旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

紅葉狩り2011 帰途

2012-01-22 05:00:00 | 列車の旅

吉野館 (奈良県桜井市大字初瀬)

長谷寺門前の通りのお店で昼食。満席だったので、少し待って席に案内されます。


beer とりあえずビール

アサヒスーパードライ『東京スカイツリー』ラベルは、首都圏限定なんだな。


にゅうめん(煮麺)と柿の葉寿司のセット

ここ桜井といえば三輪素麺。暖かい煮麺でいただきます。柿の葉寿司もついたセットは、千円ぐらいだったと思う。


具沢山の煮麺!

素麺は冷たいのに限ると思っていたが、暖かいのも美味しい。


柿の葉寿司も旨い!

奈良県らしい昼食でよかった。欲を言えば、柿の葉寿司をもう少し食べたかった。店を出て駅へと歩く。参道の土産物屋に交じって、素麺のバチを売るテントが出ている。素麺を延ばして干して作る時に出来る端の節のところ。形や太さもまちまちなのが入っていて、一袋百円。煮麺が美味しかったので、買って帰る。


関東煮といえば…

閉まっていた駅近くのお店の軒下に書かれていたお品書き。関東煮(かんとだき)といえば、おでんの事だが、この文字を見て台湾のおでんを思い出してしまう。本末転倒だが、今度台湾に行ったら、未体験の台湾の関東煮を試してみようか。


近畿日本鉄道 大阪線 準急 1440列車 [2430系車両] (桜井)

長谷寺駅ではお客が駅員に、長谷寺へ行ってくるにはどのくらい時間が掛かるか、お寺から帰ってどの列車で乗り継いで京都へ行くか聞いている。駅員もダイヤを見ながら丁寧に答えている。さて、プラットフォームで何本かの近鉄特急を見送り、桜井に戻ってきた。近鉄のプラットフォームからは、JRの駅構内が見える。

大阪線 準急 1440レ 長谷寺(14:13)→桜井(14:19) 2539


JR西日本桜井線桜井駅構内を望む!



隣駅の「かぐやま」は、あの天の香具山か。ちなみに駅名は香久山である。

「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」(持統天皇)

桜井線沿線もぶらりしてみたいが、今日はもう帰るだけである。コインロッカーから荷物を取り出し、一旦改札を出る。名古屋までの特急券を買うためだが、切符売場は閉まっており、自動券売機では特急券が買えるようだが、どうも勝手が分からない。駅員さんはいるので、名古屋まで行きたいと言うと、何も見ずにそらで乗り継ぐ列車を回答してくれる。パターンダイヤになっているのかも知れないが、感心してしまう。近鉄は凄い。特急券は列車の出発時刻まで時間がなく、自動券売機で発売できないので、乗り換える榛原の窓口で購入するよう言われる。凄い駅員さんに礼を言って再びプラットフォームへ。いくらでも特急はやってくるのだが、やっぱり撮ってしまう。




近畿日本鉄道 大阪線 急行 1325列車 [2610系車両] (榛原)

先程までいた長谷寺駅に急行は臨時停車して、榛原に到着する。

大阪線 急行 1325レ 桜井(14:36)→榛原(14:46) 2618


metro 榛原で乗り換えsymbol6

改札を出て切符売場へ。列が出来ている。特急の出発まで時間がないのに。高校生がいたので定期券でも買っているのかと思ったら、特急券だった。他の客も特急券で、すぐに自分の順番となった。伊勢中川乗り換えで、名古屋までの特急券を買う。料金は名古屋まで通しで、切符も一枚で発券される。ここで気付いたが、近鉄の特急券には〔のぞみ1号〕みたいな列車名も列車番号も記載がなく、列車の行き先と出発時刻だけである。それで事足りるのかもしれないが、不思議な感じである。


特別急行券 榛原→近鉄名古屋(1,280円)


近畿日本鉄道 特急 7403列車 [30000系車両〔ビスタEX〕] (榛原)

慌しく賢島行の特急に乗車。指定された席に行くと、二階建ての二階の席だった。眺めの良い車窓を楽しみながら奈良県から三重県に入り、長い新青山トンネルを抜けて伊勢中川に到着した。名阪間の近鉄特急は、伊勢中川駅の北側にある短絡線を走り、中川駅には停車しない。初めて中川乗り換えを経験する。

大阪線 特急 7403レ 榛原(14:54)→伊勢中川(15:33) 30113


metro 伊勢中川に到着symbol6


近畿日本鉄道 特急 7403列車 [30000系車両〔ビスタEX〕] (伊勢中川)


