まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

日本でも登場、カタログハウス社の野菜売り場に放射能測定器

2011年08月26日 | ニュース・関心事
8月20日の自治体議員政策情報センターで、福嶋消費者庁長官から都道府県、市町村に測定器貸出し施策についての説明があった後に、野菜それぞれの放射能汚染数値の表示を可能にすることはできないだろうか、質問。

難しいという答えでしたが、先ほどのTBSニュースで東京のカタログ社の野菜売り場で測定器を設置してその場で汚染レベルを表示するシステムが紹介されていました。計測時間の問題がありますが、できる、に感動しました。

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http://www.cataloghouse.co.jp/company/press/files/NewsReleaseVol.39_2011.08.17.pdf#search='カタログハウス 放射能汚染測定 野菜売り場'

カタログハウスに放射能測定器導入の野菜売り場-毎朝測定
新橋経済新聞
(2011年08月19日)
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http://shinbashi.keizai.biz/headline/1093/

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「福島さんの野菜」では店頭に出す野菜の放射能量を毎朝測定する
 通販事業を展開するカタログハウス(渋谷区)の実店舗「カタログハウスの店 東京店」(港区新橋1)に8月19日、本格的な放射能測定器を導入した野菜売り場「福島さんの野菜」がプレオープンした。場所は店舗1階で、売り場は常設。

 「福島の野菜を食べよう」をコンセプトに、福島県の野菜生産者グループ「ジェイラップ」(須賀川市)と提携した同企画。実現のために生産現場と販売店双方が放射能測定器を導入した。国の定める暫定基準値とウクライナ保健省が採用する規制値に基づいた自主的な検査を実施し、消費者に安心・安全を提供することで風評被害への根本的解決を目指す。

 ジェイラップが使用するのはEMFジャパン社製「ガンマ線スペクトロメーター」。カタログハウスで使用するのは応用光研工業社製「微量放射能測定装置」(購入価格=数百万円)。いずれも外部機関「放射能汚染食品測定室」と同レベルの高精度放射能測定器。10ベクレル程度の微量な放射能も測定可能だという。

 カタログハウス所有の測定器による測定方法は、対象の野菜の中からサンプルとして1キロを抽出。細かく刻み、20分間計測を行う。朝取りの野菜が届くため、計測は毎朝実施、店頭の値札にその日のセシウムとヨウ素の数値を掲示する。

 取り扱う野菜は、ブルームキュウリ、ミニキュウリ、トマト、ベビーリーフ、ミニトマト、ナス、ジャガイモ、ピーマン、玉ネギ、つるむらさき、カボチャ、枝豆、インゲン、長ネギ、桃、トウモロコシなど19種。今月26日のグランドオープン以降の週末には生産者も参加。消費者との対面販売を行うほか、店頭の野菜を併設のキッチンで調理した試食品も並べる予定。

 カタログハウスでは、過去にもチェルノブイリ原発事故の際、現地の子どもたちを支援。義援金1億円以上を寄付した。今回の東日本大震災では、福島の子どもたちを長野県に招待。社員が交代でレクリエーションを行うなど、原発事故に関する支援に注力する。今後も引き続き放射能測定などで放射能被害への支援を続ける構え。

 営業時間は10時~19時。



菅首相の退陣、民主党代表選

2011年08月26日 | ニュース・関心事
退陣条件の特例公債法、再生可能エネルギー固定価格買い取り法が成立し官首相は退陣表明=民主党代表選挙、次の総理選びに入ります。政策争点として大連立、増税、マニュフェスト見直し、親小沢等掲げられています。

菅首相が最後の粘り腰を示した「脱原発依存社会」は、「減」と「再開」いう閣議決定で確認済みということか、マスコミの「親・非小沢」問題というキャンペーンもあり、はなはだ心もとない民主党=政府状況です。

くるくる変わる首相、自民党も民主党も同じであったと云う失望感が私たちの根底にあり、「脱原発依存社会」だけでも明確になれば「政権交代の意味があった」と言うことができるのですが、どんな展開になるのか。

菅さんが首相退陣後に自らが仕掛けた「脱原発依存社会」のDNAがきちんと機能するか、原発担当大臣の細野さんが代表選後にどの部署につくのか。基本に「生活の質」を問い直すことこそが据えられるべきと思います。

小出裕章さんが提唱する現在の日本人の消費エネルギー12万キロカロリーを半分の6万キロカロリーにすべきは傾聴に値します。1970年代の消費レベルですが世界の平均4~5万キロカロリーを上回ります。

6万キロカロリーになっても「生活のスタイル」によっては今より豊かな生活が可能であることを政治の側から問題提起していく必要があります。民主党にも、自民党にもそこのを議論できる層が少なからずあります。

「緑の等」を目指そうとする私たちの役割が重要であることを強く感じる内閣の変わり目のこの頃です。