ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ラリックがラム酒と初コラボした商品がスゴイ!

2021-06-30 17:11:32 | ワイン&酒

今年の3月の話になりますが、

ラグジュアリークリスタルガラスブランド「ラリック」とコロンビアのラム酒「ディクタドール」の初のコラボレーション商品の発表がありました。

 

「LALIQUE ラリック」については、ご存じの方も多いかと思いますが、

「DICTADOR ディクタドール」は、恥ずかしながら私は初めて名前を聞きました。

 

「ディクタドール」はコロンビア最高級ラム酒ブランドのひとつで、カリブ海沿岸の港湾都市カルタヘナでパーラ家が1913年から作り続けている評価の高いブランドです。

 

ディクタドールの特徴は、熟成ラム酒

世界でも最大規模の熟成ラム酒を貯蔵し、最も古いヴィンテージは45年熟成になるとか。

 

その中から、現マスターブレンダーのエルナン・パーラ氏が、父のダリオ氏とともに初めて手掛けた1976年ヴィンテージの貴重なラム酒を選び、ファミリーへのオマージュを込めて「ディクタドール・ジェネレーションズ」と命名。

その「ディクタドール・ジェネレーションズ」をラリックのクリスタルボトルに詰めた「DICTADORE GENERATIONS EN LALIQUE(ディクタドール・ジェネレーションズ・アン・ラリック)」が発表されました。

 

DICTADORE GENERATIONS EN LALIQUE  700ml

 

「ディクタドール・ジェネレーションズ」は、ラリックのクリスタルガラスのアートピース・ボトルに詰められています。

ラリックがラム酒ブランドとコラボするのはこれが初とのことで、ボトルデザインは、ラリックのアーティスティック&クリエイティブ・ディレクターであるマーク・ラミノー氏が手掛けています。

マーク・ラミノー氏は1976年生まれ。

今回のラム酒は1976年ヴィンテージですから、マークさんと同い年ですね!

マークさんは、コロンビアのカルタヘナを訪問した時に見たカリブ海の幻想的でミステリアスな美しさにインスピレーションを得たと言っていました。

 

 

光を反射してきらめく水面や、ビーチに押し寄せる波の音。ランダムな水のパターンでカリビアンムードを捉え、テンとクリアなクリスタルのコントラストというアイコニックなラリックのスタイルを駆使。

そうして光の戯れを生み出し、“カリビアンスピリット”を際立たせて完成したのが、この美しいアートピース・ボトルです。

 

ラリックとディクタドールのコラモで誕生した「ディクタドール・ジェネレーションズ・アン・ラリック」は、世界限定300本で、シリアルナンバー入り

シリアルナンバーゼロのプロトタイプボトルは、サザビーズのオンラインオークションで3万ポンド(日本円で約450万円!)という高値で落札されました。これは、史上最も高価なラム酒のひとつだそうです。

 

限定300本の「ディクタドール・ジェネレーションズ・アン・ラリック」は日本でも発売されますが、気になる価格は250万円(税抜)

私のような庶民には手が届きませんが、迷いなくポンと買いそうな知り合いがいらっしゃいましたら、ぜひその方にお知らせください(笑)

 

 

自分では買えないとはいえ、1976年ヴィンテージの熟成ラム、どんな味わいか気になりますよね?

嬉しいことに、ZOOM発表会に合わせて、ミニサイズサンプルで試すことができました。

 

「ディクタドール・ジェネレーションズ・アン・ラリック」1976年ヴィンテージ

 

いくつもの樽から厳選し、さらに熟成したラム酒です。

シャリー樽や、アメリカンオークのポート樽で熟成されています。

 

 

色はダークアンバーで、カルタヘナのサンセットのカラーだそうです。

アルコール度数は43%

43%というのはディクタドール初。アルコール度酢は香りが活かされるこ変数のひとつで、43%になるようにボトリングしたとのことでした。

 

 

スクリューキャップを開け、香りを嗅いだ時に、これは大きなグラスに入れた方がいいと思い、かなり大きなサイズのブルゴーニュワイングラスに注いでみました。

香りが濃密で華やか!樽から来る香ばしいオーク、カカオ、シナモン、ブラックチェリーやプラム、だんだんとトロピカルなニュアンスが現れ、ローズペタルなどの香りも出てきます。

いや、もう、香りだけをずーっと嗅いでいられます(笑)

味わいは、香りから来るニュアンスに加え、コーヒー、チョコ、ドライフルーツ、バニラの風味、スイート系のスパイスなどなど、複雑で奥深い味わいでした。余韻も長く、うっとりしました。

間違いなく、私がこれまでに飲んだラム酒の中のNO.1。

グラスに残った香りがまた素晴らしく、このグラスを洗わずにとっておきたい!と思ったほど

 

さすがに250万円のラム酒は買えませんが、ディクタドールの熟成ラムはもう少し若いものが私でも買えそうな価格で出ているようなので、チャンスがあれば試してみようと思っています。

 

また、ラリックはワイングラスやショットグラスなどのラインナップも多く、お手頃プライスのものもあるので、こういうご時世ですので、時にはプチ贅沢を楽しんでみるのもいいですね。

 

素晴らしい体験をさせていただきました!