VISTA CAR kirakira2


伊勢名物 赤福

赤福も久しく食べていない。お伊勢参りも二十年近くしていない。次の式年遷宮までにお参りするか。そして帰りに赤福を食べて。あと伊勢うどんも。松阪牛は高いのでいいや。中川では同一プラットフォームでの乗り換えと便利である。入線してきた名古屋行の特急は、ほぼ満席と思われ賑やかである。日曜日の行楽地から戻る列車だからだろう。私鉄の特急に乗る機会は少ないが、今回はいくつかの近鉄特急を乗り比べられてよかった。三重県から愛知県に入って、近鉄名古屋に到着した。


近畿日本鉄道 特急 1514列車 [12000系車両] (近鉄名古屋)


近畿日本鉄道 特急 1514列車 [12000系車両] (近鉄名古屋)

名古屋線 特急 1514レ 伊勢中川(15:35)→近鉄名古屋(16:36) 12046

名古屋からは新幹線で戻るつもりだったが、予想通り〔のぞみ〕〔ひかり〕の普通車指定席に空席はない。二時間近く自由席で立ちんぼは嫌である。在来線で先に進むか。とりあえず武蔵浦和からの乗車券で途中下車している金山に移動する。


JR東海でもカープデザインICOCA

中央本線 普通 3643M 名古屋(16:53)→金山(16:57) クモハ211-5031

金山で武蔵浦和からの乗車券の旅を再開する。豊橋行の特別快速に乗車。名古屋からの帰途の乗客で車内は混雑していたが、金山の次の停車駅、刈谷で運よく席が空いて座れた。座席は転換式クロスシート。申し分ない。徐々に車内は空いてゆき、終着の豊橋に到着。


東海道本線 特別快速 5118F列車 [313系車両] (豊橋)

東海道本線 特別快速 5118F 金山(17:04)→豊橋(17:54) サハ313-5312

乗車券は豊橋から新幹線経由で購入してある。では豊橋から新幹線に乗ろうかと思うが、やはり普通車指定席に空席はない。新幹線経由の乗車券で在来線に乗っても構わないので(新下関-博多間を除く)、引き続き在来線で座ってゆく。座席は転換式クロスシート。このまま在来線で帰ってもいいな。愛知県より静岡県に入り、浜松に到着。


東海道本線 普通 5974M列車 [311系車両] (浜松)

東海道本線 普通 5974M 豊橋(18:05)→浜松(18:41) クハ310-14

浜松から新幹線に乗っても、豊橋から東京までの特急料金と同額である。どうせ空席はないだろうし、更に在来線の旅を続ける。今度の座席はロングシート。どうも18きっぷの旅みたくなってきた。居眠りしているうちに静岡に到着。


東海道本線 普通 840M列車 [313系車両] (静岡)

東海道本線 普通 840M 浜松(18:49)→静岡(20:02) クモハ313-2504


373キタ━―━―━(゚∀゚)━―━―━― !!

373系には快速〔ムーンライトながら〕でお世話になったが、臨時列車となり、車両も変更されてご無沙汰している。静岡で途中下車する。駅弁とビールを買ってくる。そろそろ新幹線に乗ろうか。この時間になって〔ひかり〕の普通車指定席に空席が出てきた。新幹線で座ってお弁当を食べよう。


新幹線特急券 静岡→東京(2,920円)

新幹線のプラットフォームへ。列車を待つ間にベンチで駅弁を撮影をする。


東海軒 幕の内弁当(750円)


中身はこんな感じ♪

快速〔ムーンライトながら〕の前身、いわゆる大垣夜行で旅していた時、深夜の静岡のプラットフォームで買って食べていたのが、こちらの幕の内である。一種類だけだったが、東海軒さんも深夜の列車に合わせて調整して立売していたのだ。当時と若干の変更があるかもしれないが、わさび漬も健在である。静岡に停車すると、窮屈なボックスシートから抜け出し、新聞紙を敷いて座ったり、寝転んでいる人をよけながら車外に出て、お弁当とビールを購入して再び席に戻り、車内で食べるのは楽しみだった。大垣夜行は席を確保するために、出発の数時間前から東京駅でプラットフォームに新聞を敷いて座って待ち、何とか席を確保しても快適とは程遠かったが、風情のある汽車旅だった。


metro 静岡を出発symbol5

この旅で初めての新幹線。ボックスシートではなく、700系のリクライニングシートに座って、お弁当とビールを頂戴する。相変わらず美味しい。静岡県から神奈川県に入り、新横浜に停車。神奈川県から東京都に入り、品川に停車。あっとゆう間に東京に到着した。快適だが、夜行列車で東京に到着する高揚感はない。


