旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

台湾のりもの紀行 臺灣桃園國際機場

2008-04-21 16:00:40 | 台湾日記

臺灣桃園國際機場 第二航廈 (台灣省桃園縣大園鄉)

空港に到着して、詢問台に行き、出境後に両替所があるか尋ねる。あるというので、慌てて日本円に両替しなくてよい。次に長榮航空のカウンターへ行きチェックインする。またしても歯磨き粉と整髪料を預けねばならない。紙袋で預けようとしたが、どうもいかんらしく、スタッフの男性が COURTESY BOX と書かれた段ボール箱を出してきて、中に入れている。せっかくなので、リックサックからいくつか物を取り出してそちらに移す。おかげで少し荷が軽くなった。「Umbrella」と言われて、傘も預けさせられる。傘の柄に直にタグがつけられた。


牛肉麵に台湾啤酒! ※クリックすると大きなサイズで表示します。

朝飯を食べてから4時間しか経っていないのだが、昼飯にする。台湾での最後の食事になる。軽食コーナーで牛肉麵(180元)を注文する。「啤酒有嗎?」と尋ねると、店員の女性が「有」と答えて、0.5公升(ml)缶の台湾啤酒を出してくれた。トレーに料理を載せてもらって、自分で席に運ぶスタイル。2年前に利用した時には、プラスチックのトレーと食器が滑るので、料理を落しかねない感じだったが、今回はトレーの上に紙のマットが敷かれて改善されている。実際に料理を落す客もいたのかも知れない。牛肉麵の牛肉と、塩茹でではない味付けのされた枝豆などで啤酒を飲む。牛肉が実に旨い。見慣れぬものが皿に載っているので食べてみる。ん?八角かな。><


臺灣桃園國際機場 第二航廈 (台灣省桃園縣大園鄉)

食後に表へ出てみる。天気は霧雨が降っているような、ないような感じである。建物へ戻り書店へ。「撮影中、笑って!」みたいな意味の張り紙がある。要するに防犯カメラが設置してあるのだが、なかなか良い言い回しだ。さて地図が欲しいのだが躊躇する。台灣省縣市鄉鎭地圖集(320元)。日本円換算で考えないので高いなと思う。実際は1,100円くらいである。日本で買えば何倍もするだろう。結局、買って行く事にした。

書店を出たところに土産物を扱うワゴンが出ている。土産物を物色、といっても鳳梨酥(パイナップルケーキ)に決めている。大きなサイズもあるが、去年腕が抜けるかと思うほど重かったので、150元のを買う。これで財布の紙幣が無くなった。再両替の心配も不要である。店員の女性が、硬貨はいくらあるかと聞く。このねえちゃん、見覚えがある。2年前にも、この人から鳳梨酥を買っている。財布には100元未満の小銭が。ねえちゃん曰く「ちょっと待ってろ」。売り子を何年もしているのだろうが、日本語が適当である。これはこれで面白いので、直さないで欲しい。鳳梨酥をバラでいくつか出してきた。最後の1元まで使わせようと商魂たくましいとみるより、日本に持ち帰っても使えぬ硬貨を有益に使わせてくれたとみるべきだろう。おまけしてくれたようだし。


いよいよ出境!

お腹も出来たし、土産も買った。そして台湾を去る時が来た。X線検査を受け、出境(出国)の手続きをする。旅券に「中華民國 出境」のハンコをもらう。キティちゃんの切符に書かれたC5登機門のほうへ進んでいくと、キティちゃんが現れた。


もちろん帰りの切符もキティちゃん!


キティちゃんがご案内!


Sanrio Gift Gate (第二航廈 C3登機門付近)

キティちゃんの指示に従ってゆくと、Sanrio Gift Gate に着いた。キティちゃん関連の土産物のお店や、子供を遊ばせるところになっている。お店のほうを覘いて見ると、昔の中国(清代ではない)の衣装を着たキティちゃんのデザインの包装の鳳梨酥を置いている。ただし価格は普通の鳳梨酥より100元ほど高い。サンリオさんの取り分もある。ちょっと悩んで、少し安いキャンディを1箱買って行く。入れてくれた紙袋も、もちろんキティちゃんのデザインである。


第一航廈、第二航廈を連絡する機場電車

国際線だから2時間以上前に空港に来ているけど、もう何もする事がなくて時間をもてあましている。ターミナル間を連絡する機場電車をガラス越しに撮ってみる。


長榮航空(エバー航空) BR2196 (臺灣桃園國際機場)
※クリックすると大きなサイズで表示します。
いずれも民國96年11月28日撮影


C5登機門へ。搭乗前にも切符のチェックがあって、去年より検査が厳しくなっている。イスに腰掛けていると、日本語があちこちから聞こえてくる。成田行だから当然だが、台湾到着後はあまり聞いていないので、不思議な感じがする。帰るんだなとも思う。台湾の子供連れの家族は、これから出発するので楽しそうである。窓の外にはハローキティジェットが待っている。 (つづく)