ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

混雑と行列が好きな日本人とコロナ

2020-05-31 17:47:25 | 雑記

新型コロナウイルス感染拡大からの緊急事態宣言が解除されたので、街中や観光地への人出は戻るだろうなとは予想していました。

案の定、百貨店の開店前の行列、湘南の海岸への人出などなど、人の動きが活発になってきたようで、中には、混み合う飲食店で大声で話すグループ客の姿も見られたとか。

 

私は、「自粛警察」みたいなことは言いたくありませんが、上のような行動って、日本人らしいなぁ~、って思ってしまいました。

 

日本人って、人が集まる所が好きで、TVやメディアで紹介されていたり、行列ができている場所にわざわざ行きますよね?

ブレイクしたら右へ倣い、二番煎じのものも続々と出てきます。

そもそも、ものまねで日本が発展してきた歴史がありますね。

 

コロナ禍では、空になったトイレットペーパーの棚が映し出されたドラッグストアに殺到し、巣ごもり人気で即席麺やパスタ、ホットケーキミックスなどが爆売れしていると聞けば、元々の価格の何倍にもなった商品でもネットで買い求めます。

 

日本人は、人がいる場所や、皆が持っているものに安心感を覚えるのが人一倍強い人種なのだと思います。

 

ですから、店の棚を空にさせないためには、空の状態を映像や写真で出さない方がいいのでは?、という声が出ました。

 

ということは、湘南の海岸や人気行楽地などに人が集中しないようにさせるには、その場所と様子を出さない方がいいのかもしれません。

紹介されると、「あ、みんなが行ってるんなら、自分も行っていいよね?」となります。

外出自粛期間でも、生活必需品の買い物はOKで、商店街が賑わう様子を映し出したことから、自分も、自分も、という人が増え、問題になったのだと思います。

 

長い歴史の中で、弱い個が群れになることで自らを守ってきましたが、コロナの時代は、個を尊重し、自らの意思で適切なソーシャルディスタンスを取ることが重要になってくるのではないでしょうか。

 

 

白鶴 大吟醸 芳醇  (兵庫県神戸市東灘区)720ml

 

以前、家で晩酌飲んだ日本酒。秋冬の期間限定発売商品でした。

白鶴の大吟醸の中でも、酸味とコクが他よりも強いそうです。

 

精米歩合50%、日本酒度+4、アルコール度数1617%。

飲んでみると、まろやかでコクがあり、酸でほどよく引き締まった辛口で、好きなタイプでした。

希望小売価格は1,100円だそうですが、お安く買えたので、ラッキーでした

 

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カップ酒を飲み比べーその7(吉乃川/かっぱデミタス100/澤ノ井)

2020-05-30 17:33:22 | ワイン&酒

久々のカップ酒の飲み比べです。

飲んだのは2月で、冷酒、常温、お燗と、温度を変えて飲み比べました。

 

吉乃川  新酒(新潟県)/黄桜 かっぱデミタス100(京都府)/澤ノ井(東京都)

 

スーパーの酒コーナーで探していたら、よく聞く銘柄がカップで売られていました。

このサイズだと、お試しで飲めるからいいですね。

 

吉乃川 新酒(新潟県)/ 澤ノ井 奥多摩湧水仕込(東京都) 各180ml

 

「吉乃川」(よしのがわ)は新潟県長岡市の酒、「澤ノ井」(さわのい)は東京都青梅市の酒。

 

精米歩合は、吉乃川が65%、澤ノ井が68%。

アルコール度数はどちらも15度。

 

長岡と奥多摩と、場所はかなり離れていますが、飲み比べすると、味わいがよく似ていました。

温度を変えても、よく似ています。

大きなクセはなく、普通にするする飲め、料理を邪魔しないタイプだと思います。

何種類か飲む予定なら、前半にもってくるといいでしょう。

 

 

黄桜 かっぱデミタス100 (京都市伏見区) 100ml

 

