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小田原の端々



今年の4月から始まった旧小田原城内高校の校舎の解体は秋まで続き、敷地中段は体育館や部室棟を残し更地になった。今後、大学の施設として整備が行われる予定だが、それに先立って埋蔵文化財の発掘調査が行われている。更地となった小田原城内高校跡地では10月の中旬から埋蔵文化財の発掘調査が続いている。校門付近の風景は校舎がなくなったことによって随分と様変わりした。敷地中断には中庭を囲むように三棟の校舎があったが解体も終わり更地になった場所は埋蔵文化財の発掘調査のため掘削されていた。調査は小田原市内の発掘調査を多く手掛ける横浜の研究機関が携わっている。敷地北側は結構掘削されていて4mほどの深さがありそうだ。もともと校舎の基礎などがあったため、近世の遺構の発見はあまり期待できないようだが個人的に年号の刻まれた板碑が発掘されることを期待している。小田原城内高校跡地の埋蔵文化財発掘調査は来年3月末までの予定。現場説明会が開催されるようなら参加してみようと考えている。

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