ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ワインは健康に悪い?いい?

2014-03-31 13:26:40 | ワイン&酒
先日、ワイン好きの芸能人の方のがん手術のニュースがあり、ワインはやっぱり健康に悪いんじゃない?といった話題がネット上などでささやかましたが、実際はどうなの?と気になる人は多いことでしょう。

もちろん、過度な飲酒は、ワインに限らず、どのアルコール類でもNG ですよね。

また、食事をせずにアルコールだけを飲むのもよくない、というのもわかります。



以前、イタリアのシエナ国立ワイン展示館(ENOTECA ITALIANA)による、適正飲酒とワインの健康効果をテーマにしたセミナーの詳細リポートを書きましたので、ぜひ参考にしてください。
ワインの健康効果、適正飲酒量、食品や運動量との関係などについて紹介しています。
 → リポートは コチラ

ちなみに、適正飲酒量は ワインなら 男性は 1/2本(375ml)、女性は 1/4本(187ml)

もちろん、アルコールに弱い人は、これ以下でもNGになってくるわけですが。

私が外でワインを飲む場合、ついつい一人1本以上になってしまうことが多いですが、健康を考えると、もう少し控えめにしないといけませんね…(反省)。



そんなわけで、家で飲む時は、1本のワインを3日かけて飲む ように心がけています。
昨夜の晩酌は、桜の季節に合わせ、こちらのワインを1/3ボトルだけ飲みました。


FRONTERA Rose 2012 Concha y Toro (Chille、DO Central Valley)

カベルネ・ソーヴィニヨン85%+他、かなり色の濃いロゼワインです。
果実味がまろやかな辛口タイプ。白身魚のフライに合わせて楽しみました。
(輸入元:メルシャン株式会社)



花見、歓送迎会と、アルコールを飲む機会が多い季節ですが、適正量を頭に入れ、無理やり飲む、飲ませる、といったことのないように楽しみたい ものですね


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ワインとグミ グミとワイン

2014-03-30 10:36:28 | ワイン&酒
懲りもせず、またまた ワインとグミのマリアージュ の検証です(笑)

今回は、同じワインで、グミの種類を変えて合わせてみました。

チョイスしたのは、以前に飲んでコスパがよくて気に入り、リピートしたチリの白ワイン


anane Sauvignon Blanc 2012 (Chile, Maure Valley)

ワンコインながら、果実味がしっかりとし、ソーヴィニヨンらしい爽やかさも楽しめるワインです。

これに、ブドウ2種の果汁グミ をマッチングさせてみました。


果汁グミ  シャルドネ      ぶどう   (明治)

ぶどう(右)はすでに紹介済み ですが、今回は白ぶどうの“シャルドネ”とともに検証しました。
1袋51g、シャルドネ167kcal、ぶどう169kcal


どちらもブドウの形ですが、微妙な違いがあり、食感は“ぶどう”(右)の方がやや硬め

“シャルドネ”は、香料のせいか、シャルドネらしからぬ華やかな香りがちょっと鼻に付きましたが、ぶどうの風味はちゃんとあります。でも、味わいはちょっとマスカット的?

今回飲んだワインはシャルドネではなくソーヴィニヨン・ブランですが、白品種という共通点もあり、ワインとシャルドネグミとのマリアージュはとても良かった です。
ワインが果実味の濃いタイプだったのも、マリアージュが成功した理由だと思います。

紫色の“ぶどう”とのマリアージュも、決して悪くはありません。
ただ、香料が強いので(アメリカ系のブドウの香り)、繊細なタイプの白ワインだとグミが勝ちすぎてしまいます。
こちらのグミは、以前チリ産のカベルネ・ソーヴィニヨンと合わせた時にピッタリだと思いましたが、白ワインでも、「anane」のようなタイプならOKです。



では、別メーカーのグミも試してみましょう。


フルーツグミ ミックス  (カバヤ食品) 170g

国内産果汁使用 のフルーツグミで、4種類のフレーバー が個包装パックされています。
1粒約 5g、15.7~15.8kcal


和歌山みかん味       山梨もも味
青森りんご味         長野巨峰味

カバヤのグミは かなり硬くて弾力があり、ゴムっぽい食感 ですね。
歯の詰め物が気になる私としては、食べる際に注意が必要でした(笑)

単体で食べるのには、充分おいしいです。
が、果汁比率が重量の3%ほどなので、明治の果汁グミと比べると、果実味の濃さや、ナチュラル感の点で物足りなさを感じました。




同じフレーバーの “ぶどう”“桃”で 食べ比べてみました
(果物の形なのが明治の果汁グミ、丸いのがカバヤのフルーツグミ)

明治の果汁グミ は、むっちりして果実感があるので、ワインとよくなじみます。
着色料不使用の自然な色合いもいいですね。

カバヤのフルーツグミ はゴム的な硬さがあり、着色料、香料も気になり、ワインとのなじみの点ではいまひとつ。手軽に食べられるおやつとしてならいいと思います。

グミ菓子はいろいろ出ていますが、ワインと合わせるなら、
「果汁含有率が高いもの」「適度なむっちり感があるもの」 が、マリアージュ的にオススメです。

次はまた別のグミでも検証してみたいと思っています(笑)


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ブランジェリーナのロゼワイン2013年は素晴らしい出来!