ご存じ、「黄桜」(きざくら)のミニサイズで、お値段も安いです(約100円)。

ちょっとだけ飲みたい時用のサイズだと思いますが、これは物足りなかったです。

温度を変えて飲もうとすると、ほんのふたくち程度しか飲めません。

味わう前に終わってしまったので、やっぱり1カップくらいのサイズがちょうどいいですね()

 

 

カップ酒飲み比べ バックナンバー(その1~その6) → コチラ

 

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エール酵母で軽やか「サントリーブルー」を飲んでみた

2020-05-29 20:31:21 | ワイン&酒

SNSCMでなにかと気になっていた、「サントリーブルー」を飲んでみました。

 

SUNTORY BLUE  サントリーブルー 350ml

 

エール酵母を使用したというビールテイストの新ジャンルです。

元々エール系が好きなので、6缶パックを買い、ガッツリ飲むことに()

 

「スッキリうまし!」というキャッチコピーと、涼し気なブルー系のパッケージからすると、夏向け商品でしょうか。

これもまたサントリーならではの、天然水仕込みです。

  

飲んでみると、ソフトで軽快。

クリアで雑味なく、みずみずしい味わいで、これはたしかにスッキリ系。

うまみに関しては少々軽いですが、何回か飲んでいくと、意外とふっくらとした味わいがあるのがわかります。

 

 

アルコール度数5%、100mlあたりのカロリーは42kcal

透明感のある味わいで、軽やかでソフト、余韻は繊細。

飲むシーンはいくらでも想像できます。

 

 

このサントリーブルーをはじめ、日本の優秀な新ジャンルがたくさん出てきたので、消費者としては嬉しい限り。

なんたって、安い

各社の色々な新ジャンルを揃えておけば、気分や料理に合わせて選べます

 

普段から、夏は家でビール系を飲むことが多いので、今年の夏も、価格が魅力的でバラエティに富んだ新ジャンルを色々と揃えてみようと思います

 

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特別定額給付金10万円の申請書が来ました!

2020-05-28 17:54:35 | 雑記

相変わらず、「アベノマスク」はまだ届きません。

緊急事態宣言が解除され、あちこちの施設や店が再開されはじめている中、あまり利用価値のないアベノマスクはもういらないと思うのですが、これから配達されるのでしょうか?

夏は蒸れそうなので、夏マスクバージョンならウエルカムですが…

 

10万円の特別定額給付金の申請書もまだ来ないですよね…と思っていたら、本日、届きました!

思っていたよりもずっと早かったのは、地域自治体が配布したから?()

マイナンバーカードでの申請もできると記載されつつも、「郵送で」ご申請くださいと書かれていました。

 

はい、マイナンバーカードを作っていない私は、もちろん郵送で申請します。

記入する個所はとても少なく、用意するのは健康保険証か運転免許証および通帳のコピーのみ。

我が家のプリンターで即コピーし、ものの数分で申請書完了!

 

給付金を希望されない方はチェックを、という文言にも迷わされませんでした()

記入した申請書の控えとしてコピーを取り、後は投函するだけです。

 

オンライン申請がかなり大変だったという話をあちこちで聞きましたので、

振り込みが遅くても申請が楽な方がいい人は、郵送一択ですね

 

 

癒しのおやつ ドライケーキ 「ヴィクトリア」  洋菓子「ウエスト」

 

タルト生地の上にスポンジ、その上にクッキー、イチゴジャムが重ねられた、食べ応えのある焼き菓子です

 

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ノンアルに感謝!「からだを想うオールフリー」

2020-05-27 21:21:14 | ワイン&酒

今日は朝から夕方までずっと病院で手術前の検査などがありました。

昨夜も今夜も、晩酌にアルコールは飲めません。

先週もそういう日があり、考えた私は、アルコール0.00%のビールテイスト飲料を買ってきました()

 

 

サントリー からだを想うオールフリー 350ml

 

アルコール0.00%、カロリーゼロ、糖類ゼロ、プリン体ゼロです。

しかも、「内臓脂肪を減らす」「機能性表示食品」

 

6缶パックで買いましたが、レシートを見ると、酒類は消費税10%のはずなのに、この商品は軽減税率が適用され、消費税8%でした。

え?そういうものなんですか?

