小嶋市長からの長沙市長への親書を手渡す

全人代長沙市副議長に小島善吉市長の長沙市長への親書を手渡しました。本来なら政府関係者に会談をセットしてもらうことになっていましたが、ちょうどこの日が中央政府から要人が湖南省訪問の日。

そのため、市長、議長が参加を余儀なくされ、市長から全人代の副議長に親書への対応を要請。全人代、通訳含めた政府外事関係者、長沙市環境保護局、湖南省対外交流協会関係者で昼食会。

今回の訪問が7月27日の長沙市からの青少年訪問団が静岡市長を表敬訪問し長沙市長の親書を受け取ったこと、以前より湖南省出身のヤンさんが中国交流会を組織し交流を計画していたことがきっかけ。

今後、静岡地との交流が今回の訪問をきっかけに生まれていくということを期待している旨挨拶しました。外事関係者は岡山市に1年いたことがあり、通訳者は吉林省出身で大学で勉強したとのこと。

全人代は462人の委員がいて40人が代表者で2カ月に1回の議会が開催され、8人が常任委員で必要に応じて会議が開催されています。常任委員会の下に10の委員会が組織され、副議長は外事と文化・教育担当。

国の法律が800ほどあり、湖南省・長沙市関係で数千を超える法律があり、議会として政府をチェックしていくことの大変さを強調していました。共産党がの一党独裁という中、少し違った中国発見。

朝、毛沢東の宿泊施設を散歩

朝早く起きて、毛沢東が泊ったという宿泊施設、現在は緑地公園となっていて政府要人の住居地区にもなっている場所を散歩しました。きのう、夜遅かったのでよく見えませんでしたが閉鎖されていました。

管理人室がありましたが、手ぶりで中にはいいていいかというとok。入ってみると最初に毛沢東の碑文がありました。歩いて行くと記念施設、通り過ぎると政府要人区域、ガードマンが何か叫んでいます。

要は許可証がなければ入れない、と。少し離れて写真を撮ってホテルに戻りました。朝から雨が降っていて、ちょうどこの時間は小雨。通勤はほとんどが車。バイクはベトナムとは違って少なめでした。

とにかく、長沙の町は大都会です。古い街並み、政府庁舎中心に開発が進んだ公害地域、とにかく高いビルとマンションが林立しています。内陸部の発展がこれからどんどん激しくなる予感がする長沙市でした。