ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

オレンジワインに対してのロゼワインー今回はカリフォルニア

2022-03-31 22:45:56 | ワイン&酒

今週出かけた試飲会からのピックアップをもうひとつ。

 

CELLARS 33  Rose of Pinot Noir 2020

セラーズ33 ロゼ・オブ・ピノ・ノワール(USA, CA, AVA Sonoma Mountain)

 

「セラーズ33」が生産者名です。

サンフランシスコ市内にクリーンで大きな醸造所がある都市型ワイナリーで、オーガニック、自然農法、サステーナブルで栽培された来たカリフォルニア各地の厳選ブドウを使用し、ワインを造っているそうです。

 

このワインは、AVAソノマ・マウンテンのピノ・ノワールを100%使ったロゼで、年間生産量はわずか300ケース。

 

ロゼ好きなので、試飲会では常にロゼワインに目が行きます。

このロゼも目についたので、早速飲んでみると…

 

想像していた味わいとまったく違う!

ピノ・ノワール100%のロゼなので、チャーミングな果実味のかわいらしいロゼワインを想像しましたが、複雑なうまみがあり、飲みごたえ、満足感がありました。

フレッシュというよりは、凝縮感があり、滋味で、しかも官能的。

酸の支えがバランスを取ります。

これはうまい!

ボトルを抱えて飲みたくなりました(笑)

 

 

「セラーズ33」って面白い名前だなぁと覆ったら、ワイナリーのある通りの番地が33rd streetなので、これに由来しているみたいですね。

表のエチケットにはサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジが描かれ、サンフランシスコのお土産ワイン的な印象を受けますが、素晴らしいワインでした。

 

※輸入元:エフセラーズ  上代:5,060円(税込み)

 

 

近年は、甕ワイン(クヴェヴリ)でブレイクしたジョージアのオレンジワインをキッカケに、さまざまな国、産地の「オレンジワイン」が人気を博しています。

試飲会でも、オレンジワインはとても人気で、来場者が群がっています。

 

ということは、オレンジワインなら何でも売れるってこと?

 

ジョージアの伝統製法では、甕の中で白ブドウを果皮ごと漬け込み、発酵させることで色が付きます。

できたワインの色が透明感ある白ワインとは違い、オレンジ色がかっていたので、「オレンジワイン」と呼ばれるようになったわけです。

いま、各生産地でつくられているオレンジワインは、甕を使っているとは限らず、タンクで漬け込む場合もあるでしょう。

 

このつくり方を黒ブドウに当てはめた場合、果皮を漬け込む時間やタイミング次第で、さまざまな色調の「ロゼワイン」になりそうですよね。

 

日本のワイン市場では、今もなおロゼワインの扱われ方が軽いのが残念です。

流行にすぐに飛びつく日本人は、オレンジワインというだけで崇拝する人もいるようですが、色だけを得るために安易なつくり方をしているなんちゃってオレンジワインと、ていねいにつくられ、思わず「ああ、おいしい!」と言葉が出てくるロゼワインが並んでいたら、名前だけでオレンジワインを手に取る人は多いでしょうか。

「オレンジ」に盲目気になると、残念な思いをするかもしれません。

 

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スイスならではのガメイワインとユニークなロゼワイン

2022-03-30 23:26:28 | ワイン&酒

昨日の試飲会で気に入ったワイン、もう少し紹介します。

 

個人的にとても興味深く思っているワイン産地のひとつが「スイス」です。

ここでも何度も取り上げてきましたが、今回の試飲会でもお気に入りが見つかりました。

 

VESPAE 2019  Jean René Germanier(Swiss, AOC Valais)

 

Vespae-ヴェスパは、スイス屈指の生産者ジャン-ルネ・ジェルマニエガメイ100%でつくる赤ワインです。

先入観なしに飲み、うん、おいしい!

え?これ、ガメイだったのね?

 

ぷるんとした豊かな果実味とキレイな酸がバランスを取り、美しいハーモニーを奏でます。

ガメイというと、フランスのボジョレ地域が有名ですよね。

ボジョレ・ヌーヴォーの最大輸出先である日本では、ガメイというと、ヌーヴォーのあの味を想像しがちですが、スイスのガメイはもっと透明感があり、クールです。

それでいて親しみやすいチャーミングな果実味があります。

 

標高650m、 土壌は花崗岩、 樽は使っていないようです

 

そういえば、1月にジャン-ルネ・ジェルマニエの別のワインを紹介していました。

スイスの固有品種アミーニュの白ワインでした(下に参考URL貼り付けます)

このガメイを飲む時に意識していませんでしたが、どうやら私はこの生産者のワインと相性が良さそうです

 

※税別参考小売価格:3,800円

 

 

もうひとつの出合いはこちらのロゼ

初めて見るかも?

