ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

家族のあれこれ

2018-03-02 | 家族

 2月は、28日しかなかったのに、慌ただしく駆け抜けていった気がする。初旬には、長男の娘Zの初めての誕生日祝い。Zの両親が、忙しい中を、飾り付けや軽食、そしてケーキ類を用意して、皆でお祝いした。Zは、愛称で、ジミー・スチュワート主演の映画It's a Wonderful Life(邦題:素晴らしき哉、人生!)の幼い娘の名前から付けた愛称で、Zuzu(ズズ)である。Zuzuは、6週間早く生まれ、一旦は、NICU(新生児集中治療室)へ入れられたが、未熟児の症例に当てはまらず、確かに小さく生まれても、すべての機能はフル・タームの新生児となんら変わりないとわかり、一晩もそこに滞在せず、三日後には退院した。臍帯が、完全にちぎれて生まれたため、臨月まで待っていたら、死産だったと医師と看護士から長男と妻は言われたそうである。まるで今が生まれる時だと決断したかのように、早く生まれて、自分の命を助けたような子供である。その話を聞いた時、思わず夫に、「こんな強い生命力を持って生まれてきたから、きっと強い子ね。」と話したことだ。そのZuzuも一歳。なんと早いことだろう。また次の一年を、そして長年を健康に過ごせるよう祈る。


    

 

  

ハイ・チェアの下には、こなごなになった誕生日ケーキが落ちていた。 

 

一月末にホノルルからドイツへ移住した次男は、ひと月後にようやくフランクフルトの職場近くにアパートを見つけた。そこは、グローサリーストアや駅に歩いていけて、まだ新築だそうだ。ただし、ドイツのアパート(家も)のキッチンには、流しもストーブも付いてこない。次男家族は、キッチン一式、家電製品などを揃えなければならない。IKEAが、アパートからそう遠くない場所にあり、そこでまずは調達することになると言う。ひと月間滞在できるホテル代をすでに新しい職場は、支払っていたので、余裕を持ってアパートを探せたことは、ありがたかった。敷金は、3,000€ちょっと(約40万円)で、大変な物入りだが、そこは一家の主、しっかりやっていくだろう。そのアパートに引っ越すまで、2,3時間飛行機で飛んで、南スゥエーデンの実家に彼の妻と娘は、訪問している。そこへ次男は、週末訪問した。14か月の娘Cに会いたかったのだろう。一日も早く一家三人そろって新しいアパートに住めるよう、切に願う。

 

 

そして2月24日には、夫の長兄が未亡人と再婚した。熟年結婚故のアドヴァイスが、ビショップからされて、それは、感謝祭やクリスマスや復活祭、はたまた独立記念日などをどの家族と過ごすか、に際しての提案であった。「二人でよく話し合って決め、決して喧嘩に発展させないこと」とビショップ。なるほど。 義兄には6人子供がいて、みな独立し、結婚、孫も二桁数である。再婚相手も、子供5人。やはり皆独立して結婚している。そちらの孫も二桁数。さらに大きな家族になったわけである。義兄の子供達は、あちらこちらに散らばっている。長女は国防省勤務の夫と家族6人でザンビアに住み、その子供達は、一度もアメリカに住んだことがない。長男、次女、三女は、カリフォルニア州に住むが、次男はフロリダで、オキュペイショナル・セラピーの修士号を昨年取得、ジョージアで続けて訓練をしている。三男は、サンフランシスコの歯科大学をこの夏卒業し、サンディエゴか、フロリダへ行く筈だと言う。義兄と新しい伴侶の結婚を祝福するとともに、皆末永く健康で過ごしてほしいと願う。


コメント (2)
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