実に長い厚生委員会でした。昨日は保健福祉子ども局の予算審議21:00まで、今日は病院局予算審議16:00まで。国保関係の31号一般会計予算、37号国民健康保険会計予算、第64号国民健康保険条例の一部改正議案反対討論。
反対理由は、このような大幅改定は避けられた、という観点。毎年増加する医療費12年度分は23億円と推定、この分を静岡市繰り出し金を昨年より7億円増やし、値上げ分の市民負担14億円で確保しようとするものです。
...
医療費の増加分の抑制策として、予防医学の観点で特定検診の受診率を上げることで19億円の医療費抑制が可能とのこと。23億の医療費増加分に反映しておらず大幅値上げで滞納率2,5%あがり5億3000万の保険料減少を予測。
平均17,5%の大幅改定ですが、300万円以下の所得の方々にとっては平等割分、均等割の値上げとなっているため実質的に30%の値上げとなってしまいます。国保会計の加入者構成は無収入、非正規労働者が過半数を占めます。
初期は自営業者と農民に対する健康保険ですが、12,11%、0,8%と大きく性格を変え、国保財政は構造的矛盾の中にあり、医療制度全般の改定が求められます。2018年県レベル広域化前に一気に赤字解消のための大幅値上げ。
静岡商工会の陳情者が述べた、自営業者として納税者として誇りを持って国民健康保険財政を支えたい、しかし、リーマンショック以降、景気後退で赤字続きでそれができない、この改定は国保運営協議会の答申となっている、
自分たちとしては昨年の9月以降、国保運営協議会真偽を傍聴したが、議会呼びかけの「国保問題協議会」を開催して国保財政の現状を市民レベルで十分な時間かけ解決策を模索していく必要があるとの発言は印象的でした。
昨日私は、陳情・請願された方々との大幅値上げめぐる市民と行政、議会とのギャップ、東日本大震災・福島原発事故という国難状況の中、この解消=信頼回復なしに未来は切り開けない、その立場で意見を述べました。
反対理由は、このような大幅改定は避けられた、という観点。毎年増加する医療費12年度分は23億円と推定、この分を静岡市繰り出し金を昨年より7億円増やし、値上げ分の市民負担14億円で確保しようとするものです。
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医療費の増加分の抑制策として、予防医学の観点で特定検診の受診率を上げることで19億円の医療費抑制が可能とのこと。23億の医療費増加分に反映しておらず大幅値上げで滞納率2,5%あがり5億3000万の保険料減少を予測。
平均17,5%の大幅改定ですが、300万円以下の所得の方々にとっては平等割分、均等割の値上げとなっているため実質的に30%の値上げとなってしまいます。国保会計の加入者構成は無収入、非正規労働者が過半数を占めます。
初期は自営業者と農民に対する健康保険ですが、12,11%、0,8%と大きく性格を変え、国保財政は構造的矛盾の中にあり、医療制度全般の改定が求められます。2018年県レベル広域化前に一気に赤字解消のための大幅値上げ。
静岡商工会の陳情者が述べた、自営業者として納税者として誇りを持って国民健康保険財政を支えたい、しかし、リーマンショック以降、景気後退で赤字続きでそれができない、この改定は国保運営協議会の答申となっている、
自分たちとしては昨年の9月以降、国保運営協議会真偽を傍聴したが、議会呼びかけの「国保問題協議会」を開催して国保財政の現状を市民レベルで十分な時間かけ解決策を模索していく必要があるとの発言は印象的でした。
昨日私は、陳情・請願された方々との大幅値上げめぐる市民と行政、議会とのギャップ、東日本大震災・福島原発事故という国難状況の中、この解消=信頼回復なしに未来は切り開けない、その立場で意見を述べました。