まつや清の日記 マツキヨ通信

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浜岡原発 御前崎で21メートルの津波予想

2012年03月31日 | ニュース・関心事
下記のニュースで「川勝知事は、「今回の想定は浜岡原発再稼働の判断に当然関わってくる。中部電は相当深刻に受け止めることと思う」」とのコメント。18メートルの防潮堤建設の危うさが根本的な点で明らかになりました。

ただ、浜岡原発は津波による全電源喪失への対応という事態だけでなく、直下の地震による配管破断が確実に起こることが確実に予想されており、使用済み核燃料の管理も含め、再稼動などももって他で廃炉しかありません。

県民投票運動が5月13日から始まります。準備をされた方々への感謝は当然ですが、充分な事前の署名集めに関する体制作りの不十分さも指摘されており、どのような形で「再稼動反対」の総結集が出来るか、課題が残ります。

4月中に多くの方々との意見交換と状況分析を行い、県民投票運動の署名集めの目標を達成するための受任者の確保を考えていきたいと思います。4月中に「虹と緑しずおかフォーラム」からの呼びかけを行っていきます。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120331/dst12033121490007-n1.htm

静岡県知事「重い数字」 浜岡は21㍍の津波来襲
2012.3.31 21:46 (1/2ページ)
産経新聞

 内閣府の検討会が、南海トラフ(浅い海溝)の巨大地震で、従来想定を超える津波の可能性を発表したことで、沿岸自治体は防災計画の抜本的な見直しを迫られることになりそうだ。

 「大変に重い数字だ」。中部電力・浜岡原子力発電所を抱える静岡県の川勝平太知事は、原発のある御前崎市に21メートルの津波が襲来するとの想定に、厳しい表情で語った。

 浜岡原発は東日本大震災の福島第1原発事故を受けて、現在、海抜18メートルの防波壁の建設が進んでいる。しかし、今回想定された津波はそれを上回る21メートルだった。川勝知事は、この数字について「内容を精査する必要がある」とした上で、「中部電は相当の余裕を持たせて18メートルという数字を出したと思うが、これで余裕がないことになった」と述べた。

 昨年5月に当時の菅直人首相が浜岡原発の停止を要請した際に「英断だ」と評価するなど、同原発の再稼働に慎重な立場を取ってきた川勝知事は、「今回の想定は浜岡原発再稼働の判断に当然関わってくる。中部電は相当深刻に受け止めることと思う」と語り、中部電側に今回の想定に対応するよう求めた。

 静岡県では、浜岡原発以外でも、下田市と南伊豆町で最大25・3メートルなど、各地で高い津波が想定された。