2014-03-29 15:43:18 | ワイン&酒
あちこちで桜が咲き、今日もすっかり花見日和となりましたね。
昨日は お花見にオススメのロゼワインを紹介 しましたが、今日も ロゼワイン の話題をお届けします。

本日のロゼは、超セレブですよ

というのも、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット夫妻がオーナー だから

このロゼワインについては 以前にも紹介 しましたが、3月28日に都内で開催された新ヴィンテージのプレローンチイベントで2013年を試飲 してきましたので、リポートします。




Miraval Rose 2013 Jolie-Pitt & Perrin  (France, Cote de Provence)

プロヴァンスのコランス村のシャトー・ミラヴァルを別荘として所有するアンジーとブラピが、南ローヌで名を馳せている家族経営のワイン生産者 ファミーユ・ペラン と2012年6月に出会ったことから、 “Jolie-Pitt & Perrin” という共同プロジェクトが始まりました。

南ローヌで古くからオーガニック栽培を実践し、その土地の特徴を最大限に表現することをコンセプトとしているファミーユ・ペランを見込み、アンジーとブラピは、ペラン家とともにすべてを手掛けてきました。


ワインの味わいはもちろん 独特のボトルの形も共同でプロデュース

Miraval Rose 2012 が Jolie-Pitt & Perrinによる 初ヴィンテージとなりました。

さすがに有名スターのワインだけあって、わずか1000ケースは瞬く間に完売!
2012年ヴィンテージは、Wine Spectator のベストワイン2013トップ100にロゼで唯一ランクインしている実力派でもあります。

日本へは2013年7月に上陸しましたが、割り当て量は少なく、店頭に並ぶとすぐになくなったとか。
3000円 (税抜)と、セレブな肩書を持つワインなのに意外に高くない、ということも人気に拍車をかけたのでしょう。

でも、安心してください。新2013年ヴィンテージは充分な量が確保できた、と輸入元から聞きましたので、飲める機会が増えそうですよ。


淡いバラ色がビューティフル

肝心の2013年の味わいですが、ピュアで透明感があり、ナチュラルでみずみずしい飲み心地!雑味のない、自然な味わいで、バランスがよく、スルスル飲めてしまいます。
アルコール度数13%と、しっかりしているので、このスルスル感はかなり危険な気が(笑)

2012年と比べて、2013年はさらにクオリティが高い! と感じました。
ブランジェリーナのワイン、という前置きがなくても、間違いなくワイン本来の味で評価してもらえる出来になっています。

輸入元の方も、この日はじめて新ヴィンテージを飲んだそうですが、そのクオリティの高さに驚いた、と言っていました。



ミラヴァルではオーガニックでブドウを栽培していますが、年々手をかけてきた成果が出ている といっていいでしょう。
また、ミラヴァルのあるコランス村全体がオーガニックの村なので、そうした環境そのものが、ミラヴァルにもさらにいい影響を与えているに違いありません。

目にも美しく、味わいもパーフェクトなミラヴァル ロゼ 2013 は、2014年6月21日に日本でリリース されます。

6月21日は 夏至の日、ということもあって、この日を選んだそうです。

というのも、プロヴァンス地方では毎年夏至の日に 「Feux de la Saint Jean」(サン・ジャンの火祭)と呼ばれるお祭りが行われるからなんです。

夏の始まりのこの頃になると、畑の作業も一段落します。
つらい農作業から解放され、その疲れを癒し、リラックスするためのお祭りになり、かがり火が焚かれ、音楽演奏やパレードなどで盛り上がるのだとか。


リラックスのお供には もちろんロゼワイン

そんな素敵な風習を日本にも持ち込みたい、という輸入元の思いから、ミラヴァル・ロゼ2013は夏至の日にリリースされます。




ハイクオリティで華やかな雰囲気のミラヴァル・ロゼはフォーマルダイニングにもマッチ

また、好きなものをつまみながら楽しむ気軽なパーティーや、ピクニック にも連れていきたくなる“親しみやすさ”もあります。



幅広いフードに合わせられるのが魅力ですね。


完璧!と思ったのが オリーブ

グリーンとブラックのオリーブと、ラタトゥイユ的な野菜の煮込みを合わせたものですが、なんともいえないうま味があって、これが実によくミラヴァル・ロゼに合いました。


食べやすい串料理もオススメ


ミラヴァル・ロゼをクリームに入れた マカロン はワインの相性もバッチリ!
これはかなり気に入りました

こう飲まなくちゃいけない!これと合わせてはダメ!
といったことを気にしなくていいのが、ロゼワインのいいところ。

ミラヴァル・ロゼは、セレブで華麗なワインですが、リラックスしながら楽しめます

リリースまでもう少しのガマンです

(輸入元:ジェロボーム株式会社)


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花見といえばロゼワイン!

2014-03-28 10:12:48 | ワイン&酒
今週末は桜の花見を予定している人も多いことでしょう。
おそらくこの桜の季節が、一年で一番 ロゼワイン が売れるはず(笑)

花見だから桜色のワイン=ロゼワイン、と結びつけるわけですが、どうせ飲むなら、皆に美味しい!と言ってもらえるロゼワインをチョイスしたいもの。
そこで、今週の試飲会で出合った、私のオススメロゼを紹介します。



右)Bourgogne Clairet Rose 2010 Geantet-Pansiot (仏 ブルゴーニュ)
左)Rose of ZinFUNdel 2011 NALLE (米 カリフォルニア)




