青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

ロマンチック街道・ 神戸屋レストラン

2021-06-12 | 昭和の喫茶店

以前にこのシリーズでも取り上げましたが、豊中・ロマンチック街道には「チャーリーブラウン」がありました。藤田まこと経営のレストランや、阪神タイガースの掛布経営のお好み焼き屋「ホットコーナー」も有名でした。他にもいろんな喫茶店がありましたが、恐ろしいのはそれらが全て閉まってしまったということ。今は一店も残っていません。

そんなロマンチック街道の全盛期を知り、最後まで残ったお店が「神戸屋レストラン」でしょう。家族連れもカップルも、グループでも楽しめた「パン」が美味しいレストランでした。

僕が1番覚えているのは「カネロニ」。初めて食べたのがここでした。御代わり自由のパンと料理、そして食後の珈琲は楽しいひと時を提供してくれたものです。大学の友人達と何度も行った場所です。

途中、お店の隣にあったトヨタのディーラーが敷地を広げたり、いろいろと変化しながらも神戸屋は美味しいパンを主体に、周辺に点在したフォルクス、ビックボーイ、ロイヤルホスト、フレンドリー、スカイラーク等のファミリーレストランと一線を画す、品質と客層を誇っていました。

最後に行ったのが、この写真を撮影した2015年3月10日です。メニューも大きく減り、お客も減り、このお店の店長の上着には穴があいています。写真では分かり難いのですが、汚れているし、ポケットの下部には穴。「店長なのに何を考えているのか」と思いましたが、この数か月後に店を閉めたことから、服を新調する気も無かったのでしょう。客商売ですから、たとえ数日でも、きちんとした身なりを整えて欲しかった。ちなみに176号線沿いの、曽根にあった神戸屋レストランも閉店しています。


箕面・半町物語 ~喫茶店名は不明・・

2021-06-12 | 昭和の喫茶店

オレンジペコの本店が、ここ箕面の171号線・半町の交差点にありました。

ここには結構、青春時代の思い出が・・・。



現在、HYOD(ヒョウドウ~モーターサイクル関連のお店)になっているこの建物。(古本市場のお迎えさん)遥か以前は古ぼけた平屋の一軒家の喫茶店でした。手作りサンドイッチが美味しくて、珈琲セットをここで食べ、それから北千里体育館へ柔道の出稽古に行ったものでした。僕が大学生~社会人時代のことです。このお店が「オレンジ・ペコ」本店で、いいお店でした。



そのお店がある日取り壊わされ、出来たのがこの写真のHYODの建物。しかし、出来た当初は1階は外車ディーラー!フェラーリなんかを置いていたのです!ところがそれを見降ろすように、2階はオシャレな喫茶店。店の中央が1階から吹き抜けになっており、悪意があれば座りながら、ゆで卵の殻をスーパーカーの天井に落とすことも可能 😱な作りでした。

すごいバブルな時代のバブルな喫茶店。でも値段は普通。ここのアイスコーヒーが美味しかった。それも数年で潰れて、今はHYODになっています。

その並びの「讃岐製麺」・・いろんな店に何度も何度も変わっていますが、最初は24時間オープンの「ラーメンファミリー」でした。いつ行っても車を駐車できる、広いお店のラーメン屋。親友Iを筆頭として、多くの友人・いろんなグループで、真夜中というより3~4時の朝方に「腹が減ったな~」と繰り出しました。麻雀でもやっていたのか、僕の家で映画を観ながら、みんなでしゃべくり倒した後だったのか(笑)数台の車で行っていたので、お酒は誰も入っていなかったハズです。

平成になってすぐの頃、豊中市民病院のある南側から、この半町の交差点に猛スピードで侵入した自動車が右折して、このHYODではなく、ラーメンファミリーのお店に突っ込む事故がありました。それがケチの付き始め?それ以降何をやっても、定期的にお店が変わる場所になってしまいました。

迷信というか、そういう場所は一度火事で焼失すると、景気が良くなるんですよ。(笑)

国道173号沿いの山下の小学校前には、その昔「和光デンキ」がありました。倒産後、ホームセンター「キッコリー」になるも又も倒産、その後「喫茶店」や「古本市場」等、何をやっても潰れましたが、ある時火災に遭い、その後に出来たマクドナルドは繁盛しているようです。こういう話はいくらでもありますね。