ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ドラッグストアの長蛇の行列の理由にガックリ…

2020-02-29 18:01:04 | 雑記

昨日、いつものスーパーに日替わり特売品を買いに出かけたところ、土日並みの車の列でビックリ!

平日ならガラ空きの、スーパーから道路を挟んだ第二駐車場まで満車で、車で出かけて失敗でした。

案の定、中のレジも土日並みの長い列。

平日にこれほど混雑するって、何事?

 

買い物を終え、次はドラッグストアで特売品のトイレットペーパーを買っておこうと出向くと、これまた普段なら余裕の駐車場がまさかの満車!

仕方なく空くのを待っていましたが、出る車があり、私が待っている方に進んできたので、バックしてスペースを開けましたが、その間に、私よりも後に来た車、30代と思われる女性、がずうずうしくもその場所に車を入れてしまいました。

これが男性ならケンカになるのでしょうけれど、さすがにそれはできないので、向こうが車を入れている時にクラクションで抗議をしました。

あぁ、もう、気分悪くなりますよね…

 

その後、しばらくして空いたスペースに車を停め、ドラッグストアの入り口にあるトイレットペーパーと、ちょっと悩んで、5パックのボックスティッシュをカートに入れて中に入ると、レジ待ちの長い列が、とぐろを巻くように続いていました。

皆、トイレットペーパーとボックスティッシュを手に持ってます。

 

このドラッグストアのレジはいつもは混んでいなくて、並んでもせいぜい45人くらい。

なのに、昨日は、店内の壁づたいに数十メートルのレジ待ちの列って、何事?

 

数十分並んで買い物し、帰宅してネットニュースを見ると、「紙製品が不足して、トイレットペーパーやティッシュが買えなくなる」というデマが流れたせいで、人々が買い占めに走ったとのこと。

このデマのせいで、こんなに混雑したんですね。

それと知っていれば、ふらりと買いに行かなかったのに…

 

今日も、日替わりサービス品の玉子を買いにスーパーに行きましたが、昨日の行列で懲りたので、今日は車ではなく自転車で行ってきました。

予想通り、スーパーの駐車場に入ろうとする車は長蛇の列。

私御用達の第二駐車場も車が並んでいました。

レジも昨日より列が長く、レジの進みがとーっても遅い!

カートに入れている物の量が多いせいですね。

週末だから、というよりも、食料を買いためている、という感じ。

 

家の梅が満開でほっこり~

 

午後からは、いつも混んでいる美容院に事前予約を入れて行ったところ、先客は一人のみ。

「わざわざ予約入れてもらったのに、空いていてすみません」と美容師さん。

午前中は混んでいたそうです。

予約すると予約料金がプラスされますが、待たされないという安心感がありますから、仕方ないですよね。

そんな状況だったせいで、いつもよりもていねいにトリートメントをしてくれ、さらにマッサージもしてくれました。

 

新型コロナウイルスのせいで、美容師さんもマスクはもちろん、ウイルス除けのカード?を首から下げていました。

たしかに、美容院も感染源になりうる場所ですよね。

そんなことを考えていると、本当にどこにも行けなくなりますが…

 

 

 

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世界の機内食案内[34]エールフランス 成田~パリ

2020-02-28 10:00:00 | 機内食

機内食ファンの皆さま、半年ぶりのご無沙汰です!

 

&GPに

「世界の機内食案内[34]エールフランス 成田~パリ」をアップしました。

 

 

▼記事リンク → 世界の機内食案内[34]エールフランス 成田~パリ

 

2回目の食事が、これまでとだいぶ変わっています。

 

 

記事リンク

https://www.goodspress.jp/reports/281566/

 

&GP

https://www.goodspress.jp

 

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ついうっかり こんな忘れ物 今週は2件(笑)

2020-02-27 22:22:22 | 雑記

今週の外出予定がことごとく中止になりましたので、なかなかアップできなかった方面の原稿や、確定申告の書類作成にも取り掛かりました。

確定申告の締め切りは、所得税は316日(月)まででしたが、コロナウイルスの影響で1カ月延長されるみたいですね。

とはいえ、延びたらかからと安心していると、後でまたバタバタになるので、来週いっぱいの提出を目指して作業しています。

今はオンラインでの申告が増えていますが、アナログな私は相変わらず紙ベースで提出予定です。

 

そんな今週、ついうっかりで失敗~なプチ事件がいくつかありました

 

まずひとつは、イチゴ紛失事件

スーパーで、イチゴをはじめ、いろいろ購入したはいいけれど、イチゴをカートのフックにかけたまま忘れてしまいました。

 

そのスーパーの後にも2軒寄ってから家に帰り、あれ?イチゴ買ったよね?車に置き忘れた?と車の中を見ると、イチゴはありません。

2つの大き目な袋と、買った花を手に持ち、スーパーの出口でカートを置き、車に向かいましたが、その時に、カートのフックにかけておいたイチゴを取り忘れたようです。

 

そのスーパーに戻り、サービスカウンターで尋ねても、イチゴの落とし物の届けはなかったとのこと。

カートを整理しているおじさんに聞いても、ありませんでした。

誰も見ていなかったら、持っていく人はいるね、とおじさんの談。

 

うっかり忘れた私がいけないんですが、他の客の忘れ物をそのまま持って帰ってしまう人って、いるんですね…

 

気を取り直して、今日、またそのスーパーでイチゴが安かったので買ってきましたが、今度は自前の大きなエコバッグに入れたので、忘れずに済みました()

 

と、イチゴはクリアしましたが、別のうっかりがありました…

車のガソリンが少なくなっていたので、買い物の後にいつも使っているセルフのスタンドに行ったのですが、帰宅して車のガソリン口を見ると、フタが開いてました!

 

でも、注入口のキャップの閉め忘れではなく、車の方のフタです。

フタが開いたままなのに気付かなかったとは、うっかりです。

中には、注入口のキャップを忘れる人もたまにいるそうですが、そっちじゃなくてよかったです

 

と、今週は、うっかりなことが続いているので、この後は気を引き締めていきたいと思います()

 

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「第9回全日本最優秀ソムリエコンクール」準々決勝進出23名決定!

