旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

乗りつぶし台湾 捷運信義線

2014-10-20 13:00:00 | 台湾日記

metro 東門で新莊線から信義線に乗り換えsymbol6

新莊から再び新莊線に乗って台北中心部を目指す。淡水河の川底を通り、新北市より台北市に入る。定宿の最寄の大橋頭を過ぎ、淡水線(ラインカラーは赤)に接続する民權西路を過ぎ、南港線(板南線と案内、ラインカラーは青)接続の忠孝新生も過ぎる。新莊線は昨年利用した時は忠孝新生止まりだったが、その後、古亭まで開通し、古亭で中和線に乗り入れるようになった。中和・新莊・蘆洲線で直通運転し、オレンジのラインカラーとなっている。忠孝新生と古亭との間にある東門で下車。東門-古亭の1駅間を残して新莊線完全乗車ならず。まあ、手付かずの中和線、蘆洲線を含めてまた乗りに来ます。

さて、東門からは3日前の11月24日に開通したばかりの信義線に乗り換える。ラインカラーは赤。月台も車内も混雑していまる。連日テレビで取り上げているから関心も高いのでしょう。何でも開通したばかりの路線は暫く無料で乗れるそうで、試しに乗ってみようという人が多いのではないか。自分もそうだが。途中の大安という縁起の良さそうな駅で、文山内湖線(ラインカラーは茶色)に接続する。文山内湖線だけ地下鉄でなく新交通システムで、高架線を走るのをチラッと見た事があるが、まだ乗った事はない。台北101/世貿という駅もある。昨年、初めて台北101に行ったが、板南線の市政府の駅から少し歩いた。近くに駅が出来てアクセスも良くなるだろう。ところで車内で年配の女性に何か言われる。あまり高齢ではなさそうなので「日本人です」言わず、英語で中国語は話せない旨話すと、日本語で靴紐が解けそうだと言われる。「大丈夫」と返したけど、台湾のおばさんも親切である。列車は終点の象山に到着。乗客が降りたところで車内を撮影。


信義線車内の様子!


月台(プラットフォーム)


metro 信義線で象山站到了symbol6

台北捷運 新莊線 新莊(11:44)→東門(12:08) 1432
台北捷運 信義線 東門(12:11)→象山(12:20) 1525
票價:新莊-象山間 40元(悠遊卡32元)
[信義線内は免費で、新莊-東門間 35元(悠遊卡28元)のみか?]
※ダイヤ不明のため実際の時刻。

無料期間中の信義線の運賃は含まれないと思うが、カードの乗車記録の明細を見てないので何ともいえない。さて、開業したばかりの駅構内を歩く。他の駅と特に変わったところもないが、何もかも真新しいので気持ちいい。


構内の様子!




子供が描いたのか、かわいいイラストが!


台北捷運 信義線 象山站 (臺北市信義區信義路)


中強公園 (臺北市信義區信義路)

地上に出ると公園になっていた。


台北101 (臺北市信義區信義路)

信義路の西方向を見れば、台北101が聳える。


驗票閘門(自動改札)

公園を散策する訳でもなく、再び信義線に乗って戻る。ラインカラーは赤と書いたが、信義線は淡水線と直通運転をしている。東門から先の区間も乗って、信義線の乗りつぶし終了。中正紀念堂から淡水線に乗り入れる。淡水線は初めての台湾旅行の時から乗っている路線で、新北投支線を含めて全線に乗車している。中正紀念堂で接続する新店線(ラインカラーは緑)は淡水線直通列車で隣の古亭までは利用している。小南門線は未乗車。この2線は建設中の松山線と直通運転の予定。台北捷運は5色の系統に再編され、淡水線(赤)と新店線(緑)の直通運転は終了予定。今の台北は開業ラッシュなんだなと思う。地下路線は乗っていても面白くないが、開業したら乗ってみようかと思う。台北車站を過ぎて雙連で下車する。

