青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

講演会『福祉先進国に学ぶ 中村晴美 デンマークの旅』を拝聴して

2015-10-31 07:37:42 | 報道・ニュース

■講演会『福祉先進国に学ぶ 中村晴美 デンマークの旅』

■講演会場

 

■わらしべ舎「カレー班」・「石けん班」が作った即売会

 

■わらしべ舎「カレー食品」・「せっけん・工芸品」・「わらしべ応援Tシャツ」チラシ

 10月27日、仙台市福祉プラザふれあいホールで開催された、『福祉先進国に学ぶ 中村晴美 デンマークの旅』【わらしべ舎理事長中村晴美(なかむらさえみ)】を拝聴してきました。

 今回の講演は、中村氏が今から16年前、デンマーク在住の日欧文化交流学院学院長千葉忠夫氏にお会いし、デンマークの福祉関係の話を聞いて以来、千葉氏から、「嘘だと思ったら、デンマークに行ってみてください。」と言われ、今年の8月25日から9月3日の10日間、長年の夢であった福祉先進国のデンマークへ現場研修に行ってきた帰朝報告会で、同行したのはわらしべ舎の関係者3名、総勢4名によりデンマークへの福祉関係研修旅行模様でした。

 中村氏の講演は、社会福祉法人「わらしべ舎」の活動をDVDにした紹介から始まりました。

 わらしベ舎は、知的障害者通所施設で1990年に発足、現在は、「カレー班」、「石けん班」、「エコ班」に三つの班に分かれての、働くことを通して、マナー・持続力・協力・生きがいを学び、就労支援を行い就労継続支援B型事業、作業や活動を通して、社会貢献・生きがいづくり、余暇の充実に取り組む生活介護事業、障害があっても、支援を受けながら自立生活を営む場所としての共同生活援助事業、自律生活に必要な経験・力を身に付けることを目的に、家庭から離れ、暮らす訓練をする場として自立体験ステイ事業など幅広い活動をしていました。

 DVDは、これらの活動について1年間を通して記録したもので、わらしべ舎の事業内容が良く分かり、入所者の方々の一生懸命で献身的な作業風景を見ることができ、素晴らしいDVDになっていました。

 中村氏の講演は、福祉先進国デンマークの実態を①教育+医療+福祉=社会保障はタダ(無償)、②国の財政の75%は社会保障費、③自由+自己決定+平等+共生+連帯+権利の保障=民主主義、④ペタゴー(指導教諭)の存在=女性の社会進出の四つのテーマで始まりました。

 ① について、デンマークは、「福祉」を「生活」に置き換えると、結局、「福祉」という言葉は必要ではなく、生活そのものが福祉と一体となっていると言っていました。極端な言葉で言うと、「ゆりかごから墓場まで」という言葉がありますが、デンマークでは、出産前の段階から医療関係が無料で、「出産前から墓場まで」無料になっていて、教育費、福祉にかかわる一切のものが、生涯、無料と言っていました。

② について、国の財政の75%が社会保障費と言いますから驚きでした。そのために25%の税金が課税されるそうですが、社会保障費が充実していることから、国民から一切不満は無いと言っていました。

③ について、自分のことは自分自身で決めるという国民性があり、共生や連帯の意識が強く、権利の保障がされていることから何事も自由で、本来の心の民主主義がデンマークにあると言っていました。

④ について、女性の社会進出が40%なそうですが、幼稚園、学童保育、障碍者施設などで働くための資格を持ったペタゴーと言われる社会生活指導教諭がいて、働く女性の大きな力になっていると言っていました。

 何と言ってもデンマークは、「ノーマリゼーション」という障害のある人の生活を障害のない人の生活水準に可能な限り近づけることの意識が高く、障害者個人の一人一人に合わせた援助、教育、訓練をするなど、障害者を特別な扱いをするのではなく、人間性が公平に尊重される社会づくりがデンマークにあるということを知ることができました。

 中村氏は、デンマークの福祉関係の施設を見学するだけでなく、風光明媚なところもフルに見学され、その写真を交えての有意義な講演になっていました。

 最後に、金子みすずの言葉を引用し、「みんな ちがって みんないい」を「みんな ちがって みんないっしょ」という言葉で講演が終わりました。

 会場には、わらしべ舎西多賀工房で作っている、「カレー食品」、「リサイクル粉せっけん涼蘭」、「液体石けん」、今回、新しく作成した「わらしべ応援Tシャツ」の即売会を実施していました。特に、「わらしべ応援Tシャツ」は、その売り上げの一部は、社会福祉法人わらしベ舎の事業資金に充てさせていただくなど趣向を凝らした販売になっていました。