新幹線〔ひかり484号〕 484A列車 [700系B13編成] (東京)

新幹線〔ひかり484号〕 484A 静岡(20:36)→東京(21:40) 726-3013


metro 東京に到着symbol5
いずれも平成23年11月27日撮影(切符の画像を除く)

京浜東北線 普通 2016C 東京(21:49)→上野(21:56) クハE233-1061
常磐線 快速 2239H 上野(22:06)→北千住(22:16) サハE231-133
千代田線 普通 2171S 普通 北千住(22:22)→金町(22:31) 16210
※綾瀬-金町間は、JR東日本常磐線(緩行)

乗車券のギリギリまで使って無効印をもらうために金町へ。新松戸で乗り越し精算しないのは、新松戸の無効印のデザインが気に入らないからだが。中央本線の検札に始まり、あちこちでハンコの押された切符が手元に残った。


乗車券 武蔵浦和→東京都区内(10,190円)


JR東日本でもカープデザインICOCA

今日最後の列車に乗る。東京都から千葉県に入り、新松戸に到着。今朝、9時31分に門真市から乗った京阪電車から数えて、20本目の列車だった。 (おわり)

常磐線(緩行) 普通 2105K 金町(22:40)→新松戸(22:52) サハE233-2217

紅葉狩り2011 長谷寺

2012-01-15 02:00:00 | 列車の旅

近畿日本鉄道 大阪線 長谷寺駅 (奈良県桜井市大字初瀬)

長谷寺駅に来てみると、駅にはコインロッカーはないが、駅前の商店にコインロッカーや手荷物預かりがある。もう桜井で荷物を預けちゃったものは仕方がない。さて、駅からお寺までは徒歩15分という事である。駅前からは階段を下って行く。帰りにこれを上って戻ってくるのかと思うと気が重い。階段と坂を下ると、国道165号初瀬街道に出る。国道を横断し、初瀬川に架かる橋を渡ると、長い参道に出る。


奈良県道38号桜井都祁線





駅を出た頃には、お寺に向かう人は数える程だったのに、お寺が近づくと大変な賑わいである。観光バスや自家用車で訪れる参詣者が多いのだろう。


総本山 長谷寺 (奈良県桜井市初瀬)

参道では長谷寺から室生寺への臨時バスがあるとバス会社の人が案内している。室生寺も一度お参りしてみたいが、またの機会にして、今日は長谷寺だけにお参りする。入山料金は大人500円だが、桜井駅の観光案内所で頂戴したガイドマップを受付で見せると、団体450円の券を発行していただいた。


仁王門《重文》

長谷寺の総門。現在の門は、明治18年の再建です。


登廊《重文》

「ちなみに、登廊の長さは108間。人の煩悩の数を表しているそうです。108間はおよそ200m。階段の数は399段。長いですねぇ。」(『仏像大好。』より)




ずいぶん登ってきました!


本堂《国宝》

「国宝の本堂です。現在のものは、江戸時代に三代将軍徳川家光によって建てられました。」(『仏像大好。』より)

本堂は慶安3年(1650)の再建です。長谷寺の起源は、朱鳥元年(686)と伝えられており、神亀4年(727)に徳道上人が十一面観世音菩薩を造立して開山されたそう。十一面観音様は創建以来、七度も火災にあい、今は八代目で天文7年(1538)に造立されています。お参りを済ませ、本堂からせり出した外舞台へ。こちらから眺める五重塔が格好の紅葉の撮影場所となっているようです。






境内を散策




弘法大師御影堂

こちらは新しく、昭和59年の建立。いずれ国宝に?


五重塔

昭和29年、戦没者を慰霊するため建てられた。焼失した三重塔跡の側にある。












本坊

現在の堂宇は大正13年の再建。建物の中を見る人たちがいますが…




床紅葉ですね!