台北捷運 信義線・淡水線 象山(12:34)→雙連(12:54) 2008 25元(悠遊卡20元)
[信義線内は免費で、中正紀念堂-雙連間 20元(悠遊卡16元)のみか?]
※ダイヤ不明のため実際の時刻。

metro 今回の路線図down


metro 松山線が開通すると…down


※詳しくは台北捷運のウェブサイトをご覧下さい。

松山線通車宣導 ←松山線開業後の路線図あり

快訊 臺北市長郝龍斌宣布,臺北捷運松山線11月15日(週六)正式通車。 2014-11-10 16:05

※松山線が11月15日(土)に開業。1ヶ月間は悠遊卡利用で運賃無料になるよう。

今回の旅行で台湾最後のごはんを食べようと思う。二つ候補があるが、どこからか牛肉麵のスープの魅力的な香りが漂う。今日は牛肉麵のつもりではないと、一昨日の晩に行った寧夏夜市の方へ。考えていた二つとも営業していたが、麵線のお店に入る。麵線は読んで字の如く、素麺のような細い麵である。店頭で注文するのだが、うーんと考えていたら日本語のメニューを出してくれた。麵線の具には蚵仔(牡蠣)と大腸があるのだが、両方の入った綜合麵線を注文。席に着くと相席となったおっさんは麵線と一緒に巻きずしを食べている。壁のメニューを見ると「壽司」とある。台湾でも炭水化物(麵類)に炭水化物(ご飯もの)を食べるのか。何か安心する。巻きずしの他に稲荷ずしがあったので、「稲荷もください」と追加注文するが、「いなり」が通じない。稲荷ずしは台湾では何て言うんだ。うーんと考えていたら、両方のお寿司の皿を持ってきて、どっちみたいな仕草をする。稲荷寿しを指差し、事なきを得た。


綜合麵線(60元)

麵線が運ばれてきた。この具沢山なのはどうだ。テーブルになかったニンニクのすり下ろしも、サッと置いてくれる。では、ニンニクを入れ、テーブルの他の調味料を少しずつ入れて食べる。去年、西門で食べた阿宗麵線さんのよりあっさり味だ。調味料を足して自分の味にするのだろう。濃くしていって好みの味になってきた。


壽司(30元)

小ぶりな稲荷ずしが六つ。間違いなく稲荷ずしです。西門では蓮華だけで麵線を食べたが、今日はお寿司もあるので、お箸と蓮華の両方で麵線を食べ、お寿司をつまみます。日本のうどん屋で、うどんをすすり、稲荷を食べる感覚。落ち着きます。牡蠣も大腸もよかった。ごちそうさまでした。


阿川蚵仔麵線 (台北市大同區民生西路)




淡水線 (雙連) いずれも中華民國102年11月27日撮影

お昼も食べたし、そろそろ台北を後にして桃園機場(空港)へ向かわねばならない。台灣高鐵(新幹線)を利用しようと思うが、少しでも節約するため、板橋まで捷運で行く。台北車站で淡水線から板南線に乗り換える。龍山寺を過ぎると新店溪を川底で越して台北市から新北市に入り、板橋に到着した。 (つづく)

台北捷運 淡水線 雙連(13:24)→台北車站(13:27) 1021
台北捷運 南港線・板橋線 台北車站(13:30)→板橋(13:41) 1118
票價:雙連-板橋間 30元(悠遊卡24元)
※ダイヤ不明のため実際の時刻。



乗りつぶし台湾 捷運新莊線

2014-10-16 15:00:00 | 台湾日記

朝食バイキング

中華民國102年11月27日星期三(水曜日)、今回の旅の最終日の朝を台北の定宿で迎える。今朝も白いご飯に味噌汁(即席)の朝食。おかずも美味しい。ごちそうさまでした。


coffee 食後のコーヒーsymbol6



客室数もそんなに多くない小さなホテルだが、実に落ち着く。調度品などのセンスもいい。次回の利用をまた楽しみにして、日本を遠く離れたお気に入りの宿をチェックアウトする。


東呉大飯店 (台北市大同區延平北路)


往来の多い延平北路に面している!

表の喧噪とは別世界のようなホテルの落ち着いた空間がいい。




悠遊卡 EASYCARD

ホテル最寄駅から捷運(地下鉄)を利用する。悠遊卡(IC乗車券)で入場する。票價(運賃)は8折(2割引)となる。台北中心部とは反対の迴龍行の列車に乗る。新莊線の乗りつぶしである。全線が地下を走るのであまり面白味はないが。大橋頭を出発すると、淡水河の底を潜り、台北市より新北市に入る。以前は鉄道のなかった地域に路線が延びて、台北中心部へ直通するのだから劇的に便利になっただろう。


新莊線車内の様子!