これはラッキー

内臓脂肪減少効果は、ローズヒップに含まれるポリフェノールのひとつ「ティリロサイド」を加えているためだそうです。

 

 

飲んでみると、口当たりがやさしく、アルコールはありませんが、ビールを飲んでいるような錯覚を起こします()

原料が、ビールと同じ二条大麦麦芽の一番麦汁を使用し、上品な香りと苦みを特徴とするアロマホップを使い、サントリーならではの天然水100%仕込みですからね。

 

6缶パックセットでお安く買え、しかも消費税8%とさらにお得な上、アルコールNGの晩酌でも飲めるというスグレモノ

先週は、炭酸水で休肝日としましたが、今回はこれで乗り切りました

 

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ジャケ買いした豪州のシラーズ

2020-05-26 15:50:51 | ワイン&酒

ここ最近、家で飲んだワイン、第?弾。

これは完全にジャケ買いです()

 

Nugan Estate THIRD GENERATION SHIRAZ 2016 

(New South Wales, Australia

 

かわいいけどクールなブルーのラベルで、オーストラリアのシラーズ。

店頭で見かけ、お値段も安いので(これ大事)、買ってみました。1000円以下。

栓はスクリューキャップです。

 

ヌーガン・エステート1940年創業。

ワイン名からして、現在3世代目でしょうか。

英国のワインメディア「Harpers Wine & Spirit」の国際コンペティションで、2016年に5つ星を獲得しているみたいですね。

 

 黒みがかった深い色合いの赤ワインで、見るからに濃厚そう。

口にした第一印象は、パワフル!

オーストラリアのシラーズらしい独特のスパイシーな風味があります。

果実味のボリュームは大きく、思ったよりも新鮮で、余韻にリコリスのニュアンスを伴う甘みが残ります。

タンニンはそれほど強くなく、でも、若々しさがあります。

ずっとワインだけ飲んでいると、ちょっと辛くなってくる力強さです。

 

3日かけて飲みましたが、これも2日めがよかったです。

合わせた料理は、鶏のから揚げ、カレイの煮付け、ナスと挽肉のカレー。

カレイの甘辛いタレとはよく合い、挽肉カレーのスパイシーさにも合いました。

ワインが力強いので、合わせる料理も、味つけやスパイスがしっかりしているものがよさそうです。

特に、甘辛い醬油ダレとの相性が良かったと思います。

 

 

サード・ジェネレーションのラベルは、現在は新しいデザインに変更されたようです。

新しいラベルも見ましたが、私はこのデザインの方が気に入ってます。

 

※輸入元:徳岡  輸入元希望小売価格:1400

 

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コロナ禍で初めてカット専門店に行ってみました

2020-05-25 18:28:20 | 雑記

新型コロナの広がりで、2月以降、美容院に行っていませんでした。

3カ月もたてば、髪は伸び、カラーも抜けてきます。

近々入院する予定がありますので、その前に美容院に行っておきたいと思うものの、美容院に出かけるリスクを考えると、悩ましいところです。

 

自分さえ我慢すれば、多少うっとおしくても仕方ないかしらね…、と、行くことを諦めようとしました。

でも、このところの寝起きの私の頭の状態は酷いものがあり、カットだけでもしてもらおうと決めました。

 

先週、いつもの美容院に行くと、タイミングが悪く、受付終了。

今日また行ったところ、予約でいっぱいで、明日以降の予約なら、と言われました。

うーん、今日のうちに済ませておきたいんですよね…

 

こうなったら、駅ビルの中のカットハウスに初挑戦してみる?

