まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

今日のトップニュースは、東京電力の国有化かダルビッシュのメジャーリーグ入りか!

2011年12月08日 | ニュース・関心事
不謹慎でお怒りのコメントを貰いそうですが、今日のトップニュースは何か、といったら、私にとっては本来の仕事、明日の厚生委員会での重度精神障害者への医療費助成陳情と児童クラブ改善求める陳情議案。

そして、障害者自立支援法本格的移行に向けた条例改正及び中学3年生までの通院、入院医療費助成システム改修議案のはずですが、やはり、福島原発震災の総責任を負う東京電力の国有化の動きマスコミ報道です。

しかし、先程のニュースで日本ハムダルビッシュのポスティング方式によるメジャーリーグ移籍報道。いや、これは、すごい。松坂を抜く契約金になることは明らかで既に10球団が喉から手が出るほど欲しい投手と宣言。

という具合にこの社会を生きる人間にとってその瞬間、瞬間に自分にとって何が一番の関心事かと聞かれた時に政治的に社会的に歴史的に、これだといえるものはその都度、多彩で多様で多種なものになるという現実。

このことを前提に、政治の改革を求める私自身はやはり政治的に一つの大きな大義へと向かう目標というものを持ちたいと思いもあります。多種、多様、多彩な一人ひとりがどのような感覚で動き出すのか、まさにドラマ。

きのうは、橋下大阪市長が副知事に元横浜中田市長、府・市の統合本部長に古賀元経残照産省官僚、オーッと驚き。その日のおかれた環境で同じ人が美しくみえたり不細工に見えたり・・・。今日は疲れています!

続く「放射能汚染廃棄物」を受け入れるかどうかの論争

2011年12月08日 | ニュース・関心事
放射性物質で汚染された災害廃棄物を受け入れるかどうかをめぐってはいくつかの争点があります。ひとつは、放射性廃棄物を焼却処理するかどうか。二つ目は自区内処理原則を災害時にも維持するかどうか。

そして、三つ目に焼却施設のバグフィルターは99,99%とセシウムなど完全除去するかどうか。一つ目と二つ目は、岩手県から静岡県に放射能汚染廃棄物を持ってくるという時には、ある意味、無視を前提にしています。

これも受け入れ反対の大きな根拠となっています。ただ、受け入れる前に既に静岡市の日常的廃棄物の焼却後の放射性濃度が岩手県と同等レベルと予測される時、現在の焼却をどうする、かを問題にしなければなりません。

そうしますと、静岡市の廃棄物の焼却前の組成別放射能汚染レベルを先ず測定することが必要になります。総括質問では、環境局は静岡市の現在の廃棄物の組成別濃度測定の必要性があることを認める答弁をしています。

そして、三つ目ですがここはかなりの論争点になります。というのも焼却施設の放射性物質に関する規制がなく原子力発電所の基準を使っているからです。福島県での焼却場での検出は大半が不検出か超微量という結果です。

問題は原発施設の基準を使いながら測定方法がきわめてずさんということです。原発での測定は、1分50ℓ×168時間(ほぼ1週間)分析時の計測時間4000秒、焼却場は、1分24ℓ3時間38分、分析時の計測時間1000秒です。

不検出になる理由に測定方法が厳密でないということが上げられます。ここはきちんとした実証実験と排ガス規制、排煙装置の高度化が求められます。原発54基の周りにはかなりの数のモニタリングポストが配備されています。

焼却場のまわりにはありません。原発の規制値を使ってやるということは、ある意味で全国2000の焼却場が原発施設と同等な排ガスを出し続けているということになります。この点は、環境省と批判派は真っ向対決しています。

※※震災ガレキ問題を追っかけている井部正之さんの資料
http://www5b.biglobe.ne.jp/~renge/nbun-2011-10.pdf

※※環境省第9回専門家会議における資料(6)
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/09-mat_2.pdf