ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

Leroy ロマネ・サンヴィヴァン vs Marcassin

2012-04-30 15:52:57 | ワイン&酒
夢のようなピノ・ノワールの飲み比べ がありました。

仏ブルゴーニュの最高峰ロマネ・コンティのかつての共同経営者でもあったラルー・ビーズ・ルロワドメーヌ・ルロワ「ロマネ・サンヴィヴァン1996」と、米カリフォルニアで名だたるワインを手がけてきたヘレン・ターリーのプライベートブランドマーカッシン「ブルー・スライド・リッジ2003」です。



ラルー・ビーズはロマネ・コンティ、ドメーヌ・ルロワ、メゾン・ルロワ、ドメーヌ・ドーヴネ、
ヘレンはブライアント・ファミリー、マルティネッリ、パルメイヤー、etc...と、
どちらも、ブルゴーニュとカリフォルニアそれぞれの地を代表する女性醸造家という共通点があります。


左)Marcassin Pinot Noir Blue Slide Ridge 2003 
右)Domaine Leroy Romanee St.Viviant 1996

7年若いマーカッシンの方が色が濃く、1996年のルロワは淡い色調なのがわかります。




Marcassin Pinot Noir Blue Slide Ridge 2003 (米、カリフォルニア)

ソノマ・コーストのピノ・ノワールで、アルコール度数は14.9%。アロマにスパイシーなニュアンスを感じます。意外にもタッチはやわらかでした。とはいえ、やはり果実味に力があり、ボディが豊かで甘みがあり、飲みごたえがあります。肉料理、チーズはもちろん、スウィーツにも合いそうに感じました。


Domaine Leroy Romanee Saint Viviant 1996 (仏、ブルゴーニュ)

ヴォーヌ・ロマネの特級畑ロマネ・サンヴィヴァンです。熟成感のあるアロマが匂い立ち、期待が高まります。口に含むとうまみ(イノシン酸的)の乗った果実味がじわ~っとソフトに広がります。ピノ・ノワールらしい美しさ、デリケートさ、フィネスがあり、そして色気も感じるワインでした。


ボトルナンバー"0003”/2926本



どちらも素晴らしいピノ・ノワールで、甲乙つけがたく、悩ましいところですが、熟成の進んだ1996年の方が複雑味が出ていて素晴らしい状態だったと思います。
マーカッシンがあと数年の熟成を重ねたらどうなるんでしょう?
兎にも角にも、超贅沢な飲み比べであったことは間違いありません


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Ch.Haut-Brion 1959

2012-04-29 16:47:00 | ワイン&酒
GWはネットへのアクセスも少ないと思いますので、この機会に、ここ最近飲んだ素晴らしいワインを、こっそりと紹介したいと思います(笑)
まずは、グラン・ヴァンの稀少な古酒から


Chateau Haut-Brion 1959 (仏、ボルドー)

ボルドーのメドックの格付け(1855年)の際、メドック以外の地区から唯一第1級に選ばれたのが、
グラーヴ地区シャトー・オー・ブリオン でした。

1987年、グラーヴ地区のボルドー市に隣接した地区がペサック・レオニャンという独立したAOCになりましたので、オー・ブリオンの現在のアペラシオンはAOCペサック・レオニャンになります。
1959年時点ではグラーヴでしたので、このワインのAOCはGavesです。

1959年モノということは、人間でいえば満52歳。
深みが出てくる年頃ですが、格付け第1級のグラン・ヴァンの状態はいかに?