 

税込み1200円のカット専門店は、駅を使う際にいつも目にしていました。

混雑具合が店頭のランプでわかります。

私が行った時間帯は、ちょうどかなり混雑していて、結局1時間半待つことになりました。

 

客層は男性が8割ほど。若い人からシニアまで幅広いです。

女性は年配の方が多かったです。

 

出入口は開放され、待合のソファは間隔を開けて座るようになっています。

外で待つ人も多かったです。

椅子やケープの消毒は毎回、席はビニールシートで区切られ、スタッフはマスクとフェイスシールドを着け、徹底していました。

 

私を担当してくれたスタッフは若い女性だったので、美容院で美容師さんにカットしてもらっている感覚でした。

短時間で手際よく、ささっと完了! 

今回のような緊急事態時には、駅のカットハウスという選択肢もありだと思いました。

 

最近食べたおやつ ルビーチョコレートバー (フルタ製菓)

フルーティーで、ほんのりとした酸味を感じます。

着色料なしでこの色ですから、ルビーチョコって不思議

 

ベルギーのバリーカレボー社のルビーチョコを使用しているそうです。

120g112kcal108円。

おやつにオススメ

 

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フランスの生鮮食品マーケットでランチをイートイン

2020-05-24 22:04:47 | お出かけ&旅行

フランスはよく行く国のひとつですが、パリはほとんど行かず、もっぱら地方が多くなります。

当然、ワインの産地周辺になるので、地方の美食を楽しむ機会があります。

 

たとえば、フランス南西部のナルボンヌ

国鉄の駅から徒歩圏内に、Les Halles de Narbonne(レ・アル・ド・ナルボンヌ)という地元の生鮮食品のマーケットがあり、肉類、チーズ、野菜、魚介、パン、スイーツなどの店が大きな建物の中に集まっています。

旅の最終日なら、チーズやお菓子などを買い込みたいところですが、そうもいかない時は、イートインをやっている店で飲み&食べることにしています。

 

以前行ったこの時も、ちょうどランチタイムでしたので、店とメニューをチェック。

もちろん空席がないと座れません。

ちょうどここの店のカウンターが空いていたようなので、店のスタッフに尋ね、無事に着席。

 

選んだのは、マグレ鴨の胸肉のロースト

メインの鴨のほか、付け合わせのポテト(ドーンとボウルに大盛り!)、パン、焼いた野菜(焼きすぎて炭になっているものが混ざってました )、サラダがセットになっています。

 

鴨の胸板が分厚い!

この鴨も表面が少し焼きすぎで固く、噛み応えがありすぎました()

ちなみに、マグレ鴨は、フォアグラを取った後の鴨です。

 

マグレ鴨(マグレ・ド・カナール)なら、どのワインがオススメ?と若い女性スタッフに訊くと、このワインを出してきましたので、グラスでいただきました。

 

メルロ、カリニャン、グルナッシュ、シラーをブレンドしたIGPワインで、ナルボンヌから北に約20kmにあるMailhac(マイラック)という地域の生産者のもの。

超ローカルワインで、これも日本に入ってきていないと思われます。

アルコール度数14%と高く、パワフルな赤ワインですが、タンニンはそれほどカチカチではなく、果実のボリュームが大きいタイプでした。

 

ちなみに、この店のカウンター前のショーケースには、シーフードがありました。

海に近いので、シーフードという選択肢もありでしたね。

 

店のテーブル席は予約客でいっぱい。

 

ホール内には牡蠣の店もあり、その場で剥いた牡蠣を食べられます。

 

イートインできる店がたくさんあり、どこにするか、非常に悩ましいところ。

 

この店はスポーツファンのテンション高く、混ざる勇気が出ませんでした()

 

連れがいればよかったですが、ひとりだったので、テーブル席はちょっとハードル高かったです。

ひとり客に人気のカウンターはすでにいっぱい。

ちょうどランチタイムでしたからね。

 

 

ナルボンヌの国鉄駅からだと、徒歩数分の「ナルボンヌ大聖堂」を観光しながら運河沿いにさらに歩いて行くと、マーケット(レ・アル)の建物があります。

 

Les Halles de Narbonne

1 Cours Mirabeau, 11000 Narbonne, France

https://www.narbonne.halles.fr/

 