と思ったら、これが日本デビューだそうです。

 

Blanc & Noir 2020 Domaine Henri Cruchon 

(Swiss, AOC La Cote)

 

スイスワイン界のアイコン的存在のアンリ・クルションピノ・ノワール50%とピノ・ブラン50%でつくるロゼ「ブラン・エ・ノワール」

ビオディナミワインです。

プレス機の中でふたつのブドウ品種が混ざり、果汁の段階ですでにブレンドされています。

黒ブドウのピノ・ノワールの果皮の色が出ているので、ロゼにしては色はやや濃いめでしょうか。

 

のんでみると、とてもジューシー!

単に色の付いたロゼワインではなく、みずみずしい果実感にあふれ、フレッシュな酸がイキイキとし、生命力に満ちています。

ボディは伸びやかで、ジューシーな余韻も長く、素晴らしいロゼ

 

これを飲んだ時、私は生ハムが食べたくなりました。

生ハムも色々ありますが、ジューシーでソフトなパルマの生ハムが合いそうかな

 

※税別参考小売価格:3,600円

 

輸入元:やまきゅういちスイスワイン

 

 

[参考]

スイスの希少地場品種「アミーニュ」のワインを和食と

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/be558a95c403f87f25b42f31bac9b536

 

 

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リオハで復活した地場品種「マトゥラナ・ブランカ」@スペイン

2022-03-29 22:53:43 | ワイン&酒

本日は都内で大きなワイン試飲会があり、出かけてきました。

出展者数45ということで、すべてを回るのは困難でしたが、試飲した中からいくつかを紹介していこうと思います。

 

スペインのオーガニックワインを専門に扱う輸入元のブースで気になったのが、

リオハの地場品種を使った白ワイン

 

 

左より)

Viña Ijalba Maturana Blanca 2019  

Viña Ijalba Tempranilo Blanca 2019

(Spain, DOCa Rioja)

 

左が、絶滅危機から復活した地場品種「マトゥラナ・ブランカ」100%の白ワインで、

右が、テンプラニーリョの白バージョン「テンプラ・ブランカ」100%の白ワイン

 

 

テンプラニーリョの白も珍しいですが、私の推しは「マトゥラナ・ブランカ」

 

マトゥラナ・ブランカは、リオハで最も古い記録に残る(1622年)ブドウ品種で、早熟で、灰色カビ病にかかりやすい傾向があるようです。

ブドウの特徴としては、pHが低く酸度が高く、酒石酸レベルも高くなります。

リンコ、バナナ柑橘のフルーティーなアロマ、ハーブの香りがあり、味わいは軽やかだけれどバランスが取れたワインになるようです。

 

Viña Ijalba(イハルバ)のマトゥラナ・ブランカは、フレッシュさはあるのに、複雑で奥深いうまみがたっぷり乗り、コク、まろみがあり、飲みごたえがあるボディをもっています。

シュルリーをしていると思われます。

これは好きなタイプ。うまい!

ひとり占めしてじっくり飲むか、ふたりでシェアしてゆったりと飲みたくなります。

税込み価格:4,180円

 

 

 

イハルバはリオハ初のオーガニックワイナリーで、「マトゥラナ・ブランカ」と「テンプラ・ブランカ」は Vegan認証も取得しています。

 

この2つを飲み比べると、「テンプラ・ブランカ」の方が酸のフレッシュ感があり、素直でシンプルな味わいに感じましたが、それだけに、より幅広く食事に合わせられると思いました。

税込み価格:3,850円

 

 

試飲には出ていませんでしたが、マトゥラナの黒ブドウ「マトゥラナ・ティンタ」でつくった赤ワイン(5,720円、税込み)もあるとのこと。

こちらも絶滅から復活した品種。

マトゥラナの赤、飲んでみたかった!

