まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

静岡学園跡地は用途規制がかかっており床面積1500㎡以上は建築できない!特例許可はある!

2010年05月20日 | ニュース・関心事
「耐震工事の実施を検討する。現体育館の機能を継承する施設については、県中部地区においての移転も含めて、引き続き検討する」(草薙総合運動場 再整備基本構想 2008年2月)からの静岡市への誘致運動。

県は本日、14日の都市公園懇話会の答申を受けて「東静岡周辺の賑わい創出に向けた県・市検討会議」を静岡市と共同開催。障害者協会の総会での来賓出席があり、40分遅れての参加でした。暗い雰囲気でした。

静岡市側は、経営企画部長、経営管理局長、都市局長、都市計画部長、建設部長。県側は、企画調整局長、企画広報部長、交通基盤部長、都市局長。市は局長が、県は部長が上位と組織システムが違い混乱します。

県は「総合」「運動」の2コンセプト考えると機能の一体性の観点から静岡学園跡地に草薙体育館建設し、東静岡、芸術公園、日本平など広域的に「東静岡周辺地域の賑わい創出」を静岡市と協議したい、が基本。

市は、過去の石川知事との間の経緯の尊重と運動場区域を東静岡区域にまで広げれば東静岡多目的アリーナ事業は、充分可能。東静岡に建築規制もない。相互に課題を煮詰めていく中で体育館の場所を決定すべし。

平行線のまま時間切れ。最後にどうなったかというと次回の検討会議の在り方を県が提案する段になって、静岡市側は「草薙体育館の静岡学園跡地決定した後の検討会議の継続については、持ち帰らせてもらう」。

同時に市提出資料「草薙体育館建築の建築基準法による用途規制について」を根拠に「体育館建設については、都市計画法上の許可が出ない場合もありうる」と「捨てセリフ」のようなやり取り。

一体どのようにこの問題を解決していくのでしょうか。静岡市側が県の主張を論理的に覆す姿勢を持つこと、多目的アリーナに替わる新たなコンセプトを県市連携・市民参加で模索することだと思います。