 

[参考] LALIQUE x Dictador アーカイブ動画(28分)

https://youtu.be/OO684SKZ60E

 

DICTADORE GENERATIONS EN LALIQUE

(ディクタドール・ジェネレーションズ・アン・ラリック)

 

アルコール度数43% / 700ml

シリアルナンバー入り、世界300本限定

専用のプレゼンテーションケース、30mlのテイスティングサンプル、証明書付き。

ボトルの素材: クリスタルガラス

税別小売価格: 2,500,000円

2021年4月より、受注により販売

 

問い合わせ先:ミリオン商事 03−3615−041

 

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ワインエキス使用のノンアルサングリア「MOCK Bar」新発売ーを飲んでみた

2021-06-29 17:35:47 | ワイン&酒

コロナ禍で、飲食店でのアルコール飲料提供に制限があるのが普通の状況という昨今。

アルコールが出せないので、ノンアル飲料を出す店も多くなっています。

 

アルコール飲料については、、若い世代のアルコール離れが言われています。

苦手だから飲まないというだけでなく、あえて飲まないことを選択する人が、20~30代の特に女性を中心に増えているという統計があるようです。

例えば、明日はプレゼンだから、今夜はノンアルで済ませたい、といった理由などで。

 

これまでのノンアル飲料は、アルコール飲料の代替品、というポジションだったと思います。

ビールを飲みたいけれど、昼だから、運転しなくちゃいけないから、明日は健康診断があるから、などなど。

そうした需要からスタートしたため、ノンアル飲料の販売容量においては、ビールテイストが大半を占めています。

次がサワー系の缶ドリンクで、ワイン系ノンアルドリンクの構成比率はノンアル飲料全体の0.8%だそうです。

たしかに、ワイン系のノンアルドリンクはあまり見ませんよね。

 

この市場状況を好機と捉えた「メルシャン」が、メルシャンならではの技術を駆使したノンアルコールワインドリンク「MOCK Bar(モクバル)」を、2021年6月29日(火)に新発売します。

 

「MOCK Bar(モクバル)」のmockは、英語で、真似をする、似せる、という意味。

昨今、mock(モック)とcocktail(カクテル)をミックスした造語の「mocktail モクテル」という、「カクテルに似せたドリンク」が人気とのこと。

そのmocktailとbar(バル)を組み合わせて「MOCK Bar(モクバル)」という名前を新商品名としています。

 

メルシャンのワイン商品の中で、飲用経験・飲用意向が高いのが「サングリア」。果汁感の高さからも「ぜいたく感」があり、味わいもおいしいと、若い消費者層に人気があることから、ノンアルコールサングリアとして「モクバル」を発売することになりました。

また、スパークリングワインのカテゴリも人気が高いので、「モクバル」はスパークリング仕立てのノンアルコールサングリアになっています。

 

発売に先立って開催されたオンラインZOOM発表会に参加し、「MOCK Bar」も実際に飲んでみました。

 

メルシャン MOCK Bar(モクバル) 

洋なし&パインmix オレンジ&マンゴーmix

 

ぜいたく感を感じてもらえるよう容器は瓶で、栓はスクリューキャップ。

容量は各250miの少量サイズです。

 

 

どちらも、7種のフルーツとスパイスを贅沢にミックスしています。

ボトルにしっかりと「ALC 0.00%」と表示されているので、ノンアルだということがわかりやすいですね。

 

 

でも、フルーツとスパイスをミックスしただけの飲料なら、単なるジュースとどう違うの?

 

実は、そこにメルシャン独自の技術が使われているとのこと。

ワインを脱アルコールしたワインエキスを使い、「ギュギュっと搾ったサングリア」で培った混濁果汁調合技術が駆使されています。

 

さらに、グループ会社のキリンビバレッジの清涼飲料開発における素材開発技術(手作り感の表現/複数のフルーツを煮込んだ 「フルーツ煮込みシロップ」)が加わり、100回の試作を重ねて、「ワインならでは」の余韻が楽しめる“ノンアルコールサングリア”が誕生しました。

 

混濁果汁を使っているので 濁りが見られます

 

また、脱アルコールにしながら、ワインらしい複雑味と渋みを維持

味わいの濃淡を強く出しすぎず、甘みと酸味のいいバランスを出し、後味に余韻を出しているといいます。

 

実際に飲んでみると…

 

メルシャン モクバル 洋なし&パインmix

 

果実(パイナップル、マンゴー)と、フルーツ煮込みシロップ(オレンジ、洋梨、ブドウ、レモン)が使われていて、混合果汁比率は15%。

100mlあたりのカロリーは32kcal。

 

しっかり冷やして、そのまま飲むと、フルーツが華やか~

私にはやや甘く感じましたので、オススメのアレンジスタイルで飲んでみることにしました。

 

 

氷を入れ、ミントとレモンでモヒートスタイルにするという飲み方です。

 

ちょうど家の庭にはミントがワラワラと生えています(笑)

 

 

レモンはなかったですが、グラスに氷を入れ、ミントを入れて少しマドラーでミントを叩いてから「モクバル 洋なし&パイ mix」を注ぎました。

そのまま単体で飲むよりも、氷とミント効果でスキッと爽やか!

実はパイナップルが少々苦手だったんですが、この洋なし&パインmixはパイナップルの風味が突出せず、他のフルーツとの混ざり具合がとても上品だったので、おいしく飲めました。

 

 

メルシャン モクバル オレンジ&マンゴーmix

 

果実(ピンクグレープフルーツ、マンゴー、ブドウ)と、フルーツ煮込みシロップ(オレンジ、洋梨、ブドウ、レモン)が使われていて、混合果汁比率は11%。

100mlあたりのカロリーは42kcal。

 

 

しっかり冷やしてそのまま飲むほか、冷凍のミックスベリーをトッピングするアレンジもオススメだそうです。

 

 

 

私は、まずそのまま飲んでみました。

こちらの方がよりフルーツの華やかさ&甘さを感じ、まさにサングリア!