 

 

色々と調べてみると。今回試飲した「マトゥラナ・ブランカ 2019」は、スペインの権威あるワインガイド「ギアペニン」で92点獲得していて、英国の著名ワイン評価誌でも取り上げられていました。

世界のトップに評価されているワインなんですね。

この生産者の他のワインも気になりました。

 

※輸入元:アルコス

(アルコスさんのネット通販ページで購入できます)

 

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控えめすぎる花@我が家の庭

2022-03-28 22:51:40 | 雑記

玄関ドアを開けた前、いつも必ず目に入っているはずなのに、母に言われるまで咲いているのがまったく気が付かなかった花がこちら。

 

春蘭 シュンラン

 

花の色が葉っぱの緑色に同化しているので、よく見ないと花が咲いているかどうかがわかりません。

葉はシュッと長いのですが、母がなぜか切ってしまったので、短くなってます。

 

目の高さにあればまだしも、足元の植木鉢、しかも緑色の花、ときては、なかなか気付かないでしょう。

 

いつ開花したのかわかりませんが、長い間咲いているように思います。

緑色の花はよく見ると繊細な模様があり、上品な姿をしています。

控えめの美、と言う言葉がふさわしい花だと思います。

 

春蘭が咲くと、春ですね~

 

 

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サッシの鍵の交換をDIYで無事完了!

2022-03-27 22:16:38 | 雑記

10日ほど前、家の1階の庭に面したサッシの鍵が壊れました

夜は雨戸を閉めるし、日中も留守にすることはほとんどないので、ガムテープを貼り、つっかえ棒を置いてしのいでいましたが、さすがにずっとこのままでは防犯上不安です 

 

かといって、修理業者に頼むのも手間ですし、費用もそれなりにかかりそうです。

まずは、修理業者を探すところから手を付けないといけません。

そう考えていたら、10日近くが過ぎていました。

 

 

壊れた部品(写真)を見ると、サッシに残っている部品のネジを外し、新しい部品を付ければよさそうでは?

これ、「クレセント錠」という名の部品だそうです。

左側用右側用がありますので、必ず確認しましょう。

 

部品の型番を調べてネットで探すと、2,000円ほどで見つかりました。

いちばん安かったのはア〇ゾ〇で、送料込みで2,000円以下。

今回の修理で必要なのは「左側用」です。

注文すると、翌日に届きました。早い!

 

本日、前の部品を取り除き、新しい部品を装着し、微調整して完成!

前の部品のねじ山がバカになっていたため、それを取り除くのに時間がかかりましたが、新しい部品を取り付ける作業自体は5分ほど。

え?こんなに簡単にできるもの?

使ったのは、ドライバー1本。

 

業者を呼ぶと、部品代+出張費がかかり、最低でも6,000円くらいになるのでは?

自分ですれば部品代だけですからね

 

最初は自分で修理できるものと思い付きませんでしたが、実際にやってみて思ったのは、これくらいなら女性でも簡単にできる、ということ。

ネットでは、サッシをはずして、と書いている人もいましたが、サッシは外さず作業できました。

 

鍵交換したおかげで、いつも開閉しているサイドの鍵の動きもスムーズになりました。

なにより、防犯上、安心できるようになったのが良かったです

 

 

ということで、今日のごほうびおやつは シュークリーム

 

 

 

 

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桜とともに吉報あり

2022-03-26 22:40:45 | 雑記

春のお彼岸も過ぎ、各地から桜満開の便りもあり、ぐんぐん春に向かってますね!

私の地元では、土手の彼岸桜の満開になり、母を助手席に乗せて車で通りがてらプチ花見をしました。

同じ土手でも、ソメイヨシノの植えられている場所の開花具合はまだまだで、来週に入らないと楽しめないかなぁ。

今年は、昨年よりは桜の開花が遅れ気味な感じかも。

 

コロナがまだ収まらない今年の春も、花見はさまざまな制限があるようですね。

今年も私は、車を走らせながらの花見ぐらいかな。

昨年は友人宅の庭の八重桜を楽しむ機会がありましたが、今年はひとりの友人の身内が事故で入院し、予断を許さない状況だったので心配していましたが、本日、別の病院に転院して落ち着いた、と連絡がありました。

よかった~

 

会う余裕ができたようなので、八重桜が満開になる頃くらいには会いたいなぁ~

 

 


春のお彼岸に作ったのは「いなり寿司」

 

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我が家の庭の柚子で柚子ピールとママレードを作りました

2022-03-25 22:40:05 | おいしい食べもん

今年、過去最高の数の実を付けた我が家の庭の柚子

あちこち配り、それでも手にあまり、樹のためにすべての実を落として剪定もしないと、ということで、2週間ほど前に作業をしましたが、それでも残った柚子を加工することにしました。

 

完成品がこちら 柚子ピール

 

