まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

鳩山外交の試練

2009年12月16日 | ニュース・関心事
普天間基地移転問題に連立政権としては来年5月までの先送りを決めました。このこと含め鳩山首相の「揺れる姿勢に、指導力の問題あり」という批判がマスコミや野党から厳しく指摘されています。

しかし、沖縄の基地問題に心を砕く多くの人々にとって鳩山首相の真意がどこにあるか明確にならないにせよ、国外移転をもその選択肢に入れているという意味においては歓迎といえます。

名護市長選挙で市長候補が一本化され、県知事選挙含め基地撤去を掲げるリーダーが登場してくるとしたら、どうなるのでしょうか。寺島実郎市が主張する日米同盟の根本的見直し論は大いに注目すべきです。

ただ、今日の自民党総裁谷垣氏との会談で「数カ月時間的余裕をもらって政府・与党をあげて調査をし、結論を出す」と延べ一方で「常時駐留なき安全保障」構想については、封印を語ったとのことです。

伊波洋一宜野湾市長が民主党リベラルの会で発言する報道がありました。この流れが民主党内にどのように広がりを見せていくのか。鳩山外交がそこに依拠できる時、「時間的余裕」が生きてくるといえます。