CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

神戸ハーバーランドが開業して25周年

2017年04月30日 06時35分31秒 | 神戸情報
2017年4月27日(木)神戸生活創造センターで行われた講演会「五国のみほとけ」を
聴講するために神戸クリスタルタワーに出かけていました。
その時改装されたデュオ神戸で神戸ハーバーランドが開業して25周年を示す25Th
という文字が目にとまった。(下の写真)



そこで表題のテーマ「神戸ハーバーランドが開業して25周年」というテーマで記述していきます。

神戸ハーバーランドは昭和57年(1982)11月に貨物駅としての営業を終了した旧国鉄の湊川貨物駅や
、川崎製鉄(現在のJFEホールディングス)・川崎重工業といった沿岸一帯の工場の跡地約23haを
昭和60年(1985)、再開発に着手し、平成4年(1992)9月に街開き した市街地である。

以上Wikipediaより引用


上の写真は現在の神戸ハーバーランド付近の昭和28年(1953)の航空写真
高浜岸壁には東京倉庫(現三菱倉庫)の倉庫がぎっしりと並んでいるのが判ります


上の写真は昭和59年(1984)の神戸駅周辺の航空写真。

平成4年(1992)以降の神戸ハーバーランドの歴史を箇条書きで記載します。
  神戸ハーバーランドの公式サイトより抜粋

平成4年(1992)9月 街びらき
          ニューオータニ、神戸西武百貨店、デュオこうべオープン

        10月 神戸ハーバーランドグランドオープン
          オーガスタプラザ、阪急百貨店、モザイクオープン

平成6年(1994)7月 ハウジングデザインセンター(HDC)神戸オープン

        10月 神戸ガス燈通りのイルミネーション実施

平成7年(1995)1月 阪神・淡路大震災被災により各商業施設が営業休止となる

        12月 モザイクガーデンがオープン

平成8年(1996)4月 神戸ハーバーサーカスオープン

        7月 神戸情報文化ビル竣工

        9月 エコール・マリンオープン

平成9年(1997)7月 神戸コンチェルト就航

        9月 神戸ハーバーランド5周年

平成10年(1998)3月 中突堤中央ターミナル竣工

平成13年(2001)7月 神戸市営地下鉄海岸線(ハーバーランド駅)開通

平成14年(2002)9月 神戸ハーバーランド10周年

        11月 プロメナ神戸オープン

平成19年(2007)3月 Ha・Reオープン

         9月 神戸ハーバーランド15周年

平成24年(2012)7月 ホテルクラウンパレス神戸オープン

        9月 神戸ハーバーランド20周年

平成25年(2013)4月18日 神戸ハーバーランドumieグランドオープン



関連ブログ:神戸駅及び周辺地域の変遷

      神戸ハーバーランドに大型商業施設 「Umie]が開業 on 2013-4-18

      神戸ハーバーランドの碑



上の写真はハーバーランドへの入口 Duo Kobe 撮影:2017-4-27

神戸市は神戸ハーバーランドまち開き25周年のロゴを作成しています。
 詳細は下記サイト
   http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2017/03/20170331164101.html


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54件の日本遺産リスト

2017年04月29日 06時33分16秒 | Weblog
文化庁は2017年4月28日、地域の歴史遺産や文化財の魅力を伝えるストーリーを認定する
「日本遺産」に、23道府県の17件を選んだとの報道がありました。

情報源:1)https://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/201704/0010137788.shtml