2020-02-26 17:36:32 | ワイン&酒

新型コロナウイルスの影響で、さまざまなイベントが中止や延期になっていますが、こちらの

「第9回全日本最優秀ソムリエコンクール(第5回 A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール日本代表選考会)は予定通り開催されています。

 

全日本最優秀ソムリエコンクールは、文字通り、日本の最優秀ソムリエを選ぶコンクールで、今回で9回目の開催です。

このコンクールの優勝者が、次の世界最優秀ソムリエコンクール(2022年パリ大会)の日本代表に最も近いソムリエとなります。

また、このコンクールは、第5回 A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール日本代表選考会を兼ねていますので、優勝者は自動的にA.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールに日本代表として出場することになり、そこで優勝すると、アジア・オセアニア代表として世界大会に参加できるのです。

 

という、非常に重要な「第9回全日本最優秀ソムリエコンクール」の予選が、2020年2月19日に全国5都市(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)行なわれました。

今回エントリーしたソムリエは120 名で、予選の結果、23 名の選手が準々決勝(クォーターファイナル)へと駒を進めました。

 

23選手は以下の通り(50音順)

 

(氏名)    (ふりがな)   (勤務先) (所属支部)

朝倉 達也          あさくら たつや             メゾンドタカ芦屋 兵庫

井黒 卓             いぐろ たく      ロオジエ              神奈川

井出 智也          いで ともや      エノテカ株式会社             東京

大出 剛広          おおいで たけひろ         The Okura Tokyo              東京

大川 大輔          おおかわ だいすけ         日本橋l'ottocent  東京

近藤 佑哉          こんどう ゆうや             銀座レカン          神奈川

佐々木 健太      ささき けんた   L'AS      東京

四家 史一          しけ ふみかず   株式会社ヴィノスやまざき             東京

紫貴 あき          しだか あき      アカデミー・デュ・ヴァン             東京

須藤 亜希          すどう あき      Bistroヨシミチ   東京

田中 康彦          たなか やすひこ             第一ホテル東京   東京

塚元 晃             つかもと あきら             THE SORAKUEN              兵庫

中西 祐介          なかにし ゆうすけ         Clos Y   東京

野坂 昭彦          のさか あきひこ マンダリン オリエンタル 東京 東京

長谷川 大地      はせがわ だいち マンダリン オリエンタル 東京 神奈川

林 憲二             はやし けんじ    神楽坂アッカ   東京

藤谷 匠             ふじや たくみ    ホテルニューオータニ  東京

古内 将道          ふるうち まさみち         Intersect by Lexus           神奈川

星山 厚豪          ほしやま あつひで         Yakiniku House れんがや 兵庫

細川 聖香          ほそかわ せいか             Le Jules Verne    愛知

森本 美雪          もりもと みゆき             コンラッド東京   神奈川

柳原 亮             やなぎはら りょう         サントリーワインインターナショナル株式会社 本部(賛助)

吉原 隆行          よしはら たかゆき         レストラン花の木             福岡

 

今後のスケジュールですが、「ホテル雅叙園東京」(東京都目黒区)にて

3月17日準々決勝(クォーターファイナル)と準決勝(セミファイナル)が、

3月18日決勝(ファイナル・グランドファイナル)が開催されます。

 

3月18日(水)のファイナルとグランドファイナルは観戦可能で、入場無料ですが、それぞれ事前申し込みが必要です。

 

〇ファイナル 9:30~11:30 会場/華うたげ・華つどい[定員200名]

〇グランドファイナル 14:45~18:00 会場/舞扇[定員800名]

 

また、3月18日には、2007年大会の世界最優秀ソムリエであるアンドレアス・ラーション氏のセミナーが(有料、要申し込み)、

同日夜にはガラディナー(有料、要申し込み)が同会場で開催されますので、興味のある方は、(一社)日本ソムリエ協会のHPをご覧ください。

 

ファイナル&グランドファイナル セミナー ガラディナー詳細・申し込み

https://www.sommelier.jp/topics/view/9th_bestsommelierofjapanseminerparty

 

--【追記:2020.3.2】------------------------------------------------------

昨今のコロナウイルスの感染拡大を受け、3月17・18日に予定していた準々決勝、準決勝、決勝の日程を2020年5月7日(木)・8日(金)に延期すると、(一社)日本ソムリエ協会より連絡をいただきました。

すでに観戦申し込みをされた方は、日程変更にご注意ください。

新しい情報が入りましたら、こちらでもご案内したいと思います。

------------------------------------------------------------------------------

 

前回の「第8回全日本最優秀ソムリエコンクール」の優勝者は、岩田渉さんでした。

(2017年4月12日)

※その時の記事 https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/ebb4fad21e66d3fb7303e0ac47ee4cf8

 

岩田さんは、アジア・オセアニア大会でも優勝し、2019年3月にベルギーで開催された世界最優秀ソムリエコンクールに出場しました。

その後は、日本を代表するソムリエとして色々な場で活躍されています。

 

第8回の2位以下は、この4名です。

2位 井黒卓(ロオジエ)(右 2人目)、3位 野坂昭彦(ホテルニューオータニ)(左端)

4位 森本美雪(コンラッド東京)(中央)、5位 星山厚豪(れんがや)(左 2人目)

 

[参考] 第8回の決勝の様子と問題

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/6eaaa251f6e52b1d416849b15644bc89

 

4名とも、予選通過の23名の中に入っています。

このまま順調にこの4名がファイナル、グランドファイナルに進むのか?