コルクの状態は上々



黒味がかった褐色の外観。思っていたよりも濃い色を保っています。
香りには熟成感があり、嗅いでいるだけでシアワセな気分になります。
タンニンはすでに溶け込み、タッチはやわらか。デリケートな果実味に甘美な旨味がしっかり乗り、細胞のひとつひとつにまでじわ~んと染み込みます。その一方で凛とした気品、フィネスがあり、余韻も長く、これは滋味。さすがに底にはオリが溜まり、にごっていましたが、にごった部分さえも美味。
ため息、そして、感謝です。元々好きなシャトーでしたが、ますます好きになりました。



構成は、カベルネ・ソーヴィニヨン主体に、メルロとカベルネ・フランが加わります。
1960年、グラン・クリュの中で最初にステンレスタンクの発酵槽を導入したのがオー・ブリオンです。よって、この1959年は、ステンレスタンクが入る直前の年。このあたりの数年を垂直で飲んでみると面白そうですが、そんな贅沢なことは夢のまた夢でしょうね(笑)



オー・ブリオンの品質の高さについては、17世紀末、ボルドー高等法院長が所有していた時に、しっかりと排水作業を行い、水分ストレスを与えていたおかげで、隣接する他の所有者の畑に比べて格段に品質の高いブドウを生み出すようになった、というエピソードがあります。



オー・ブリオンでは 白ワイン も少量つくっており(セミヨン+ソーヴィニヨン・ブラン、辛口)、この白ももちろん世界最高レベル。白ワインファンにとって、憧れのワインです。

デパートなどでは、ワインの紅白セットが進物用に売られていますが、もし私が紅白セットをいただけるのであれば、確実にこのオー・ブリオンの赤と白のセットをリクエストします(笑)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シチリアレモン風味のバウム

2012-04-28 16:21:29 | 甘いもん
GWに入りましたが、皆さん、いかがお過ごしですか?
いつも忙しいので、GWは家でまったり、という方も多いかもしれませんね。

家でまったり、といえば、お供は スウィーツ(笑)


ふんわりバーム  シチリアレモン  ブルボン

ブルボンから出ているパーソナルサイズのスティックバウムクーヘンです。
長さ10.5cm、重量50g、カロリー236kcal。

「チョコバナナ」味もありましたが、柑橘好きとしてはレモン風味をチョイス。
「シチリアレモン」 って、先日紹介したノンアルのビア飲料 にも使われていましたね。


上部にレモン風味のフォンダンが乗っています


底の部分になぜかポツポツが?

甘酸っぱいレモン風味が爽やかで、酸味は思ったよりも強めです。
個人的には、バウムは硬めのみっちり系が好きなので、この「ふんわり」は少々物足りなさを感じますが、ふんわりが好きな方は試してみてはいかが?100円ほどで手軽に買えます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏ワインパーティーご案内

2012-04-27 17:00:07 | ワイン&酒
いつも素敵なワインイベントを開催しているWine Complexさんから、
スパークリングワインや、爽やかな夏にピッタリのワイン約300アイテムが楽しめるワインパーティーのご案内をいただきました。これはかなり魅力的ですね





Wine Village Tokyo -The Summer Wine Collection-

30社出展によるワインイベント。シャンパンやカヴァにスプマンテ、弾ける泡と爽快な夏ワインの数々をお楽しみください。
地上210mのモダンダイニングのお食事とともに300アイテムをフリーテイスティングいただけます。

【日 時】 2012年5月23日 (水) 18:30~21:00

【場 所】 サンシャイン クルーズ・クルーズ
      東京都豊島区東池袋3-1 サンシャイン60  58F

【入場料】 5,800円(税込、料理含む)
    
【料 理】 クルーズ・クルーズ特製ワインとよく合うフードプレート
      白ワイン用と赤ワイン用の2種をご用意しております。

【申 込】 下記HPよりお申し込みください
       http://tokyowinecomplex.com

【締 切】 申し込みは5月20日(月)まで


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地元ワイン会のごちそう

2012-04-27 10:12:16 | ワイン&酒
先日、地元のワイン友達とのワイン会に参加してきました。
会場は地元メンバーのお宅。ワインとフード1品は持ち寄りでしたが、会場を提供していただいたWさんには、わずかばかりの会費で、こんなに?!というほど素晴らしいお料理を出していただき、大大大!感謝です!



