「ディズニー イリュージョンアイランド ミッキー＆フレンズの不思議な冒険」を1人で遊んでみて

　先日発売されたSwitchのゲーム「ディズニー　イリュージョンアイランド　ミッキー＆フレンズの不思議な冒険」をクリアしました。
　以下、1人プレイの感想となりますので、複数プレイの要素には一切触れておりません。


　私にとってミッキーのゲームといえば、SFCの「ミッキーのマジカルアドベンチャー」が唯一無二。それ以外のゲームは遊んだことがありません。さすがにアレほどの難易度を期待していたわけではないにせよ、久々にミッキーのアクションゲームが楽しめる！と思い、割とワクワクしながら買ったのですが……正直最序盤は敵が少ないうえに、使えるアクションが移動とジャンプのみだったので割と退屈でした（汗。

　言ってしまえば「敵を倒せないメトロイド」。広大なマップを敵を避けながら移動しつつ、各種収集品を回収しつつ先に進んでいきます。次第に壁ジャンプやヒップドロップ、マジカルアドベンチャーを彷彿とさせるスウィング、上昇気流に乗っての移動・グライドなどが使えるようになっていくに連れて敵のバリエーションも増え、要求されるアクションの難易度も少しずつ上がっていくので、後半は結構楽しかったですね。

　本作では至る所にチェックポイントがあり、”基本的には”ハートが0になっても直前のチェックポイントからやり直せるうえに、ボス戦においても途中からやり直させてくれるため、クリア自体の難易度は低いと思います。
　一方で、カガヤキ（一定数集めるとハートが増える等）、トークン（キャラクターの情報）、記念アイテム（ミッキーの作品にまつわるアイテム？）、隠れミッキー（背景に隠れたミッキーのマーク）といった収集品を集めるのは少々手間ではあるものの、地図でエリアごとの全体数と回収数を教えてくれるのは助かります。また、終盤には各チェックポイントに移動できるファストトラベルが解放されるため、道中ではハートの数に直結するカガヤキ集めを優先し、その他はファストトラベルを使って回収していくのもアリかなと。

　BGMも素晴らしいですし、やり込むとなるとそこそこの難易度が味わえて楽しかったのですが……少々会話が独特過ぎる気がするんですよね（汗。よく言えば個性的、悪く言えば難解。普段からディズニー作品に触れている方にとってはお馴染みなのかもしれませんが、久々の私にとっては理解し辛い箇所がありました。

　
　で、収集品を全て集めると新たに「アイアンマウス・モード」が解禁されます。
　元よりハートの初期値はノーマル（3）・ハード（2）・エキスパート（1）・イージー（減らない）と任意で変更可能なのですが、このモードは「ハートを全て失うと、セーブスロットが永久にロックされ、はじめからやり直さなければなりません」（ゲーム内表記より）……と、最初からのやり直しを強制されるという、まるでRTA走者のように再走を要求される末恐ろしい難易度のモードです。
　ハートの初期値は1～3の間で設定できるものの、水中エリアで結構な回数をやり直した身としては、恐怖でしかありませんね。とりあえず遊んではいますが、クリアできるかどうか……


　そんなこんなでイリュージョンアイランドでした。マジカルアドベンチャー遊びたくなってきたなぁ……配信してくれないかなぁ……