまとめ
ノキア(フィンランド) 4億3700万台  サムソン電子(韓国) 1億6100万台
米モトローラ 1億5900万台  ソニーエリクソンモバイルモバイル 1億300万台
 LG電子(韓国) 8000万台  HTC(台湾) 992万台 米アップル 370万台
                                    (アイフォンの売れ行きが注目)
華為技術(中国) 1500万台  パンテックグループ(韓国) 750万台

日本製トップのシャープで1516万台(2008年3月期)
パナソニックで730万台(2008年3月期) 富士通 590万台
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平均寿命

2006年05月21日 06時01分11秒 | 統計データ
明治の平均寿命と平均余命
明治時代の日本の平均寿命は男43歳であったまたその当時
乳幼児の死亡がなくなり20歳の人の平均余命が40年と
いうことで当時は60歳位が平均寿命であったであろうと
推定する。(乳幼児の死亡が現在並として)
統計データは下のリンク先を参照。
また日本の乳幼児の死亡率が現在並に減少したのは
昭和25年(1950)くらいである。
平均寿命の推移データと平均余命の時代変遷

世界の平均寿命
世界の寿命についてのデータを見ると寿命が60歳に満たない
国がまだ40%くらいあります。
シオラレオーネの34歳、ジンバブエの38歳などが平均寿命の
最も低い国の代表例である。
世界の平均寿命
現在日本の3大死因はガン、脳卒中、心筋梗塞である。
これらを克服できたとしたらガンで3.1年脳卒中で2.1年
心筋梗塞で1.9年平均寿命が延びると言われている。
そうすると女性の平均寿命は92歳となる。
こういったことが実現できるかどうか過去の推移から
期待したいところである。
先進国の平均寿命推移


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日本の人口について

2006年05月20日 06時26分36秒 | 統計データ
日本の人口の推移を長いスパンで見たのが下記のデータである。
平安時代末期(1150年)700万人弱だった人口が慶長5年(1600)
に1200万人となり江戸時代の前半約120年間で1900万人増加し
それ以降は3000万人の一定レベルで推移している。
現在の人口が約1億2700万人であるから明治から約140年の間に
実に9700万人が増加したことになる。
現在以降人口は減少に転じ2100年には約6400万人のレベルとなる。
だから100年足らずの間に実に現在の半分の人口になる。
明治維新の富国強兵策から始まり日本は変革してきた訳であるが
少子高齢化による社会構造の変化に備えどのように社会の仕組みを
変えていくかが課題である。
流通から観た視点で考えると流通の再編と機能分担の変化がおきる。
1)小売でも上位に集中する傾向が強くなる
   彼らの購買力が増加
2)小売業の専用センター整備とメーカーとの直取引が多くなる
3)卸業の再編上位集中
4)中間流通における営業・物流機能の分化
5)高度情報システムによる小売・卸・メーカーの協働マーケティング

製造業であれば小人数による生産(省力化但し生産性は増加)

日本の人口推移
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マツキヨ対抗中堅ドラッグストア(DS)が結束

2004年12月07日 05時27分38秒 | 統計データ
本日の記事は珍しく日経新聞2004-10-22の標題の記事を
抜粋して記載します。
今回結束することになったのはWINグループと十社会で、
WINグループはセガミメディックス(大阪)、コクミン
(大阪)セイジョー(東京)、レディ薬局(愛媛)、
コダマ(新潟)、龍生堂本店(東京)、ミネ医薬品
(東京)、くすりのマルト(福島)、一本堂(東京)、
サンキュードラッグ(福岡)、同仁堂(熊本)、
ドラッグ・オゾン(千葉)、ウエダ薬局(和歌山)で
来年(2005)秋に現在の任意団体を共同事業会社に
格上げする。事業規模は売上約2800億円、13社参加
1130店舗の規模。
一方十社会はライフォート(兵庫)、湘南薬品(神奈川)
くすりの福太郎(千葉)、ダルマ薬局(宮城)、クスリの
マルエ(群馬)、クスリのカツマタ(神奈川)、かもめ
(高知)、大賀薬局(福岡)で2004年10月内に
新会社「十社会」を設立日用品雑貨のPB商品開発や
一般ブランドの販促を事業の2大柱とする。
事業規模は売上約1400億円、8社が参加、約500店舗
規模で第1位のマツキヨは売上約4800億円、13社
約1400店舗。第2位のイオン・ウェルシア・ストアーズは
売上4200億円、10社参加、約1400店舗である。
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2004年9月のサイト別月間利用者ランキング

2004年10月23日 06時04分41秒 | 統計データ
ネットレーティングの調べによるランキングです。
ヤフーは1日の閲覧を10億ページを達成
1位 ヤフージャパン 2956万人
2位 ニフティ    1701万人
3位 インフォシーク 1646万人
4位 マイクロソフト 1644万人
5位 ビッグローブ  1468万人
6位 MSN     1460万人
7位 楽天      1427万人
8位 ジオシティーズ 1359万人
9位 OCN     1183万人
10位 アマゾンジャパン  1080万人

ヤフーは1996年に事業をスタート約半年で
1日100万ページを達成98年に1000万人
2000年には1億ページになった。

中国新聞2004-10-22より抜粋
コメント (2)
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梵鐘(ぼんしょう)

2004年07月11日 06時55分49秒 | 統計データ
寺に行くと鐘堂が残っている寺が多い。
鐘について今回調べてみた。
日本の3名鐘は次の3つだそうです。
1)奈良の東大寺----勢い
2)滋賀県大津の園城寺---音
3)宇治の平等院---形

作成された時代を見るには撞き座(鐘を撞く場所)
の高さが全体の高さに対して何%あるのかで
判断できるそうです。

鐘の乳の部分は108の煩悩をから108個ある鐘が
多いそうです。

鐘の各部の名称については次の場所をクリックしてみて下さい鐘の各部の名称
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