 

最終のグランドファイナルはぜひ取材したいと思っています。

 

 

 

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新型コロナウイルスでイベントや試飲会が続々と中止に

2020-02-25 18:10:21 | 雑記

このところのニュースは、ほとんど新型コロナウイルスの話題ばかりですね。

日本でも感染者数がどんどん増え、感染源がわからない症例も出てきました。

それもあって、この3連休のイベントを中止したところも多く、今後も中止や延期措置は増えてきそうです。

 

実際、私が今週から来週に出かける予定だった試飲会やイベントなどの中止の案内が次々と届いています。

試飲会は隣の人と袖をすり合わせることが多く、いくらアルコール消毒が有効といっても、ワイン程度のアルコール度数では効果が期待できないでしょうしね。

 

 

ヨーロッパではまだ大丈夫、と思っていたら、イタリア北部が危険な状態だそうで、このまま終息しないと、4月にヴェネト州のヴェローナで開催されるイタリア最大級のワイン試飲商談会Vinitalyの開催も危ういかもしれません。

 

3月にドイツのデュッセルドルフで開催される世界最大級のワインとスピリッツの見本市Proweinは、今のところ場所的に大丈夫な気がしますが、今、私が一番心配しているのが、3月に千葉の幕張メッセで開催される食と飲料の国際展示会FOODEX JAPANです。

 

FOODEX JAPANのHPを見ると、中国の問題ある地域からの出展はなくなり、来場者には問診票を記入してもらうとあり、開催中止にはなっていません。

しかし、FOODEXの会場はいつも混雑し、試食、試飲をする際には、他の人と濃厚接触せざるをえないシチュエーションが多々あります。

これはかなり危ないのではないでしょうか?

 私はFOODEXと同時期に海外取材でフランスに出張するため、今年のFOODEXにはそもそも行かないのですが、日本国内での感染が広がり始めた時期だけに、非常に懸念しています。

 新型コロナウイルスの抑え込みは、この12週間が正念場だそうですが、本当にどうなってしまうのでしょうか…

---------------------

【追記】2020.02.26

さきほどFOODEX JAPAN 2020のHPを見たら、開催の中止が決定したようです。

ニュースでも、政府から大型イベントの開催の自粛要請をする、と報じていましたから、やはり、でしたね。

5か月後に迫った東京2020オリンピックには影響ないといいですね…

 

 

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今日はブドウ棚の剪定をしました

2020-02-24 17:20:37 | 雑記

家の庭にはブドウ棚がありますが、ここ10年くらいは放置していたので、ほとんど実を付けませんでしたが、昨年は10年ぶりくらいに剪定をしたので、たくさんの実を付けてくれました。

 

剪定(せんてい)とは余分な枝を切ることで、ブドウの場合は、ブドウが休眠している冬に行ないます。

時期としては、だいたい1月から2月に行ないます。

昨年の記録を見ると、32日に剪定していました。

しかし、今年はかなりの暖冬ですから、ブドウが目覚める前に剪定しないといけません。

 

風が強い日は作業が大変なので、春一番が吹いた日はできず、それ以前は仕事で余裕がなかったのでできず、ようやく今日、剪定できました。

昨年、けっこう強めに刈り込んで成功したので、今回もバシバシと枝を落としました

 

棚のブドウ品種はデラウエアです。

今年で3年目になるシャインマスカットもあり、昨年はようやく少し枝が伸びてくれまして、今年はひと房でも実をつけてくれないものかと期待しているところです()

 

こちらは 庭に出たフキノトウ ―お味噌汁に散らしました

庭の梅の花もだいぶ咲いてきました。

今年は春が早いです。

 

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独マインツのビール醸造所でビールを飲む

2020-02-23 18:12:25 | ワイン&酒

寒い季節になんですが、以前訪問した、ドイツのマインツに1軒だけ?という

ビール醸造所「Eisgrub-Bräu」を紹介します。

実は、私がここに出かけたのも冬の寒い時でした。

 

 

ドイツのマインツは、今でこそサッカーの香川選手の活躍で知られていますが、私が15年以上も前に初めて訪問した時は、マインツってどこ?でした。

マインツは、フランクフルト空港から電車で30分ほど西にある都市です。

 

前日にフランクフルト空港に到着し、電車で移動したマインツで宿泊し、午後から目的地に電車移動というスケジュールでしたので、以前から気になっていたマインツのビール醸造所に行くのにちょうどいいのでは?

宿泊していたホテルにスーツケースを預け、歩いて出かけました。

 

途中、寄りたかった場所を経て、おそらくこのあたり?と、近くを歩いていた中年女性に英語で訊くと、英語で教えてくれました。

 

よかった、ありました!

開店は昼からで、まだ少し時間があったので、お店の周辺を散策し、オープンの時間になったところで入店しました。

 

お店の裏手が高台になっていました。雰囲気的には、この周辺は住宅街?

画面左下がお店方向です。

 

高台から階段を下りたところ。

正面にある石造りの建物がビール醸造所で、店内でビールが飲めます

 

店の女性スタッフに、「ビールが飲みたいんだけれど?」と言い、入口すぐ右手にあったテーブルに座ると、まだ注文していないのに、ジョッキに入ったビールが運ばれてきました。

 

500mlサイズがデフォルトなんですね(笑)

 

このメニューにある「Eisgrub stein 0.5L」が運ばれてきたようです。

Helle Märzenという、ライトメルツェン(下面発酵ビール)で、ノンフィルター。

 

ドイツらしく、ジョッキに目盛りがついています

 

ビールの色は、やや茶色っぽく、濃いめ?

味わいはまろやかで、ほどよいコクがありました。

 

ビールが運ばれてきた時に頼んだポテトが到着。

量がたっぷりあり、ひとりでこれを完食するのは厳しかった…

ここでランチ、と思っていましたが、結局、ビール1杯+ポテトが昼ごはんとなりました(笑)

二人で行けば、違うビールと追加フードが楽しめたんですけど、仕方ありません。

さて、ビールを飲んだら、トイレを借りておくに限ります。

 

店の中を通ると、醸造所らしい設備が見られます。

 

まさしくビール醸造所!