まずは、傷んでいない柚子を選び、半分にカットして中身を出し、皮だけにします。

皮は600gありました。

それを2回茹でこぼし、重量の30%のグラニュー糖で煮ていきます。

 

 

水分がなくなってきたところでザルに取り、水分を切ります。

 

半割りの皮を1/4にカットし、ザルに入れたまま一晩置き、さらに水分を飛ばします。

まだまだ水分は残っていますが、皮を縦にカットし、クッキングシートを敷いたバットで乾燥させていきます。

 

 

少し乾いてきたかな、というところでグラニュー糖をまぶし、まだまだ乾燥させていきます。

 

 

今の季節、外に出すと花粉まみれになりそうなので、室内で根気よく乾かします。

グラニュー糖をまぶす前にオーブンなどで焼いて乾燥させる方法もあるようですが、日の当たるところに置いたりして乾燥させていきました。

 

 

乾燥させながら、グラニュー糖を適宜ふりかけていくと、だんだんとピールぽくなり、

1週間干すと、もうそろそろ保存できそうな状態になってきました。

 

煮沸消毒した空き瓶に柚子ピールを入れたら完成です。

 

 

瓶に入らなかった分(少量)は、タッパーに入れ、すぐに食べる分にしました。

 

 

作っている途中でシロップが残り、柚子の皮の小さい切れ端が出ましたので、それを鍋で煮詰めて「柚子マーマレード」にしました。

瓶に入れた後は、瓶を煮沸消毒してからフタをしています。

 

 

ということで、「柚子マーマレード」(左)と「柚子ピール」(右)完成!

 

我が家の柚子は無農薬で、マーマレードもピールも加えたのは水とグラニュー糖のみ。

どれくらい保存できるかわかりませんが、ピールはちまちま食べていき、マーマレードは柚子が懐かしくなったら開けようかしら

 

 

本日、父の古い友人ご夫妻が近所のお花見がてら我が家に立ち寄ってくださったので、柚子ピールを少しおすそ分けしました。

 

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春なのでルーウィンのソーヴィニヨン・ブランを晩酌に

2022-03-24 18:30:41 | ワイン&酒

今週は雪で冬に逆戻りした日もありましたが、桜の開花宣言も聞かれ、いよいよ春らしい空気が感じられるようになってきましたね。

まあ、花粉も大量に飛んでいますが(笑)

 

春にはこれでしょう、と自宅晩酌用に開けたのが、西オーストラリア州マーガレット・リヴァーの名門ワイナリーのソーヴィニヨン・ブランです。

 

Leeuwin Estate Siblings Sauvignon Blanc 2019

(Australia, West Australia, Margaret River)

 

「ルーウィン・エステート シブリングス・ソーヴィニヨン・ブラン 2019」

西オーストラリア州の銘醸地マーガレット・リヴァーに1973年に設立された

「ルーウィン・エステート」ソーヴィニヨン・ブラン100%でつくる白ワインです。

 

ルーウィンといえば、アートラベルシリーズが有名ですが、

「シブリングス」は気軽に飲めるカジュアルラインになっています。

栓はスクリューキャップ。

いつものように3日かけて飲みましたので、スクリューキャップが便利でした。

 

 

ソーヴィニヨン・ブランのワインは、いわゆるソーヴィニヨンらしい!と感じる風味のものがありますが、ルーウィンのシブリングスはエレガント系に仕上げていると思います。

柑橘、青りんご、ハーブがクールに香り、口にすると、キリリとキレのある酸があり、ハツラツとした辛口です。

フルーティーというより、シャープな辛口。

そう感じるのは、よーく冷やしたせいかもしれません。

 

少し温度が上がってくると、リンゴを思わせるフルーツ感が少し現れます。

初日と2日目以降でも違い、だんだんとシャープさ、硬さが取れ、だんだんと丸みが出てきます。

が、新鮮な酸は健在で、3日目でもダレません。

 

余韻に感じる、柑橘のほのかにビターなニュアンスが、まだ浅い春のクールな空気に合うような気がしました。

 

 

アルコール度数は13.0%

 

にしん菜の花漬け、ちくわの磯部揚げ、稲荷ずし、鶏の手羽先などに合わせてみました。

わたしのイチオシは、ちくわ 

自家製の柚子ピール(砂糖まぶし)とも試しましたが、ワインに柑橘の皮のニュアンスがあるので、これもいい感じでした。

 

空気にまだひんやりした感じが残る春の季節に、あまりキンキンに冷やしすぎない状態で、少し時間をかけながら飲むと、リラックスして楽しめるワインだと思います。

グラスは小ぶりのものだと物足りなく感じたので、少し大きなものにしてみると、ふくよかさが出てきて、ワインのバランスがよくなるように感じました。

 

※輸入元:ヴィレッジ・セラーズ  希望小売価格:2,850円(税別)

 

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日本ワイン専門オンラインショップで限定醸造ワインあり!