センターまつりがたけなわ

2015-10-30 07:33:42 | 報道・ニュース

■太白区中央市民センターまつり『ながまち交流フェスタ2015』

 

■きのこそば・とん汁

 

■おいしい山形  もがみ鯉・漬物など

 芸術の秋、食欲の秋の10月は、自治体主催のセンターまつりがあちこちで開催されています。

 10月24日、地元長町の太白区中央市民センターまつり『ながまち交流フェスタ2015』が開催されました。

 当日は、太白区中央市民センター・文化センターを会場に合唱・ダンス・演奏・すずめ踊りなどの舞台発表、絵画・書・折紙などサークル団体の展示、落語・車いす体験などの体験コーナー、地場産品・和菓子・手作り品・駄菓子などの出店コーナーと盛り沢山のイベントが予定されていました。児童館ではお化け屋敷が開催され、子供たちから大人気のイベントになっていました。

 会場では、地元商店街振興組合女性部によるチャリティきのこうどん・そば、地元自治会によると汁が無料で振る舞われるなど、沢山のお客様が訪れて舌鼓をうっていました。そういう私もご馳走になってきました。

 センターまつりには、隣の県の山形からも自慢の美味しい地場産のものが出展され、『おいしい山形きらやか横丁in長町』が開催していました。早速、山形の大江町最上鯉屋の「鯉のうま煮」、鶴岡帯谷食品の漬物2種類、長町商店連合会のきのこごはんを買ってきました。

 「鯉のうま煮」は、今も作っているかどうか分かりませんが、我が古里横手でも「鯉のうま煮」が有名で、骨まで軟らかく、身も普通の魚とは違った味わいがあり美味しくご馳走になっていました。

 私が子供の頃でしたが、横手の実家の近くに鯉を養殖していた沼があり、秋には、地元婦人会の奥様たちが「鯉まつり」を開催し、鯉のあら汁や鯉のうま煮、うどんやそばなどを振る舞っていました。

 当時、私が、8ミリフイルムに興味を持ち子供たちの記録や、実家へ帰った時に8ミリを撮っていたことがありました。

 たまたま、「鯉まつり」の時に帰省した折、母が参加するということでその模様を撮ったことがありました。母は、10数年前に他界していますが、その時に一緒にイベントへ参加していたご婦人の方たちも殆ど亡くなっていると思いました。昔を偲び、私が撮った8ミリの「鯉まつり」の映写会でもしたいと思いました。 

 鯉のうま煮を食べて、遠い昔のことを思い出しました。


紅葉の花自然植物園のハウスでオカリナ演奏を聴いて

2015-10-29 06:45:00 | お出かけ

■花自然植物園「泉ボタニカルガーデン」

 

 

■花自然植物園「泉ボタニカルガーデン」の花

■オカリナ演奏

■いも煮汁とケーキ

 

 10月25日、仙台市泉区福岡の花自然植物園「泉ボタニカルガーデン」へ行き、「オカリナ演奏」を聴いてきました。

 花自然植物園の訪問は10月11日、「オカリナ縄文の会」というグループのオカリナ演奏を聴くために訪問して以来2回目で、初回に訪れた時に1年間有効の「会員パスポート」を購入していたことからフリーで入ることができました。

 目的は、ただ一つ、植物園のホームページのイベント欄にあった、「オカリナ演奏(ノースミント/遠藤先生)」を聴くことでした。

 午前11時頃から開演されるということで午前10時半には植物園を訪れました。受付に行くと、強風のために屋外ではなく屋内で演奏会が開催されるということを言われました。

 入園時は、太陽が照っていましたが、時折、風が強く吹き、雨が降ったり止んだり、山の中の植物園だったことから肌寒ささえ感じ屋内で良かったと思った程でした。

 行ってみるとお客様が私一人、今回、演奏する人と思われる男女が二人だけでした。

 女性の方から、これからオカリナ演奏をするので如何ですかと誘われました。

 今回、植物園に来た目的は、オカリナ演奏を聴くためだったとお話しし会場へ入りました。ところが、会場と言っても、天井も壁も透明なアクリルボードで覆われた3畳ほどのハウスの中で、テーブルが二つ、椅子が4脚と非常に狭い空間で演奏会が開催されました。このハウスは、近くにあるカフェに来たお客様がお茶を飲むスペースで、今回、風が強いということで、急きょ、使わせていただいたようでした。