基本的には、土日も含めて毎日朝7時から14時まで営業していますが、今はコロナの影響で、どういう営業体制になっているかわかりません。

ホームページ(フランス語)で確認してください。

 

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緑の季節にワイン居酒屋をハシゴ@ウイーン

2020-05-23 20:51:21 | お出かけ&旅行

緑が美しい季節です。

が、今年は、新型コロナの感染拡大による外出自粛が続き、なかなか出かけられません。

それは日本だけでなく、世界でも同様です。

 

この緑の季節ならではの楽しみが、オーストリアのウイーンでのワイン居酒屋のハシゴ

オーストリアでは、「ホイリゲ」と呼ばれるワイン居酒屋があり、ウイーン北部にはホイリゲがたくさん集まるエリアがあるんです。

中でも有名なのが、グリンツィングを中心としたエリア。

 

どの店も、中庭にオープンテラス席があり、ふらりと入れます。

私もひとりでしたが、入ってみました。

 

グラスワイン1杯にちょっとしたつまみ程度で軽く楽しめます。

ワインはもちろん、ウイーンならではのゲミシュターサッツ

混植混譲ワインです。

 

緑あふれる庭がキレイです

 

オープンエアの中で飲むワインは最高

 

この店では、ワイン1杯とサラダに、チップも含めて10ユーロほどのお会計でした。

ほかの店にも行きたいので、ワインは1杯にとどめます。

 

 

テクテク歩き、また別の店に入ります。

 

ここのグラスワインはジョッキ!

これもまたゲミシュターサッツです。

ワイナリー直営の店がほとんどなので、オリジナルのワインが楽しめます。

だいたい13ユーロ以下。

 

さっきの店ではサラダを食べたので、ここではガツンと肉を

 

周りはホイリゲだらけですので、体力が続く限り、ハシゴワインが楽しめます(笑)

 

 

グリンツィングへはウイーン中心部からトラム(路面電車)が走っていて、交通の便はバッチリ。

 

トラムのグリンツィング駅

 

 

今年も、6月上旬にウイーンに行く予定にしていました。

ウイーンで開催されるオーストリアワインの大きな試飲会があるからです。

しかし、新型コロナで中止となりました。

予定通り開催されていたら、ホイリゲでワイン三昧したかったのですが、仕方ありません。

 

来年こそは、ぜひ緑の中でホイリゲのハシゴを楽しみたいものです

 

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フランスの田舎のビオ生協で見つけたローカルワイン

2020-05-22 21:25:39 | ワイン&酒

私の好きなものは、ブランド品よりもローカルなもの

大手だからとか、有名だからとか、まったく気にしません。

 

ワインについても同様で、そりゃぁ、1本数十万もする超高級ブランドワインは、ごちそうになるにはいいですが(笑)、自分で買おうとは思いません。

自分で楽しむなら、可能な限りローカルで、名の知られていないワインに興味を惹かれます。

そうしたものは価格が安い、というのも好きなポイントです

 

本日紹介するワインも、ローカルなワインです。

フランスの南西地方のAOC Fronton(フロントン)の赤ワインで、地元のビオ生協で見つけました。

 

Chateau Laurou Cuvée Tradition 2018 (AOC Fronton, Sud Ouest)

 

AOCフロントンは、フランスワインの勉強をした人なら名前は知っていると思いますが、好んでこのワインを買ってみよう、という人は少ないような、マイナー産地かもしれません。

航空機のエアバス社の本拠地トゥールーズから20~30kmほど北にある地域です。

 

ビオ生協に置いてあるだけあって、Bioの認証と、Veganの認証も取得しています。

販売価格は6ユーロほど。

こういうワインは、地元でないと手に入りにくいかも。

 

ブドウ品種は、Négrette(ネグレット) 55%、Syrah 35% 、Cabernet Sauvignon 10%。

ネグレットは、この地方の地場品種です。

AOC Forntonを名乗るには、ネグレット50%以上、シラーは40%以下でという条件が必要です。

 