GWはお家でワイン会を開催する機会もあるかと思いますので、その参考になればと、皆が持ち寄ったお料理を紹介します。




左)グランマニエに漬け込んだチーズにクラクラ(Wさんご提供)


旬のタケノコ、キノコ、玉ねぎ、パプリカなど、たっぷりの野菜のグリル(Wさんご提供)


左)ビスケットの上にチーズ+ドライイチジクが絶妙! (Yさん作)


左)油で揚げて砂糖と醤油で絡めたゴボウが赤ワインに超マッチ(Yさん作)


馬刺し(Wさんご提供)                サシがきれいに入っています

今回、これは美味!と感動したのが、Wさんが地元の老舗肉屋さんで調達してくださった馬刺し
馬肉に関しては私も先日炭火焼でいただきましたが、それとはまったく違う部位、食感!
サシがキレイに入り、口に含むとスグにとろけます。臭みは一切なく、こんな素晴らしい状態の馬刺しは初体験!濃厚でスパイシーな赤ワインによく合いました。




持ち寄ったワイン

皆さん、ごちそうさまでした!

Wさんには、お宅をご提供いただいたばかりか、お料理もたくさんご用意いただき、また、奥様にも大変お世話になり、ありがとうございました。大変素晴らしい会でした

また、ぜひぜひよろしくお願いします


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊ピエモンテ地場ブドウの赤ワイン

2012-04-26 18:27:18 | ワイン&酒
最近、ロゼと白ワインの話題が多いですが、赤ワインを忘れたわけではありません(笑)

出かけた試飲会で、地場ブドウからつくられた個性的な赤ワインに出会いました。


Verduno Pelaverga 2011 Fratelli Alessandria (伊、ピエモンテ)

イタリアはピエモンテ州クーネオ県のヴェルドゥーノ地区の黒ブドウ “ペラヴェルガ”100%でつくられた赤ワインです(DOC Verduno)

外観は明るい淡めの赤色。野生のベリーを思わせるアロマがあり、口にすると果実味がハツラツとし、ほのかなスパイシーさ、野生的なニュアンスも少々感じます。
アルコール度数は14%もあるのに、若々しくイキイキとしているので、アルコールを全く感じません。年が若いせいもあり、まだ落ち着きがありませんが、この先どのように変化していくのか楽しみです。



ペラヴェルガ (Pelaverga)ピエモンテ州の地場品種で、色の薄い、イチゴの風味のする赤ワインになるといわれます。
DOC Verduno の他、同じクーネオ県のDOC Colline Saluzzesi 、トリノ県のDOC Collina Trinese などの赤ワインに使用されています。
広く栽培されている品種ではないので、あまり見ませんが、機会があれば試してみてください。

※5月下旬入荷予定 予価2,800円 (輸入元:メイワ株式会社)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビア飲料+レモン

2012-04-25 13:22:23 | ワイン&酒
この春お仕事をした「Tokyo Waker」No.7 “春のお出かけ特大号”(角川マガジンズ)で、お花見に欠かせないノンアルコール飲料の飲み比べをしました。
その時に、これいいね!と、ベスト3にランクインしたのが下記の商品です。


HiHop ノンアルコールフルーツビール  189円 330ml  (博水社)

イタリアのシチリア島産レモンの一番絞り果汁を加えた、ビール風味の炭酸飲料で、
ノンアルコール(0.00%)だけでなく、カロリーも糖質もゼロ! というスグレモノ
スクリューキャップなので、開けた後のガス抜けの心配もありません。

ビール風味のほろ苦さにレモンの風味が加わり、スッキリ爽やか
サッパリした辛口のスパークリング飲料なので、どんなフードとも相性バッチリです。



ビアテイスト飲料+レモンという発想はいいね!と思っていたら、その後、オーストリアでレモンをはじめとした果汁やジュースを加えたビールが好まれていることを知りました。