 いよいよオカリナ演奏が始まりました。

 男性の方がオカリナを女性の方はボーカルを担当し、お客様は私一人だけ、出演者と2mと離れていないところでの演奏となりました。

 私のために演奏をしてくれているようなもので恐縮しましたが、女性の方は、今日は練習の積りでやりますのでごゆっくり聴いてくださいと言われ、何かほっとする気持ちになりました。

 先日、伺った時のオカリナ演奏は、お天気も上々で、四方が山に囲まれていたことからオカリナの音が反響し素敵な演奏を聴くことができました。今回は、会場は違ったものの、音響効果が抜群の音楽堂で聴いているようで素晴らしい演奏を聴くことができました。時折、木漏れ日がハウスの中に差し込み照明と音響効果の演出が演奏を際立たせてくれていました。

 最初は、10曲を演奏していただく予定でしたが、演奏の種目も多岐にわたり、クラッシック、ポピュラー、シャンソン、童謡、アニメと約1時間余りの中で、オカリナとボーカルを交えて予定よりもはるかに超えて約15曲を演奏していただきました。

 演奏が終わった後、私が持って行った珈琲を飲んでいただくことにしたところ、女性の方が、植物園のカフェのケーキを私の分まで注文してくれてご馳走になってきました。本来、私からお礼にとご馳走をしなければならなかったのにと思いながら遠慮することもなくご馳走になってきました。更に、植物園から出演者の方に提供されたいも煮汁を私も一緒にご馳走になるなどいろいろとご迷惑をかけてきました。

 午後にもオカリナ演奏をするということでそのまま居残り聴いてきましたが、午後からは2組のお客様がお出でになり少しは賑やかになり午後3時半には終了しました。

 山の中の植物園で雨が降ったり止んだりと天候不順で、寒さも手伝いお客様が極端に少なく残念でしたが、私自身、こういう機会は最初で最後と思いながら貴重なオカリナ演奏を聴くことができました。

 泉ボタニカルガーデンは11月8日まで営業し、来年の開園日は4月9日と言っていました。

 春の季節の園内は、カタクリや水芭蕉、ヤマザクラ、アジサイの花が咲き、若葉が萌え、色とりどりの花が咲き乱れて見事な花自然植物園となるようでした。来年の春、再び訪れるのを楽しみにしたいと思いました。

 今回、出演された遠藤氏から次の作品がインターネット上で視聴できることを教えていただきました。

 ネットを見ると、遠藤氏は本名を遠藤修身さん、女性の方は遠藤せつ子さんと云い、ご夫婦で音楽活動をされている方でした。ステージで演奏されていた遠藤ご夫妻は、植物園でお会いした時とは違い、盛装して演奏をしていたことから別人の遠藤ご夫妻を見た思いがしました。更に遠藤修身さんは、テノールの歌い手でもありオカリナ演奏もさることながら素晴らしい歌声を聴くことができました。

 今回、遠藤修身さんの演奏に合わせて歌う遠藤せつ子さんの表情が穏やかで、ご夫婦で演奏活動をされておられることに歓びを感じている様子が会話の中でひしひしと伝わってきて、オカリナ演奏を聴くだけでなく素晴らしいご夫婦のお人柄も味わうことができました。

【インターネットで検索して無料で視聴できる曲名】

■こけしの微笑み 演奏:ノースミント

■甲冑堂の俳句を歌う 演奏:ノースミント

■歌曲秋空 演奏:ノースミント

■里山風景 オカリナと琴のための組曲

■The Scenery of Satoyama ~A suite for ocarina and koto~

■音楽物語 真田幸村の子供たち

■歌曲集「法然物語」~浄土宗を開いた人生の前半生~

 


「ハロウィンメニューで楽しく食物繊維を摂りましょう」~『仙台今村クリニック第52回料理教室』

2015-10-28 06:53:03 | グルメ・クッキング

■『仙台今村クリニック第52回料理教室』

【食物繊維4品料理中】

■かぼちゃたっぷりドリア・ひよこ豆スープ

 