飲んでみると、果実味がキレイでまろやか。

プリンとハリのある、行き来とした果実味が非常に好ましい赤ワインで、タンニンはなめらかでフレッシュ。

ほんのりとしたスパイシーさがあります。

ボディはミディアムからミディアムフルといったところで、樽のニュアンスはなく、果実味が前面に出た、伸びやかな印象のワインでした。

 

 

これに合わせる料理は、基本的には肉料理。

トゥールーズに近いこともあり、トゥールーズの名物であるソーセージがイチオシです。

 

トゥールーズのソーセージ (トゥールズのマルシェにて)

 

もちろん、地元で食べました。

でも、これはさすがに、家ではなかなか難しいですよね。

ならば、挽肉を使った料理はどうかしら?

 

肉詰めピーマンを作ってみました。

ピーマンとカベルネの相性もいいはずだし?

 

合わせてみると、バッチリ!

ケチャップを付けた方が、よりワインと合いました。

ケチャップの甘みとワインの果実味が合い、よりジューシー感を高めてくれたようです。

 

 

フロントンの街中にあった BIO COOP(ビオ生協)

 

他の地域でも、地域ごとのBio Coopがありました。

農産物、チーズ、パン、卵、ハーブティー、ワイン、ビール、石けんなどなど、地域のビオ製品がいろいろ置いてあり、楽しい買い物ができました。

フランスの地方でBio Coopを見かけたら、ぜひ覗いてみてください。

 

コロナ禍が収まったら、またあちこち出かけたいですね~

 

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正体不明のフランス産ピノ・ノワールを飲んでみる

2020-05-21 20:56:45 | ワイン&酒

新型コロナによる自粛巣ごもり生活のため、自宅でアルコールを飲む人が増え、また、昼からもついつい飲んでしまう人が増えた話は以前に書きました。

加えて、巣ごもりの楽しみを食べることに見出した人も多く、「コロナ太り」なる言葉までできたほど。

 

飲み食いは楽しいですから、その気持ち、よーくわかります(笑)

 

私はというと、普段の仕事の多くが家でPCに向かうことですから、特に大きな変化はなく、飲んだり、食べたりのペースも普段通りです。

ワインは、先日はじめてオンライン飲み会で開けた「Le Volte」以外では、こんなものも飲みました。

 

Robert Debuisson Castelbeaux Grand Réserve Pinot Noir 2016 (France)

 

わかっているのは、フランス産のピノ・ノワールということ。

詳しい地域はわかりません。

でも、店頭で非常にお安い価格で売られていたので、迷いなく購入しました。

ダメだったら、料理用ワインにしてもいいと思う価格だったので

 

裏ラベルからわかるのは、単なる Vin de Franceで、ネゴシアンのワインで、アルコール度数は13%、ということくらいです。

産地は、ブルゴーニュでないことは確かです。

だって、ブルゴーニュ産でしたら、明記しないわけがありませんからね。

 

たたき売り同然の価格から、状態が心配されましたが、飲んでみると、想像していたよりも、ワインがしっかりしていました。

いい感じにこなれ、ちゃんとしたピノ・ノワールの味わいです。

ブルゴーニュのピノ・ノワールと言って出しても、疑われないかもしれません。

3日かけて飲みましたが、2日めがベストで、3日めも充分ピノ・ノワールの味わいを楽しみました。

 

生産者名があったので調べてみると、Robert Debuissonはブルゴーニュの南のボージョレ地区の造り手でした。

ボージョレの生産者なら、ブルゴーニュに近いピノ・ノワールのテイストで造るのは納得。

 

 

私は今回、はじめて見たワインですが、買った価格でまた出ていたら、リピートしてみたいです。

ただし、保管状態に差がありそうなので、次も当たりとはいかないかもしれないですが。

 

買えるとすると、おそらく1000円前後。

私は、たまたまその半分以下で入手できました。ラッキー

 

※輸入元:富永貿易

 

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セルフの飲食店に入るのに悩みました…

2020-05-20 21:39:31 | 雑記

新型コロナの感染拡大で、4月以降、公共交通機関を使っていませんでしたが、今日は病院に用があったので、久しぶりにバスを使って出かけてきました。

やってきたバスに乗客はゼロ!