欧州各国ではビール離れが進み、特に、ビールといえば!のドイツのビール離れは非常に顕著といいます。
チェコに次いでビール消費量世界第2位を誇るオーストリアの消費は横ばい状態なのですが、ビールに果汁やジュースを半量ほど混ぜた 「ラドラー」 が前年比3割り増しでヒットしているというのです。

ラドラー はビールをジュースで割るのでアルコール度数が低くなり(約2.5%)、味わいは甘口になります。
サイクリングやジョギングのランナーなどが好んで飲むほか、アルコール離れの傾向にあるオーストリアの若者にも、甘くて軽くて飲みやすいと大人気とか。やはり、どこの国でも若者はアルコールが低め&甘さのあるものを好むようになってきているんですね。



ということで、冒頭に紹介したノンアルコールフルーツビールに戻りますが、レモン果汁を加えたこの商品も、オーストリアで大ヒットしているラドラーに近いものがあるでしょうか?ただし、こちらは全く甘さはありませんが。

+果汁 という考え方は、ノンアルのビアテイスト飲料を飲んでちょっと物足りないと思ったときに使えそうだと思いました。特にこれからの季節、レモン果汁を垂らせば、より爽やかに楽しめそうです



ちなみに、「ラドラー」(RADLER)には 「自転車乗り」 という意味があります。ドイツ南部でサイクリング客に出すビールが足りなくなった際にレモネードを混ぜたのが発祥とか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ラブロゼ」&「ラブ白」は姉妹コミュニティになりました

2012-04-24 16:32:45 | ワイン&酒
この度、私の主宰する 「白ワイン推進委員会」 と
世界のロゼワインを楽しみ、その魅力をアピールする 「LOVE ROSE」 (ラブロゼ) が

姉妹コミュニティ になりました

2011年4月に誕生した ラブロゼ で、
2012年4月に誕生した 白ワイン推進委員会 (Love White)通称 ラブ白 です。

どちらも親しみやすさがあり、日本の食卓でもっと飲まれていいワインです。
ロゼ&白ワインの魅力をアピールしていきましょう! とタッグを組むことになりました。

よって、ラブロゼの主催するイベントなども、ラブ白で応援していきたいと思っています。

7月3日(火)に予定しているラブロゼ主催の ロゼワインパーティー もヘルプする予定です



ラブロゼFacebookページ → http://www.facebook.com/LOVE.ROSE.WINE

ラブ白Facebookページ → https://www.facebook.com/WhiteWineLove

皆さん、「ラブロゼ」と「ラブ白」を どうぞよろしくお願いいたします



※素敵なラブロゼのロゴデザインに負けない 「ラブ白」のデザインロゴ を募集中!(5/12まで)
 ただし、ボランティアでご協力いただける方がいらっしゃれば…
 応募データ送付先メールアドレス → white.wine.love@gmail.com


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロゼワインパーティー開催

2012-04-24 15:13:31 | ワイン&酒
全世界で造られている美しく美味しいロゼワインを楽しみ、その魅力をアピールしましょう!というミッションの下、昨年の春に結成された “LOVE ROSE” (ラブロゼ) が、
今年もロゼワインパーティー を開催します



◆日 時: 2012年7月3日(火) 18:30頃~

◆場 所: 都内(調整中)

※参加費、申込方法などの詳細は後日発表



ロゼワインの美しさ、美味しさ、楽しみ方、合わせる料理の幅広さ、などなど、
今世界中で楽しまれているワインスタイルを日本でも一緒に楽しみましょう!

私ももちろん参加します
ぜひこの日のスケジュールは空けておいてくださいね!

昨年のラブロゼレポート → コチラ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白ワインの時代がやってきた!?

