青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

天牛書店 ~伝統ある古本屋

2021-06-26 | 昭和・懐かしい北摂の風景

僕がお盆や年末年始などの長期休暇を迎えると、必ず足を運んだのが「古本屋さん」でした。暇つぶしの本や、興味のある分野の書籍を探して、ごっそりと買い込んだものです。

写真は僕が関大時代からお世話になった「天牛書店」の江坂店です。江坂というより、緑地公園に近いような気がしますが・・。80年代、新御堂筋沿いの華やかな喫茶店が、沢山この近所にありました。

大阪で天牛書店と言えば、明治40年に創業者・天牛新一郎が大阪市南区二つ井戸で開いた古本屋に始まり、今日までに日本橋南詰め等何度か場所を変えながら、現在は江坂本店と天神橋店の2店を持つ老舗古本屋です。1999年にはハワイ店もありました。下の写真は天神橋筋にある天神橋店です。

現在では古本屋と言えば「ブックオフ」や「古本市場」。最近よく売れた本や漫画本を探しに行くならそこでもいいのですが、それなりの「古書」「専門書」を探すなら、今でも天牛書店です。

欲しい本が分かっているなら、入手が難しい本でもネットで検索したりオークションで見つけることも出来ますが、店頭で「この本は面白そうだな~」と、興味を持って手に取った本を読むのが僕は大好きです。だから、大阪梅田の第3ビルの地下や、ミナミの日本橋、神戸三宮など、今も残る古本屋には僕もちょこちょこ足を運ぶようにしています。でも、最近は本当に古本屋さんも減ってしまいました。


空調服 ~買うならオススメはこれ!

2021-06-25 | 日記
空調服を買いました!
 
涼しいです。バイクで風を切って走っていても、信号待ち中は地獄。歩いて昼間に買い物に行くのも暑い。これが真夏になると更に暑くなるのですから、「空調服」は今年の必須になります。
 
 
購入してどれだけ満足しているかと言うと、僕が買った翌日に、親父にも1着僕がプレゼントしたほどです。効果がなければ無駄使いしません。
 
いろんな種類がありますが、値段が高い部類になりますが、「サンエス」の「空調風神服」が1番オススメです。バッテリーが業界唯一の日本国内製。(ブルートゥースによるスマホでの遠隔操作が可能で、スマホで電池残量などの確認もできます。)
 
かつ、このバッテリーは業界トップクラス高電圧出力の12ボルト。最強パワーで4.5時間、中パワーで9時間使用可能。
 
 
また、このメーカーのファンは業界最薄。アウターカバーと本体で服をサンドイッチしてファンは取り付けるのですが、これが外れにくい。安いものは回して取り付けるので、すぐに緩んで外れる危険性があります。
 
服はバッテリーとファンを取り付ける「ウインドブレーカー」のようなものですが、これも、このメーカーは保冷剤を入れるポケットや、ファンの落下防止ネットがあったりと、使い勝手が他とは比較になりません。(値段は他社と変わらない。)
 
バッテリー、ファン、服の3点セットで、8千円くらいのものから2万円台までいろいろありますが、値段の違いはバッテリーとファンの違いです。僕は「サンエス」の製品を推薦します。
 
服はいろんなスタイルや柄がありますが、値段はどこも似たり寄ったりですが、機能で大きな差がありますので、これも「サンエス」を推薦しておきます。
 
最後に空調服の唯一の弱点は、雨天には向かないということ。バッテリーやファン等、電気を使用しているものですから、雨でショートなどが起きれば危険だと僕は思います。だからこそ、日本製の製品を買う方が安心だと思います。
 
空調服を検討中の方は、この僕のレビューを参考にして頂ければ嬉しく思います。アマゾンでもヨドバシcomでも、良い物からどんどん品薄になっていますよ。必要な方は、早目に入手すべきだと思います。

阪急プラザ劇場 ~大阪梅田・三番街

2021-06-24 | 昭和の映画館

阪急・大阪梅田駅を降りたらすぐの所、紀伊国屋から道路を隔てた北側・現在の梅田・キデイランドの上に、昔は「阪急プラザ劇場」がありました。

オリビア・ニュートン・ジョンの“グリース”や“野生の証明”、そして“スター・ウォーズ”もここで封切りました。80年代には「バーニング」「ブギーマン」等のホラー映画も人気を博し、劇場の閉館が近づいて来た頃には、シルビア・クリステルの「チャタレイ夫人の恋人」も観に行きました。

これは、その館内の写真です。分かり辛いのですが、座席は強い傾斜の雛壇式で、とても観易い劇場でした。

大昔、池田高校に通っていた友人は、学校の映画鑑賞は梅田まで全員で行き、そこから各自が自由に好きな映画を観に行くことが出来たと言っていました。その時に彼は“スター・ウォーズ”をここで見ています。