途中で3人乗ってきましたが、私が降りる前に全員が降りてしまいました。

本当に乗らないもんなんですね…

 

さて、午前中に病院に行き、昼を挟んで午後から同じ病院でまた予定が入っていたため、ランチをとろうと近くの駅の駅ビルに出かけました。

5階まである駅ビルも、営業しているのは1階の食品フロアと限られた飲食店のみ。

温かいものが食べたいので、〇△製麺に入ろうかなと思ったのですが、ランチタイムとあって、入口には人の列。混雑しています。

それに、よく考えると、ここは客がセルフで取る形式でした。

ブッフェなどでのトングの共用による感染リスクが高いことがわかっているので、残念ですが、食べたい気持ちが失せてしまいました。

 

帰宅してネットニュースを見ると、まさにそのうどん店のことが出ていて、セルフサービスがネックとなって、4月の売り上げが約半減したそうです。

もちろん、店舗ではウイルス感染対策はしっかりしていると思いますが、気になる人は気になりますよね。。。

 

 

その後、家で食べる用のバゲットを買おうと、同じ駅ビル内のベーカリーに行ったところ、よくある、客がセルフでパンをトングでトレイに取る形になっているのは同じですが、すべてのパンがあらかじめビニール袋に入っていました。

レジでは、店員さんが毎回ハンドスプレーで手を消毒してから対応していました。

これは完璧!

 

ベーカリーは焼きたてのアツアツが売りの商品も多いので、ビニール袋に入れるとなると、ある程度は冷ます必要があります。

アフターコロナでもパンをトングで取るスタイルを続けるなら、あらかじめビニール袋に入れる方法が定着するかもしれないですね。

 

本日の我が家のブドウ  間もなく開花しそうです

 

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マスク事情が変わってきましたね

2020-05-19 22:50:01 | 雑記

あれほど手に入りにくかったマスクも、今やいろいろな場所で売られているようですね。

価格も、どんどん下がってきているとか。

 

このマスク騒動が落ち着いたのは、マスクは手作りできる、ということが広がったのが大きいでしょう。

今や、さまざまな素材でマスクが手作りされ、使用後に洗うことで何度も使われています。

手作りマスクは、2020年最大のブームといえるかも。

 

しかし、そのおかげで、手芸用品は売れまくり、マスク素材となるガーゼが消えました。

私は100均にあるガーゼの手ぬぐいを入院用に買いたいのですが、もうずっと姿を見ていません。

こんなことなら、ブームになる前に買っておけばよかった

 

ガーゼといえば、赤ちゃん用品のいくつかのアイテムも、マスク素材として買い占めがあったと聞いています。

ドラッグストアで売っている医療用ガーゼも同様で、本当に必要としている人の手に入らないのは気の毒です。

 

マスク作りに精を出すのはいいことですが、もう充分ある人は、ここでひとやすみしてはいかがでしょうか。

 

南仏で出合ったお昼寝わんこ  お母さん犬らしく、お乳が大きかった~

 

そうそう、使い捨てが常識だった不織布マスクですが、洗えばまた使えるという話を聞き、私もやってみました。

水を浅く張った洗面器に食器用洗剤を少し垂らし、攪拌して泡が出たところに使用済みマスクをしばらく浸しておきます。

それを水洗いして干すだけ。

不織布マスクは早く乾くのはいいですね!

 

今の不織布マスクは5回ほど洗っていますが、見た目は新品同様。

1枚で1週間は余裕で使えそう。

前は毎日使い捨てしていたのがもったいなかった。。。

 

アベノマスクはまだ届きませんが()、家にあった(昔に買ったもの)布マスク数枚と、昨年買った不織布マスクの残り40枚ほどを洗いながら使っていこうと思います。

 

来月に予定している入院の際も、コロナ予防でマスク持参と言われているのですが、数枚の不織布マスクを洗いながら使うつもり。

洗えるって素晴らしい(笑)

 

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美しい緑の丘陵地帯のワイナリー「Travignoli」@トスカーナ

2020-05-18 17:17:16 | ワイン&酒

先日紹介した、イタリア・トスカーナ州キアンティのワイン生産者「Torre a Cona」と同じ試飲会場に、かつて訪問したことのあるキアンティの生産者が来ていました!