2012-04-23 22:43:54 | ワイン&酒
4月20日発行のフリーペーパー「メトロミニッツ」を見ていたら、
4月27日(金)~5月27日(日) に開催される 「Roppongi Hills WINE WEEKS」
白ワイン がフィーチャーされるようです。

六本木ヒルズの12のレストランで、
各店自慢の白ワイン2種+それに合う2種類のおつまみをワンプレートで提供するスペシャルな白ワインセット が登場します。

いよいよ世間も白ワインの魅力に気付き始めた?(笑)

例えば…
★フィリップ・テシエのクレマン・ド・ロワール+アトゥラ・ブラン(南仏のオーガニック)
+手羽塩&えんどう豆の串揚げ=セット価格2,000円(焼鳥の八兵衛)

★ミローネ(スペインのミュスカ)+パディコ(南仏ラングドック)
+フレッシュトマトとモッツアレラチーズのカプレーゼ&サーモンの南米風マリネ=セット価格1,380円(WIRED CAFE Dining Lounge)

なかなかお手軽じゃありません?




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅酒好き男子急増中!

2012-04-23 11:37:38 | ワイン&酒
先日、ワイン輸入元と話していた中で、こんな話が出ました。
「最近、梅酒 が人気ですよね。しかも 若い男性 の梅酒好きが多いですね」と言うのです。

ここ近年、梅酒のCMをよく見ます。
CMに起用されているのは若い女性タレントが多く、ターゲットも女性を意識しています。

ところが、梅酒は甘くて口当たりがいいので、苦いビールやアルコール類が苦手な若い男性を中心に大人気で、飲食店でも男性客によく飲まれている とか!
しかも、さまざまな造り手の梅酒がメニューにオンリストされ、梅酒好き男子があれこれと飲み比べることも珍しくないというのです(まるでワインの飲み比べのようですね)。

さらに、今はノンアルコールタイプの梅酒(風味飲料)もあり、男性が甘い梅酒風のノンアル飲料を飲み会の席で啜っている、というのも珍しくない光景というのですから驚きました。


まるで梅酒なノンアルコール (サントリー)

先日飲んだのは、本当の梅酒のような濃厚なコクと"まったり感”のあるノンアルコール飲料。
かなり甘い!ですが、ロックにして家でゆるゆる飲みたい!これは癒されます。

ビールよりも甘い缶チューハイを好む男子も多く、女性ターゲットの飲料市場に男性が入ってきています。昔であれば、女性向けの甘いドリンクを男性が飲むのは気恥ずかしい、という風潮があったと思いますが、今の若い男性は、恥ずかしいとはまったく思わないようです。

逆に、今は女性でもお酒に強い人が多く(私のまわりには特に!)、「とりあえずビール!」と豪快にジョッキビールを注文する横で、甘いもの好きスウィーツ男子がノンアルの梅酒風ドリンクをちびちび飲む姿が当たり前のようになってきた、ということです。

「女性向け商品」、「男性向け商品」という括りではなく、今後はニーズ自体を考慮した商品開発が必要な時代になってきたといえるでしょうか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レモンタルト@クリーム玄米ブラン

2012-04-22 15:51:43 | 甘いもん

クリーム玄米ブラン レモンタルト クリームチーズ入り

現在発売されているクリーム玄米ブランの最新フレーバーが「レモンタルト」

10種類のビタミン、カルシウム、鉄が配合された、栄養機能食品です。食物繊維たっぷりのサクサクのビスケットにサンドされてるクリームには、クリームチーズ1.6%、レモン1.5%使用。

このシリーズで好きなクリームチーズがベースな上、好きな柑橘フレーバーのタッグ。
レアチーズケーキ風と謳われていて、たしかにそれに近い風味はあります。
でも、スウィーツとして食べるなら、個人的にはもっと甘さが強いとイイナと思いました。

とはいえ、食事ができない時の腹の足しや、小腹が空いた時に食べるのなら、ちょうどいい甘さ加減なのかもしれません。
リピート?します、たぶん


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不揃いのホワイトチョコラスク

2012-04-21 10:23:00 | 甘いもん
季節限定の苺チョコラスク を買いに「シベール」の青山店に出かけたところ、メルマガで気になっていたラスクを発見!