翻って我が母校の映画鑑賞・・・高槻市民会館を貸し切り、1年“翼は心につけて”、2年“ああ、野麦峠”、3年“ジョニーは戦場に行った”でした。どういう基準で映画を選んだのか?まるで「キネマ旬報」のようで、他校と随分違いがありました。



で、阪急プラザで思い出すのが、友人K。三番街の百又ビル「シネマ1,2,3」のいづれかで上映した「13日の金曜日」の際、彼は1番盛り上がる所で席を立ってトイレへ。そして、この阪急プラザでの「バーニング」という、当時ヒットしたホラー映画でも、彼は1番盛り上がる所で席を立ってトイレへ。本人は「退屈で眠くなった」と言い訳しましたが、彼が怖がりだという話が、友人間にあっという間に広がってしまいました。女子にも笑われて、ちょっと可哀想でした。


カーニバルプラザ ~江坂の顔でした!

2021-06-23 | 昭和の喫茶店

新御堂筋・箕面から江坂にかけての道沿い、豊中・ロマンチック街道、171号線沿い・・・昭和~平成初期にかけて、沢山の喫茶店・レストランが並んでいました。車が無くては行けない場所ばかり。だから、免許を取り、車を買い、女の子をドライブに誘い、そういうお店に行く。お気に入りのロックやジャズ・フュージョンを編集したカセットの曲が、カーステから流れる。こういう演出を誰もが1度はした覚えがあると思います。ロマンチックで可愛いものです。(笑)

そういう思い出のお店、悲しいかな、ただの1軒も残っていません。1つ残らず潰れてしまいました。僕もお店の名前を全部覚えていませんし、インターネットで検索しても写真も出て来ません。全ては思い出の中です。(カンサスのDust in the Windが聴こえてくる・笑)

地図上のその場所にピンを刺していけば、相当な数になります。そのどの店も、若者グループやカップルで賑わっていました。僕らは昼となく夜となく、そういう場所に出掛けて楽しみました。だから、僕らは今の若者と違い、コミュニケーション能力に長けています。行動力もあります。頭の中で思いを巡らすだけの一人ぽっちではありません。

江坂のカーニバル・プラザでは、エビの皮を剥きながら食べた記憶が。(笑)シーフードのコーナーと肉料理のコーナーの2つに入り口で別れていた記憶があります。

中学3年の時、江坂のゴルフ練習場の外まで飛んだボールを拾いに行ったのが最初の江坂。高校時代に友人の家に遊びに行ったのが、2度目の江坂。ゴルフ練習場とテニスコート、カーニバルプラザ、そして東急ハンズが江坂の代名詞でした。

後輩がハンズの裏手のプレイガイドの責任者だったので、90年代はコンサートチケット、彼のおかげでいつでも良席を入手出来ました。僕の妹が結婚式を挙げたのは、江坂の新御堂沿いのホテル「東急イン」でした。

江坂に住んでいた僕の友人に言わせれば、江坂といえば「バッティングセンター」だそうです。もちろんもう今はありませんが、内環を西に(豊中方面)向かい、新御堂をくぐってすぐ、フォルクスの手前の信号を左側に入ったところにありました。今はスーパーの光洋になっています。

今現在、江坂は大阪でも地価が高騰している場所です。商業地と住宅地の程よい混合が人気だとか。でも、昔のような喫茶店やレストランはもうありません。千里中央がキタの匂いなら、江坂は僕の中では梅田東通りという雰囲気です。


ネオン・サイン

2021-06-23 | こんな「モノ」ありました!

もう20年以上前、僕が仕事で横浜に進出した時、友人Sに久々に会った時のこと。「栄転祝いのプレゼントだ」ともらったのが、写真の“OPEN”のネオンライト。1度電源を入れたら、めちゃくちゃ明る過ぎて、大きくて業務用としてお店のサインに使えるものでした。逆に言えば、普通の家庭に置き場がない!(笑)



「おい、これをどう使えと?」「それは自分で考えて欲しい」・・・一体何なんだと笑うしかありませんでした。愉快な思い出です。

友人Sの奥様によると、「これの同じもの、我が家にも一つストックしてあります(笑)」と、数年前に教えてくれました。
 
友人Sは、「俺がいつかカフェを開いた時に設置する!」と言っているようですが、奥様によると、「つまり、一生使われることはないのだと思います。たぶん。電源すら入れたところ見た事ないもん。」とのこと。でも、友人間のプレゼントは面白いものがあって、楽しいものです。