■アップルパイ

 

■食物繊維4品完成

■①かぼちゃたっぷりドリア・②きのこのマリネ 

 

■③ひよこ豆のスープ・④アップルパイ

 

 10月17日、仙台市太白区長町の仙台今村クリニック主催、『第52回料理教室』へ参加してきました。

 仙台今村クリニックは、私のかかりつけの病院で、何かあった時は直ぐに診てくれる「安心病院」です。

 クリニックの料理教室は、2か月に1回程の開催で他の予定がなければほぼ出席させていただいていました。

 クリニックの料理教室ということで、管理栄養士の先生を講師に健康に優しい料理を作っていますが、今回は、「ハロウィンメニューで楽しく食物繊維を摂りましょう」のレシピを揃えてくれました。

 料理に先立ち、先生から「食物繊維」について講義がありました。

 食物繊維とは、人の消化酵素では消化することのできない食べ物の中の成分で、水に溶けない不溶性食物繊維や水に溶ける水溶性食物繊維があるなど専門的なことを分り易く、食物繊維は、野菜、果物、穀物、海藻、キノコ、豆類などの植物性食品に多く入っていることからバランスよく摂りましょうという説明がありました。

 今回、作ったメニューは、全部で4品、①かぼつちゃたっぷりドリア ②きのこのマリネ ③ひよこ豆のスープ ④アップルパイ でした。

 感想はというと、

 ①かぼちゃたっぷりドリアは、豆乳ホワイトソース作りに時間がかかったこととめったに食べることのないドリアに大満足したことでした。

 ②きのこのマリネは、材料を切ったりちぎったり、混ぜ合わせながらで意外に簡単に作ることができました。調理をした後、冷蔵庫で冷やした方が美味しく食べられるといことで、一番最初に料理した一品でした。醤油、レモン汁、コショウ、オリーブ油の味が程良く美味しくご馳走になりました。

 ③ひよこ豆のスープは、材料をじっくり時間をかけて煮るのが一番の手間でしたが、カレー粉の味が程良く効いて美味しくご馳走になりました。

 ④アップルパイは、りんごを煮たり、冷蔵庫で冷やしたり、シナモンパウダーで混ぜ合わせたり、焼売の皮に煮りんごを乗せて包み、焼売がきつね色になるまでひっくり返しながら焼いたりと、いろいろな調理を経ての完成となりました。りんごを焼売に包んだのには驚きで、更にパリパリに仕上がったアップルパイの生地に美味しさが増幅し満足しました。餃子の皮でも良いそうですが、パリパリ感を味わうには焼売の皮の方が良いと言っていました。

 今回は、4品とも初めて作った料理でした。

 かぼちゃたっぷりのドリアは、是非、チャレンジしてみたい料理と思いました。

 次回の料理教室は、会場の予約ができていないため未定ということでしたが、是非、次回も参加してレパートリーを一つでも二つでも増やしていきたいと思っています。


蔵王連峰に初冠雪(10月26日)

2015-10-27 08:21:48 | 報道・ニュース

■蔵王連峰の夕焼け(10月26日)

 昨日の最高気温は14.3℃と冷え込みました。11月中旬の寒さで、昨日よりも10℃近く落ちるということでした。

 昨日は、車で約20分のところにある秋保温泉「木の家」のロッジ村でいも煮会でした。ロッジの中とストーブを焚いていたのでその寒さは余り感じませんでした。

 昨日、自宅へ帰ってベランダに出てみると、陽が落ちていく蔵王連峰がくっきりと見えました。いつも見ている蔵王山とは違い、夕焼けに反射した雲の流れも稲妻のようで綺麗にでした。

 夜のニュースを見ていると、26日朝、蔵王連峰がうっすら雪化粧したということでした。

 いよいよ冬到来の趣でした。

 仙台管区気象台では、蔵王の初冠雪を観測したと発表したとありました。平年より2日遅く、昨年より3日早いそうす。宮城県蔵王町と上山市を結ぶ蔵王エコーラインは凍結のため、午前10時まで通行止めとなり、刈田岳(1758m)の山頂付近は午前8時半の気温が氷点下3度、雪が1センチほど積もったそうです。
蔵王エコーラインは11月4日午後5時から冬季通行止め期間となり、いよいよ長い冬眠生活に入ることになりました。