冷凍ベリーはなかったので、氷だけ入れましたが、私は氷を入れた方が口当たりがよくスイスイ飲めました。

 

ホームパーティーなら、オレンジ&マンゴーmixにスライスオレンジやスライスレモン、カットブドウなどを加え、大きなガラスボウルに氷を入れて出せば、アルコールがNGな子どもから高齢者まで、幅広い年齢層に楽しんでもらえそうです。

 

飲み方、楽しみ方に、これといった決まりはないので、どちらも自分の好きなようにアレンジしたいですね。

 

 

 

開発者の方は、シャーベット状に凍らせた「フローズンスタイル」もオススメと仰ってました。

夏の暑い季節には嬉しい~

 

 

 

ビール系のノンアルを代替的に飲んできた人も多いかと思いますが、夏らしく、ジューシーで華やかなスパークリングのノンアルサングリアを楽しむのもアリですね。

これならランチタイムから堂々と飲めます(笑)

 

オープン価格で、参考価格は税抜290円前後。

本日から店頭に並びます。

 

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デイリー使いでリピートしたいと思ったBIOのお手軽スプマンテ

2021-06-28 23:36:19 | ワイン&酒

先日スーパーで買った、よりどり2本で約1000円というワインの後編です。

 

 

1本はスペインのロゼCAVAにしましたが、もう1本は、イタリア産のBIOのスプマンテを選びました。

先にコレ買いたい!と決めていたのは、BIOスプマンテの方でした。

 

 

BORGHESIA BIO VINO SPUMANTE CUVEE BRUT (Italy)

 

イタリアのクレモナ(ミラノとボローニャの間の地方都市)近郊にあるVinicola Decord(1921年創業)が生産者。

ここは多種多様なワインを生産する大手ワイナリーみたいです。

 

お値段的にも、それほど高級なワインではないとは思っていました。

でも、「BIO」のスプマンテ(スパークリングワイン)で、認証も取得しているワインですので、悪くはないだろうとは思いましたし、ラベルデザインもシンプルで好感が持てました。

ブドウ品種を調べてみましたが、正確かどうかはわかりませんが、シャルドネとピノ・ビアンコが使われているらしいです。

 

 

飲んでみると、無濾過っぽいような少しモワモワしたテクスチャーを感じました。

泡が元気でフレッシュな感じなのに、味わいに少し熟成したニュアンスがあり、うまみが乗っています。

やさしく、やわらかで、穏やかな印象があり、飲んでいてほっとします。

 

 

アルコール度数は11%と軽やかです。

輸入元は株式会社アシストバルール(大阪)。

実は初めて知った会社です。

 

 

2日目も泡は元気でしたが、しっとり感、練れた感じが出てきました。

よりどり2本で約1000円でしたが、これがワンコインなら文句なし

保管状態のよさそうな店なら、またリピートしたいと思いました。

 

 

 

実は、よく冷やして抜栓しようとしたところ、なかなかコルクが抜けませんでした。

上の写真の中央がボルゲシアのコルクですが、コルク面の直径が28mmあり、打栓して日が浅いような雰囲気です。

両隣の二つのコルクのコルク面の直径は25mm。

 

左手が腱鞘炎で力が入らず、抜栓に10分くらいかかりました…

スパークリングワインは好きですが、状況によって抜栓に苦労するのが難です(笑)

 

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ワクチン接種と変異株の話を少々@COVID-19

2021-06-27 22:49:33 | 美容&健康

私の母が2回目のコロナワクチン接種を終了したことを書きましたが、自治体によっては64歳以下の接種も始まり、私の友人たちの中でも打ち始めた人が徐々に出てきました。

 

64歳以下では、基礎疾患の有無や自治体などにより開始時期に差が出ていますけれど、私のところには接種券が到着しました。

予約の順番もそろそろ、という段階です。

 

ワクチン接種は任意ですし、副反応に多少の不安もあります。

腕の痛みや発熱は日にちが経過すれば収まりますが、それ以外が気になります。

若い世代では、副反応を気にして打たない、というインタビュー映像がよくTVで流れていますが、打たないなら出歩くのを控えては?と思うのですが…

 

 

コロナ発生から1年数カ月が経ち、変異株も出てきました。

変異株が多種出てきたことで、最初は国名が付きましたが、今は呼び方の名称が「アルファ」「ベータ」「ガンマ」「デルタ」…と変わってきました。

 

この呼び方だと、それぞれの変異株が見つかった国がパッとはわかりませんが(参考までに、順に、イギリス、南アフリカ、ブラジル、インドです)、特定の地名を付ける弊害が大きいので、理解が求められます。

また、今後、他の地域で新たな変異株が出た時に、偏見を気にして発表が遅くなるリスクも避けられるそうです。

 

国名といえば、某国の前大統領がいつも「チャ〇ナウイルス」と口に出していましたが、私はそれがとても気になっていました。

「コロナ」という固有名詞でさえ避けましょうと「COVID-19」が世界の共通呼称となりましたが(私も海外の人とのメール内ではCOVID-19を使ってます)、かの人は最後まで「チャ〇ナウイルス」と言い続けていました。

それにより、アジア系の人へのヘイトクライムが問題となり、今もなお事件が起きてニュースで流れています。

国のトップの人物って大事、ですね。

 

さあ、今週からいよいよ7月。

今年ももう半分。

毎日が過ぎるのがとても早く感じます。

 

今日のおやつはダブルクリームのシュークリーム

 

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母のコロナワクチン接種2回目が終了

2021-06-26 21:25:48 | 美容&健康

コロナワクチン接種は任意とはいえ、我が家の母のような高齢者には打って安心したいところです。

一応、本人の意思を確認の上、母のワクチン接種の2回目を無事に済ませました。

 

我が家の母より2日前に2回目を済ませたという友人のお母さんも特に問題なかったということ、私の知人(65歳以上)は2回目を打ったその足で元気に飲みに行った、なんて話も聞いていたので(笑)、それほど心配はしていませんでした。

 

母も、2回目接種の注射の際の痛みも、その後の痛みも特になく、熱も出ず、今のところ問題なさそうです。

 

たまたま同じ日にちで時間が20分差と言っていた別の友人(お母さんの付き添い)と接種会場でバッタリ会い、帰宅後にLINEで情報交換したところ、友人のお母さんの方も特に問題なしとのことでした。

 

これで古い地元の友人たちの親世代の2回のワクチンが無事に完了しました。

重症リスクが高いといわれる高齢者の接種が進んでくると、同居家族としては気分的にかなり楽になりますね。

 

次はいよいよ自分の番です。

 

 

 

昨年ぶりのアメリカンチェリー

サクランボの季節になりました

 

 

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カップ酒を飲み比べーその12(松竹梅「天」)

2021-06-25 22:20:27 | ワイン&酒

日本再発見!カップ酒企画は今後も続きます(笑) から続きます

 

カップ酒の飲み比べ企画を不定期連載していますが、今年に入ってからは今回が初?