2022-03-23 20:41:09 | ワイン&酒

ファッションブランドの株式会社ジュンが運営する日本ワインに特化したオンラインワインショップ「wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOP」(ワシュ オフィシャルオンラインショップ/以下 wa-syu)では、日本の老舗ワイナリーが手がける、wa-syu でしか手に入らない限定醸造の日本ワインシリーズを発売しています。

 

先日届いたリリースでは、シリーズ第三弾として、

wa-syuと「シャトー勝沼」(山梨県甲州市)の限定醸造ワインが案内されていました。

株式会社シャトー勝沼(本社:山梨県甲州市/三代目会長:今村 英勇 /以下「シャトー勝沼」)は、明治10年創業の老舗ワイナリーです。

 

そのシャトー勝沼が山梨県勝沼地区のマスカット・ベーリーAでつくる

限定醸造ワイン「樽熟 マスカット・ベーリーA 2019」 が、2022年3月8日からwa-syuで数量限定で発売されています。

 

 

【wa-syu 限定】

シャトー勝沼 樽熟 マスカット・ベーリー A 2019

 

勝沼産マスカット・ベーリーA100%使用。

フレンチオーク樽で12カ月熟成。

特別にボトリングされたプレミアムな逸品。

ミディアムボディ。アルコール度数11%。750ml

税込み価格:5,500円

 

マスカット・ベーリーAは、国際ブドウ・ワイン機構(OIV)に品種登録されてる日本固有のブドウ品種で、日本の赤ワインといえば、まず思いつくのはこれですよね。

 

 

「熟したプラムのような凝縮感のある果実味、ほのかに広がる樽香には余韻の長さがあり、ポテンシャルを感じさせる深い味わい」だそうで、気になりますね!

おすすめペアリング料理は、タレの焼き鳥、すき焼き、たこ焼き、などなど。

日本のワインなので、日本のフードと色々合わせられそうです。

サービス最適温度は6~10℃と、赤としてはやや低めでしょうか。

 

※商品詳細ページ → https://wa-syu.com/products/cba12300

 

 

コロナの影響で家にいる時間が増え、家での過ごし方も変わりました。

以前より、少し良いものを楽しむ人が増えたといいます。

 

21日でまん延防止が解除され、飲食店には行きやすくなりましたが、家で楽しむ時間の心地よさを手放したくはありません。

特に、日本ワインが好きな人、興味があってこれから飲んでみたい人には、

日本ワインに特化したネットサイト「wa-syu」は、飲みたくなるワインがありすぎて困る!という事態になるかもしれませんね(笑)

 

 

[参考]

12/15日本ワインに特化したオンラインショップOPEN!

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/ada52837f6d2cb9baed808b08eaddcf2

 

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イタリアワインの心強いガイド「ガンベロロッソ」-3

2022-03-22 17:52:59 | ワイン&酒

イタリアワインの心強いガイド「ガンベロロッソ」-2 より続きます

 

細切れで申し訳ありませんが、信頼度NO.1のイタリアワインガイドーガンベロロッソがフォーカスする最高評価ワインの第3弾をお届けします。

 

 

 

Argiolas Turriga 2017

(SARDINIA)

 

地中海からの風が吹く標高200mの石灰岩土壌に畑を持つ、現在3代目のアルジオラス。

トゥリガーは、イタリアワイン界の重鎮で、エノロゴとして活躍していた故ジャコモ・タキスしが関与し、カンノウナウを主体としたブレンドの赤ワインです。

海からの潮っぽい香り、アロマティックハーブ、エニシダやクローヴ、森の果実やブルーベリーのニュアンスがあり、力強いけれど飲みやすいスタイルに仕上げているということですが…

 

深い色合いで濃厚そうですが、飲んでみると丸みがあり、たしかに飲みやすい!