 

ここまで見られるとは思っていませんでした

 

店内の雰囲気はアンティークっぽくて素敵でした。

 

この時は、ビールとポテト、+チップで10ユーロ。

ランチタイムにお邪魔しましたが、夜に連れだっていくのも楽しそう。

 

Eisgrub-Bräu(アイスグラブ・ブラウ)

住所:Weißliliengasse 1A, 55116 Mainz, Germany

https://www.eisgrub.de/ (英語バージョンあり)

 

マインツ中央駅から歩くと20分近くかかります。

観光名所のマインツ大聖堂からは650mほどなので、街歩きの途中で寄るのもオススメ。

 

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【半月板損傷】手術から2カ月経過しました

2020-02-22 22:03:39 | 膝半月板損傷

昨年の12月中旬に受けた右膝半月板切除手術から2カ月が過ぎました。

 

前回の報告では、だいぶ回復したと書きましたが、その後、少し戻ったような状況です。

 

正座はまだできなくても、だいぶ曲がるようになっていた膝に痛みが出てしまいました。

思い当たることといえば、強く風が吹く中、自転車をちょっと一生懸命漕いだこと。

その翌日くらいに膝の内側にピッと痛みが出るようになり、膝が曲がる角度も少し戻ってしまいました。

 

うーん、ちょっと無理しましたかね…

 

それから10日が過ぎた現在、膝の内側の痛みはかなり取れ、曲がる角度も深くなってきました。

が、まだ正座への道はもう少しかかりそうですし、横断歩道を渡っている際に信号が変わりそうになった時の小走りがまだ厳しいです

 

なにはともあれ、手術から2カ月で、日常生活にはほぼ支障がなくなったのはスゴイと思います。

もちろん、個人差がありますので、ご自分の体力や体調には充分注意を払ってくださいね。

 

[参考前回] 【半月板損傷】手術&抜糸から1か月~1カ月半が過ぎました

https://blog.goo.ne.jp/may_w/c/6d1fe8e164d68f50a5b24483d0bcca73

 

南フランスの片田舎で食べたレモンメレンゲパイ

 

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多彩で魅力的なワイン「ガルナッチャ/グルナッシュ」

2020-02-21 16:26:45 | ワイン&酒

南フランスのワインの話題が続いたので、南仏のブドウ品種のひとつ

「グルナッシューGrenache」を取り上げてみたいと思います。

 

グルナッシュ、スペインでは「ガルナッチャGarnacha」です。

Garnacha Origen Association(ガルナッチャ・オリジェン協会/スペイン)とRoussillon Wine Committee(ルーションワイン委員会/フランス)が合同で立ち上げた「European Garnacha/Grenache Quality Wines」(ヨーロッパ産ガルナッチャ/グルナッシュ ファインワイン)プログラムの日本プロモーションが始まり、昨年10月に都内でセミナーが行なわれました。

なお、このプロジェクト自体は4年前に設立されたそうです。

 

同プロジェクトから副プロジェクトマネージャーEric Aracil(エリック・アラシル)氏が来日し、講師を務めました。

エリックさんはルーションワイン委員会サイドの方で、私は以前モンペリエのViniSudという試飲商談会でエリックさんのルーションワインセミナーを受けたことがあります。

 

ガルナッチャ/グルナッシュの起源は、スペインのアラゴン地方と言われています。

アラゴンはスペイン北東部にあり、マドリッドの東、バレンシアの北、バルセロナの西のエリアです。

 

現在、ガルナッチャ/グルナッシュは世界の97%がヨーロッパ周辺で栽培され、うち半分以上がフランスのルーションで、45%がスペインです。

他の国を見ると、3位がイタリア、4位がアルジェリア、5位アメリカ、6位チュニジア、7位オーストラリア(西オーストラリア)、8位モロッコ、9位に南アフリカ、10位クロアチア、という順位。

アルジェリア、チュニジア、モロッコは北アフリカで、地中海に面していますので、伝播ルートが想像できますね。

 

いずれにしても、ガルナッチャ/グルナッシュが多く栽培されているのは、スペイン北東部からフランス南部です。

特に栽培面積の大きいルーションは、中世の時代にはアラゴン・カタルーニャ連合王国の領地でしたから、ガルナッチャがルーションに広がるのは当然といえます。

なお、ルーションは今もカタルーニャとのつながりが強い地域で、カタルーニャ語を話す人もいるそうです。

逆に、ルーションと接しているスペイン側の方でも、以前レストランに行ったときにフランス語のメニューがあり、フランス語が通じたので、この2つの地域は本当に近いんだ、と思ったことがあります。

 

このエリアがガルナッチャ/グルナッシュの最大の産地ですが、アラゴン側の生産者は大きいところが多いのに対し、ルーション側は小さい栽培家が多い(約2500軒)とのこと。

 

ルーションのブドウ畑は22,000haで、うち40%がグルナッシュだそうです。

ルーションは三方が山に囲まれ、3つの川が流れ、地中海にも面しているという、多彩なテロワールがパッチワークのように存在するエリアで、24のブドウ品種を栽培しています。

ルーションは地形や土壌、気候が多彩なので、同じグルナッシュを使っても、非常に多彩なワインがつくられています。

有名なものとしては、バニュルスやリブザルド、モーリーといった天然甘口ワインがあり(他の品種とブレンドしていますが)、フランスの天然甘口ワインの80%がルーションで生産されています。

 

スペイン側では、アラゴン州南西部のCalatayud(カラタユ)、西部のCampo de Borja(カンポ・デ・ボルハ)、ほぼ中心やや西寄りのCariñena(カリニエナ)、北西部のSomontano(ソモンターノ)、カタルーニャ州の南西にあるTerra Alta(テラ・アルタ)がガルナッチャの主産地になります。

 

ガルナッチャ/グルナッシュの房と実はとても繊細なため、酸化のリスクが高いブドウです。

よって、収穫をていねいに行なうのはもちろん、除梗や破砕もゆっくりと行なうことが求められます。

 