    2)http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/2017042801.html

この結果2017年4月29日現在54件の日本遺産となりました。

文化庁は一昨年度(2015年)から「日本遺産」を設けています。

2017年に新たに選ばれた17件の日本遺産は以下の通りです

1.江差の五月は江戸にもない -ニシンの繁栄が息づく町-  北海道江差町

2.荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~ 山形県酒田市ほか

3.サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ 山形県 鶴岡市

4.和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田 埼玉県 行田市

5.忍びの里 伊賀・甲賀 -リアル忍者を求めて- 滋賀県 甲賀市ほか

6.300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊 京都府 宮津市ほか

7.1400年に渡る悠久の歴史を伝える「最古の国道」~竹内街道・横大路(大道)~ 大阪府 堺市ほか

8.播但貫く、銀の馬車道鉱石の道~資源大国日本の記憶をたどる73Kmの轍(わだち)~ 兵庫県 朝来市ほか

9.絶景の宝庫 和歌の浦    和歌山市ほか

10.「最初の一滴」醤油醸造の発祥の地 紀州湯浅 和歌山県 湯浅町

11.日が沈む整地出雲 ~神が創り出した地の夕日を巡る~  島根県 出雲市

12.一輪の綿花から始まる倉敷物語 ~和と洋が織りなす繊維のまち~ 岡山県 倉敷市

 
 上の写真は倉敷アイビースクエア内の児島虎次郎記念館 撮影:2015-9-8

13.きっと恋する六古窯 -日本生まれ日本育ちのやきものの産地- 岡山県 備前市ほか

14.森林鉄道から日本一のゆずロードへ -ゆずが香り彩る南国土佐・中芸地域の景観と食文化- 高知県 安田町ほか

15.関門”ノスタルジック”海峡 ~時の停車場、近代化の記憶~ 福岡県 北九州市ほか

16.米作り、二千年にわたる大地の記憶 ~菊池川流域「今昔「水稲」物語」 熊本県 山鹿市ほか

17.やばけい遊覧 ~大地に描いた山水絵巻の道をゆく~ 大分県 中津市ほか


以下の記述は2015年と2016年に選ばれた37件のリスト

 2016年の報道例:「今年度の「日本遺産」には、全国から申請があった67件のうち、
 和歌山県太地町などの「鯨とともに生きる」文化や神奈川県鎌倉市の
 モザイク画など19件が選ばれました。」


日本遺産認定認定37件をリストアップしておきます。(2016-4-26現在)

A.昨年(2015)に認定の18件

 赤字はシリアル型  青字は地域型

1 近世日本の教育遺産群 ―学ぶ心・礼節の本源―
                 水戸市、足利市、備前市、日田市


2かかあ天下 ―ぐんまの絹物語―
          桐生市、甘楽町、中之条町、片品村(群馬県)


3加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡 ―人、技、心―
                           高岡市(富山県)


4灯り舞う半島 能登 ~熱狂のキリコ祭り~
         七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町(石川県)


5海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 ~御食国若狭と鯖街道~
                       小浜市、若狭町(福井県)


6「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜
                       岐阜市(岐阜県)


7祈る皇女斎王のみやこ 斎宮 明
                     和町(三重県)


8琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産
    大津市、彦根市、近江八幡市、高島市、東近江市、米原市(滋賀県)



上の写真は日吉大社の山王鳥居(2017-4-13&2017-10-10訪問)

9日本茶800年の歴史散歩
      宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、宇治田原町、
      和束町、南山城村(京都府)


10丹波篠山 デカンショ節―民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶
                           篠山市(兵庫県)


11「日本国創成のとき ―飛鳥を翔た女性たち―」
                  明日香村、橿原市、高取町(奈良県)


12六根清浄と六感治癒の地 ~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~
                            三朝町(鳥取県)


13津和野今昔 ~百景図を歩く~
            津和野町(島根県)


14尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市
                尾道市(広島県)




  尾道水道(昭和32年) copy right 坂井敬樹氏


15「四国遍路」~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~
              愛媛県・高知県・徳島県・香川県の57市町村


16古代日本の「西の都」~東アジアとの交流拠点~
                  太宰府市(福岡県)


17国境の島 壱岐・対馬 ~古代からの架け橋~
            対馬市、壱岐市、五島市、新上五島町(長崎県)


18相良700年が生んだ保守と進取の文化 ~日本でもっとも豊かな隠れ里―人吉球磨~
     人吉市、錦町、あさぎり町、多良木町、湯前町、水上村、相良村、
      五木村、山江村、球磨村(熊本県)


 詳細は下記サイト:
 http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/nihon_isan/pdf/nihon_isan_pamphlet.pdf


B.今年(2016)に認定の19件
  通し番号で表記 シリアル型or地域型が不明のため区別なしに列記

19.政宗が育んだ“伊達”な文化  
           仙台市、塩釜市、多賀城市、松島町(宮城県)