酸とフルーツ、クリーミーなタンニンのバランスがよく、品のよいスタイル。

スパイスをきかせた牛肉や、熟成させた地元チーズのペコリーノサルドなどと合わせるのがオススメということですが、聞くだけでもう唾液が出てきました(笑)

 

 

Felline Primitivo di Manduria Sinfarosa Zinfandel 2018

(PUGLIA)

 

ファッリーネは色々なタイプの土壌を持つ生産者で、赤土、白い土壌、海に近い砂質土壌、黒く深い土壌etc...あり、色々なクローンからのプリミティーヴォワインを造っています。

プリミティーヴォは元々はクロアチア(旧ユーゴスラビア西部)からイタリア南部にもたらされたといわれるブドウで、DNA鑑定でカリフォルニアのジンファンデルと同一性が認められています。今回のワインは黒い土壌のブドウで、25年前にカリフォルニアから持ち込んだジンファンデルを接木としているため、ワイン名に「Zinfandel」と入れています。

トマトを入れて長時間煮込んだ肉、熟成チーズとのペアリングがオススメ。

 

ジンファンデル100%で、外見は濃い赤紫。熟れた果物、コショウ、リコリスなどがミックスした複雑な香りががします。

口にすると、まず甘みを感じました。甘み、酸味がジューシーで、のびやかなスタイル。

フレンチとアメリカンのオーク樽で熟成していて、アメリカ人に受けているワインということですが、飲んで納得。

 

 

左から)

 

Agricole Vallone Graticciaia 2016

(PUGLIA)

 

イタリアのブーツのカカトにあたるプーリアのサレント半島に6つの農園をもつヴァッローネ。

Graticciaiaは、石灰土壌の畑でアルベレッロ仕立て(一株仕立て)、樹齢は100年にもなるネグロアマーロを収穫後、アパッシメント(ブドウを陰干しすること)をしたものからつくられている赤ワインです。要は、アマローネ的なつくり方。

熟した黒い果実、イチジク、スモーキー、タバコ、なつめやし、キノコ、バルサムのニュアンスがあり、ボディがしっかり、甘さがしっかりあるワインなので、熟成チーズ、ブラサード(煮込み肉)、トリュフを使った料理、チョコレートムースなどと合うそうです。

 

飲んでみると、凝縮したフルーツの甘みがあります。酸もしっかりあり、タンニンもきっちりあり、香りも味わいも複雑。熟成チーズ、チョコレートとはぜひ試してみたいですね。

 

 

Tommasi Viticoltori Amarone della Valpolicella Cl. Ca' Florian Ris. 2012

(VENETO)

 

ラストはトンマージ社のアマローネ。ワイナリーの裏の段々畑で、単一畑フロリアーナのブドウを使い、100日間アパッシメント(陰干し)。

プラム、カカオ、甘いスパイスの風味があるが、甘ったるくなく、重たくなく、シナモンの風味があり、酸がしっかりとしてなめらかな飲み口に仕上げているとのこと。

お勧めペアリングは、ブラサード(煮込み肉)、スパイスをきかせた辛い料理など。

 

2012年のリゼルヴァで、熟成が進んでいるのに、フローラルな香りが華やか。

アタックはなめらかで、テクスチャーは艶やか。服雑味のあるエレガントな味わいで、余韻も長く、素晴らしいワインでした。

個人的には、このワインだけをじっくり時間をかけて飲みたいと思いました。

 

余談ですが、このワイナリーには、ギネス認定の世界一の大樽があるそうです。

いつか見に行ってみたいですね~

 

 

 

どれも素晴らしいワインばかりで、試飲タイムはあっという間でした!

 

 

[参考]

イタリアワインの心強いガイド「ガンベロロッソ」-1

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/e238f3eb0aa961402e289b8cae58ec9e

 

イタリアワインの心強いガイド「ガンベロロッソ」-2

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/9bd7fc5be75d5662f5897d2cf0314ecc

 

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業務スーパーの世界の菓子ーウクライナ編2

2022-03-21 22:59:59 | 甘いもん

業務スーパーの世界の菓子ーウクライナ編 より続きます

 

業務スーパーの別店舗で、前回紹介したウクライナ直輸入菓子の姉妹品を見つけたので、買ってきました。

 

GARIBALDI puff pastries Grona(Ukraine) 248円(税抜)

 

同じ製菓会社Grona社のお菓子で、レーズン入りのパイ菓子です。

業務スーパーが付けている商品名は「まるごとサクサクレーズンパイ」

 

 

4枚入りパックが6つ入っています。

 

 