ガルナッチャ/グルナッシュは果皮の色でいくつかに分類されます。

(注意)「赤」となっているのは「グレイ」で、右端は「赤」です

果皮の色が青みを帯びた黒っぽい「赤(Noir/Tinto)」、黄色い果皮の「白(Blanc/Blanca」、ピンク色の果皮の「グレー(Gris/Gris)」、葉の裏側に繊毛(有毛)が見られる「Garnacha Peluda(ペルーダ、スペイン語で毛深いという意味)またはHairy(ヘアリー)」Alicante Bouschet(アリカンテ・ブーシェ)と呼ばれる「Garnacha Tintorera(ティントレラ)」があります。

 

「赤」はチェリーやプラムの風味のワインになり、土壌によっては、ブラッドオレンジの風味、血液っぽさが出るものもあります。また、ブルーベリーのように青い果皮になると、より濃いワインになり、イチジクのような風味も出てきます。

「白」は、アニスやフェンネル、白い花のエレガントなアロマがあり、アロマから来る新鮮さも感じられます。

「グリ(灰色)」は、白の特徴に加え、より色味や口に含んだ時のテクスチャーが強くなり、火薬のようなミネラル感、シトラス系のフレーバーも感じることがあります。

 

スペインとフランスの多彩な産地でつくられるガルナッチャ/グルナッシュのワインは本当にバリエーション豊か

生産者によっても個性がありますから、飲み飽きることはありません。

 

個人的にも、実はグルナッシュ好きです。

果実味がジューシーで、伸びやかなスタイルの赤、ほどよい厚みと服雑味のあるグリが特にお気に入りですが、美しいカラーのロゼワインも、もちろん忘れてはいけません

 

価格面でも、お手軽に手に入るものがたくさんありますから、ワイン選びに悩んだ時には、ガルナッチャ/グルナッシュを選んでみるのはいかがでしょうか?

 

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フランスで見つけたローヌのBIOワイン

2020-02-20 18:24:44 | ワイン&酒

先日出かけていた海外のワイン展示会で試飲した、BIOのワイン生産者を2つ紹介します。

どちらも、南フランスのコート・デュ・ローヌ地区です。

 

まずひとつは、AOCコート・デュ・ローヌのヴィラージュ表記できるVisan(ヴィザン)の生産者「Clos du Père Clément」

 

 

ABマークを取得しているBIOワイナリーで、Côtes du Rhône Village VISAN、Côtes du Rhône、IGP Drômeという3つの原産地呼称ワインを生産しています。

コート・デュ・ローヌは範囲が広いですが、VISANは、オランジュから約30km北東、シャトーヌフ・デュ・パープの北に位置しています。県の名前はドローム県。

 

圧倒的に赤ワインが多く、色々と飲み比べましたが、しっかりした酒質のワインをつくっています。

ボトルネックにかけられた各賞のタグは伊達じゃありません。

 

白ワイン(ヴィオニエ)やロゼもありました。

日本市場にも進出したいそうですが、このエリアだと、よっぽどのことがない限り、日本人消費者には興味をもたれないんですよね…

 

日本人のワイン好きも、ブルゴーニュの村名やシャンパーニュの細かいあれこれはよーく知っていますが、南の産地はまずスルーです。

ローヌでも、トレバロンなどの著名ブランドなら飛びつきます。

ブランド重視ではなく、品質重視で選ぶ方がいいんですけどね…

 

 

もうひとつは、

Costières-de-nîmes(コスティエール・ド・ニーム)「Château Mourgues du Grès」

 

ニームから東に20kmちょっとのところにあるBIOの生産者です。

ここも赤ワインが多いですが、白とロゼも数種類ありました。

 

ボトルの前に置いてある石は、それぞれのワインの畑にある石だそうです。

ここのワインは洗練された味わいで、現代的です。

エチケットもスタイリッシュで、見た目で選ばれる率も高そうです。

 

しかし、このワイン、どこかで見覚えがあるような?

調べると、2019年10月の都内でのアルザス&ローヌ試飲会で出展されていました。

 

ロゼが特に気に入って、アップでもう一度撮ったくらいです(笑)

 

 

ここのワイン、品質が良いのに価格が良心的でした。

日本で買えますので、気になる方は探してみてください。

(輸入元:飯田)

 

ビオワインにフォーカスした試飲商談会でした

 

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ブルゴーニュワイン2018年バレルテイスティング@ルイ・ジャド

2020-02-19 18:12:37 | ワイン&酒

ブルゴーニュのルイ・ジャド社が毎年この時期に開催しているバレルテイスティングが、昨日都内で行なわれましたので、参加してきました。

バレルテイスティングとは、瓶詰される前の樽に入った段階のサンプルをテイスティングすることです。

今回は、昨年11月に選んだ樽から抜いたものだそうです。

同じワインでも樽がいくつかありますが、テイスティングをして選んだひとつの樽から抜いていますので、後日ビン詰めされて発売される商品とは違います。

それでも、この段階でテイスティングをすることで、そのワインの将来の姿を予測することができるというわけです。

 

今回テイスティングしたのは、ブルゴーニュの2018年ヴィンテージで、サンプルは23ありました。

 

ルイ・ジャド社アジア担当輸出マネージャー アメリー・サンテュックさん

 

まずは、アメリーさんが、ブルゴーニュの現状、2018年ヴィンテージ、2019ヴィンテージについて説明してくれました。

 

現在のブルゴーニュの最大の問題は、地球温暖化です。

元々冷涼な気候で、ブドウが熟すのが難しかったブルゴーニュでは、温暖化の傾向はプラスに働くものでした。

しかし、温暖化は勢いを増し、ゲリラ豪雨、洪水、春の遅霜、雹、酷暑etc...といった異常気象をもたらすようになりました。

 

2019年は、春の2回の遅霜(4/4と4/14)で、50%が被害を受けました。

本来なら、芽吹き、開花とゆっくり進むはずのブドウの成長ですが、温暖化でブドウの生育サイクルが早まり、芽が吹いて花房が付いたところに霜が降りると、ダメになってしまうのです。

