まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

ドキュメンタリー『辺野古不合意ー名護の14年とその未来へ』

2010年09月20日 | ニュース・関心事
「静岡・沖縄を語る会」を語る会主催、9月12日の名護市議会議員選挙の辺野古への基地移転反対派の圧勝を受けて、ドキュメッタリー『辺野古不合意』上映と監督、商人の輿石 正さんの講演会、60名余が参加。

ヤマトンチュウとしてウチナー沖縄に40歳の時にある決断をして25年以上住み続けた輿石さん。正しいことを言っていれば若い世代に通じるだけでいいのか、方法論を含めて真摯な問いかけが必要と。

市民運動の「純粋さの中の退廃」について論じるその視点は、市民運動だけでなく政治運動にまで広がり、組織に依存する運動スタイルへの厳しい批判として参加者ひとり1人の胸をうちました。

ドキュメンタリー自体も名護市に10年間に800億円という基地交付金が配分され、それが具体的にどれくらいの建設費として、国と名護市の負担割合、借金の積み重ね、どんな施設としてど地区に、と次々と迫ります。

そして、普天間基地はグアムに移転する、普天間基地が辺野古に行くのではない、辺野古は新たな抑止拠点として位置づけられている、このことが伝わっていない現実と抑止力に惑わされる本土のヤマトンチュウ。

輿石さんの原点は何なのだろうかと懇親会に参加しました。全共闘運動から何をひきずり何を保留し何を乗り越えたか、語られる言葉の重さにわが身を振り返りました。DVD購入しました。観たい方はご連絡を。