あれ?これって、通販限定では?と尋ねると、ショップの店頭でも買えるとのこと。
ただし、あるときにしか出てこない限定品 とか
それなら、出会ったこの機会に即買う!しかありません(笑)


だいふんとうラスク ホワイトチョコ シベール(麦工房) 140g 500円 (山形県山形市)

シベールのラスクは可愛いハート型をしていますが、大きさが不揃いだったり、形が悪かったりすると、商品としては出せません。
きれいなハート型になろうと大奮闘したのに、その一歩手前でゴメンなさい、となってしまった頑張りやのラスクたちをホワイトチョコレートで包み込み 「だいふんとうラスク」 ができました


プレーン、ブルーベリー、チョコetc...のラスクがホワイトチョコと粉糖で包まれています

「だいふんとうラスク」は、シベールのラスクの中で最も甘い商品ということでした。
食べてみると、さまざまなフレーバーのラスクにホワイトチョコがたっぷりかかり、口の中でまろやかに溶けて広がります。
ラスクのサクサク感とチョコの甘美なマリアージュがシアワセなひとときを約束してくれます

私の買ってきたパッケージの中には11枚入っていましたが、なにぶん不揃いなので、箱によって枚数や入っているフレーバーが違ってきます。
これは何味?とどんどん食べていくと止まらなくなるので、注意が必要です(笑)



シベールには、ラスクの端っこだけの 「福耳らすく」 もあり、こちらもオススメです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

癒しのワイン -ヴィオニエ

2012-04-20 10:24:20 | ワイン&酒
「白ワイン推進委員会」を発足 させたから、ではありませんが(笑)、やはり今日も白ワインを紹介したいと思います。


Vin de Pays d'Oc Viognier 2010 Domaine de La Baume 
(仏、ラングドック=ルション)

ドメーヌ・ド・ラ・ボームのヴァン・ド・ペイの白ワインは3品種ありますが、私のイチオシは、
なんたって ヴィオニエ
(他に、エールフランス機内サービス採用のシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランがあります)

ヴィオニエ は、フランスはコート・デュ・ローヌ屈指の白ワイン コンドリューシャトー・グリエ をつくる白ブドウとして有名ですが、同じくローヌの赤ワイン コート・ロティに加えられる白ブドウとしても知られています。

桃、アプリコット、花などの華やかなアロマが特徴で、それゆえ愛され、その一方で、このアロマがあるからちょっと苦手、という人もいるのではないでしょうか。

また、ヴィオニエはアルコールが高く、酸が低くなりがちなため、ゆるくてもったりするワインも多く見られ、私はそうしたタイプは苦手なのですが、ドメーヌ・ラ・ボームのヴィオニエは果実味と酸が豊かで、非常にバランスよく飲めるのが気に入りました。
デリケートさも持ち合わせ、ヴィオニエ特有のアロマがやさしく上品に香ります。

あ~、これはほっとする~ 癒される~



先週までの花見の疲れを今だに引きずっている人もいるかもしれませんが、この週末、ドメーヌ・ラ・ボームのヴィオニエが傍にあれば、溜まった疲れを癒してくれる ことでしょう

しかも、お値段も魅力的なんです(輸入元希望小売価格 1,800円)(税抜)


※白(シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン)の他、赤ワインは、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンがあります(同 各1,800円)

(輸入元:株式会社 八田)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オススメ個性派!白ワイン

2012-04-19 17:04:16 | ワイン&酒
3月に出かけた試飲会で、これはオススメ!という白ワイン に出会いました。


Vin de Pays de Vaucluse Roussanne 2009
Vin de Pays de Vaucluse Marsanne 2009
/ Verget du Sud (仏、コート・デュ・ローヌ)