Chianti Rufina地区の「Villa Travignoli」(ヴィッラ・トラヴィニョリ)です。

 

Villa Travignoli (Chianti Rufina,Toscana)

 

訪問時にお世話になったジョバンニさんと再会しました。

 

Mr. Giovanni Busi (Villa dei Conti Travignoli BusiTorre)(2019年4月)

 

ジョバンニさんは、キアンティ ワイン協会の会長を2013~2016年まで務めていらっしゃいました。

 

ワイナリーを訪問した時のジョバンニさん(2015年6月)

やはり、少し若い?(笑)

 

ワイナリーの地下セラーには、古い年代のワインがありました。

 

1934年!

 

右のボトルは1932年のワインです。

こんな貴重なものが残っているんですね~

 

キアンティ・ワイン協会の会員証にも歴史を感じます

 

1978年ヴィンテージの Chianri Rufina を開けてくださいました。

色は薄くなりましたが、まだキレイなルビー色が残ってます。

ワインとしても良い状態でした。

 

エチケットに描かれているデザインのオリジナルがこちら。

 

現在のワインにもしっかりと描かれています。

 

昔のクラシカルなデザインと比べると、現代は少しモダンでしょうか。

個人的には、古い方が気に入ってます。

 

甘美なヴィンサントも、キアンティの大事なワインです。

 

昔懐かしい、キアンティらしい藁苞(わらづと)ボトルもありました。

 

トラヴィニョリではオリーブオイルもつくっています

 

ブドウ畑には白い石灰岩がゴロゴロ

 

これは小さめですが、赤ちゃんの頭サイズの大きさの石もありました。

 

 

ワイナリーは一般客にもオープンしていて、ショッピングができます。

古いヴィンテージを譲っていただけるかは、ジョバンニさんの気分次第かも?(笑)

 

こんなものも見つけました。

これにワインを入れて畑仕事に出ていたんでしょうか。

 

 

Villa Travignoli

Località Pelago Travignoli, 78, 50060 Pelago FI, Italy

フィレンツェ中心部から車で40分少々、美しい緑の丘陵地にワイナリーがあります。

 

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コロナ禍の中ですべきこと 私の場合

2020-05-17 23:18:52 | 雑記

この週末、各地で人出がけっこう見られた、というニュースを見ました。

私の住む地域は、まだ特定警戒が解除されていませんが、それでも、近所のスーパーは駐車待ちの車の行列ができ、売り場は買い物客で近敦ていました。

レジ待ちで並んだ私のすぐ後ろのシルバー男性は距離が近いし、皆さん、気が緩みすぎなんじゃ…

 

私は「自粛警察」(こんな言葉ができたんですねぇ)のようなことは言いたくありませんが、来月に入院、手術を控えている身としては、いま一番怖いのは、コロナ感染で手術治療ができないことです。

なので、自分を守ることにナーバスになってます。

 

医療関係者や介護施設のスタッフをはじめとした職業の方々は、感染拡大から今までずっと、そしてまだこれから先もしばらく、神経の張りつめた状態が続くことを思うと、やるせない気持ちになります。

 

私たちにできることは、そうした方々の負担を少しでも減らすための「協力」です。

 

もちろん、ひとりひとりの状況が違いますから、

「できることをする」、「できることをあえてやらない」選択があるでしょう。

 

いまの私ができることは、

自分が感染しない、家族に感染させない、そのために 周囲の人とできるだけ距離をとる、です。

 

感染者の減少傾向がこのまま続いてくれますように…

 

私史上 最高においしくて感動したオムレツ@SOAVE(イタリア、ヴェネト州)

※ 詳細記事はコチラ → https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/fd50e81c243d85c2d43b43e99f5b3720

 

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