Bourgogne Clairet Rose 2010 Geantet-Pansiot  2800円

ブルゴーニュはジュヴレイ・シャンベルタンのジャンテ・パンシオがつくるロゼ。
樹齢約80年のピノ・ノワールからつくられています。

色は淡い桜色。控えめなベリーのアロマがデリケート。うまみの乗った滋味な味わいがおいしい! 驚くのは余韻の長さ で、じんわりとしたうまみが口の中に穏やかに広がります。

アペリティフはもちろんですが、これ一本で食事を通すことができる包容力があります。
お花見のように、あれこれ色々な料理が集まる場なら、このロゼワインはオールマイティに大活躍すること間違いなし。アルコール11%とライトなのに、この旨み

高級店の料理にも合うクオリティなので、訳わからなくなるようなビニールシート上の宴会にはもったいないのだけれど(笑)
ブルゴーニュらしからぬ曲線美のボトルも話題になるはず。
優雅に楽しむお花見にオススメ です。


ピンクのコルクもキュート♪




Rose of ZinFUNdel 2011 NALLE  3200円

ジンファンデルの栽培の伝統産地ソノマのドライクリーク・ヴァレー産のZinfandelロゼ。
正しい綴りは「Zinfandel」ですが、「ZinFUNdel」(FUN=楽しい)とした遊び心が楽しいですね(笑)

アタックはジャンテ・パンシオのロゼよりもやや甘めに感じますが、酸が豊かで、しっかりとしたうまみがあり、長い余韻にうっとり
古木を所有し、ジンファンデルに定評のあるノールならではの出来で、質のいいブドウを使っていることがよくわかります。アルコール度数は12.5%。

最初に少しキャンディぽさがあり、繊細な味わいのフードだとワインに負けてしまいそうなので、ジャンテ・パンシオのロゼよりもフードを選ぶタイプでしょう。
ローストビーフなど、ジューシーな肉料理が合いそう。セミハード系のチーズもオススメ。





もう少しお手軽なプライスがいいなら、見た感じのフィーリングや色の濃淡の好みで選んでも、ロゼワインならハズレが少ないから一安心(笑)
1000円台~2000円程度で揃うのが多いのも嬉しいポイントです

(輸入元:ヴィノラム)


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魅惑のワイン産地 南仏ルーション【後編】

2014-03-27 10:00:28 | ワイン&酒
【前編】 より続きます。

ルーションエリアのワイン生産量をザクッと紹介します。

[Dry Wine]
Cotes du Roussillon Red   74,784hl
Cotes du Roussillon Rose  103,736hl
Cotes du Roussillon White  6,805hl
Cotes du Roussillon Village Red 65,836hl
Collioure Red   9,729hl
Collioure Rose   4,151hl
Collioure White  2,320hl
IGP 3 colors   23,4263hl

AOCワインの中では、意外にもコート・デュ・ルーションのロゼが多いですが、全体的にみると、赤ワインの生産量が多い地域といえるでしょう。

ブドウ品種は、グルナッシュ・ブラン、マカブ、グルナッシュ・グリカリニャン、グルナッシュ・ノワール が主体です。

【前編】で紹介したように、地形が変化に富み、土壌が多様なため、多彩なキャラクターのワインがつくられています。


まず、4生産者の白ワインから見て行きましょう。


左)Clos des Fees VV Blanc 2011 (VDP Cotes Catalanes Blanc) 
右)Roc des Anges “Llum” 2011  (AOC Cotes du Roussillon Blanc)

「クロ・デ・フェ」 の白ワインは、グルナッシュ・ブラン90%、グルナッシュ・グリ10%。グルナッシュ・ブランの樹齢は100年以上!ゴブレ仕立てです。
石灰岩、粘土度石灰岩の土壌に畑が点在し(全体で30haの畑を所有)、白品種は2.5ha。
華やかなアロマがあり、完熟したリッチな味わいは、バターを使った料理にピッタリ。
「フレッシュで冷涼感のある白ワインをつくることもできる」と、ビズールさん。

「ロック・デ・サンジュ」 の白ワインは、グルナッシュ・グリ90%(樹齢70~100年)、マカブ10%。
白用の畑は5haで(全体で20haを所有)、土壌はシスト。
繊細なアロマと味わいが特徴的で、ふわりとした軽やかさがあり、料理は繊細なものがオススメ。
このワインには“光(ルミエール”という名前が付けられていて、「ワインの中にある明るさ、軽さ、透明感を感じてほしい」と、マジョリさん。



左)Le Soula Blanc 2008     (VDP Cotes Catalanes Blanc) 
右)La D18 2008 Olivier Pithon (VDP Cotes Catalanes Blanc) 

「ル・スーラ」 の白2008年は、ソーヴィニヨン38%、マカブ35%、ヴェルメンティーノ19%、グルナッシュ・ブラン6%、マルサンヌとルーサンヌ各2%。
22haの畑のうち10haが白用で、土壌は花崗岩とシスト。
ピュアで透明感があり、フレッシュ感、ミネラル感、キレイでスムースな味わいで、奥底に複雑味もあり、とてもいいバランスでした。
「アッサンブラージュのワインに興味がある。人が介在することで全体の調和を取ることができ、造り手がバランスを決められるのは面白い」と、スタンドリーさん。

「オリヴィエ・ピトン」 では、白7ha、赤8haで、ほぼ半々。土壌は石灰岩、マール、シスト。
“D18”は県道の名前。グルナッシュ・グリ70%、グルナッシュ・ブラン30%のブレンド。熟成感のある味わいで、非常に骨太。デリケートな味わいのル・スーラと比べると、まったく対照的で面白い!