東ハトの「オールレーズン」にとてもよく似たサイズ、厚み、外見ですが、食べると、こちらの方がもっと食感がしっかりしていて、サクサク感もあります。

オールレーズンは、ビスケットに近い感じですよね。

 

 

 

24枚入りで354gですから、1枚あたり14.75g。

100gあたり481kcalですから、1枚で約70.94kcalになります。

 

 

前回紹介した、レーズンの入らないスティックパイ(右)と比べると、レーズン入りの「GARIBALDI」の方が食感がしっかりし、食べ応えがあります。

スティックパイのカロリーは、1本あたり約54kcalでした。

 

 

 

どちらも24枚入りですが、カロリーも価格も「GARIBALDI」の方が高くなっています。

が、食べた時の満足度と個人的な好みは「GARIBALDI」の方かな。

レーズンが好き、というのもあります

 

 

スティックパイの「MARISHEL」は、ホイップクリームを絞ってイチゴを載せたりと、デコレーションをしてホームパーティーなどで出すと、見映えがして喜ばれそうだと思いました。

 

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業務スーパーの世界の菓子ーロシア編2

2022-03-20 22:07:42 | 甘いもん

ヨーグルトを買いに業務スーパーに出かけたら、ロシアのチョコレートがありました。

 

Alionka  Milk Chocolate  Uniconf(Russia) 90g  99円(税抜)

 

Alionka(アリョンカ)ブランドのビスケットをよく買いますが(業務スーパー)、チョコレートも輸入していたんですね。

 

 

 

ちょうど家にアリョンカちゃんビスケットがありましたので、並べてみました。

 

 

 

中身は普通の板チョコです。

日本の板チョコより厚みがあり、色はやや白っぽく、ミルク多め?

くちあたりなめらかで、やや甘めなチョコレートなので、子どもの口に合いそう。

というより、むしろ子ども向けのチョコレートなのかもしれません。

 

 

 

1枚が90gで、12ピースですから、1ピースが7.5g。

90gで495kcalとなっていますので、1ピースは41.25kcal。

カロリー計算をして食べるなら、2~3ピースで止めておきたいでしょうか。

 

 

 

アリョンカのチョコレートは、以前、モスクワのシェレメチボ空港の売店で見て知っていましたので、それが日本の業務スーパーで並ぶ時代になったとは。

アリョンカのビスケットが登場した時も驚きましたが、今はこんな時期ですからね。

 

メーカーのUniconf (United Confectioners)はモスクワに本社があり、世界十数位ランクインする大きな製菓会社のようです。

対ロシア経済制裁で、ロシア製品の輸入が制限されてきそうですが、アリョンカブランドのお菓子もそうなってくるでしょうか。

 

ちなみに、Uniconfはウクライナの菓子メーカーと2014年にトラブルがあり、そのせいで、ウクライナの小売店ではUniconfブランドのお菓子の販売を中止しているようです。

 

かわいいロシアの女の子アリョンカちゃんは気に入っていますが、そんな裏事情や、今回のロシアによるウクライナ侵攻により、ウクライナの子供たちが恐ろしい目に遭っていることを考えると、このお菓子を食べるのも複雑です…

 

[参考]

業務スーパーの世界の菓子ーロシア編

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/a9f84e839af63aaae91f10d62d9e6064

※アリョンカ ビスケット

 

 

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我が家の定番クラッカーはウクライナ産です

2022-03-19 23:51:18 | おいしい食べもん

ここ数年、お手頃価格で食べやすくて気に入ってる「クラッカー」ウクライナ産です。

肉のハナマサ系列のスーパーで売っています。

 

いつも家にストックしてあるこのクラッカーの写真を、初めて撮ってみました。

 

Cream Cracker Classic  Grona(Ukraine)

 

よく見ると、製造メーカーの「Grona」って、つい先日取り上げた業務スーパーのスティックパイのメーカーじゃないですか!

日本の輸入元は違うけれど、ウクライナの同じ会社の別の製品が日本に輸入されていたとは驚きです。

このGrona社は、ウクライナではかなり大手なのかも?

 

 

 

描かれたクラッカーのサイズと実物は同じで、1辺が約6.5cm。

とてもシンプル、あっさり塩味、サクサクのクラッカーです。

この1包装に小袋で6パック入っていて、1パックは8枚入り。

たいていは、1パックの半分の4枚を晩酌のついでに食べる、というパターンが多いです。

サクサク軽い食感ですが、1枚のボリュームがほどよく、4枚でいつも満足しています。

そのまま食べることが多いですが、クリームチーズ、パテなどを載せることもあります。

 

 

 

総重量が336gで、クラッカーの枚数が48枚だから、1枚あたり7g.

