旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

乗りつぶし台湾 帰国

2014-11-15 20:00:00 | 台湾日記

高鐵(自由座車廂) 板橋→桃園(135元)

昨日は板橋では捷運(地下鉄)から臺鐵(在来線)に乗り換えたが、今日は高鐵(新幹線)に乗り換える。桃園機場(空港)最寄駅の桃園(臺鐵の桃園とは別の駅)まで利用する。乗車時間は10分余りなので對號座(指定席)ではなく、自由座(自由席)の切符を買う。差額は僅か5元だが。高鐵の列車は板橋を出ると台中まで停まらない速達タイプと各駅停車がある。桃園へは各駅停車を利用する。ちなみに桃園は板橋の次の駅である。


OPEN!STORE1號店板站門市 (新北市板橋區文化路)[板橋高鐵B1]

少し時間があるので7-ELEVENに寄ってゆく。コンビニエンスストア店舗に併設して、7-ELEVENのキャラクターのお店がオープンしている。


OPEN小將(オープンちゃん)



日本のセブン-イレブンではセブンカフェのコーヒーをしょっちゅう持ち帰っているが、台湾の7-ELEVENにはCITY CAFEがあり、店内に飲食スペースがあったので、ここでコーヒーでも飲みながら列車の時間を待つ事にする。アイスコーヒーが飲みたかったが、ホットコーヒーが出てきた。旅行最終日にしてこの語学力である。カウンターの席に腰掛けコーヒーを飲む。コンビニエンスストアなので、店内のカップ麵を食べている人もいる。高校生くらいの年代の利用者が多く、自習でもしているようである。學生さんはおとなしいので、自分は別に構わないが、もっと落ち着いてコーヒーを飲みたい人には、星巴克(Starbucks Coffee)も近くにある。


metro 高鐵で板橋を出発symbol5

そろそろ入場して月台(プラットフォーム)へ。12両編成のうち台北方の10~12號車の3両が自由座車廂(自由席車両)で、始発駅ではないが座る事が出来た。地下駅の板橋を出て暫くすると地上に出る。側をやはり地上に出てきた臺鐵が通っている。大漢溪を揃って渡ると、地上の臺鐵と別れて、トンネルの連続する区間となる。途中の高架で國道1號(中山高速公路)を跨ぐ。桃園機場と台北市内とのバスで見るところだが、今回の旅行ではこの区間を通るバスには乗っていない。トンネルが終わると次の駅は近い。これも桃園機場とのバスで通る國道2號(機場支線)を跨ぐ。ここは初日に台中行のバスで通過している。日本で国道というと一般道路だが、台湾の國道は高速公路(高速道路)なのだそう。高架線を走っていた列車は地下に潜って桃園に到着。


台灣高鐵 701車次 [700T型列車TR15] (高鐵桃園)

台灣高鐵 701車次 板橋(14:08)→桃園(14:19) 115-12 135元(自由座)


桃園捷運 高鐵桃園站(建設中) (臺灣省桃園縣中壢市高鐵北路)

高鐵の駅を出ると捷運の駅が建設中である。


A18 高鐵桃園站

看板まで設置して、すぐにでも開業しそうな感じだが、まだ暫くは開通しないと思う。案の定、この記事を書いている時点でも開業したとの情報はない。

桃園捷運のウェブサイトによると…

「機場捷運全線(A1至A21)預定於104年底通車。由環北站(A21)往南延伸至中壢車站(A23)路段,預定107年6月通車。」

機場捷運(空港連絡線)全線(A1台北車站からA21環北)は104年(2015)末の開通予定。A21環北駅よりA23中壢車站に至る南延伸区間は、107年(2018)6月の開通予定。

大体、こうゆう意味だと思う。間違っていたら申し訳ない。開通すれば成田-桃園線利用者には便利がいいのだが。東京(羽田)-台北(松山)線はまだ利用した事がない。




Ubus 統聯客運 桃園705路 (高鐵桃園站)

開業前の捷運には乗れないので、当面は空港までバス連絡。切符を買ってから乗車する。切符も最初は20元だったのに。


車票(乗車券)(30元)


次に来た時には開業しているかな?


Ubus 統聯客運 桃園705路 (機場二期航廈)

統聯客運 桃園705路 高鐵桃園站(14:31)→機場二期航廈(14:50) 票價30元
※ダイヤ不明のため実際の時刻。


臺灣桃園國際機場 第二航廈 (臺灣省桃園縣大園鄉航站南路)


涼しいというより、ちょっと肌寒いような台湾を後にする!

空港内の土産物店で、定番中の定番の鳳梨酥(パイナップルケーキ)を買ってゆく。台湾らしく概ね好評で、持ち重りがするけれど、これを大量に提げて日本まで持ち帰るのは辛い。今回は6箱にしておいた。


空港内にも7-ELEVEN

悠遊卡の残額(23元)を使い切ってしまおうと、森永牛奶糖(ミルクキャラメル)を2個(24元)買うが、聖誕指定糖(クリスマス割引商品?)で5元引きとなり、4元が残額となった。


第二航廈・第2ターミナルの様子!




大きなツリーが飾られている!


MERRY CHRISTMAS & HAPPY NEW YEARkirakira2


空港内にはキティちゃんが!




長榮航空 自助 CHECK-IN COUNTER
ここまで中華民國102年11月27日撮影(切符の画像を除く)

ハローキティジェットを就航させている長榮航空エバー航空)さんの自動チェックイン機。全日空機で岩国から羽田に到着した時、国際線のところにハローキティジェットが駐機しているのが見えて、岩国からやってきた子供達は大喜びでした。その機体を見せてくれるだけでハッピーに。ありがとう。6年前だが、ハローキティジェットを利用した時の写真を再掲する。


座席のモニターにキティちゃん!
これより中華民國96年11月24日撮影


振り向けばキティちゃん!


おしぼりにもキティちゃん!


機内食にもキティちゃん!


おつまみだってキティちゃん!
ここまで中華民國96年11月24日撮影


切符にだってキティちゃん!
ここから中華民國96年11月28日撮影


案内するのもキティちゃん!


お土産物屋もキティちゃん!


機体はもちろんキティちゃん!


帰りのごはんもキティちゃん!


アイスクリームもキティちゃん!
ここまで中華民國96年11月28日撮影

6年経ってハローキティジェットは更に凄くなっているのかも知れない。しかし今回の旅も中華航空チャイナ エアライン)さんである。搭乗手続きを済ませて出境(出国)する。手荷物検査のX線検査でトレーの荷物(お菓子の袋)が係員の前で不意に倒れて、とっさに「すみません」と言ってしまったが、「對不知 謝謝」と言い直すと係員もニコッとした。もう少しこちらに語学力があればと思う。證照查驗に進み、證照(旅券)にハンコをもらって無事出境する。


自動販売機 ここから中華民國102年11月27日撮影

財布の小銭も使ってしまおう。カルピスウォーターでも買おうかな。


陽岱鋼選手(北海道日本ハムファイターズ)

いや、黒松沙士にします。


第二航廈から第一航廈へ

何で第2ターミナルで手続きさしといて、第1ターミナルから搭乗さすんじゃ?


中華航空(CI) 106便 [A330-300] B-18310 (臺灣桃園國際機場)


復路の機体の国籍は中華民國(臺灣)

往路の便では中華航空なのに米国籍の機体だった。復路は晴れて台湾籍の飛行機に搭乗する。離陸して海上に出る。この先が23日から問題の場所だが、知った事ではない。島影も見えずに日が暮れてしまった。さて、この後のお楽しみはご飯だけである。


fork 機内食はポークを選択!


いただきます♪

馴染みのあるような味で、安心して食べられる。


beer 金牌 台湾啤酒

台湾啤酒ももらいます。


item5 烏龍茶と鳳梨酥


台湾土産の定番のパイナップルケーキ! ここまで中華民國102年11月27日撮影

ポークからケーキまで美味しく頂戴しました。ごちそうさまでした。ところで、隣席のお客が食事は要らないと言っているのに、別の客室乗務員がやってきては、かわるがわる機内食は何を選択するか聞いている。乗務員間で横の連絡はないのか。また、その人は紅茶が欲しいと言っているのに、結局、烏龍茶か緑茶を貰ったようだった。日本人乗務員ばかりでなく、日本語ペラペラでない人がいるのも分かるが、ちょっと気になった。日本が近づき、外房の街灯りの上を飛行している。日本に帰って来たなと思う。成田のB滑走路に着陸し、第2ターミナルのサテライト側のゲートに横付けした。

中華航空 CI 106便 台北/臺灣桃園 TPE(16:50)→東京/成田 NRT(20:45) B-18310


シャトルがなくなっている! 平成25年11月27日撮影

中華民國(臺灣)の飛行機から降りたので、ここから平成25年11月27日水曜日。時計は1時間進めた日本中央標準時となる。昨年利用した時は、サテライトからはシャトルでの移動だったが、今回は連絡通路に変わっており、シャトルがない。平成25年9月27日より、連絡通路が供用開始となり、シャトルシステムの運行は終了したそう。シャトルの待ち時間もあったから、この程度の距離なら動く歩道でいいのかも知れない。


シャトルシステム 平成18年11月24日撮影

無事に旅券に帰国のハンコをもらう。さて、空港からどうやって帰るか。


JR東日本か!? これより平成25年11月27日撮影


京成電鉄か!?


駅に向かいながら思案する…


埴輪がお出迎え!


JR東日本 成田線 空港第2ビル駅 (千葉県成田市古込字古込)

東京や上野へは特急列車があるが、千葉県内に帰宅する方が選択肢が少ない。京成成田空港線(成田スカイアクセス)経由が最短、最速だが、次のアクセス特急まで1時間以上待ち時間がある。日中は30分間隔の運転だが、夜遅くなると本数が少ない。次に短く、運賃最安の我孫子経由で帰る事にする。しかし成田空港への列車は遅れているそう。改札口で成田での我孫子方面への列車の接続を確認して入場する。




切符を買ってるのにSuicaで入場しちゃう慌てん坊さんが!


metro 普通列車で空港第2ビルを出発symbol6


JR東日本 成田線 普通 1466M列車 [209系車両] (成田)

成田空港始発の千葉行は空いている。以前は京浜東北線・根岸線などを走っていた209系だが、改造されてお手洗いが設置されている。9分遅れで成田に到着したが、我孫子方面の上野行に間に合う。

成田線 普通1466M 空港第2ビル(21:35)→成田(21:48) クハ208-218


JR東日本 成田線 普通 896M列車 [E231系車両] (成田)

成田からは4方向に線路が分かれるが、全てが成田線。東京・千葉方面も、上野・我孫子方面も、佐倉・銚子方面も、空港第2ビル・成田空港方面も成田線である。間違えなく我孫子方面の上野行に乗車する。同じ車両には誰も乗っていない。いや、運転士が乗っているか。貸切である。我孫子が近づくまで、先頭車両には乗客は乗って来なかった。

成田線 普通 896M 成田(22:06)→我孫子(22:48) クハE230-58


JR東日本 常磐線 普通 2368S列車 [営団6000系車両] (我孫子)

上野行は我孫子から常磐線に直通して快速運転するけど、新松戸には停車しない(出来ない)ので、我孫子始発の普通列車(常磐線緩行)に乗り換える。夜は更けてきたけど、乗客がだんだん増えてくる。空港からは西船橋経由で帰ってくる事もあるが、帰宅客で混雑していて、大きな荷物を抱えて難儀するものだが、我孫子経由だとその心配がないのがいい。今回の旅も無事に新松戸に帰ってきた。 (おわり)


JR東日本 常磐線 普通 2368S列車 [営団6000系車両] (新松戸)

常磐線 普通 2368S 我孫子(23:00)→新松戸(23:13) 6021
◆空港第2ビル-新松戸間の運賃950円(当時)