ぼんやりと道を歩いていたら、
「しっかりと目を見張って!」
と、急に呼びかけられた。
もうこんな季節になっていたのね。
いつもの道の、いつもの場所のタチアオイだった。
駐車場の片隅だけど、毎年そこを我が場所と咲いてくれる。
「あなたは、自分の場所でちゃんと咲いているの」
問いかけられたような気がして
にわかに姿勢など正して、取り繕って歩き出したのだった。
いつ頃孵るのかを楽しみに、自然動物園の中を通り抜けして買い物に行っています。
一つの卵をつがいで抱卵します。
一羽は木の上に作った皿のような巣で抱卵しています。この一羽は待機中ですね。
「去年は途中で放棄してしまったけれど、今年はまだ抱いているから孵るかも」――とは
公園の方のお話。孵るまでには30日くらいとか。今がどのくらいなのかわかりませんが、
ぜひとも雛に出合いたいものです。
ご自慢の冠羽です。
おまけ