「同じ品種、同じ土壌でも、つくる人が違うと、ワインの味わいも違ってくる」とピトンさんが言う通り、この2つのワインは、造り手2人のそれぞれの個性がよく反映されている?(笑)


スタンドリーさん(Le Soula)    ピトンさん(Olivier Pithon)

「2008年は最高の年で、白はフレッシュな冷涼感がある。赤も素晴らしい年」と、ピトンさん。

ということで、赤ワインを見てみましょう。




左)Le Pilou 2009 Olivier Pithon     (VDP Cotes Catalanes Rouge) 
右)Roc des Anges “Carignan 1903” 2011 (VDP Cotes Catalanes Rouge)

「ピトン」の“ル・ピルー”は樹齢100年のカリニャン100%
「ロック・デ・サンジュ」の“カリニャン1903”は1903年に植えられたもの。よって、これも100年を超えるカリニャン100%。
土壌は、ル・ピルーが粘土石灰で、1903がシスト。

この2つを飲み比べてみると、ル・ピルーは酸が豊かで、かつ熟成感もあります。
1903はまだ2011年なので、若々しい紫の色調が見られ、フレッシュさがあり、テクスチュアはまろやか。


ロック・デ・ザンジュのマジョリさん

「ワインは人を反映する」というピトン説に当てはめると、ロック・デ・サンジュの味わいは、マジョリさんを映し出しているでしょうか?



左)Le Soula Rouge 2008      (VDP Cotes Catalanes Rouge)
右)Clos des Fees VV Rouge 2010 (AOC Cotes du Roussillon Village Rouge ) 

「ル・スーラ」 は、カリニャン55%、シラー35%、グルナッシュ10%。
「クロ・デ・フェ」 はグルナッシュ50%、カリニャン35%、シラー15%。
どちらも同じブドウ品種を使っていますが、ブレンド比率が異なります。

ル・スーラの土壌は花崗岩、片岩。熟成感が出始めていますが、酸がしっかりあり、エレガントなバランスが絶妙。
クロ・デュ・フェの土壌はヒルサイドの石灰岩、粘土。年が2年若いので、まだまだ硬く、タンニンがタフで、ガッチリパワフル。やっぱり造り手を反映している?(笑)


クロ・デュ・フェのビズールさん

「クロ・デ・フェ」は、「妖精が舞い降りた畑」 の意味。
メルヘンなドメーヌ名とビズールさんの雰囲気に、若干の違和感を感じますが…(笑)

こちらも「クロ・デ・フェ」のワイン。


左)テンプラニーリョ80%+カリニャン20% 右)カベルネ・フラン80%+メルロ20%
※どちらも VDP Pyrenees Orientales




VDP Cotes Catalanes Trigone 2010 Le Soula

シラー95%+カリニャン5%のフレッシュな赤で、プライスもお手頃。

Le Soula は、オック語(フランス南部の言葉)で、「太陽」(仏語ならSoleil)の意味。
南向きの畑をイメージしているそうです。
ドメーヌ・ゴビィ同様、ル・スーラもバイオダイナミクス




Olivier Pithon もバイオダイナミクスを実践

ピトンのコンセプトは “楽しさ、バランス、軽快さ”

「セパージュとテロワールの関係をいかに早く理解できるか?が大事」
「カリニャンは土壌を素直に表現する品種」と、語ります。



「Roc des Anges」 「天使の岩」の意味。マジョリさんが見つけたラグリ渓谷の畑が、白い石英(水晶)を多く含んだ土壌だったことから名付けました。ブドウの平均樹齢は70年で、45%が樹齢95年以上という古木揃い。
ロック・デ・ザンジュもバイオダイナミクスです。

マジョリさんは、2008年にもうひとつのドメーヌ 「Les Terres de Fagayra」(レ・テレ・ド・ファゲイラ) を夫とともに立ち上げました。
ここでは酒精強化ワインをつくっています。
モーリーの北限の地に3.2haの畑を所有し、栽培はオーガニック


Maury Rouge 2010           Maury Blanc 2010 

ルージュはグルナッシュ100%、ブランはグルナッシュ・グリ80%+マカブ20%。
平均樹齢は60年で、土壌はシスト、石灰岩。

ルージュはステンレスタンク発酵で、熟成も短め。やわらかく、まろやかで、アルコール度数17%を感じさせないキレイな甘さです。ショコラとのマリアージュがパーフェクト!
ブランはアルコール度数15.5%とやや低め。酸がきれいで、ミネラル感があり、ハチミツを思わせるリッチななめらかさもあります。こちらはブルーチーズと合わせてみたいですね。



彼らのように、情熱を持ってルーションを目指し、成功している生産者が、この産地の評判を押し上げてきています。
ルーションならではの個性あふれるワインは、ボルドーやブルゴーニュといった定番に飽き始めた人たちの心を刺激し、ビオやオーガニックワインが多いことやコストパフォーマンスの良さもあいまって、ひとつのトレンドとなってきています。

日本では、フランスワインに詳しい人以外には、「ルーション」という名前程度しか知られていないかもしれませんが、この機会にぜひ覚えておくと、これからのワイン選びが楽しくなること間違いなしです。

(輸入元:セパージュ株式会社)


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魅惑のワイン産地 南仏ルーション【前編】

2014-03-26 10:00:53 | ワイン&酒
昨年来日した生産者の中から、なかなかアップする機会のなかったものの、これはぜひ!というところを紹介します。

それは、フランス南部 ルーション地方 です。

2013年春、ルーション地方の4生産者が来日しました。


左より)
エルヴェ・ビズールさん 「Le Clos des fees」 (ル・クロ・デ・フェ)
オリヴィエ・ピトンさん 「Domaine Olivier Pithon」 (ドメーヌ・オリヴィエ・ピトン)
マジョリ・ガレさん 「Domaine Roc des Anges」 (ドメーヌ・ロック・デ・サンジュ)
ジェラール・スタンドリーさん 「Le Soula」 (ル・スーラ)



ルーション という産地名は、ラングドック・ルーション地方 と覚えたのでは?

