中さん

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日記(2.11)記事「創」

2017-02-11 15:21:44 | 日常
2月11日  (土曜日)  晴れ

昨晩は地元のK市議の後援会で”春の集い”と言うのがあった!
これで新年会も終了であろう。・・
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今朝の朝は寒い!
午前中が風もやや静かだ!
小松菜やホウレン草・蕪を収穫して少しづつ畑を綺麗にしているが
進まないなあ~!
午後になるとすぐに風が出てくる今日この頃である。
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学生時代は新校舎に移った場所が周囲に何もなく裏手からは山が良く見えた・・・
その赤城山の山頂に雲がかかると必ず風がでる事は実体験であったなあ~!
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今日のコラムは・・創

 」とは、不思議な字である。
「つくる、はじめる」との意味を持ちつつ、
「きず」という意味もある。創造の創も絆創膏の創も同じ創なのだ。

詩人の吉野弘さんは、こう問い掛けた!
<創造らしい創造をする精神は、
 そのいとなみに先立って、何等かのきずを負っているのではないか。
 きずを自らの手で癒そうとすることが創造につながるのではないか>


その好例が、植物の挿し木
茎や枝を切って、地中にさし込めば、傷口から初々しい根が生えてくる。
このことこそ、きずが創造につながることを示す姿ではないか、と詩人は書いた
(『詩のすすめ』)
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だがそもそも、なぜ挿し木は可能なのだろうか。
葉や茎を切ると、傷口に根など何の細胞にもなりうる「幹細胞」が生じる。
だから、挿し木で植物は増やせるのだが、

どんな遺伝子が働いて、幹細胞ができるのか?
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基礎生物学研究所の長谷部光泰教授らの研究で、意外な事実が浮かんだ。

ある種のコケの幹細胞化を起こす遺伝子が、
哺乳類の幹細胞化で働く遺伝子と同じ仲間であると分かったのだ。


動物と植物が共通の幹細胞化遺伝子を持っていることを突き止めたのは
世界に先駆けての快挙だという。

きずを自らの手で癒し、そこから根を伸ばして、新たな生をつくりだす。

私たちの体の中にも、そういう「創」の遺伝子がある。何とも創造的な発見ではないか。
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★サツキの挿し芽をその昔・・沢山やった・・親父の盆栽好きの影響でさんざやらされた。
 斜めに切った傷口の先を更に少し尖るようにして切った。
 射し芽箱の土も良く消毒をしたので良くついた。
 そのころは根が出てくるのが当たり前のことと思ていたが、”遺伝子がそうさせるのか”?
★ところでトカゲのしっぽの再生の研究って進んでいるのかな?
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ノート
基礎生物学研究所長谷部さん 分子進化学
長谷部光泰・基礎生物学研究所教授

 コケからシダ、裸子植物へと、植物はどんな道筋で進化してきたのか。
 その痕跡が記されたゲノムを分析し、「古文書を読む感覚」で、謎を解く。

 大地に根を張り動けない植物の細胞は、動物に比べて再生能力が高い。
 植物共通の祖先に近いヒメツリガネゴケのゲノムを解析。
 すでに分化した細胞を、様々な細胞になる可能性を持つ幹細胞に戻す遺伝子の存在を明らかにした。
 「一つの遺伝子の働きが、関連する約1千種類の遺伝子に影響して再生する。
  風がふけばおけ屋がもうかる仕組みと呼んでいます」
コメント
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