カップ酒連載としては、これが第12弾になります。

 

スーパーで売っているスタンダードなものはほぼ飲んできたかと思いますが、

「松竹梅」のカップ酒は意外にも初めてです。

 

松竹梅「天」(てん)200ml 壜カップ 宝酒造(京都市伏見区)

 

手に取ったポイントは「国産米100%」「二段酵母仕込」

スーパーの店頭に並んでいる時点では、「二段酵母仕込」がどういうものかはわかりませんが、なんとなく良さげな感じがしました(笑)

 

ブランドサイトを見ると、

清酒のコクに関わる成分であるコハク酸を多くつくる酵母と、後味に良いキレのある酒質をつくる酵母の二種類の酵母による仕込み、と書いてありました。

二段酵母仕込みをすることで、「コクとキレを同時に実現」し、飲みやすくまろやかな旨みを特徴とした酒になるようです。

 

 

ほどよい飲みごたえの200mlサイズ。

参考小売価格は154円(税抜)

 

 

 

アルコール度数は13%

日本酒度+2、酸度1.3。

 

 

おすすめの飲み頃温度は幅広いようですが、一番のオススメは上燗(45℃前後)となっていましたので、まずは冷蔵庫から取り出した冷たい状態でワインのフランチャコルタグラスに注いで飲みました。

 

香りはフルーティーなニュアンスがあり、味わいは雑味なく、サラリ飲めます。

今の時期のような気温の高い季節には、冷やしてワイングラスで飲むのは大いにアリですね!

 

軽やかに飲めておいしいので、このままフランチャコルタグラスで最後まで飲んでもいいかも、と思いましたが、45℃前後が一番のオススメ温度ということですので、これは試さないといけません。

 

お風呂よりやや高めくらいの温度にお燗し、お気に入りの湯飲みカップで飲んでみると、全然違いました。

うま味、コクが増し、香りも深みが増し、お燗を勧めるのが納得です。

汗ダラダラの猛暑日でなければ、ぜひ、お燗してみてください。

 

あまりクセがなく飲めるので、酒だけでそのまま飲んでもよく、幅広いフードに合わせられるタイプだと思います。

今なら、冷蔵庫で冷やしたのをワイングラスでアペリティフに飲む、という使い方も良さそうです。

1カップを2人でシェアすれば、ちょうど100mlずつ楽しめ、しかもお手頃~

 

 

以前紹介したチーズ味の「ホームパイのみみ 塩対応」が日本酒にも合うかもしれない、と思っていたので、残しておいた一袋を開けて「松竹梅 天」と合わせてみました。

 

 

冷たい酒と燗酒と、両方で合わせてみたところ、燗酒の方がチーズの風味がアップして、いい感じでした。

 

[参考] ワインのつまみになる!「ホームパイのみみ 塩対応」

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/fe23cb46d54f0c5ff1fbab30c271a8d0

 

 

カップ酒はお値段が安く、気軽に色々なチャレンジができるのがいいですね。

特に夏場は、サイズの小さなカップ酒が手軽で便利じゃないでしょうか 。

 

キャップ付きが便利です

 

 

[参考] 「ワイングラスでおいしい日本酒」のグラスって、どんなグラス?

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/8949c0158baf6a2a4610c1d7a46e6e5d

 

 

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New「アサヒ ザ リッチ」やっぱり好き

2021-06-24 22:41:54 | ワイン&酒

アサヒビールの新ジャンル「アサヒ ザ リッチ」がリニューアルしてからだいぶ経っていますが、なかなか買うチャンスがないまま今日まで来てしまいました。

数ある新ジャンルの中で、今のところ私が一番気に入っているのが「アサヒ ザ リッチ」

 

旧商品はすでに飲み切ってしまったので、並べての比較はできませんが、新しくなったNew「アサヒ ザ リッチ」を飲んでみました。

 

New アサヒ ザ リッチ 350ml アサヒビール

 

グラスに注ぐと泡立ちますが、その泡が非常にキメ細かく、グラスの中をシャンパーニュのように舞い上がっていきます。

新ジャンルでこの泡の様子は、あまり見ないような?

 

飲んでみると、期待を裏切らないおいしさ

口当たりがなめらかで、コクがあり、以前よりも旨味が増したように感じ、プレミアムビールと言って出されたら、信じてしまいそう。

新バージョンも、私が好きな味わいです。

 

缶の裏表でデザインが異なり、どちらもA面仕様になっているようです

 

 

カテゴリとしては、発泡性リキュール。

アルコール度数6%、100mlあたりのカロリーは50kcalで、これは以前と変わりません。

 

 

昨年10月の酒税法改正で、新ジャンルの価格が少し値上がりしましたが、プレミアムビールばりのテイストのNew「アサヒ ザ リッチ」はこれからも6缶パックでストックしておこう!と思いました

 

[参考]

6缶パックで正解でした!「アサヒ ザ・リッチ」

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/6439ec8655e719a8b2b60f7727ca3ae2

 

10月1日の酒税法改正前に新ジャンル買っておく?(笑)

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/d961a77ec36cce5dedff7d6d507ffcdd

 

 

 

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カインズPBの缶チューハイを飲んでみたーその1

2021-06-23 21:54:14 | ワイン&酒

ホームセンター大手のカインズホームにたまに行きます。

お酒コーナーもチェックしますが、いつも気になってるのが、カインズPB商品の缶チューハイ

 

