まつや清の日記 マツキヨ通信

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牧之原市実施の住民世論調査で「浜岡原発再稼動反対」6割

2011年08月17日 | ニュース・関心事
牧之原市議の大石和央市議会議員からの「no mox」メーリングエリストへの投稿です。牧之原市が実施した住民への世論調査結果ですが、30キロ県内住民の賢明な判断です。6割が再稼動に反対です。この世論をどう広めるか。

※※
大石です。


今日、全協があり協議事項「原子力発電に対する議会の対応について」を議論しました。

その前に、行政から「牧之原市民意識調査」(原発について)の結果速報が出ましたので、報告します。

設問はあなたは、浜岡原子力発電所の今後 についてどう思いますか?あてはまるものに1つ○印をつけてください。

1、電力需給や雇用関係などから浜岡発電所の安全性が確認できれば、稼働した方がよい
2、生活の見直しをしてでも浜岡原子力発電所は、停止しておいた方がよい
3、どちらでもよい
4、その他(                                         )

※1、が2割、2、が6割でした。回答の選択肢(表現)に問題があったのではないかと思われますが、停止しておいた方がよい(廃炉を含む)の回答が低いような気がします。添付参照(これは技術的に紹介できません)


さて、議会ではこの結果をも踏まえて、対応を協議しました。2回目となる協議でしたが、議員から核心を突く意見が少なく、それでも態度表明すべきだという意見で、結論を出す方向で「市議会原子力対策特別委員会」で原案作成(議会決議?)をはかることになりました。

委員長から委員会はどの方向で議論するのか、「脱原発」なのか「廃炉」では過激か、「永久停止」か、と合意形成について示すよう議長を質しました。議長はこれまでに出された意見を踏まえて原案化してほしいと回答。私もそんなあいまいで良いのかといったものの、議長は繰り返しの答弁でした。

市長はすでにこれも煮え切れない姿勢ですが、脱原発の方向で考えていきたいと発言し、議会の意見を求めています。これに対する議会回答は「脱原発」が妥当と思われるが、今一つ議会には推進派もおり、最終的にどこに落ち着くのか(合意できるのか)、まだ不透明です。


大石和央
静岡県牧之原市中27‐7
sunfarm@po3.across.or.jp