まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

川勝県知事も参加の第2回宗教者が語る公開シンポジウム懇親会

2009年12月05日 | ニュース・関心事
サールナートホールで開催された宗教者懇話会主催の第2回「宗教者が語る公開シンポジウム『いのちを見つめる』」に参加しました。立正佼成会の呼びかけによるもので2007年度に結成されたとのことでした。

シンポは、基調講演 久能山東照宮 宮司 落合偉洲さん、司会 日蓮宗妙心寺派 富春院 住職 鈴木眞道さん、パネリスト 日蓮宗 感応寺 副住職 伊藤佳通さん、静岡聖光学院 福本良雄さんの流れ。

400年前に千葉県御宿に難破したメキシコ船と船乗り。海女さん達の必死の救出に373人のうち73人が生き残り家康が駿府城で面談、船で無事に本国へ送還。今も友好の絆として語り継がれていると落合さんの提起。

国家と国家の戦争が始まろうとしても民間人どおしの「いのちを助け合う」外交が戦争の抑止力になると指摘に、宗教者にとっての「いのち」とはは何か、を問うシンポジウムにふさわしい内容で感動しました。

続く、伊藤さんがそれに応えて世界の飢餓への宗教者への支援がモノであると同時に死者を弔う祈りであるとの指摘や福本さんのキリストの「いのち」を巡る教えと友人の死についての提起、迫力ありました。

第2部の懇親会には、民主党藤本、藤末両参議院議員、民主党小長井県議、白鳥市議、自民党天野県議なども参加。そして、何と川勝平太静岡県知事も京都での学会終えてぎりぎりの参加ありで会場は大興奮。

川勝知事の日本における多神教のアニミズムが仏教を経て、また、キリスト教と融和など、さすが、学者知事としての日本における宗教世界での「西洋と東洋の融合論」には感服してしまいました。

蓮池透さんの「拉致問題の解決に向けて」の講演を聴く

2009年12月05日 | ニュース・関心事
映画「侵略」上映委員会主催「アジア太平洋戦争回線68周年のつどい 拉致問題、そして日本と朝鮮のこれから」集会、蓮池透さんの講演会に参加しました。会場の産経会館は200名近い人々で埋め尽くされました。

過去の日本の侵略の歴史に深い反省を持ちながらも2002年、北朝鮮が拉致を認めるまで、この問題に近づこうとしなかった自分の人権感覚を問いただす必要を感じてきただけに、蓮池さんの提起は同感でした。

お話は、「はじめに 政権交代 鳩山首相の国連演説 7年間の分析 (1)経済制裁の有効性 (2)4回の政治決着 鳩山政権のあるべき姿」とレジュメに沿ったもので1時間半があっという間でした。

制裁・圧力路線は実は「家族会の声を聞いている」というだけで戦略性の欠けた「逃げの姿勢」。本当の解決のためには植民地支配の歴史清算を行うこと含め対話と交渉が必要、と。実に大きな「転換」。

しかし、強硬派に見られる自分もマスコミに翻弄されてきた人間、北朝鮮に「洗脳されて」戻った薫さんと格闘しながら局面を切り開いていく中で見えてきたもの何であったかを語ってくれました。

もっとゆっくりと蓮池透さん、薫さんと話をしてみたい気持ちになりました。同じ柏崎市の同郷人として。