どれも1缶100円以下(税込み)と安いので、一通り買ってみたいなぁ~と思っていましたが、先日、いくつか買ってきました。

その中で、柑橘系の3缶を飲んだので、紹介します。

 

左から)

CAINZ 瀬戸内産レモンのこだわりレモンサワー 350ml  98円(税込み)

CAINZレモンチューハイ カロリー43%オフ 350ml 85円(税込み)

CAINZグレープフルーツチューハイ カロリー43%オフ 350ml 85円(税込み)

 

カインズの商品はずっと税込み表示なので、わかりやすくて助かります。

右2つのカロリーオフ商品は税込みで85円。安いです

 

 

缶チューハイを製造しているのは、広島県の三幸食品工業株式会社。

創業当初はミカンやビワの缶詰を製造していた会社で、今は瀬戸内という立地を生かし、柑橘系のオリジナル商品や、企業のPBやOEM商品を製造しているようです。

 

今回セレクトした中の2つはカロリーオフ商品です。

カロリーオフではないレモンやグレープフルーツの缶チューハイもありましたが、果汁比率を見ると、なぜかカロリーオフ商品の方が比率が高かったので、カロリーオフ商品の方を買ってきました。

 

では、飲んでみましょう!

 

CAINZグレープフルーツチューハイ カロリー43%オフ  350ml  85円

 

ジョッキに氷を入れ、缶チューハイを注いで飲みました。

このグレープフルーツ、とってもジューシー!

グレープフルーツらしい爽やかさ、柑橘のみずいずしさがあり、カロリーオフながら少し甘めに感じますが、とってもおいしい

これで税込み85円は優秀ですね~ 

 

 

果汁10%、アルコール度数4%で、100mlあたりのカロリーは31kcal、糖類無添加です。

カロリーオフでない方の商品は果汁3%、アルコール度数9%でした。

果汁比率がずいぶん違いますよね?

 

 

CAINZレモンチューハイ カロリー43%オフ  350ml  85円

 

果汁5%、アルコール度数4%、100mlあたりのカロリーは27kcal、糖類無添加です。

グレープフルーツ缶よりも果汁比率が低いからなのか、レモン!という印象はやや弱めだと思います。

甘さの度合いも軽く、スッキリ飲めますが、私は少し物足りなさを感じました。

 

 

カロリー低め(27kcal)は嬉しいですが、グレープフルーツの31kcalと大きく違うわけではありません(1缶あたり14ckalの差)。

味としてはグレープフルーツの方が好みだったので、カロリーオフの2缶から選ぶなら、私はグレープフルーツの方です。

 

 

CAINZ 瀬戸内産レモンのこだわりレモンサワー  350ml  98円

 

広島県にある製造会社ならではの、瀬戸内産レモンを使った商品ですが、レモン果汁ではなく、レモンピール浸漬酒、レモンエキスを使っています。

 

カロリーオフのレモンチューハイでは物足りなかったレモン感ですが、こちらはレモンがしっかり感じられ、おいしい!

アルコール度数は7%と少々高めなので、ボディもしっかりしています。

甘み自体は強くなく、キリリとしたレモン感とアルコールが高いバランスを取り、飲みごたえがある本格派だと思います。

 

 

カロリーは100mlあたり51kcalと高めですが、1缶の満足度もアルコール度数も高いので、これだけで完結できるので、アリだと思います。

 

 

今回は3缶を比較しましたが(3日にわけて飲みました)、

「グレープフルーツチューハイ カロリー43%オフ」「瀬戸内産レモンのこだわりレモンサワー」の2つが気に入りました。

これはリピートしたいので、次にカインズに行った時に、いくつか買おうと思います

 

ほかにも買ってきた缶チューハイがありますので、また後日リポートします。

 

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ロゼCAVA「JAUME SERRA Rosado Brut」を飲みました

2021-06-22 22:17:19 | ワイン&酒

先日、スーパーでよりどり2本でアンダー1,000円(税抜)というスパークリングワインを買いました。

そのうちの1本です。

 

CAVA JAUME SERRA Rosado Brut (Spain)

 

「ハウメ・セラ カバ ロサート ブリュット」は瓶内二次発酵でつくられたスペインのCAVAです。

見ての通り、色はやや濃いめのバラ色。

ロゼらしい可愛らしい果実味が軽やかで、酸は比較的穏やかでした。

複雑味やコクのあるタイプではなく、カジュアルにスイスイ飲めるタイプなので、家庭で気軽に楽しむのがいいと思います。

 

 

私は、砂肝の塩ゆで、ササミフライに合わせましたが、チキンとは相性がよく、フライもマル。

塩の焼き鳥、ピザ、軽めのチーズなどにも合うと思いますし、あまり食事を選ばないスパークリングワインじゃないでしょうか。

 

 

 

アルコール度数11.5%。

使用ブドウ品種はトレパット、ピノ・ノワール

トレパットはスペイン北西部を中心とする地場品種の黒ブドウで、CAVA使用品種として認められています。

ほかに黒ブドウでCAVA用に許可されているのは、ガルナチャ・ティンタ、モナストレル、ピノ・ノワールになります。

 

※輸入元:シシジージャパン

 

 

ハウメ・セラのRose Brutは3年前にも飲んでいました → コチラ

ただし、ワイン名が「CAVA JAUME SERRA GRAN LIVENZA Rose Brut」となっていて、今回飲んだワインとラベルも違います。

輸入元は「ネスコジャパン」でした。

 

同じくハウメ・セラの「CAVA JAUME SERRA Brut Nature」という白のCAVAも2013年に紹介しています → コチラ

輸入元は「やまや」。

 

「ハウメ・セラ」ブランドは、スーパーのワイン売り場でよく見ますが、今は、スーパーマーケットグループのシシジージャパンが輸入元となっているので、なるほど~、でした。

 

