「SONY名作洋画ノーカット10週」の2年目、1984年の資料が見つかりました。ご存知だった方、懐かしんで下さい。
写真はビデオに貼るインデックス。背ラベルだけではなく、ビデオ中央に貼るものも付いていました。ベータ用でしたが、VHSにも使えたので、僕はこれを張りました。録画したビデオテープが、まるで市販のビデオテープのようになり、すごく気に入りました。
この当時僕は大阪駅前第四ビル地下にあった、ニノミヤ無線のカセット・ビデオテープコーナーでアルバイトをしていたので、このインデックスをメーカーの方からもらい、大学で友人に配布して喜ばれました。
この年の10本も名作揃いで、「白鯨」をやっと観ることが出来て、スゴイ・・・と手に汗握ったことは、今も覚えています。「レット・イット・ビー」のみ字幕スーパー版でステレオ放送という、ファンの喜ぶ仕様での放送でした。この後「レット・イット・ビー」はレーザーディスクで発売しましたが、DVD時代になってからは発売されていません。「レット・イット・ビー」50周年の昨年、再編集した新らしい「レット・イット・ビー」を「ゲット・バック」という題名で公開する予定でしたがコロナで延期。今年の公開予定ですが、それと共に、この往年の作品もリリースが待たれます。
この10本からの音源は、「理由なき反抗」「アメリカン・グラフィティ」がブルーレイに、「ペーパー・ムーン」「白鯨」が通常のDVDに収録されていますが、モナコ王妃になったグレース・ケリー主演、ヒッチコック監督の「ダイヤルMを廻せ!」、広川太一郎がレッドフォードを吹き替えた「華麗なるギャツビー」は、ぜひブルーレイに収録して欲しいし、「フランス軍中尉の女」も池田昌子さんがメリル・ストリープの声を担当していますが、作品自体がブルーレイ化されていません。
もう観る人がいないのかな・・・。
写真は番組のオープニングとエンディング。プレゼントもありました。
こちらは番組で当時流れたCMです。懐かしいですね。