ラングドック・ルーション地方はラングドック地方ルーション地方を合わせた産地で、地中海に接し、南仏中央から西のスペイン寄りに広がっています。
この産地はフランスのワイン産地の中で最も広い面積を持ち、特にテーブルワインや地酒ワインの生産量が多く、“質よりも量の産地”といわれてきました。

しかし、近年は、ラングドックとルーションは区別して捉えられるようになってきています。

ラングドック は著名生産者の進出がめざましいエリアで、本拠地でなら手が出しにくいような生産者が手掛けるワインが手軽な価格で楽しめるようになってきました。土地が安く、ブドウが育ちやすい恵まれた環境のおかげです。

ルーション はラングドック地方よりも西に位置し、スペインに近い、ピレネー山脈に接するエリアになります。
畑面積はラングドック地方の20%以下で、シャンパーニュ地方よりやや広い程度。

乾燥する暑い夏、温暖な冬の地中海性気候で、晴れの日が多く、日照に恵まれています。

海に近いエリアから、内陸部の山麓の丘陵、谷、段丘と、多様な地形があり、
石灰岩と粘土、片麻岩、花崗岩、頁岩などが入り組み合う複雑な土壌 も特徴です。

ラングドックよりもルーションの方が土地が険しく、ワインもストイックで繊細。
ラングドックは素直で、おおらかで、のびやかな印象のワインが多いように思います。



古くからのワイン産地であるルーションですが、ラングドック同様、近年ここにも次々と進出する生産者が見られます。
彼らは、ちょっとひと癖ある造り手、かもしれません。

例えば、「Le Clos des fees」(ル・クロ・デ・フェ)のエルヴェ・ビズール さん。



1981年、21歳の時にフランス最優秀ジョンヌ(若手)ソムリエに輝いたビズールさんは、その後、レストラン経営、IT企業の社長などを経て、1997年にルーションの地でドメーヌを立ち上げました。

「ある時、ガレージワインをつくろう!と思った。できたワインを飲んで気に入ってくれた人がいて、それ以来、小さな場所でワインづくりをしている」と、ビズールさん。


「Le Soula」 (ル・スーラ)は、ルーションで最も著名な生産者のひとりジェラール・ゴビィ(“ムンタダ”で有名なドメーヌ・ゴビィ)と、ワインインポーターのリチャース・ウォルフォードが2000年に共同で設立したドメーヌ。


ジェラール・スタンドリーさんは Le Soulaのワインメーカー

スタンドリーさんは、フランス各地、南アフリカ、ニュージーランドなど、世界のあちこちでワイン醸造に携わった後、2008年にLe Soulaへ。


「Domaine Olivier Pithon」 (ドメーヌ・オリヴィエ・ピトン)のオリヴィエ・ピトンさんは、ロワール地方コトー・デュ・レイヨンで名高い醸造家ジョー・ピトンの弟。



小さい頃から兄の手伝いをしていましたが、18歳で故郷を離れ、ボルドーで学んだ後、2000年にルーションのカルスへ。そこでジェラール・ゴヴィに出合い、大きな影響を受けました。




マジョリ・ガレ さんも、ドメーヌ・ゴビィを訪れて影響を受けた1人で、2001年、23歳の時に 「Domaine Roc des Anges」(ドメーヌ・ロック・デ・サンジュ)を設立。



彼らは皆、情熱を持つ新しい造り手たち

そして、その彼らに影響を与えた人物が、「ドメーヌ・ゴビィ」のジェラール・ゴビィ氏。
ルーションのワインを語る上で、ゴビィは必須かもしれませんが、それはまたいつかの機会とし、今回は4つの生産者のワインを見ていきましょう。



【後編】


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パタゴニア産ブルーベリーのジャム

2014-03-25 16:31:34 | 甘いもん
チリ、アルゼンチンから帰ってきて半年経った今ごろになって、アルゼンチンはメンドーサのスーパーで買ってきたブルーベリージャム を開けてみました。


PATAGONIA Blueberry Jam (Made in Argentina)

パタゴニア は、チリとアルゼンチンにまたがる南緯40度以南の地域で、年間を通じて気温が低く、強い風が吹きます。
氷河が有名で、観光客が多く訪れるので、名前を知っている方も多いのでは?

私は行けませんでしたが、せっかくなので、メンドーサで パタゴニア産ジャムを買いました。
パタゴニアのベリーは特産品で、特に人気なのが ブルーベリー です。



イングリッシュマフィンにカッテージチーズを載せた上にジャムをトッピング

このジャムは 砂糖無添加 (Sin azucar)なのに、甘い!
テクスチュアはやわらかで、すーっと口の中でほぐれます。

塩気のあるチーズと合わせたら、ワインのお供 にもいいじゃない?