スーパーでアンダー1000円で買える手軽なCAVAなので、軽いスパークリングワインをサッパリ飲みたい今の季節にはいいかもしれません

 

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世界の缶ワインーブラジル編

2021-06-21 22:56:40 | ワイン&酒

すでに何度も紹介してきた「缶ワイン」

 

ピクニックやBBQに便利なものから、ボトルワインとして詰めていたものが缶ワインになったり、さらにはプレミアムな中身の缶ワインも登場しています。

プレミアムな缶ワインについては、先日、海外の著名ワイン誌のサイトの缶ワイン特集記事で90点以上の評価点を付けているものもあったりで、これには驚きました。

その中には、今年に入って紹介したカリフォルニアの缶ワインもありました。

(下に参考URLを貼っておきます)

 

いまや、缶ワインは国内外のワイン展示会に行くと、必ず紹介されるカテゴリになってきています。

4月に東京ビッグサイトで開催された「ワイン&グルメジャパン」でも出合いました。

見つけたのは、ブラジルワインのコーナーです。

 

 

左の缶ワイン2つは、ブラジルの協同組合Cooperativa Nova Aliança lança がつくる「Del Sole」というブランドのスパークリングワインで、

ピンクの缶が Del Sole Filtrado Dose Rosa Lata(ロゼ・甘口)

水色の缶が Del Sole Filtrado Dose Branco Lata(白・甘口)

 

どちらもナイアガラ・モスカートというブドウを使い、アルコール度数は4.7%と超ライト。

缶の容量サイズは269ml

 

右端の缶ワインは  Vivant Rose Frisante Chardonnay/Pinot Noirで、シャルドネとピノ・ノワールを使ったロゼのフリッザンテ(微炭酸ワイン)です。

こちらのアルコール度数は12%。

容量サイズは269ml

 

Vivant(ヴィヴァン)の缶ワインは5種類ありました

 

左から)

Red Cabernet Sauvignon/MerlotWhite ChardonnayRose Pinot Noir

White Frisante MuscatRose Frisante Chardonnay/Pinot Noir

 

左3つはスティルワインで、アルコール度数は赤が12.5%、白とロゼが11.5%、

白のフリッザンテは7.5%。

 

 

ブラジルはスパークリングワインの生産が盛んで、ワイン生産量の40%近くを占めています。

スパークリングワインの味わいは、やや甘いタイプが伝統的ですが、近年は辛口スパークリングを主体にしている生産者も増えてきています。

 

甘口か辛口かの判断は、アルコール度数を見るといいでしょうか。

例えば、Vivantの白のフリッザンテは7.5%ですから、マスカットの甘口微発泡ワイン、と想像つきます。

 

 

アルコール軽めで甘めのテイストの微発泡ワインは、ワインをあまり飲みなれない人にも受け入れやすいスタイルだと思います。

 

 

外出自粛の今は、アウトドアで飲むのは厳しいですが、冷えたワインがおいしい季節ですから、冷蔵庫でキンキンに冷やして、ステイホームのお供に楽しみたいところです。

ブラジルの缶ワインは、家でも気軽に楽しむのに便利なアイテムじゃないでしょうか。

 

※輸入元:三信酒販合同株式会社/三信インターナショナル有限会社

 

 

[参考]

品質向上がめざましいブラジルのワインに注目!

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/443bcfd4a5127be1d29b2df1e7fac538

 

カリフォルニアワイン試飲会で見つけた「缶ワイン」

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/0f5e2469a6fd071065d6dc9e1aacee7b

 

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日本ソムリエ協会もコロナワクチン職域接種実施へ

2021-06-20 22:53:50 | 美容&健康

新型コロナウイルスワクチンの職域接種を行なう企業が増えています。

 

(一社)日本ソムリエ協会も、協会の正会員を対象に職域接種を実施する、という案内が届きました。

 

接種申込受付開始日は2021年6月24日頃で、

接種1回目は2021年7月上旬~下旬

接種2回目は2021年8月上旬~下旬 が予定されています。

 

接種会場は、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の指定会場になり、

必ず1回めと2回目を同じ会場で接種すること、が条件となっています。

 

ワクチンは、武田/モデルナ社製になります。

1回目の接種後、4週間の間隔を開けてから2回目を接種します。

 

接種券が届いていなくても接種可能です。

 

65歳以上で、すでに接種を完了している人もいるかもしれませんが、65歳未満で、早い時期に打ちたい人、職場の近くで打ちたい人などには朗報ですね。

 

私も協会の正会員なので申込可能ですが、今年に入って化粧品のPEGアレルギーがしょっちゅう出ていたので、ワクチン接種後の副反応が気になります。

早く打たなくてもいいので、自宅近くの地区センターか、アレルギーのことを相談できる医院にしようかなと考えています。

選択肢がいろいろとあるのはいいですね。

 

 

庭のビワに鳥が群がってきました。

鳥に食べられないうちに収穫しないと~

 

 

 

 

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久々に食べた「おはぎ」@「和菓子の日」

2021-06-19 23:16:46 | 甘いもん

今週、久しぶりに「おはぎ」を食べました

 

おはぎ

 

粒あんでした

見た目よりもずしっと重く、甘い~

オヤツと思ってたべたら、軽く1食分くらいありました(笑)

 

 

そういえば、今週は「和菓子の日」という記念日がありました。

全国和菓子協会が昭和54年(1979年)に制定したもので、6月16日

西暦848年、仁明天皇が御神託に基づき6月16日に16の数にちなんだ菓子(餅など)を神前に供え、疫病を除け健康招福を祈誓し、「嘉祥」(かしょう)と改元したという古例にちなんでいるそうです(嘉祥の日)。

 

「和菓子の日」があるのなら、「洋菓子の日」もある?

と思って調べたら、ありました!