  関連サイト:https://www.youtube.com/watch?v=btpxCnyGS7A

20.自然と信仰が息づく「生まれかわりの旅」~樹齢300年を超える杉並木
        につつまれた2446段の石段から始まる出羽三山~
                  鶴岡市、西川町、庄内町(山形県)

21.会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観(み)た往時の会津の文化~
         会津若松市、喜多方市他18市町(福島県)

22.未来を拓いた「一本の水路」―大久保利通“最期の夢”と開拓者の軌跡 
                           郡山・猪苗代―
          郡山市、猪苗代町

23.「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」―佐倉・成田・佐原・
     銚子:百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的町並み群―
        佐倉市、成田市、楫取市、銚子市(千葉県)

24.江戸庶民の信仰と行楽の地~巨大な木太刀を担いで「大山詣(まい)り」~
         伊勢原市

25.「いざ、鎌倉」~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ~
         鎌倉市

26.「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔(かえん)型土器と雪国の文化
       三条市、新潟市、長岡市、十日町市 (新潟県) 


27.「珠玉と歩む物語」小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~
              小松市(石川県)

28.木曽路はすべて山の中~山を守り 山に生きる~
   南木曽町、大桑村、上松村、木曽町、木祖村、玉滝村、塩尻市(長野県)

  関連サイト:
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160426/KT160425FTI090009000.php

29.飛驒匠の技・こころ―木とともに、今に引き継ぐ1300年―
              高山氏(岐阜県)

30.『古事記』の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」
                 ~古代国家を支えた海人の営み~
       淡路市、洲本市、南あわじ市(兵庫県)

31.森に育まれ、森を育んだ人々の暮らしとこころ
                 ~美林連なる造林発祥の地“吉野”~
      吉野町、下市町、黒滝村、天川村、下北山村、上北山村、
      川上村、東吉野村(奈良県)

上の写真は吉野町の南朝の跡(撮影:2014-4-3)


上の写真は金峯山寺の本堂(撮影:2014-4-3)


上の写真は吉野の山々の遠景   撮影:2014-4-3

32.鯨とともに生きる
      新宮市、那智勝浦町、太地町、串本町(和歌山県)

33.地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市
      大山町、伯耆町、江府町、米子市(鳥取県)

34.出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~
      雲南市、安来市、奥出雲町(島根県)

35.鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴
                ~日本近代化の躍動を体感できるまち~
      呉市(広島県)、横須賀市(神奈川県)、佐世保市(長崎県)、
      舞鶴市(京都府)

36.“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島
   ―よみがえる村上海賊“Murakami KAIZOKU”の記憶―
      今治市(愛媛県)、尾道市(広島市)

37.日本磁器のふるさと 肥前~百花繚乱(りょうらん)のやきもの散歩~
        唐津市、伊万里市、武雄市、嬉野市、有田町(佐賀県)
        佐世保市、平戸市、波佐見町

詳細は文化庁のHP下記サイト
 http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/2016042501.html   
    
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和平 神戸ガーデンシティ店でのランチ on 2017-4-28

2017年04月29日 05時11分23秒 | 神戸情報
2017年4月28日、和平 神戸ガーデンシティ店でランチをいただきましたので写真紹介します。
久しぶりの訪問です。


和平 神戸ガーデンシティ店の基本情報

住所:神戸市垂水区舞多聞東1-10-23  TEL:078-787-2405
料理ジャンル:和食(懐石料理)、寿司  開店年月日:2006年7月29日
営業時間:11:00~22:30 休み:不定休

公式サイト:http://www.wweb.co.jp/shop/koube.html
本店は加古川市




まず、お茶と共に饅頭(みたらし団子のみたらし餡が中に入っている)


上の写真は奥様が注文したご馳走にぎり御膳 1,800円(税込では1,944円)


上の写真は私がセレクトした初夏の味つくし御膳(手前) 1,800円(税込では1,944円)


上の写真はお店の外観


上の写真は玄関でお客を迎える花々
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近松門左衛門が眠る広済寺とその周辺散策記 on 2015-12-16