一瓶260gで、日本円に換算して300円以下だったと思います。
瓶の重さが気になりますが、日本ではなかなか手に入りにくいものなので、自分用にはもちろん、ちょっとしたお土産にもなりますね。

なお、パタゴニア地方には、“パタゴニアン・ブルーベリー”と呼ばれる、ブルーベリーによく似た Maqui berry(マキュベリー)という特別なベリーがありますので、これからアルゼンチンに行かれる方は、ぜひそれを探してみてください


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「ルエダ」はスペインの白ワイン産地です

2014-03-24 15:15:39 | ワイン&酒
3月第1週に開催された、食と飲料の展示会 「FOODEX JAPAN 2014」 のスペインコーナーに、
白ワイン好きの心をくすぐるブースがありました。

それは、スペインの白ワインを代表する産地のひとつ D.O. Rueda (ルエダ)

首都マドリッドの北西に位置し、標高は700~800m
天候に恵まれ、夏は暑く、冬は寒い大陸性気候。

もっとも多く栽培されているブドウ品種は ヴェルデホ-verdejo で、次にヴィウラ、ソーヴィニヨン・ブラン、パロミノ・フィノと続きます。
赤ワインやロゼワインもありますが(テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、ガルナッチャ)、ルエダで赤とロゼの原産地呼称が認められたのは2008年のこと。

つまり、ルエダは白ワインがメインの産地 なんです。

「DO Rueda Verdejo」を名乗るにはヴェルデホは最低85%以上でなければならず(とはいえ、たいていは100%のものになるようです)、「DO Rueda」ならヴェルデホは最低でも50%以上でなければなりません。

そう、ルエダのワインのキーワードは “ヴェルデホ”



スペインの白ワイン産地では、ほかに北西部のガリシア地方の「リアス・バイシャス」がよく知られています。実は私のお気に入りもリアス・バイシャス。ミネラル感のある酸が好きだから。

※やっぱり好き!リアス・バイシャスのワイン → コチラ



そこで、ブースにいらしたルエダワイン委員会 海外担当 Mario Munoz Blanco氏に、
ルエダとリアス・バイシャスの白ワインの違い を尋ねてみました。

「酸とアロマのキャラクターで味わいが違ってくる」 とマリオさん。

リアス・バイシャス のブドウはアルバリーニョ
 → 酸が強く、アロマが弱めで、味わいに砂の感じがある。

ルエダ のブドウはヴェルデホ
 → 酸が穏やかで、アロマに富み、味わいに草の感じがあって、苦みが残る。

酸が苦手な人、華やかなアロマを求める人は、ルエダをチョイス するのがいいですね。
また、多くの人が参加するパーティーなどでも、ルエダの方が広く受け入れられるでしょうか。
リアス・バイシャスは、寿司、魚介料理などにオススメ。




裏ラベルの黄色いシール RuedA が ルエダワインの証

マリオさんの話では、ルエダから年間30万本のワインを日本に輸出しているそうですよ。



フレッシュなタイプから樽で熟成させたタイプまで多彩

個人的には、樽を使わないタイプの方がやさしい味わいで好みですが、ブレンドものもありますし、バラエティ豊かなので、自分好みのルエダワインを探してみるといいでしょう。

すっかり春らしくなってきたこの陽気も、ルエダの白ワインに似合いますね




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3/24放送 「オスマンvs.ハプスブルク」の華麗なる対決!

2014-03-23 15:35:48 | お出かけ&旅行
オーストリア大使館商務部から、ハプスブルク帝国の栄光を紹介するTV番組 の案内をいただきました。

番組: 世界遺産ドリーム対決 
     「大解剖!栄華を極めた二大帝国 オスマンvs.ハプスブルク」  (NHK総合) 

日時: 3月24日(月) 19:30 ~ 20:43



ハプスブルク帝国 といえば、500年以上もの栄華を極めたヨーロッパの大帝国。
現在のオーストリア、スロベニア、イタリア北部などの地域を所有していました。
マリア・テレジア、その娘マリー・アントワネット、エリザベートなどがおり、華麗なる家系です

番組で対決するのは、イスラムのオスマン帝国
現在のトルコのイスタンブールを首都として栄えた多民族帝国です。

オスマン帝国によるウィーン包囲や、ハプスブルクによるオスマン帝国からのハンガリー奪還など、この2つの大帝国は、超ライバル関係にありました。

この2大帝国がTV上で対決!?

さすがに物騒な対決ではなく、オーストリア側からは、ハプスブルクの華やかな宮廷文化や美味しいスイーツなどが登場するとか。 ゴージャスな対決になりそうですね

 番組公式サイト: http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/dream/ 



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最近ハマっているワインとコレの組み合わせ(笑)

2014-03-22 17:30:37 | ワイン&酒
久しぶりに出かけたスーパーのワインコーナーで、初めて見るワインがありました。


Vinoir RED WINE 2013 Terra Bendita (Chile)

「Vinoir」 は、チリの大手グループ Terra Bendita社 のカジュアルライン。
赤ワインは、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、この2つのブレンド、REDの4種があるようですが、このREDが最も下のラインでしょう。

おそらく、カベルネとメルロを中心としたブレンドで、ズシンと重めではなく、ほどよい飲み心地のミディアム~ミディアムフルボディ。アルコール度数も12.5%と軽め。

かしこまって飲むワインではなく、気軽にフードと合わせて楽しむタイプですね。
バックラベルに書かれているオススメ料理も、牛肉料理、ハンバーグ、ミートパスタと、普通に家庭の食卓に並ぶもの。焼き鳥、焼きそば、なんかも合いそう。