 

洋菓子の日は9月29日で、三重県洋菓子協会が2002年に制定しました。

フランスでは、菓子職人の守護聖人サン・ミシェルの祝日が9月29日であることから、それにあやかったようです。

 

「和菓子の日」、「洋菓子の日」、でなくとも、わたしはしょっちゅう甘い菓子を食べていますけれどね(笑)

 

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自宅PCのカメラ盗撮防止グッズ!

2021-06-18 23:34:43 | 雑記

リモートワークが日常になった今、オンラインミーティングも当たり前になりましたよね。

私も、記者会見や発表会、ワイン生産者の取材がオンラインになり、自宅のPCやiPadからつなぐことが多くなりました。

 

1対1の取材時にはカメラ機能をオンにしますが、単なる発表会などでは、カメラ機能はオフにしています。

ノーメイクだったり、部屋着だったりしますので(笑)

カメラオフにしても、なんとなく気になるので、PCのカメラ部分に付箋を貼ってカバーしていますが、付箋はだんだんと接着力が弱くなり、ハラリと剥がれ落ちることしばし…

 

ガムテープなどで塞いでしまえばいいんでしょうけれど、カメラ機能を使うこともありますので、悩ましいところです。

 

そんなふうに思っていたある日、

カメラを使う時だけスライドすれば目隠しができる便利なグッズが100均にあることを、たまたまネット記事で知りました。

これは欲しい!

 

と、ゆる~く思っていたのですが、本日、たまたま出かけた先の近所に100均の「セリア」があり、そういえば…と探してみたところ、見つけました!

 

Security Sticker  カメラセキュリティシール 2枚入り (Seria) 100円+税

 

早速、自宅のPCのカメラ部分に貼りました。

小さな薄~いシールで、フタになる部分を指先で簡単にスライドできます。

 

2枚あるので、もう1枚はiPadのインカメラ部分に貼りました

 

 

悲しいことに、PCやスマホのカメラ部分から盗撮された、という話を聞きます。

詳しい仕組みは私にはわかりませんが、盗撮やハッキングがPCなどのカメラから行なわれる可能性があるため、カメラ部分は塞いでおく方が安全と聞いています。

例えば、お風呂上りのバスタオル状態で自宅の部屋の中をウロウロしている時にPCの前にいたら、あられもない姿が盗撮されてしまう危険性もあるかもしれず…

 

スマホなどのインカメラも同様にキケンです。

私はiPadをよく使うので、2枚あるシールのもう1枚はiPadに貼りました。

 

このシールが確実に置いてあるのは「Seria」です。

ただし、人気商品のため、入荷するとすぐ売れてしまう、とか?

私が出かけた店には3つありました。

 

なくてもいいような商品ですが、貼っただけで安心感が違いますのでオススメです(笑)

 

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最新ボルドーワインはシンプル&若手を要チェック

2021-06-17 18:26:26 | ワイン&酒

フランスを代表するワイン産地「ボルドー」

日本でのボルドーワインのイメージは、シャトー・マルゴーやムートンといった超高級格付けワインで超高価!&伝統的、シャトーのオーナーは貴族然とした老練なムッシューとか?

 

たしかに、そういう面もありますが、今のボルドーワインは、ここ5,6年くらいでずいぶんと変わってきています。

 

私が5年前にボルドーに現地取材に行った時に、若い生産者にたくさん出会いました。

家族代々の家業を継いでいる若手もいましたが、醸造学校の同級生同士で結婚し、自分たちの新しいワイナリーを立ち上げようとしている若いカップル(実家はボルドーのワイナリーや栽培者)もいました。

ボルドー以外の土地からやってきて、自分で新たに起業した女性もいました。

 

彼ら、彼女らを見て、

ボルドーは、若い世代のフレッシュなバイタリティーを感じられるワイン産地なのだと実感させられました。

 

若手生産者の活躍は近年はどこのワイン産地でも見られますが、貴族然とした古めかしいイメージのあったボルドーでは、ほかのどの産地の若手よりも「旧スタイル脱却」意識が強いように思います。

 

 

昨年12月にボルドーとオンラインでつないで行なわれたセミナーでも、若手生産者が登場し、モダンで型にはまらないスタイルのボルドーワインを紹介してくれました。

 

そのひとり、David Siozard(ダヴィッド・シオザール)

 

家族経営のVignobles Siozardの次世代です。

偶然にも、私が5年前にボルドー取材をした際、ワイナリーを訪問させてもらいました。

 

今回、ダヴィッドが紹介してくれたワインが、こちらです。

 

IPSUM 2018 Vignobles Siozard  (France, AOC Bordeaux)

 

メルロ100%の赤ワインで、SO2無添加

実際に飲んでみると、甘いフルーツの香りが新鮮で、味わいもみずみずしいフルーツが心地よく、ピュア。ストレスなくスーッと飲める赤ワインだと思います。

タンニンは若々しく、酸もで、フルーツの甘みと、デリケートで軽やかなバランス。シンプルだけど、なめらかで、非常に好ましいスタイルでした。

手をかけた料理よりも、素材を活かしたシンプルな料理が合いそう。

夏なら軽~く冷やして、アペリティフ的に、チーズやハムなどをつまみながら飲むのもオススメ。

 

ダヴィッドが言うには、

メルロはボルドーのエンブレム的品種なので、メルロのハツラツとした魅力をそのまま発揮できるように単一品種のみで仕込んだそうです。

摘みたての果実をそのままかじったような、喉の渇きをいやしてくれる、シンプルでおいしい、素直に楽しめるワイン、果実感とみずみずしさを楽しめるワインで、後味にもみずみずしさを感じるのは、ミネラル感があるから、と言います。

 

食事と合わせて楽しんでほしい、というダヴィッドのオスススメの組み合わせは、焼き鳥鉄板焼き

ワインのジューシー感が合いそうです

 

 

IPSUMーイプサムは5つの各品種をそれぞれ単一で仕込んでいるシリーズです。

以前にワイナリーを訪問した際にも、試飲ルームで飲んでいました。

 

ワイン名の「IPSUM(イプサム)」はラテン語で、本来の、自分自身の、という意味。

ラベルデザインもモダンで、ボルドーっぽくないですよね?