車内掲出の防犯ポスター

ちょっと蛭子さんの画を思わせる。吹き出しは仮名文字の「へ」ではなく、注音符號の「ㄟ」だろう。発音は「ei」らしい。


月台(プラットフォーム)


metro 捷運新莊線で迴龍站到了symbol6

台北捷運 新莊線 大橋頭(10:18)→迴龍(10:39) 2413 35元(悠遊卡28元)
※ダイヤ不明のため実際の時刻。


台北捷運 新莊線 迴龍站 (新北市新莊區中正路)

新莊線の終点、迴龍で降りる。「102年6月29日通車營運」とあるから開業して約5ヶ月。この辺りは捷運が出来る前から都市化していたようだ。


迴龍站の駅頭の様子!




台北の平野が尽きて山が見える!

駅前に停められているのが、自転車ではなくスクーターなのが台湾らしい。ここから新北市と臺灣省桃園縣龜山鄉の境は近く、見えている山は桃園縣になろう。


路網圖(路線図)

再び新莊線に乗り、三つ戻る。路線名にもなっている新莊で下車する。


metro 捷運新莊線で新莊站到了symbol6

台北捷運 新莊線 迴龍(10:49)→新莊(10:56) 2438 20元(悠遊卡16元)
※ダイヤ不明のため実際の時刻。


台北捷運 新莊線 新莊站 (新北市新莊區中正路)

広い道もあったのだが、細い路地を抜けて目的地へ。途中の飲食店からはいい匂いがする。まだお腹は空かない。


新北市新莊體育館 (新北市新莊區中華路)

体育館が目的地ではない。


棒球場 Baseball Fierd(野球場)は800m先!


footmark2 體育館(体育館)より棒球場(野球場)へ向かっていますsymbol6




池の向こうに棒球場が見えた!


池の名前は景觀湖


新莊棒球場 (新北市新莊區和興街)

目的地はここ。野球日本代表(侍ジャパン)と台湾のチームとの試合(2013 BASEBALL CHALLENGE)が行われた球場である。11月8日から10日の3試合のうち、最初の2試合がここ新莊で行われた。報道では台北となっていたが、台北市ではなく新北市である。最後の3試合目は台北市の天母棒球場で行われた。今日は中には入れないので、垣間見てみよう。









ここで台湾のおっさんの「ヘイヘイヘイ」の応援が行われていたのか。試合内容よりも応援が面白かった事が印象に残っている。テレビで見ていてスタンドもいい雰囲気だった。


照明 ここまで中華民國102年11月27日撮影(悠遊卡の画像を除く)

ナイトゲームで行われたが、照明が暗いという事だった。サインが見辛いとか。確かに日本の球場よりもライトの数が少ないようだ。


【参考】マツダスタジアムの照明 平成26年5月4日撮影


footmark2 球場の周りを一周してみるsymbol6 これより中華民國102年11月27日撮影


售票口(切符売場)


外野樓梯D

野球は棒球だが、内野は内野、外野は外野と言うようだ。


再び景觀湖!



運動公園を後にして駅に戻ろうとしたら、ちょうど公園にやってきたご年配の男性に話し掛けられる。國語(北京語に相当?)だか台湾語だか知らないが解らない。そんな語学力でよく台湾旅行出来るなと思うかも知れないが、旅人としては何も困らない。「私は中国語が解りません」と中国語で言えばよいが、解らないので言えない。英語なら言えるが、じいさまが英語が解らなければ話にならない。うちの親よりも歳が上の様にお見受けする。ならばと、日本語で「日本人です」と言ってみると、じいさまは「そうか、日本人か」と明瞭な日本語で言って、そのまま公園に入っていった。


新莊區公所 (新北市新莊區中正路)

別の道を通って駅へ戻る。途中で区役所に相当する新莊區公所があった。「區」だけ文字の色合いが違う。以前は臺灣省台北縣新莊市だったが、民國99年(2010)に台北縣が直轄市の新北市となり、新莊市は新莊區となっている。一文字だけ取り替えたのだろう。 (つづく)