“グミとワインのマリアージュ” を推奨している私は、このワインでも検証してみました


果汁グミ ベジタブル&フルーツ (株式会社明治)

にんじんをベースにした8種類の野菜汁と、りんご、オレンジ、レモンの3種の果汁を7:3の割合で配合したグミは、一袋47g、156kcal。


にんじんベースというだけあって、にんじんの形

相変わらずのむちっとした歯ごたえ!
ほんのり甘いですが、にんじん?とは思えない、まろやかでやさしい味で、これが、強すぎないチリの赤ワイン「Vinoir RED」とよく合いました。

やっぱり、果汁グミは(これは野菜果汁ブレンドですが)ワインに合いますねぇ

今回のような赤ワインは、色調が近いカラーのグミがより相性がいいですね。

※「新定番!ワインのお供に果汁グミ」 → コチラ

※ロゼワインには「ザクロ」グミがオススメ → コチラ





Terra Bendita社 は、チリだけでなく、アルゼンチン、ブラジルでもワイナリーを展開。
ワイナリーのHPに、この「Vinoir」と他2つのブランドが日本へ輸入されることになった、というニュースが出ていましたから、最近入ってきたのでしょう。

「Vinoir RED 」は、ワインを飲みなれた人にはちょっと物足りない味わいかもしれませんが、アウトドアバーベキューなどによさそう。
そもそも、プライス(税抜380円)を考えたら仕方ない?(笑)
アウトドアでも便利なスクリューキャップです。

(輸入元:株式会社ノルレェイク・インターナショナル)


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「はじめのカレー粉」で絶品カレーができました!

2014-03-21 12:21:29 | おいしい食べもん
料理雑誌 「料理通信」 のKさんから、先日、カレー粉のサンプルをいただきました。

なんでも“味覚探究”をテーマにしたオンラインショップをスタートしたそうで、そのうちのひとつに カレー があるんですって。


料理通信オリジナル はじめのカレー粉

いただいたサンプルは、一袋30g(4人前のカレーが作れます)
レシピも付いていましたので、それに則って作ってみることにしました。


完成品!

材料の関係から、鶏もも肉の量は約半分にし(1100g→500g)、バター(80g)もヨーグルト(220g)も、オリジナルレシピよりも控えめに。
玉ねぎの炒め方も、ゴメンなさい、30分(本来は40~50分)と短めでした。

玉ねぎを炒める段階で力が尽きかけてしまったのですが、それから先があっという間で、これならもう少し我慢すればよかった、と後悔。
それでも、出来上がったカレーは、さすがにおいしい!

スパイシーですが、どこかほっとできる滋味な味わいで、じわ~んと沁み渡ります
自分が作ったとは思えないほど素晴らしい出来でした(笑)



うちのカレーは母が作る昔ながらの野菜ゴロゴロカレーで、市販のルーは使わずに、野菜でトロミをつけ、カレー粉を使います。
家カレーももちろんおいしいですが、今回のカレーは私が作ったのに、まさにプロの味

「はじめのカレー粉」には、クミン、コリアンダー、ターメリック、カイエンヌペッパーの4種のスパイスのみが使われていますが、複雑でエキゾチックな風味のカレーに仕上がります。

これぞ、スパイスのブレンドの妙

ブレンドしたのは 「フレンチカレーSPOON」 (西荻窪)の和田直樹シェフ
フレンチの名店で経験を積んだシェフのカレーレシピだったとは!

ホームパーティーでのシメのカレーにしても喜ばれるでしょうし、パウダー状のカレー粉なので、あれこれ幅広く応用できそうです。

「料理通信オリジナルはじめのカレー粉 120g」(約4皿×4回分)(1575円)
    webサイトから購入できます → コチラ


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春の提案―ロゼワインと果汁グミ

2014-03-20 15:45:12 | ワイン&酒
先日、「新定番!ワインのお供に果汁グミ」 を紹介したところ、興味を持ってくださった方がたくさんいらっしゃいました。

ええ、果汁グミはワインのお供に意外とイケるんです

そこで、これからチャレンジする方のために、一石二鳥になる組み合わせを提案します。

それは、ロゼワイン&コラーゲンたっぷりグミ(おいしくコラーゲン6000mg ざくろ)

もちろん、実際に試してみました。
今回チョイスしたのは、フランスはロワール地方のロゼワイン


Gamay Rose NV Pierre LUNEAU-PAPIN (France, Vin de Pays du Val de Loire)

ガメイ種からつくられる淡いバラ色の辛口。桃や白い果肉のフルーツの上品なアロマと、洗練されたフルーティーな味わいが楽しめます。


合わせたグミは おいしくコラーゲン6000mgザクロ(左)と 果汁グミ (右)
(株式会社 明治)

「ザクロ」は前回も試しましたが、「桃」は今回が初めてのチャレンジ。



「桃」(右)はやわらかな食感で、コラーゲンは一袋 2300mg入り。
「ザクロ」(左)は一袋にコラーゲン 6000mg入り。

桃は少し甘さを感じる味わいのワインが合い、辛口ロゼならザクロの方がよりマッチします。



桜の花びらを思わせる色合いが美しいロゼワインはお花見にもってこい、とよくいわれます。

お花見ロゼワインのお供にも、ヘルシー&コラーゲンたっぷり、かつお手軽な果汁グミを提案 しますが、せっかくなので、母の日のプレゼント候補 としても考えながら飲んでみませんか?