2017年04月28日 05時13分41秒 | 神戸市以外の兵庫県
2015年12月16日(水)、近松門左衛門が眠る広済寺とその周辺を散策しています。
長い間ブログを作成してこなかったので記憶が薄れている部分もありますが主に写真で紹介
していきます。
ブログを書くきっかけになったのは大国正美氏の近著「神戸・阪神 名所の旅」(2016年12月)
の中に摂津名所図会の川辺郡「久々知妙見堂」として紹介されており広済寺の近松門左衛門の墓
の写真も掲載されていた。Page121-123

広済寺の基本情報

住所:尼崎市久々知一丁目3-27 TEL:06-6491-0815
山号:久々知山 宗派:日蓮宗(以前は禅宗であった)
創建と中興:天徳元年(957)に多田満仲が勧請 正徳4年(1714)に日昌上人が再興し日蓮宗に改宗
御本尊:一塔両尊四師
 
公式サイト:http://www.kosaiji.org/index.htm

Goo地図はこちら



いきなりですが上の写真が広済寺の近松門左衛門の墓です。

以下Wikipediaより引用
近松 門左衛門(1653-1725)は承応2年(1653)越前国の武士杉森信義の次男として生まれました。
母は医者の家系で松平忠昌の侍医であった岡本為竹法眼の娘喜里 。
寛文4年(1664)、近松門左衛門11歳の頃父の杉森信義は吉江藩(現在の鯖江)を辞し浪人と
なって越前を去り、京都に移り住んだ。宝永3年(1706)の春、近松53歳の時
永年住み慣れた京都から大阪に移り住み、大阪の船問屋・尼崎屋吉右衛門宅にたびたび
逗留していました。 船頭や行商人、旅人たちから全国各地の話を聞き集め、それを題材として
作品を執筆していたと伝えられています。その船問屋は尼崎市の久々知にある広済寺を1714年に
再興した住職・日昌上人の実家と言われています。日昌上人と近松は親しく交際していたことから、
広済寺の再興には建立本願人となって大きく貢献します。
1716年9月に近松の母親が亡くなったときも、広済寺で法要が行われています。
青年期に京都において位のある公家に仕え暮らしておりその後京都で評判の浄瑠璃語り宇治嘉太夫
(のちの宇治加賀掾)のもとで浄瑠璃を書くようになった(いつ頃かは不明)
天和3年(1683)近松30歳の時、曾我兄弟の仇討ちの後日談を描いた「世継曾我」は近松の作と
言われておりこの頃には確実に浄瑠璃を書くようになっていたと思われる。
貞享2年(1685)に竹本座で出された近松(32歳)作の『出世景清』は近世浄瑠璃の始まりとされる
貞享3年(1686)、竹本座上演の『佐々木大鑑』で、初めて作者として「近松門左衛門」の名を出した。
元禄6年(1693)以降、近松(40歳以降)は歌舞伎の狂言作者となって京の都万太夫座に出勤
この生活が約10年続いが、再び浄瑠璃の作者に戻ったとのこと。
元禄16年(1703)近松50歳で代表作の『曽根崎心中』が竹本座で上演、竹本座の座付作者となっている。
正徳5年(1715)の『国性爺合戦』(近松62歳の作)は初日から17ヶ月の続演となる大当りをとる。
晩年は病がちとなり、初代出雲と松田和吉(後の文耕堂)の書いた浄瑠璃を添削している。
享保9年(1724)近松71歳、『関八州繋馬』を絶筆として享保9年11月22日〈1725年1月6日)死去

墓所は大阪市中央区谷町。もとは同地の法妙寺境内にあったが、法妙寺は大東市寺川に移転し、
近松の墓だけが旧地に留まった。ただし移転した法妙寺にも近松の墓が建てられており
ほかには広済寺にも墓がある。戒名は阿耨穆矣一具足居士。忌日の11月22日は近松忌、巣林子忌、
または巣林忌と呼ばれ、冬の季語となっている(明治以降は新暦で行われる)。


近松門左衛門の主な作品の開設サイトへリンク
 http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc13/sakuhin/index.html


上の写真は近松公園の近松門左衛門の銅像


上の写真は園田公民館小国分館の中の近松門左衛門の像


上の写真は広済寺の山門


上の写真は広済寺の説明板(山門にあり)


上の写真は広済寺の手水舎


上の写真は広済寺の本堂


上の写真は広済寺の妙見堂(開山堂)


上の写真は広済寺の境内社の妙福稲荷(妙福大明神の扁額がかかっています)




上の2枚の写真は広済寺内に掲示の妙見宮の扁額と妙見宮の説明板
妙見宮をまつるお寺であったが廃仏毀釈の影響で広済寺の境内が削られてしまったこと
現在の須佐男神社の場所が久々知 妙見宮のばしょであることなどが記載されています。






上の3枚の写真は須佐男神社


上の写真は須佐男神社の現地説明板

下の文章は摂津名所図会に記載の久々知妙見堂の説明文
久々知妙見堂(くくちみようけんどう)久々知村広済寺にあり。日蓮宗。正徳年中再興せり。
本尊妙見尊 長七寸。天徳元年多田満仲公の勧請なり。当村の生土神にて、例祭九月十日。
寺説に云ふ、むかし当村に寺井氏といふもの開扉せしに、たちまち悩乱して狂死す。
その後、この社頭の神籬の竹木を猥りに伐り収るものあり。これも眩乱して樹上より逆に落つる。
また、産婦の穢は六十日を忌むなり。これを犯す時は崇ありとぞ。
広済寺はもと禅刹なり。その後、日蓮宗の沙門日昌、この妙見尊の示現を蒙り、ここに来たり、
正徳四年二月十五日、この寺を授かり、同年九日、官に訴へ、法華道場とす。
この時初めて開扉するに、中央は妙見尊、左は諏訪明神、右は牛頭天王なり。
妙見尊の神像は、衣冠束帯なり。祭神、実は国常立尊なりとぞ。
日蓮上人像 広済寺本堂に安ず。大覚僧正の作。本朝三体のその一なり。
足利尊氏公の四男関東の官領左馬頭基氏の嫡子、左兵衛督氏満、尊敬の記文あり。
中頃、備前国にありて、日昌上人ここに安ず。ほば霊験多し。
矢文石 社前にあり。源満仲公の矢文石といふ。由緒不詳。





上の2枚の写真は近松門左衛門の記念館と記念館前の説明板
当日良く調べていかなかったこともあり休館日に訪問してしまっています。




上の2枚の写真は近松門左衛門ゆかりの地の地図




上の2枚の写真はJR尼崎駅にある近松門左衛門の作品「冥土の飛脚」の主人公「横川」のモニュメントと説明板
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大正期の日本郵船神戸支店と旧居留地1番~6番

2017年04月27日 05時01分42秒 | 神戸情報
現在、神戸市立図書館で「絵はがきに見る明治・大正・昭和初期 むかしの神戸」和田克己編著
(1997)を借りています。

この中から大正期の日本郵船神戸支店を中心にした絵はがき(page26-27)と神戸旧居留地6番
にあった時代のオリエンタルホテルを中心とした絵はがき(Page28-29)を題材にして
大正期の海岸通りの風景を思い浮かべていきたいと思います。


上の写真は大正期の日本郵船神戸支店を中心にした絵はがきです。

日本郵船神戸支店はメリケン波止場の北側の米国総領事館跡に大正7年(1918)に竣工しています。
当時はドームのある建物であったことが判ります。現存する神戸郵船ビルは戦災で焼失した建物を
昭和28年(1953)に改修されたものでドームはなくなっています。
(下の写真 撮影:2017-3-19を参照)


神戸郵船ビルについてはブログ記事を書いていますのでリンクしておきます。
  神戸郵船ビル on 2010-1-15

  神戸郵船ビルの壁に残るアメリカ領事館の銘板

上の写真(絵はがき)で旧居留地1番の位置にCanadian Pacific stemship Companyの建物が見えます
この会社はカナダを横断する鉄道会社 Canadian Pacific Railway Upper Lake Serviceの船運搬部門の
会社で1887年に設立本社は Vancouverにあります。
和田克己さんが書かれているように神戸と外国を初めて結んだ船会社です。
田井玲子さんが書かれた名著「外国人居留地と神戸」(2013)には会社名はCanadian Pacific Oceean
Services LTD(Royal Mail  Steamship Line)となっています。

旧居留地2番の位置には有名なウォルシュ・ホール商会 後の香港上海銀行神戸支店の建物が見えます


競売当初、アメリカ系のウォルシュ・ホール商会が手に入れています。
ウォルシュ兄弟はコーベ・ペーパー・ミル(神戸製紙所)を設立。
(後に経営困難な際に岩崎弥太郎が手を差し伸べ、三菱製紙高砂工場となります)
明治15年(1882)頃から香港上海銀行神戸支店として使用
明治35年(1902)香港上海銀行神戸支店は英国人建築家ハンセルの設計によって建てかえられます。
煉瓦造り2階建てで地下もあり魅力的な建物で明治後期ではオリエンタルホテルと共に目立っていました。

旧居留地3番と4番の位置には三井物産株式会社神戸支店(のちに海岸ビル)の建物が見えます
三井物産株式会社神戸支店の建物は大正7年(1918)に竣工しています。


上の写真はオリエンタルホテル(旧居留地6番)を中心とした絵はがきです。

オリエンタルホテルは明治3年(1870)神戸旧居留地79番にオランダ人のG・ファン・デア・ブリス
(G. van der Vlies)が開業その後フランス人のLouis Begeux=ルイ・ビゴー(ベグー)が
明治21年頃(1888)京町筋80番に移転開業。
ビゴーが帰国後閉鎖を惜しんだアーサー・ヘスケス・グルーム(Arthur Hasketh Groom)および
エドワード・ハズレット・ハンター(Edward Hazlett Hunter)らが明治26年(1893)に
株式会社「オリエンタルホテル」とし経営を続けた。
この年に居留地87番にA.N.ハンセルの設計で地上3階地下1階を建て本館と合わせて客室54を持つ
大ホテルとなった。明治40年(1907)に6番地に移転した。神戸港メリケン波止場近くの海岸通に
面するという立地を得て、風見鶏の館を手がけた建築家ゲオルグ・デ・ラランデとヤン・レッツェルが
共同設計した3代目となる建物は、当時日本最高のホテルの一つと称された。

商船三井ビル(大正11年(1923)竣工)が写っている事から大正時代後期のものであることが判ります。


上の写真は現在の国道2号線(旧海岸通)沿いの商船三井ビルと新海岸ビルを中心とした建物群です。
撮影:2017-3-19
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舞子ゴルフ場の軌跡

2017年04月26日 10時08分13秒 | 神戸情報
現在、神戸市立図書館から「舞子ゴルフ場の軌跡」(社団法人 神戸国際カントリー倶楽部発行 
平成12年(2000)を借りています。
その中から記録としてとっておきたい写真を残すためにブログを作成します。

舞子ゴルフ場は昭和35年(1960)7月、兵庫県下初のパブリックのゴルフコースとして誕生
平成7年(1995)の阪神淡路大震災で大きな被害を受けた影響もあり平成8年(1996)12月に
閉場するまで37年間で248万人がプレーを楽しみました。

神戸市には六甲山に日本で最古のゴルフ場の神戸ゴルフ倶楽部があります 。
神戸ゴルフ倶楽部は明治34年(1901)イギリス人 A・H・グルーム(アーサー・ヘスケス・グルーム)が
4ホールのコースを完成スタート。明治36年(1903)5月24日 に5ホールが追加され9ホールに。
明治37年(1904) に3,576ヤードの18ホールのゴルフ場となり現在に繋がっています。

また神戸市垂水区に舞子カンツリ ー倶楽部として大正9年(1920)に開場し現存コースとしては兵庫県で
2番目、全国でも6番目の古さを誇る垂水ゴルフ倶楽部があります。

前置きが長くなりましたが上述の本から舞子ゴルフ倶楽部に関する写真を添付しておきます。









神戸市が所有していた舞子ゴルフ倶楽部は平成8年(1996)に住宅都市整備公社に売却され現在は
ブルメール舞多聞、コストコ、ニトリ、コーナンなどの商業施設や住宅に変容しています。

唯一、舞子ゴルフ倶楽部の名残りとしてゴルフの打ちっ放し場があります。
さいきんも新たな商業施設や新しい小学校が建設され活気ある街を形成しつつあります。

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花いっぱいの神戸の風景 on 2017-4-21~4-23

2017年04月26日 05時34分29秒 | 神戸情報
4月20日は24節気の第6節「穀雨」、4月20日~24日は日本の七十二候の第16候
「葭(あし)始めて生ず」大地な真新しい緑が雨の恵で勢いよく成長する季節であります。
まさに、春爛漫の良い時節です。

本日は2017年4月21日から4月23日の「神戸のまちあるき」の中で撮った植物の写真を紹介します。


上の写真は阪神岩屋駅の藤? 撮影:2017-4-21


上の写真は鷹取のJR西日本のグランド近くの歩道に咲く遅咲きの桜の一種? 撮影:2017-4-21


上の写真は垂水の下水処理場内の「なぎさの池」の入口付近のガザニア 撮影:2017-4-22


上の写真は垂水区の海神社の境内に咲く遅咲きの桜? 撮影:2017-4-22






上の3枚の写真は神戸市中央区フラワーロードの株式会社ノーリツのスポンサー花壇 撮影:2017-4-23


上の写真は旧居留地の中のはな(名前は不明) 撮影:2017-4-23


上の写真は東町筋から撮ったヒラドツツジと神戸市役所庁舎 撮影:2017-4-23


上の写真はフラワーロードから撮ったヒラドツツジと神戸市役所庁舎 撮影:2017-4-23


上の写真はインフィオラートこうべ2017 元町「あなもん」の風景 撮影:2017-4-23

 詳細は下記ブログ:インフィオラータこうべ2017 in 元町あなもん on 2017-4-23
 


上の写真はサンチカの沖縄産の切り花「ちゅらら」 撮影:2017-4-23
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兵庫県×神戸市 新長田合同庁舎の建設計画

2017年04月25日 06時52分12秒 | 神戸情報
2017年4月24日(月)、新長田の兵庫県×神戸市 新長田合同庁舎建設予定地の前を
通貨した時に看板があり2019年6月末に完成予定、同年7月から移転供用開始されるなどの
情報を得ましたので現地の看板とネットの情報などからどうような建設計画になっているのか
調べてみましたので写真や図面で紹介していきます。

参照サイト
 1)新長田駅南地区 震災復興第二種市街地再開発事業の概要(神戸市)

 2)新長田合同庁舎整備事業の概要(神戸市)




上の2枚の写真は兵庫県×神戸市 新長田合同庁舎予定地の現況です。
撮影:2017-4-24


上の写真は新長田合同庁舎の建設予定地の位置を示した地図です






上の3枚の写真は兵庫県×神戸市 新長田合同庁舎の完成イメージ図です。
地上8階、塔屋1階 最高高さ 約39m
総事業費:90億円(神戸市60億円、兵庫県30億円)


上の写真は兵庫県×神戸市 新長田合同庁舎の建設計画の基本情報です。
庁舎1階には県立神戸生活創造センターが、現在の神戸クリスタルタワー(神戸市中央区)から移転。
2~5階は市の税部門(本庁の行財政局主税部(本庁の税部門の一部)と各区の市税事務所)それから
6、7階は兵庫県の神戸県民センターの県民交流室・神戸県税事務所・西神戸県税事務所と、
県住宅供給公社神戸事務所。8階には(一財)神戸すまいまちづくり公社―が入居する。
職員数は神戸市が約750人、兵庫県が300人。

移転後は、県税・市税や県営住宅・市営住宅などに関する手続きのワンストップ化を図る。
大正筋商店街や六間道商店街などと近接しており、地域のにぎわい創出も目指す。
 
JR新長田駅から徒歩約10分、市営地下鉄海岸線・駒ケ林駅から徒歩3分の距離でアクセスは良く、
北隣の「アスタくにづか3番館」の駐車場も来庁者用に活用する方針だそうです。

問い合わせ先:神戸市住宅都市局 都市整備課
         新長田南再開発係(合同庁舎担当) TEL:078-322-6923



上の写真は兵庫県×神戸市 新長田合同庁舎の断面図(完成後の姿)


上の写真は兵庫県×神戸市 新長田合同庁舎の1階の平面図(完成後の姿)


上の写真は兵庫県×神戸市 新長田合同庁舎の2階の平面図(完成後の姿)


上の写真は兵庫県×神戸市 新長田合同庁舎の3階~8階の平面図(完成後の姿)


上の写真は兵庫県×神戸市 新長田合同庁舎の屋上の平面図(完成後の姿)


上の写真は新長田合同庁舎の環境配慮のイメージ図




上の写真は現地の看板
撮影:2017-4-24

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神戸花時計 「神戸まつり」 on 2017-4-23

2017年04月25日 04時38分35秒 | 神戸情報
2017年4月23日、神戸市役所2号館の北側にある神戸花時計の絵柄が「神戸まつり」に
変わっていましたので写真紹介します。

神戸花時計の基本情報

住所:神戸市中央区加納町6-5-1 TEL:078-322-5420

公式サイト:http://www.city.kobe.lg.jp/culture/leisure/mark/hanadokei/index.html
設置時期:昭和32年(1957)4月6日
更新時期:平成21年(2009)2月





上の写真は「神戸まつり」の花時計、現地説明板
2017年4月20日からの展示で5月下旬まで展示の予定。

2017年の神戸まつり基本情報

メインテーマ:緑と海そして愛
サブタイトル:150年の みなと神戸に 逢いたくて
開催日程:5月20日 各区のまつり
       5月21日 メインフェスティバル

公式サイト:http://kobe-matsuri.com/


2017年のこれまでの神戸花時計の展示は以下のとおりです。

干支の「酉」   2016年12月8日~2017年1月11日





神戸開港150年 2017年1月12日~2017年3月2日





須磨区マスコットキャラクター「すまぼう」 2017年3月3日~2017年4月19日
こちらは写真を撮っていないので須磨区役所前の「すまぼう」の写真を添付


神戸花時計の歴史

第13代神戸市長の宮崎辰雄氏(1911-2000)の欧米視察経験に基づき発案され
スイス・ジュネーヴのイギリス公園に設置されていた花時計をモデルにした日本初
の花時計
が製作されることになった。神戸市民や神戸市内の企業はこの計画に
好意的な反応を示し、多額の寄付金が寄せられた。この寄付金を元に花時計の製作
が進められ、市民有志から神戸市への寄贈という形で設置されることになった。
花時計の製作は神戸市役所の新庁舎(現在の2号館)建設に合わせて進められ、
新庁舎完成と同時期にその北側に設置された。1957年4月6日午前、
新庁舎開庁記念式典に続く形で始動式が行われ、花時計は稼働を開始した。


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神姫バスの屋根なし観光バス「スカイバス神戸」を目撃 on 2017-4-23

2017年04月24日 15時04分17秒 | 神戸情報
神姫バス株式会社は、東京・京都で人気を博しているオープントップバス(屋根なし観光バス)通称「スカイバス神戸
の運行を、2017年3月19日(日)から神戸市内で開始されています。

2017年4月23日(日)、上述の「スカイバス神戸」を東遊園地の西側の東町筋を通過しているところを
目撃したので思わずシャッターを切りました。その写真を紹介します。




上の2枚の写真が神姫バスが3月19日から運行している屋根なしの2階建て定期観光バス「スカイバス神戸」です。
神戸市役所に近い場所で9時40分頃に撮影したものです。1便のバスです。

神姫バスの「スカイバス神戸」には運行ルートや1日5便の運行時刻表が記載されています。
5便は9:00、11:00、14:00、16:00、18:00にJR三宮駅近くの新規バス三宮ターミナルから発着しています。
1周70分のルートで神戸に精通したアテンダント(加藤真紀さん)によるガイドを堪能できるそうです。

運賃は1,800円(税込)

神姫バス株式会社が創業90周年を迎えることと神戸開港150年目を記念して導入されました。








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