あのジャン・マリー・ギュファンス南仏に立ち上げたのが、南のベルジェ“Verget du Sud”
リースナブルに楽しめるワインとして、農協から買ったブドウでギュファンス氏がつくります。
この2つのワインは、それぞれ単独セパージュ100%で仕込まれています。

ルーサンヌ、マルサンヌ といえば、ソムリエ試験ではお馴染みの南仏の白ワイン用品種。
ローヌの赤ワイン、エルミタージュやクローズ・エルミタージュなどにブレンドすることが許されている品種でもあります。

ルーサンヌ は大樽でアルコール発酵&マロラクティック発酵後、オリとともにシュル・リーにて大樽で6カ月熟成させています。
マルサンヌ は水平ステンレスタンクで発酵&マロラクティック発酵後、オリとともにシュル・リーにてステンレスタンクで10カ月熟成させています。
どちらも天然酵母使用。

酸が特徴で、長熟でエレガントなワインをつくるルーサンヌらしさがよく表現され、ルーサンヌのワインは果実味がピュアで、クリーンな印象です。

一方のマルサンヌは熟成感があり、旨味を感じます。ボディが緩みがちになるところを、ステンレスタンクを使ってバランスを取り、ブドウ本来のリッチな味わいが楽しめます。

どちらのワインもよくできています。なのに、お値段は 1,800円(輸入元希望小売価格)(制抜)
ぜひ2本並べ、それぞれのブドウの個性を飲み比べてみてください



Guffens Rouge 2009  Guffens Blanc 2010  / Chateau des Tourettes

ギュファンス氏が南ローヌに所有する自社畑のブドウからつくるのがシャトー・デ・トゥレット。

白(Blanc bien-entendu Grand Trilogie)は、ルーサンヌ40%+シャルドネ40%+ヴィオニエ20%のブレンドで、アルコール&マロラクティック発酵はバレル(新樽率20%)で行い、バレルで数ヶ月熟成後、大樽でシュール・リーにて6カ月熟成させています。
ルーサンヌとヴィオニエという南仏ローヌのブドウが使われているのに、なぜかマコネの白ワインを思わせる独特の風味が感じられました。

赤(enfin cabernet d'endes)はカベルネ・ソーヴィニヨン100%の赤ワイン。
タンニンしっかり系で、飲みごたえがあります。

どちらも2,000円(税抜)。これもコスパよしです

(輸入元:株式会社 八田)




CLINE Marsanne Roussanne Sonoma Coast 2009 (米、カリフォルニア)

マルサンヌ74%+ルーサンヌ26%をブレンドした、ソノマ・コースト産の白ワインです。ローヌ品種はカリフォルニアではもはやポピュラーとなってきていますが、これは実に興味深いワインでした。

マルサンヌのふくよかさと、ルーサンヌのエレガントな酸の組み合わせの妙が楽しめますが、スモーキーな風味があり、非常に個性的な味わいが印象的なワインです。クラインのワインを久しぶりに飲みましたが、これは面白い!(参考上代 2,500円)(税抜)



CLINE Mourvedre Rose 2010 (米、カリフォルニア)

白ワインではありませんが、クラインでもうひとつ嬉しい出会いがありました。
Contra Costa Couty のムールヴェドル100%でつくられるロゼワインです。ムールヴェドルはスペインや南仏でよく見られますが、カリフォルニアではレアな黒ブドウ品種です。

色の濃い、キレイなロゼ。辛口仕立てですが、ほのかな甘みがあります。ボディにほどよい厚みがあるので(アルコール13.5%)、アペリティフだけでなく、白身の肉料理まで合わせられると思います。
桜の季節は終わりましたが、GWや初夏、夏のバカンスにも活躍してくれること間違いナシのロゼです(参考上代 2,200円)(税抜)

(輸入元:布袋ワインズ株式会社)


さて、気になるワインはありましたか? 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする