旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

台湾ローカル線の旅 牛肉麵

2012-09-18 12:00:00 | 台湾日記

縱貫線(西部幹線) 莒光號 554次列車 (二水)

次に乗る列車がやってきた。急行列車に相当する莒光號である。この列車に乗っていれば、台北には20時55分に到着する。切符も376元(約1,034円)である。列車の旅としては楽しいが、少しでも早く宿に入るために台灣高鐵(新幹線)を途中から利用する。切符代は倍以上(約2,125円75銭)となってしまうが、19時06分には台北に到着する。


芬達 橘子汽水(20元)

列車に乗る前に自動販売機で缶ジュースを購入。ファンタオレンジですね。短い時間ですが、莒光號で寛ぎます。


莒光號 二水→新烏日(73元)


metro 莒光號で新烏日站到了symbol6

縱貫線・台中線 莒光 554次 二水(16:57)→新烏日(17:42) 35FPK10508 票價73元


台中線(山線)(西部幹線) 莒光號 554次列車 (新烏日)

高鐵台中站との乗換駅、新烏日に到着です。臺鐵(在来線)にも台中站がありますが、それは台中市の中心部で、高鐵(新幹線)とは別の駅です。




臺灣鐵路管理局(臺鐵) 台中線 新烏日車站 (台中市烏日區)



5年前に新烏日に来た時には、駅舎は工事中だったが、今はすっかり立派に出来上がっている。ただ、巨大な空間に対して、お店はあまり多くない。


段ボールで作られた蒸気機関車! (新烏日)

紙箱王というお店があるそう。


この通路の先が高鐵(新幹線)台中站!

高鐵の駅にはお店も多く、賑わっている。


高鐵(標準廂) 台中→台北(700元)

乗り換え予定の列車の切符は買えました。三人掛けの通路側だけど。


台灣高鐵(高鐵) 台中站 (台中市烏日區)


Royal Hostの日式弁當!

お弁当もちょっと気になったが、今晩は台北に戻ってご飯を食べる予定である。駅構内には売店だけでなく、ロイヤルホストの店舗(台中高鐵店)もある。


北上月台 (台中)

月台(プラットフォーム)に上ってきた。


高鐵の月台から臺鐵新烏日車站を望む!


通過線を含む2面6線の構造! (台中)


通過列車の設定がないので、通過線のレールに輝きはない!

いずれは板橋-左營間ノンストップの列車も走るのだろうか。


metro 高鐵で台中を開車symbol5




700T型標準廂(普通車)の車内の様子

乗り心地は新幹線そのものです。ただし、車内販売の売り子さんが車両を移る時に振り返って乗客に一礼しません。日本と台湾のマニュアルの違いか。車掌が一礼したかは未確認。今回初めて各駅停車ではなく、通過駅のある高鐵の列車に乗車。やっぱり速い。


metro 高鐵で台北站到了symbol5

台灣高鐵 226號列車 台中(18:15)→台北(19:06) 125-02 票價700元

台北に到着し、ホテルへ行く前に駅構内にある微風台北車站 で晩御飯を食べて行く。夕食時とあって、飲食店は賑わっている。地元台湾料理をはじめ、和洋中その他のお店が揃っている。らあめん花月嵐に長い列が出来ている。ここは日本でもまだ食べた事がない。日本で時々食べるリンガーハットもあった。ちゃんぽん、ぎょうざ、ビールが頭に浮かんだが、ここは台北である。台湾らしいものを食べようと、 牛肉麵競技館という一角へ。何店もの牛肉麵のお店が出店している。どこの牛肉麵を食べるか、各店のメニューを見ていたら、ある店のおばちゃんが、かたことの日本語で声を掛けてきた。ビールはあるのか(重要)確認すると、「7-ELEVEN」と言うので、持ち込んでも構わないのだろう。飲食店のある2階から、駅売店の7-ELEVENのある1階に下りてビールを購入し、再び2階に戻っておばちゃんに牛肉麵を注文する。


7-ELEVENで買って来た台湾啤酒(32元)


微風台北車站 牛肉麵競技館 喜園 牛肉麵(140元)

よく煮込まれた牛肉が美味しい。スープもいい。麵は日本のラーメンの方が好きだけど。


麵はこんな感じで、刀削麵も選べる!

刀削麵にしてみればよかったか。


餃子も付いてきた♪

餃子にビール。堪りません。おばちゃんに、好吃と謝謝を伝えてお店を後にする。


metro 捷運淡水線で民權西路站到了symbol6

捷運(地下鉄)に乗って、台北の定宿に向かいます。

台北捷運 淡水線 台北車站(20:02)→民權西路(20:06) 1038
※ダイヤ不明のため実際の時刻。


新蘆線(新莊線・蘆洲線)に乗り換えsymbol6

今までは民權西路がホテルの最寄り駅で、少し歩くようだったが、近くに新線の駅が開業したので、今回はそれに乗り換えてゆく。新蘆線とあるが、新莊線に蘆洲線の列車も乗り入れてくる区間である。


淡水線の月台から更に下の階へ!


metro 捷運新蘆線で民權西路を出站symbol6


台北捷運 新蘆線(新莊線・蘆洲線) 大橋頭站 (台北市大同區民權西路)


metro 捷運新蘆線で大橋頭站到了symbol6

台北捷運 新莊線 民權西路(20:12)→大橋頭(20:13) 1444
票價(台北車站-大橋頭)20元

民權西路から西へ一駅だが、歩く距離が短くなったのはありがたい。運賃も台北車站-民權西路間と同額である。さあ、台北の定宿にチェックインしよう。


東呉大飯店 (台北市大同區延平北路)


ホテルのウェブサイトより予約で、
經濟單人房(イコノミクシングル)2泊朝食付で3,920元(約10,780円)

初めての台湾旅行の時から必ず利用しているこちらのホテル。ただいま、と言いたくなる部屋である。本当に落ち着く。料金は日本並みにしますが、円高で若干の割安感も。ここで今回の旅行で初めてクレジットカードを利用。後日、明細を確認すると、宿泊料金は10,706円となっており、23日に空港で両替した時より若干レートがいい。


tv ホテルで視聴可能なTV Channel

BS2のところは代わりにプレミアムとなっていたが、CATV側の不具合なのか画面が止まったままで視聴出来ず。BS放送はスピルオーバーだろうが、正式な国際放送も視聴できます。


sun お天気を見て…


baseball スポーツコーナーをチェック!

今日は野球はなかったが…


マエケン、がんばれ!


明治AYA頂級冰淇淋(香草)(79元) UCC無糖咖啡飲料(25元)

おやつを買いに、ホテルの隣のコンビニエンスストアへ。以前は7-ELEVENだったが、全家(FamilyMart)に変わっており、店舗面積も広くなり、イートインのスペースも設けられている。でも部屋に帰って寛ぐ。


iPod充電中pika いずれも民國101年(2012)6月25日撮影 ※切符の画像を除く。

今年になってiPodを購入したのだが、旅行前になって附属してなかった充電器を購入。台湾は電圧110Vで周波数60Hz。日本とは10Vの差だが、国内専用ではなく、100V-240V対応のものを購入した。アメリカでも使えるはず。今のところ渡航予定はないが。落ち着く台北のホテルで就寝する。 (つづく)

台湾ローカル線の旅 集集車站

2012-09-11 20:00:00 | 台湾日記

集集線 區間快 2716次列車 [DR1000型柴油車] (集集)



集集線の路線名にもなっている集集駅。古い木造駅舎が待っていた。


転轍機のてこ




駅舎内の様子




照明もお洒落


臺鐵 集集線 集集車站 (臺灣省南投縣集集鎮民生路)

遠足なのか、たくさんの生徒さんが訪れていた。


集集站の駅頭


蒸気機関車(SL)

軌間(ゲージ)は集集線の狭軌(1,067mm)より狭い軽便のようだが、それもそのはず。阿里山で使われていた機関車だそう。阿里山森林鐵路の軌間は762mmである。




駅前に猫を発見!


路上のプレートには、集集站ではなく、集集驛(駅)!

さて、次の車埕行の列車まで少し時間がある。水里までの切符(硬券・15元)を購入し、街へ出てみる。昨日購入した絵葉書を出したい。駅前に郵便ポストを探すが見当たらない。旅客中心(Visitor Center)があったので、郵便局の場所を聞きに立ち寄る。ところが自分が中国語を話せないので、旅客中心のスタッフの方が困っていると、居合わせた子供連れのお客さんが通訳を買って出るという大袈裟な事になってきた。スタッフの方も親切で、自分が代わりに絵葉書を出しておくと言う。まだ書き上げてないからと言うと、ここで書いて行けばいいと言う。ご親切はありがたいが、旅先の郵便局を訪れるというのも、旅のうちである。結局、7-ELEVENの角を曲がって真っ直ぐという事が分かった。集集の街の詳細な地図はなかったが、日月潭など南投縣の観光パンフレットを頂戴する。これから日月潭に行くつもりなのでちょうどいい。スタッフの方にお礼を言う。通訳してくれた方にもお礼を言う。一人で旅行中かと聞かれる。大体、一人旅である。と、その様子を小学生くらいの息子さんが写真に撮っている。おいおい。旅客中心を後にする。


集集郵局 (臺灣省南投縣集集鎮民生路)

郵便局は近かった。中で絵葉書を書いて、窓口で差し出す。冷房が弱いのか、大いに汗を掻いてしまった。台湾では冷房効かせ過ぎのところが多いのに。


中華電信 集集服務中心 (臺灣省南投縣集集鎮民生路)

郵便局の隣は電話局。向かいは警察署(派出所?)。さて、駅に戻ってくると、列車が到着しているのが見える。これから乗るつもりだった區間快2717次である。もう間に合わない。列車の時刻をきちんと確認していなかったのが悪いのだが、絵葉書を出すのに手間取ったことが悔やまれる。今の列車は15時10分発。次の列車は16時33分発である。タクシーで水里に向かおうと思ったが、どうした訳か1台のタクシーも見掛けない。駅の窓口でタクシーについて尋ねるが、日本語が通じないので、事情が分からない。路線バスがあるというので、バス乗り場を探すが、よく分からない。列車の旅でないと、勝手が違う。これから水里へ行き、バスに乗り換えて日月潭へ行ったとしても、観光してから台北に戻るには遅すぎる。そもそも高雄のホテルで8時に起きた時点で、今日の予定に無理が生じていたのである。もう台北に向かおう。再び駅の窓口を訪れ、集集から水里の切符を出して、二水までの切符に変えてもらうよう頼む。窓口の若い女性は、「不要?」と確認する。払戻し手数料を徴収される事もなく、差額の14元だけを払って、集集から二水までの切符を手にした。乗車変更のような記載もされていない。硬券の切符には集集鎮公所代售とある。


區間車 集集→二水
(29元)


ベンチに腰掛けて…


芋頭のアイス(10元)

暑いのでアイスでも食べながら、二水方面行の列車を待つ。駅前は観光地でこの手のおやつには困らない。それにしても10元(約27円50銭)とは安すぎる。


さっきの猫が駅にきた!

何人かの観光客に写真を撮られていたので、便乗してパチリ。実は駅ネコだったのか。古い木造の駅舎と猫の取り合わせがいい。集集駅の現在の駅舎は昭和8年に建てられている。日月潭へは行かないから、集集駅を存分に御覧いただく。








921大地震で駅舎は倒壊していた!

民國88年(1999)9月21日、ここ集集鎮を震源とする921大地震が発生。その甚大な被害の様子をニュース映像で見て心を痛めたのは記憶に新しい。地震で倒壊した駅舎は、昔のままに再建されたのだそう。ただ古い木造駅舎という訳ではない。




そろそろ集集を後にする…




集集線 區間快 2718次列車 [DR1000型柴油車] (集集)

集集線 區間快 2718次 集集(15:59)→二水(16:32) 45DR1??? 票價29元


metro 區間快車で二水站到了symbol6

列車に揺られ二水に帰ってきた。列車は彰化行だが、ここで降りる。台湾の人にも硬券の切符は珍しいのか、多くの人が「二水站證明章」のハンコを押してもらい、持ち帰っていた。


いずれも民國101年(2012)6月25日撮影 ※切符の画像を除く。

今日は日月潭観光の後、バスで台中に出て、台北へ向かうつもりだったのだが、再び二水に戻ってきた。これから台北に向かうが、二水から直通列車がある。しかし少しでも早く到着すべく、途中から台灣高鐵(新幹線)を利用しようと思う。窓口の女性にメモを差し出し、乗換駅の新烏日までの切符を買う。ここは○○鎮公所代售ではなく、臺鐵の駅員さんだろう。4時間振りに二水駅の待合室の扇風機にあたる。男性の駅員さんが脚立を持ってきて、壁の時刻表に張り紙をしている。せっかく時刻表を手に入れたのに、変更でもあるのかな。 (つづく)



台湾ローカル線の旅 集集線

2012-09-03 10:00:00 | 台湾日記

自助式早餐(朝食バイキング)

民國101年(2012)6月25日星期一(月曜日)上午(午前)8時、高雄のホテルで目覚める。んん、8時か。6時に目覚ましを掛けていたのに。ちなみにホテルに部屋に時計はないので、目覚ましは日本から持参したものである。どうも自分で止めてしまったようだ。8時の列車に乗るつもりだったのに。快適に寝すぎである。まあ、前日に今日の切符を買っていない時点で、寝過ごす事は予想していたのだろう。急ぐ訳でもなく、身支度をしてレストランへ。8時半だが朝食会場は盛況である。でも空席はあり、すぐ席に案内された。レストランのスタッフも日本語を話す。自助式、すなわちバイキングで、料理は野菜を多めによそってきた。


京城大飯店 (高雄市三民區九如二路)

快適なホテルで、思いの外に長居してしまったが、そろそろチェックアウトする。冷房の効いたホテルから、蒸し暑い屋外に出る。ホテルの外観を撮ろうとカメラを向けると、レンズが曇ってしまった。寒い屋外から、暖房の効いた屋内に入った時の逆である。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 高雄車站《後站》 (高雄市三民區)

高雄駅は通りを挟んだ向かい側。こちらは裏口となる後站。表口は前站という。後站にもちゃんとした切符売場はある。近距離の券売機だけで、みどりの窓口は表口へという事はない。今日は集集線という路線に乗る。縱貫線の二水という駅で分岐するが、これから乗る自強號は二水に停まらないので、手前の斗六までの切符を買う。窓口氏が何か言っている。空席がないのか、また途中から無座(立席)となるのか。どうも高雄から斗六まで通しで空席はないが、高雄から途中の台南までと、台南から斗六までの空席はあるので、台南で席を移動する事になるがよいか、という事だった。座って行ければもちろん構わない。


自強號 高雄→台南(106元)


自強號 台南→斗六(210元)

自強號の高雄-斗六間の通しの値段は316元。分割購入となったが、切符の合計の値段は同額だった。日本のJR線では遠距離逓減制で、通常、分割して切符を買うよりも、通しで買った方が安い。例外となる区間もあるが、凡そそうである。臺鐵では事情が違うようだ。台南で移る席も、隣の車両なので、あまり移動しなくても済む。席を確保してくれた窓口氏に感謝し、急いで月台(プラットフォーム)へ。列車の出発時刻が迫っている。自強號はすでに到着している。切符の席に行ってみると、若い女性が座っており、隣席には若い男性が座っている。これから何時間も乗るのなら、席を空けてもらうところだが、自分は31分後に到着する台南で席を移らねばならないし、この男女も次の台南で下車するそうなので、腰を浮かしかけた男女にはそのまま座ってもらい、自分は近くの空席に腰掛けた。

当初の計画から2時間遅れの10時に高雄を出発。列車は定刻である。愛河を渡り、列車は北に向きを変え、速度を上げる。台灣高鐵(新幹線)の乗換駅、新左營にも停まらない。この自強號は、前後に機関車を配し、中間に客車を挟む、フランスTGVのような列車で、電車とは異なるが、日本の在来線特急のような走りっぷりである。台南に到着し、車両を移動する。今度は切符の席に腰掛ける。存分に車窓を堪能する。何度か高鐵の高架と交差。嘉義で不通となっている阿里山森林鐵路の月台とレールを眺める。台南から1時間あまりで斗六に到着する。


metro 自強號で斗六站到了symbol6

縱貫線 自強 118次 高雄(10:00)→台南(10:31) 35PPT1135 票價106元
縱貫線 自強 118次 台南(10:33)→斗六(11:38) 35PPT1069 票價210元


縱貫線(西部幹線) 自強號 118次列車 (斗六)


列車は北へ!


臺鐵 縱貫線 斗六車站 (臺灣省雲林縣斗六市信義里民生路)

切符は記念に持ち帰るため、有人改札へ。そこには時刻表が何冊も置いてある。改札掛のおばさんに断って、一冊頂戴する。昨日、沙崙で使い古した時刻表を頂戴したが、斗六で手に入れたのは新品である。台北で探し回っていたのが嘘のようである。さて、次の列車まで少し時間があるので、駅の外に出てみよう。駅舎は新しい。後日、ウェブサイトを見たところ「跨站式新站房於97年12月19日正式啟用」とあるので、新しい橋上駅舎が西暦2008年12月19日に正式開業したのだろう。違う意味だったら申し訳ない。


斗六站の駅頭

乗り換え目的の下車で、斗六について何の知識もないが、雲林縣政府所在地なのだそう。切符を買って、再び月台へ。


剪票口(改札口)


區間車 斗六→二水
(26元)

各駅停車の區間車に乗り換える。日本で言えば普通列車、鈍行である。18きっぷの旅のような開放感がいい。行き着くところ各駅停車が究極の旅なのか。座席はロングシートで、車窓を楽しむには不向きである。車内では学生さんが便當(弁当)を食べている。

縱貫線 區間車 2342次 斗六(12:02)→二水(12:17) 45EMC562 票價26元


縱貫線 區間車 2342次列車 [EMU500型電聯車] (二水)

二水に到着。今までは、嘉義で阿里山森林鐵路を見ていたように、二水で集集線の線路を見ていただけだったが、今日ようやく乗る事が出来る。


臺鐵 縱貫線 二水車站 (臺灣省彰化縣二水鄉光文路)


二水站の駅頭

次の列車まで一時間くらいある。切符を買って、駅舎内のイスに腰掛けて列車を待つ。扇風機の風が涼しい。列車を待っているのか知らないが、中には便當を食べている人もいる。昼時だが、自分はまだ空腹ではない。駅前のOK martで冷たい紅茶を買ってくる。そういえば、台湾のコンビニエンスストアでは、袋は有料のようだ。紅茶一つに袋は要らないが、荷物を入れておく袋が欲しい。じゃあ袋を買おうか。2元だった。


區間車 二水→車埕
(43元)


今日は二水に戻って来ない予定だったが…


集集線 區間快 2715次列車 [DR1000型柴油車] (二水)

台中始発の車埕行の區間快車が入ってきた。台中-二水間の縱貫線では通過する駅もあるが、二水より集集線に入ると、各駅に停車する。日本式に言えば、そのまま区間快速か。集集線は単線非電化なので、ディーゼルカーである。


車体


雀巣茶品 檸檬茶(10元)

列車は空いている。ロングシートながら車窓を見るのに支障はない、二水を出発する。複線電化の縱貫線と分かれてゆく。彰化縣より南投縣に入る。これで台湾島内の全ての縣に入った事になる。濁水に到着。ここで彰化行の列車と交換する。


交換する列車が入ってきた (濁水)


集集線 區間快 2714次列車 [DR1000型柴油車] (濁水)


タブレット交換か!

深い緑の楠の古木の並木に覆われた道路沿いを走ったり(緑のトンネル)、台湾最長の河川、濁水渓が迫ったりと、車窓は変化に富んで楽しい。今日は集集線の途中駅で下車するつもりだが、まずは終点の車埕まで乗り通す。

集集線 區間快 2715次 二水(13:15)→車埕(14:05) 45DR1007 票價43元


metro 區間快車で車埕站到了symbol6


集集線 區間快 2715次列車 [DR1000型柴油車] (車埕)


車止めの向こうには明潭水庫(ダム)



寂しい終着駅かと思えば、芝生も張られて公園のように整備されており、結構賑わっている。平日なのに若い人が多いが、台湾では6月が卒業時期だから、もうお休みなのかな。




腕木式信号機も!


臺鐵 集集線 車埕車站 (臺灣省南投縣水里鄉車埕村)


線路側から見た駅舎


表から見た駅舎

こちらの方が裏口のよう。さて、臺鐵の切符には「○○站證明章」の青いハンコをもらって(自分で押印して)持ち帰るのだが、車埕では見当たらない。切符は回収されるのではと思ったが、回収はされずにすんだ。どうも腑に落ちない。今度は帰りの切符を集集まで購入。何と硬券である。日付も日本同様、日付印字機でその場で入れる。年のところは、きっちり3桁で印字されている。日本同様と書いたが、硬券を買ったのは今年2月の松代駅が最後である。その前は昨年7月の大多喜駅か。使う切符だけでなく、入場券(月台票)も欲しくて聞いてみたが、窓口の女性は今買った集集までの切符を指差す。記念に欲しいのだが、説明できない。券面には「水里鄉公所代售」とあるで、地元に販売を委託しているのだろう。


區間車 車埕→集集
(15元)




集集線 區間快 2716次列車 [DR1000型柴油車] (車埕)

僅かな折り返し時間で車埕を後にする。列車の本数は少なく、ここで時間をとる訳にはいかない。往路と同じ車両に乗って出発する。次の水里は後で降りて、バスに乗り換える予定である。その次の集集で下車した。 (つづく)

集集線 區間快 2716次 車埕(14:19)→集集(14:34) 45DR1007 票價15元


metro 區間快車で集集站到了symbol6
いずれも民國101年(2012)6月25日撮影 ※切符の画像を除く。