 

2010年代のブルゴーニュは、気象のせいで収穫量が激減し、価格高騰の原因となっていましたが、久しぶりにまともな量を収穫できたのが2018年でした。

ですが、それが続かず、2019年の収量は、1haあたり35hlと少なく、平年の50%減となってしまいました。

すでに、昨年11月に行なわれたオスピスドボーヌの競売会では、ひと樽平均+22%の価格上昇だったとか。

 

価格上昇以外にも、アメリカの関税引き上げ問題、イギリスのEU離脱、そして新型コロナウイルスと、課題は山積みだといいます。

 

ルイ・ジャド社に限っていえば、2019年は過去最高の売り上げを更新し、新しい醸造所が増えて7カ所になったことで、収穫から醸造の過程の適切な分配ができるようになったそうです。

 

さて、本題の2018年ヴィンテージですが、

冬は雨が多かったものの、4月から8月は日照に恵まれ、開花も良い状態で、ブドウが色づくまでの期間(ヴェレゾン)も長く、非常に良い収穫を迎えることができました。

 

ただ、南の地区は乾燥に苦しんだところもありました。

というのも、コート・ドールの土壌は石灰質で、水はけが良く、かつ保水性がありますが、南部は花崗岩質土壌であるため、保水性は低く、乾燥に弱いからです。

 

問題はもうひとつあります。北のシャブリから南のプイイ=フュイッセまで、ほぼ同時に収穫期(8月29日、30日~)を迎えてしまったことです。

ということは、収穫の人手の確保や、醸造所のやりくりが大変だった、ということです。

それをクリアできた生産者は、2018年の恩恵を受けました。

 

ルイ・ジャド社の場合は、8/31のシャブリから始まり、、16日間で収穫を終えました。

ブドウは健全で、ほぼ選果をしなくてもいいくらいの良い状態だったそうで、白の収穫量は55hl/ha、赤の収穫量は45hl/haだったとのこと。

 

2018年の白ワインは、マロラティック発酵は40%くらいに抑えて、フレッシュさをキープしました。

成熟感があり、まろやかだけれど緊張感もキープしたワインになったと、アメリーさん。

 

2018年の赤ワインは、フルーティーで、アロマのパレットが豊かだけれど、フローラル感はやや少なめ。味わいは濃縮して、ジューシーとのこと。

 

テイスティングで確認してみると…

 

白はシャブリがとても良い出来だと思いました。

 

Chablis 1er Cru Montée de Tonnerre 2018 Louis Jadot

 

果実味と、酸と、ミネラル感のバランスがとてもよく、今から心地よく飲めます。

価格(輸入元希望小売価格:6,600円、税抜)を考えると、これはお買い得だと思います。

 

アメリーさんも、2018年のシャブリは、厚みがあり、クリーミーで、ミネラル感もある、典型とは違うけれど良いシャブリ、と言っていました。

白ワインの瓶詰は2月以降ということで、まさにこれから瓶詰が始まります。

 

白ワインでは、サヴィニー・レ・ボーヌ クロ・デ・ゲットと、ボーヌ・プルミエ・クリュ グレーヴ ル・クロ・ブランも良かったです。

サヴィニー~は、ふっくらとした果実味と酸のバランスがよく(同価格:6,000円)、

ボーヌ~は、やさしくしなやかなボディが良かったです(同価格:10,000円)。

 

コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュは当然素晴らしく、やはり価格だけのことはある(同価格:30,000円)と思いました。

しかし、コスパを考えると、2018年のブルゴーニュの白ワインは、今のところシャブリ地区が私のイチオシです。

 

白ワインは、ルイ・ジャド社がプイイ・フュイッセに所有する「ドメーヌ J.A. フェレ」もあります。

2018年のプイイ・フュイッセは、過去2番目くらいに暑い年だったそうです。

ただし、雨の降り方は場所によって違い、北は雨が多く、南は花崗岩土壌のため保水されず、水不足になり、そのため、ブドウの育ち方も場所によってかなり違いました。

そこで、18haの畑を3週間かけて丁寧に収穫するという細かい対応を取りました。

(ルイ・ジャド社の畑は200ha以上を16日間で収穫完了)

 

赤ワインの方は、お手頃価格帯では、サヴィニー・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ ラ・ドミノードが良かったです。果実味がふっくらとして、タンニンに丸みがあり、とても口当たりのいいワインだと思います。価格は6500円。

 

 

ルイ・ジャドといったら…の、ボーヌ・プルミエ・クリュ クロ・デ・ズルシュール モノポールも、さすがに良かったです。

ピノ・ノワールらしさをすべて備え、複雑味もあり、今この段階で満足度が高い仕上がりになっています(同価格:12,000円)。

 

シャンボール・ミュジニー レ・ドラゼ も非常にコスパが良いと思いました(同価格:10,000円)。

繊細な口当たりで、キメ細かく、果実味も酸味もジューシーです。線が細いですが、簡単には折れないしなやかさもありました。

 

さすが!と唸ったのは、ジュヴレイ・シャンベルタン プルミエ・クリュ クロ・サンジャック

緻密でカッチリした骨格ですが、キメ細かさ、しなやかさがあるので、ゴツい感じはありません。これはパーフェクト!といいたくなるほど素晴らしい!え?クロ・サンジャックって、プルミエ・クリュでしたっけ?(同価格:28,000円)

 

ルイ・ジャド社がボージョレ地区に所有する「シャトー・デ・ジャック」の赤ワインもよくできています。

2018年のボージョレは、土壌が花崗岩質だけに、乾燥に悩んだ年となりました。

その中で、モルゴンは少し残る土地柄だそうで、そのために救われたそうです。

収穫は通常は黒ブドウからスタートするところ、2018年は白ブドウから始まり、この逆転はコート・ドールも同様だったとのこと。

 