今年の母の日は5月11日(日)。
ワインをチョイスする予定の方は、今年は ロゼワイン 「おいしくコラーゲン6000mgザクロ」グミ を添えて贈ってみてはいかが?

美容にいいザクロ果汁とコラーゲンたっぷりのグミなら、喜ばれること間違いなし

マッチングの下調べとして、お花見の時に、気になるロゼワインとグミを組み合わせてみれば、自分も楽しめ、かつ、母の日のプレゼント選びも検証できます。

ね?一石二鳥でしょ?(笑)



ということで、私からのこの春の提案は、

1.お花見にロゼワインと果汁グミ (好きなものを)

2.母の日にロゼワインと果汁グミ (コラーゲン6000mgのザクロ推奨)


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カラフルな蝶ちょのパスタが楽しい&おいしい

2014-03-19 14:58:22 | おいしい食べもん
今日のランチは、カラフルな デュラムセモリナ粉のパスタ


Padonni Pasta “蝶ちょのパスタ”  Pastificio del colle 社(イタリア、プーリア)

蝶の形のパスタ “ファルファッレ” は時々見ますが、こんなカラフルなのは初めて♪
しかも、着色料は天然色素(ほうれん草粉末、赤ビート粉末、ウコン粉末、パプリカ粉末)。



パスタそのままの色を生かすように調理してみました

ひらひらの部分がほどよい硬さだと、つまんである中心部はそれよりも硬めになるので、それを考慮した加減でゆでましょう。

もちもち、しこしこ、歯ごたえがあり、食べごたえ があります。

なによりも、この色の美しさにテンションが上がりました

イタリアらしくて陽気で、春の食卓に超オススメ!

伸びにくいショートパスタなので、ホームパーティーにもピッタリ。
花見 に持参してもよさそうです。


遊び心のあるパッケージもキュート

これをくださったSさんに大感謝

(輸入元:株式会社宏和商工)


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花見に便利なワイングラス

2014-03-18 16:37:24 | ワイン&酒
関東ではやっと春一番が吹きましたが、一気に気温が上がり、桜の開花情報も現実味を帯びてきました。
そうなると、花見 をどうしましょう?と、そわそわ落ち着かなくなってきますね

お花見に付き物な 花見酒 は、ビール、日本酒、焼酎、チューハイ、ワインと、なんでもござれ!となりがちですが(笑)、ワイン派ならやはりワイン が飲みたいもの



アウトドアにはプラスチックカップが定番ですが、プラカップで飲むワインはおいしく感じないので、言語道断。
かといって、たとえ100円ショップのグラスだとしても、ガラス製は壊れやすいのが気になりますし、破片処理も気を遣います。

そんな時に安心&便利なのが、アクリル製のワイングラス


ファンヴィーノ ピクニック アクリルワイングラス 2個入り 1200円(税抜)

同じ形状のグラス2個セット が、ポップなデザインの手付きケースに入っています。
ワイングラス(右)もシャンパングラス(左)も、パッと見はアクリルとは思えない本格タイプ。

ワイングラスセットとシャンパングラスセットを各1セット用意すれば、アウトドアでも、グラスが割れるのを気にせずにワインが楽しめますね。しかも、軽い♪

一脚あたり600円 と、ちょっと割高に感じるかもしれませんが、洗えば何度でも再利用できますから、実は意外とお買い得かもしれません。


でも、もう少しエコノミーなワイングラスが欲しい人は、こちらのグラスセットはいかが?


ファンヴィーノ プラスチックワイングラス 6個入り 600円(税抜)

透明タイプのクリアー、グリーン、ピンク、の3色があります。
こちらは足が取り外しできるので、6個入りですが、コンパクトな姿になり、便利です。

1脚あたり100円ですから、超お手軽

ただし、ボウルが小ぶりで(口径7cm、容量180cc)、素材もプラスチックなので、高級感を求めるのは厳しいですが(笑)

もちろん、こちらも、大事に使えば再利用できます。
10人くらいでざっくり集まるカジュアル飲みのお花見なら、これでOK?



花見は、準備する段階から楽しいですね

※今回のグラスの詳細は → コチラ






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1964年産ブランデー入りチョコ

2014-03-17 15:47:10 | 甘いもん
冬季限定で発売されているロッテのチョコ 「バッカス」 を知っていますか?
1964年にロッテチョコが発売されてから2014年で50周年(「ガーナ」が初)を迎えますが、実はこの「バッカス」も同じ年に誕生し、50周年を迎えます。

それを記念し、この冬は1964年産のブランデーを入れた「バッカス」が発売され、2013年の秋以降はあちこちで姿を目にしました。

ちょうどこの年がバースデーヴィンテージに当たる人は、これを大人買いした!なんていう話もよく聞きました。
1964年のお酒やワインそのものを買おうとすると大変ですが、これはあくまでもチョコレート。50歳を迎えるオトナならケース買いしても懐は痛まないでしょう(笑)

そんなわけで、先日も、あるホームパーティでこのチョコレートが出てきました


数量限定 Bacchus 50周年記念 1964年ブランデー入り LOTTE

アルコール分3.2%って、けっこうアルコールありますよね。
よって、車を運転する人、妊産婦、授乳中の人、子どもはNGです。



数量限定ゆえ、まだ店頭に残っているかどうかは微妙ですが、見つけたらラッキーですよ

私は一箱お土産にいただいてきましたので、まだ持っています


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