100gあたり470kcalなので、4枚食べると約130kcal

 

小腹が空いた時、ごはんが足りない時などなどにも便利な上、この1包装で150円以下という良心的お値段。

いつもお世話になっていますので、これがずっと輸入されることを願ってます。

 

 

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限定醸造「ヱビス プレミアムホワイト」6缶パック購入!

2022-03-18 21:58:59 | ワイン&酒

ホワイトビールの話題をもうひとつ。

 

2月25日の「ヱビスの日」を紹介した記事の中で取り上げた

春夏の限定醸造ビール「ヱビス プレミアムホワイト」(2022年3月15日発売)を買ってきました。

 

限定醸造「ヱビス プレミアムホワイト」 350ml

 

ホワイトビールは小麦を使ったビールで、これまでの「ヱビス プレミアムホワイト」はアロマホップ「ネルソンソーヴィン」を使っていましたが、この春リニューアルされたプレミアムホワイトには、新たに柑橘系の香りの「ミストラル」ホップが加わっています。

 

ホワイトビールの魅力はたくさんありますが、そのひとつはなんといってもアロマですよね~

小麦ビールならではの香ばしさに、白ワインを思わせる「ネルソンソーヴィン」、柑橘系の「ミストラル」が加わり、さらに華やかさを増しているとのことですから、期待が高まります!

 

 

飲んでみると、たしかにアロマ豊か~

ほわりとした口当たりとコク、麦芽のうまみがほわほわと口の中に広がります。

小麦ビールとしては重めではなく、バランスの取れたエレガント系だと思います。

 

 

麦芽100%、アルコール度数5.5%

100mlあたりのカロリー46kcal

 

 

もちろん、デフォルトの6缶パックで購入。

またすぐに飲みたくなった時に困りますから(笑)

 

 

いろいろなものが当たるプレゼントキャンペーンが開催中です。

缶についているシールのQRコードから詳細にアクセスできます。

 

 

「ヱビス プレミアムホワイト」は、3月から8月末までの限定発売で、今年は飲食店向けの中瓶も発売されますので、お店でも飲めそうですよ、

 

2022年3月15日(火)~4月24日(日)の期間で、恵比寿の街で開催される「恵比寿の料理人が考える ヱビスビールに合う逸品グランプリ」の参加店の一部店舗では、「ヱビス プレミアムホワイト」樽生も提供されるそうで、この樽生が非常に気になっています。

 

現在の我が家のヱビスビールのストックはこの3種類です 

 

 

[参考]

ようやく飲めた!ファミマ限定「ワールドクラフト〈無濾過〉ホワイトビール」

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/4cb966690f211c981b8d599b1dcff2e6

 

「恵比寿の料理人が考える ヱビスビールに合う逸品グランプリ」

https://ebisu-gp.com/2022 

※参加店舗や詳細が紹介されています

 

 

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ようやく飲めた!ファミマ限定「ワールドクラフト〈無濾過〉ホワイトビール」

2022-03-17 23:18:40 | ワイン&酒

サントリーが、全国のファミリーマート限定ビール「ワールドクラフト」を2月8日から発売したことを知って以来、飲みたい!と思っていましたが、本日ようやく念願かないました。

 

近所のファミリーマートで探しても見つからず、今日、駅前のファミマを覗いたら、ありました!

 

ファミリーマート限定「ワールドクラフト〈無濾過〉ホワイトビール」

350ml  228円(税込み) サントリー

 

なぜ気になっていたかというと、無濾過のホワイトビールだから、です。

私はビールは何でも飲みますが、ホワイトビールのカテゴリが大好きなんです。

しかも無濾過。

ベルギーやドイツなどに行った時は、よくホワイトビールを飲んでいます。

 

 

 

白っぽくやや濁っています。

香りがとてもフルーティーで、もうぜったいおいしい、ってわかります。

小麦麦芽を一部使用し、無濾過で仕上げることでフルーティでまろやかな甘みをより際立た、ということですが、たしかにまろやか~

ふっくらとしたコクがあり、大満足の味わいでした

 

 

アルコール度数は5.5%

100mlあたりのカロリーは48kcal

 

 

 

全国のファミリーマートで数量限定販売ということですが、全店舗ではないみたいです。

最寄り駅の駅前店にはありましたので、なくなる前に、また買いに行きます~

 

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