イレギュラーな2018年ですが、ボージョレの収穫量は充分あり、濃縮度があり、ジューシーで、こなれやすく、おいしいワインになったとのこと。

実際に試飲してみると、アメリーさんの言った通りでした。

例年ならカッチリしているモルゴン コート・デ・ピィが丸い!果実とタンニンの厚みがあり、タンニンがとてもなめらかな、濃密なワインです。

ムーラン・ナ・ヴァン クロ・ド・ロシュグレの方が、モルゴンよりもカッチリ凝縮していますが、こちらのタンニンも丸く、キメが細かいです。

どちらも丸みを帯び、素晴らしいフルボディに仕上がっています。

輸入元希望小売価格は、どちらも5,000円(税抜)。

2018年のクリュ・ボージョレは、コストパフォーマンス抜群ですね

 

 

ルイ・ジャド1社だけのバレル・テイスティングではありますが、収穫量も充分で、天候の恩恵も受けた2018年のブルゴーニュワインのアウトラインを掴めたのでは、と思っています。

 

2018年は、早くから楽しめる人懐っこさがあり、格上のワインはさすがの品格を備え、長期熟成もしっかりできそうです。

これはリリースが楽しみです。

 

2018年のブルゴーニュワインについては、3月に現地で1週間の大試飲会があり、私も取材に行く予定です。

多くのアペラシオンの、多くの生産者の2018年ヴィンテージを試飲できますので、またここでリポートしたいと思っています。

 

※ルイ・ジャド社 輸入元:日本リカー

 

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今週の晩酌はスペインの2007年のグラン・リゼルバ

2020-02-18 21:34:32 | ワイン&酒

時々行くスーパーのワインコーナーを覗いたら、興味深いワインが非常にお手頃な価格(1000円以下)で出ていたので、買ってきました。

 

Faustino Rivero Ulecia Gran Reserva 2007(Spain, DO Utiel Requena)

 

スペインの赤ワインで、ボバルとテンプラニーリョのブレンドです。

2007年ということで、すでに丸12年が経過しています。

グラン・リゼルバの12年モノが、え?この価格でいいんですか?という状況で出ていたので、失敗したら料理用だね…と思いながら買ってきました。

原産地呼称は、DOウティエル・レケーナです。

あまり聞きなれないかもしれませんが、スペイン東部、バレンシア州のDOで、地中海から約70km内陸に入ったメセタ台地の周辺にある、標高700mほどのワイン産地です。

地中海の影響と大陸の影響の両方を受ける場所で、ボバル(Bobal)という黒ブドウが、地元品種として多く植えられています。

ボバルは中世の時代まで遡る品種で、悪天候でも実をよくつけ、濃厚な色のワインをつくるといわれています。

 

アルコール度数13%。

写真を見るとおわかりのように、ワインの色はかなり濃厚で、やや黒みを帯びていて、熟成を重ねていることがよくわかる外観でした。

香りにも熟成のニュアンスが現れていますが、フルーツもたっぷりあります。

口に含むと、果実味のボリューム感がまだしっかりあり、タンニンは豊富ですが、丸みがあり、なめらかです。

これはいい感じに熟成しています。

 

しかし、ボトル差、おそらく保存状態の差だと思いますが、頼りない味わいだったというコメントもネットでは見られました。

私のボトルはアタリでしたね

 

Faustino Rivero Ulecia(ファウスティーノ・リヴェロ・ウレシア)がワイナリー名のようで、リオハにあるファウスティーノの関連ワイナリーかと最初は思ったのですが、別ワイナリーでした。

1899年に誕生した歴史あるワイナリーです。

ここと同一経営なのが、Marqués del Atrioというワイナリーで、2000年代に入って新プロジェクトとしてリオハに造られたようです。

 

スペインも産地が多いので、なかなか把握しきれませんが、あれこれ飲みながら覚えていこうと思っています(笑)

 

※輸入元:重松貿易

 

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Domaine Costeplaneに出合えたのは僥倖でした!

2020-02-17 16:04:50 | ワイン&酒

先日出かけた海外のワイン試飲商談会で一番印象が強かったのが、こちらのワイナリーのワインです。

 

Domaine Costeplane (IGP Cévennes, Languedoc, France)

ドメーヌ・コストプレーンは、Cannes-et-Clairan(カンヌ・エ・クレラン)という、フランス南部の都市モンペリエから北東に約50km、ニームからだと北西に20kmの少々の場所にあるワイナリーです。

住所は、Cannes-et-Clairan(カンヌ・エ・クレラン)。

写真の男性は、オーナーの Loic(ロイク)さん。

 

つくっているワインの原産地呼称は、IGP Cévennes、AOC Languedoc、Vin de France

つまり、IGP Cévennes(セヴェンヌ)がより狭い原産地呼称ということになります。

 

IGPセヴェンヌには、スパークリング、白、ロゼ、赤があります。

川の氾濫で形成された石灰岩土壌の丘陵地が多く見られ、夏の夜は気温が下がるため、日較差の大きなエリアのようです。

ブドウ以外では、タマネギ、栗の産地で、山羊チーズのペラルドンもこのセヴェンヌの名物だそうですよ。

 

スタッフのMarieマリーさんに勧められて試飲すると、どれも素晴らしくおいしい!