 

ダヴィッドが常に考えているのは、マーケットに順応するためには何をつくるべきか?ということ。

 

 

 

Vignobles Siozard では60haのブドウ畑を所有し、2つのワイナリーを運営し、10のブドウ品種を栽培し、9つのAOCワインを造っているとのこと。

イプサムのような、マーケット重視のモダンなワインだけでなく、伝統的スタイルのボルドーワインも生産しています。

 

イプサムはSO2無添加で、サステーナブル認証の「Terra Vitis」を2016年に、フランスの環境認証「HEV」を2017年に取得しているワインです。

また、ワイナリーとしてもオーガニックに移行中といいます。

 

 

ダヴィッドのワイナリーのように、

サステーナブル関連の認証を取得しているボルドーのブドウ畑は65%以上で、

SO2無添加、ヴィーガン、環境コンシャスなワインがボルドーで台頭しています。

 

気候変動の影響はボルドーでももちろんあります。

収穫に最適な時期を見直したり、冷涼なエリアを選択したり、晩生タイプの台木を選んだりするようになっています。

その一方で、醸造は人の手をかけることを避ける方向に進み、過度な抽出や樽の使用を減らし、土着酵母を優先するようになってきています。

 

「よりシンプルに、より豊かに」が、今のボルドーワインの傾向です。

 

すでにリポートしましたが、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロといったボルドー主要品種だけでなく、補助的品種のワインにも注目が集まっていますし(下記URL参照)、今年に入り、新たな6品種が承認されたというニュースもあります(これも下記参照)。

 

 

ボルドーのメドック格付け高位シャトーは、もちろん素晴らしいですが、お値段を考えても、普段飲みできるワインではありません。

では、何を飲むべきか?

 

今のボルドーワインは、

正統派だけでない、モダンで、よりシンプルな、より豊かな、環境コンシャスな、多様性のあるワインです。

 

「ボルドーはコストパフォーマンスの高い地域」とダヴィッドが言っていましたが、デイリーに楽しめる魅力的なワインが、ボルドーにはたくさんあることを、ぜひ知ってください。

 

 

ボルドーの甘口貴腐ワイン「ソーテルヌ」をカジュアルに飲むのもいいですね~

画像はダヴィッドのワイナリーでのショットです。

 

旧来のイメージは横に置いといて、若い世代が活躍する現代のボルドーワインを気軽に味わってみることをオススメします

 

[参考]

ローカルブドウ品種のワインー仏ボルドーの例

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/5b35c55b5c901db2825e80d02351a5a2

 

ボルドーワインのブドウに新たな6品種が承認

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/e856032cda9ef6cd6cecf363499d4485

 

ボルドーの若手とともにボルドーワインの近未来像を考える

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/cfbe9051d64ec03d08c96ca2663d7852

 

【ボルドー取材記】本場ボルドーワインの魅力的な生産者たち(&GP)

https://www.goodspress.jp/reports/65161/4/

 

 

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日本ワインの地理的表示GIがまた増えそうです

2021-06-16 17:27:21 | ワイン&酒

EUのワイン法にあるワインの地理的表示GI(ジーアイ)Geographical Indication制度が、2013年に初めて日本でも山梨県のワインで指定されました。

 

その地理的名称は「GI Yamanashi

 

GI Yamanashiについては、2018年3月に東京国税局酒税課の主催で行なわれた「GI Yamanashi シンポジウム」のリポート記事をアップしていますので、ぜひそちらを参照ください。

下に記事のURLを貼り付けておきます。

 

GI Yamanashiの記事を書いた時には、日本のワインでGI指定を受けていた産地は山梨県だけでした。

 

その後、2018年6月に北海道の「GI Hokkaido」が指定されました。

指定を行なっているのは、国税庁です。

 

GI Hokkaido認証マークが付いたワイン

 

先日、4月に開催された展示会で試飲した北海道ワインについての記事をいくつか書きましたが、その際、展示会でもらってきた北海道ワインのリーフレットに「GI Hokkaido」の詳細が記されていました。

 

「GI Hokkaidoワイン」の生産基準

〇北海道で収穫されたブドウを100%使用すること

〇北海道内で醸造、貯蔵、容器詰めしたものであること

〇有識者による官能検査に合格したもの

 

以上の基準を満たしたワインのみが、「北海道」という産地名の表示が可能です。

 

 

「GI Hokkaido」ワインの特徴

白ワイン

豊かで華やかな花や柑橘系の香りと豊かな酸味を有し、フルーティで軽快

 

赤ワイン

スパイスや果実の香り、はっきりした酸味と穏やかな渋みを有する

 

ロゼワイン

豊かな果実の香りを有し、フルーティーで爽やか

 

GI Hokkaido認証マークは北海道産100%ワインの目印になっており、ワインは上記の特徴を持っているので、ワイン選びの際には役立ちますよね。

 

 

現在のところ、日本ワインのGI認証は山梨県と北海道のふたつのみですが、間もなく認証登録される予定の府県が3つあります。

 

山形県、長野県、大阪府 のワインがGI登録を申し込んでいます。

 

登録されるには、その土地のワインの特徴が明らかであり、しっかりとした生産基準を明記していること、などが求められます。

3つの府県は、早ければ6月中にも認証登録されるかもしれません。

 

GI登録により、産地のワインのブランド化と知名度アップを図れるわけですが、わたしたち消費者にとっても、その土地100%という日本ワインが増えるのは嬉しいこと。

日本ワインのGI登録は、今後もっと増えてきそうですね。

 

[参考]

GI Yamanashi

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/661d94fc225ca6bb5103a519a1d299ce

 

魅力的な北海道のワインを紹介します

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/63d265fd8ba00b6f5beab5923a1230e6

 

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