白ワインは、シャルドネやヴェルメンティーノ、赤ワインは、カリニャン、シラー、グルナッシュなどを使ったAOCラングドックがいくつかと、IGTセヴェンヌのメルロなどがあり、ロゼもありました。

 

どれもうまみたっぷりで滋味。

じわ~んとしみしみしてくるワインばかりで、これは私が好きなタイプ。

価格表を見せてもらうと、え?こんな価格でいいの?!とビックリするほどのリーズナブルプライスでした。

 

聞けば、とても人気があって、すでに在庫がほぼないとのこと。

そりゃぁ、そうでしょうとも。

私がフランスに住んでいたら、車を走らせてオトナ買いしたいくらいです。

 

ロイクさんがこのドメーヌを取得したのは数年前だそうで、栽培はビオディナミで行なっています。

コート・デュ・ローヌのエリアであるニームの北西に隣接していながら、このあたりはAOCラングドックのエリアになるんですね。

ブランド志向の日本市場では、単なるAOCラングドックのワインは売りにくいですし、IGTセヴェンヌなんて知らない、とスルーされることでしょう。

 

でも、ロイクさんのワインを飲むと、しみじみおいしい。

しかも、コストパフォーマンス抜群。

こういうワインが知られないのはもったいないことですが、とにかくフランス国内で引く手あまたということですから、仕方ありません。

 

本当においしいものは、有名ではない場所に、ごく普通にある、ってことを証明してくれました。

次はぜひドメーヌを訪問してみたいと思っています。

 

 

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エールフランスのストライキに遭遇して切り抜けました

2020-02-16 21:45:32 | お出かけ&旅行

昨日は、新型コロナウイルスの影響で欠航になった中国系航空会社の話について書きましたが、飛行機が欠航になるトラブルはほかにもあります。

 

よくあるのが(困ったことに)、エールフランスのストライキです。

 

以前、エールフランスでパリ経由でフランスの地方都市に出かけていた時、帰国の2日前くらいにエールフランスからメールが届きました。

それは、フランスのナショナルストライキのために、私の乗るフライトがキャンセルされる可能性が高い、というものでした。

 

 そのメールのニュアンスでは、フライトのキャンセルの確率はかなり高そうです。

 

となれば、鉄道でパリに行く?

もしくは、レンタカーでパリに向かう?

どっちもかなりの時間がかかりそう。

 

調べてみると、鉄道も動かない可能性が高そうです。

レンタカーを走らせれば間に合う距離&時間ですが、空港のレンタカーオフィスはかなり混雑しそうですよね。

鉄道やレンタカーを使った場合、当然、自己負担です。

さて、どうしたらいいんでしょう?

 

 

まず考えたのは、エールフランスに問い合わせること。

でも、エールフランスですからね…

 

そこで、エールフランスと同じアライアンスのKLMオランダ航空を頼ることにしました。

普段から、エールフランスの予約を取る時は、使い勝手のいいKLMのサイトを利用しています。

KLMは携帯アプリもあり、メッセンジャーも利用できます。

 

KLMのアプリから運行状況を調べると、私のいる地方空港からパリまでは飛行機が飛ぶ雰囲気でした。

KLMのメッセンジャーで問い合わせる際、私の名前、予約便を伝えてMSGを送ると、しばらくして返事が戻ってきました。

 

最終的な運行状況を知らせるサイトを教えてもらい、調べると、地方からパリへ、パリから東京へ飛んでくれるようです。

 

そうしているうちに、前日には地方空港からパリ行き&東京行きの搭乗券もメールで送られてきました!

アプリでも搭乗券を確認できました。

 

 

 

実は、ストライキの場合でも、パリから国外に向かう国際線は、ほぼ運行されるようなのです。

つまり、パリに滞在している人なら、そのまま日本に帰国できる可能性が高いということです。

国際線を止めてしまうと、さすがに問題あるでしょうからね。

もちろん、例外はあり、その時の状況にもよりますので、確約はできません。

 

地方空港からの場合ですが、地方から地方へはNGですが、地方から国際線のあるパリへは飛ぶ確率が高く、私が遭遇したストライキの時も、地方からのパリ行きは大丈夫でした。

また、地方から国外の首都や主要空港に向かう便も、飛ぶ確率が高いようです。

実際、私のいた地方空港からカサブランカ行きは飛んでました。

 

ということで、私が遭遇したエールフランスのストライキでは、なんとかパリに飛び、パリから東京に戻ってくることができました。

ネットの体験記を見ると、イタリアの地方都市からパリに戻れなかった話や、色々苦労して結局ダメ、という話もあったので、私の時は運が良かったのかもしれません。

 

それと、勝因のひとつは、KLMからの情報とメッセンジャー(チャット)でしょう。

KLMのメッセンジャーは、日本語でチャットできますので、Facebookを使っている方は、KLMと友達になっておくことをオススメします。

また、携帯にKLMのアプリをダウンロードしておくこともオススメします。

Air FranceでもKLMでも同じですが、サイトのオペレーションはKLMの方が断然使いやすいです。

ストライキによる欠航など、切羽詰まっている時には、KLMを思い出してください。

 

もちろん、ストライキなんてやってほしくないですが、なぜかしょっちゅうやってますからね…

 

 

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新型コロナウイルスで中国系航空会社のフライトがキャンセルに・・・

2020-02-15 22:11:56 | お出かけ&旅行

来月に予定している海外出張の航空券を、安いので中国系航空会社で取っておいたのですが、新型コロナウイルスの影響で、怖くなってきました。

経由地は中国本土です。

 

 

航空会社のHPを日々チェックしていると、次々と欠航が決まっていきます。

これはもう、私のフライトの欠航も間もなくでしょう、と思っていたら、案の定、私の乗る予定の便が欠航となったため、予約全体の取り消しを余儀なくされました。

 

今回は特別な事情のため、数千円程度の手続き料を除いて返金してもらえるそうです。

 新型コロナウイルスはとても心配でしたので、むしろ、無事にキャンセルすることができてよかったです。

 

空港は、待合いエリアでさえ濃厚接触な感じの距離感ですからね。

 

座席が満席で密着状態にあり、実は隣の人に問題があった場合、何かしらの影響が出そうなのは、もはや避けようがありません。

上海や北京、香港など、要注意地域の空港ラウンジでは、ラウンジ自体を閉鎖したところもあり、カップ麺など、トングを使わないメニューに切り替えたりと、新型コロナウイルス対策は進んでいるようです。

こうなってくると、どこへも行かず、家にこもっているのが一番安全のような気がしますが、以前から行くつもりにしていた海外取材なので、改めて中国系以外の航空会社で予約を取り直しました。

今度は大丈夫のはず、と思いたいです。

 

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