いずれも平成23年11月27日撮影

今回、初めて長谷寺にお参りさせていただきましたが、実にいいお寺でした。また訪れたいと思います。この後は門前のお店で昼食にします。 (つづく)

紅葉狩り2011 長谷寺へ

2012-01-08 20:00:00 | 列車の旅

朝食バイキング

11月27日日曜日。門真市のホテルで朝を迎える。今日も京都へ行き、寝台特急〔日本海〕を撮ろうと思っていたが、今朝はゆっくりしよう。朝御飯を済ませ、チェックアウトした頃には、午前9時を大きく回っていた。コメントはチェックしませんよ。受け付けてもいません。


門真パブリックホテル (大阪府門真市新橋町)


京阪電車カープデザインICOCA

門真市の改札をICOCAで入場する。今日は近鉄で奈良県を訪れる予定である。昨日乗り換えた丹波橋に戻り、奈良県に行こうかとも考えたが、大阪市内に出て奈良県に向かう事にする。さて、門真市には複々線のうち、外側の緩行線にしかプラットフォームがない。常磐線の新松戸も緩行線のみで、快速線のプラットフォームはない。このまま各駅停車で行ってもよいのだが、守口市で急行に乗り換えると京橋へは早く着くというので、そうする。京阪は方向別複々線。同一プラットフォームで急行に乗り換えられる。一方、常磐線は系統別で、松戸で緩行線から快速線に乗り換えようとすると、階段を使って跨線橋を渡り、隣のプラットフォームに移動しなければならない。目の前で快速が出発してしまい、乗り換えられないこともしばしば。面倒だからといって快速に乗り換えないと、緩行線は綾瀬から東京地下鉄千代田線に入ってしまうから、上野に行く事が出来ない。


京阪電気鉄道 京阪本線 普通 R0901B列車 [5000系車両] (守口市)

楽々と急行に乗り換え、守口市を出発。次の停車駅は京橋である。

京阪本線 普通 R0901B 門真市(9:31)→守口市(9:35) 5604
京阪本線 急行 F0901A 守口市(9:37)→京橋(9:42) 9051


metro 京橋に到着symbol6


環状線もカープデザインICOCA

京橋で環状線に乗り換える。天王寺に行き、まだ利用した事のない南大阪線に乗るのも一興だが、近鉄の奈良線もほとんどの区間に乗った事がない。鶴橋からそちらに行こうと思う。

大阪環状線 普通 1380レ 京橋(9:48)→鶴橋(9:55) モハ102-605

鶴橋には近鉄との乗換改札口があるが、IC乗車券と紙の切符で通れるか分からないので、中央改札口から出場する。構内にはコリアタウンの案内がある。さて、外に出たが、近鉄の入口が分からない。一昨日は近鉄の改札を出たら、目の前にJRの改札があったのだが。中央改札口ではなく西口の改札を利用すればよかったようだが、後の祭りである。近鉄の改札を探してさまよう。まだ朝なので閉まっている店が多いが、かの地の食品や雑貨を扱う店が多数ある。ようやく近鉄の改札を見つけ、「近鉄週末フリーパス」で入場する。


企画乗車券「近鉄週末フリーパス」 (4,000円)

近鉄のプラットフォームに上る。朝から肉の焼ける匂いがするが、この匂いは心躍らせるね。これから向かう長谷寺は大阪線の駅なので、そちらの列車に乗れば早いのだが、近鉄の奈良線の乗りつぶし目的なので、奈良行の快速急行に乗る。JRの奈良線は京都から奈良方面への路線だが、近鉄の奈良線は大阪から奈良への路線である。鶴橋は大阪線の駅だが、複々線で奈良線の列車が乗り入れている。車内に空席はなく、途中で座れるかなと思っていたら、この列車の次の停車駅は生駒という。もう奈良県である。席は諦めて車窓を眺める。布施で大阪線が南に分かれてゆく。ここからが正真正銘の奈良線である。列車は高架線を東に走り続ける。上り線は高架線に切り替わっていない区間がある。上下線とも地上を走っていた頃に乗りたかったなと思う。ひたすら東に走っていた列車も、生駒山が迫ると左にカーブして、急勾配を登ってゆく。眼下に大阪の街が広がってくる。夜は夜景がきれいだろうなと思う。こんな車窓のすばらしい路線だったとは。新生駒トンネルを抜けて大阪府から奈良県に入ると生駒に到着する。多数の乗客があり、席が空くどころではない。けいはんな線(旧東大阪線)からの乗り換え客であろう。大和西大寺が近づくと、構内の手前で少し停車してから到着した。


近畿日本鉄道 奈良線 快速急行 4031列車 [1026系車両] (大和西大寺)

奈良線 快速急行 4031レ 鶴橋(10:08)→大和西大寺(10:33) 9129


metro 大和西大寺に到着symbol6

大和西大寺で下車する。この先は一昨年、京都線からの列車で近鉄奈良まで乗っているので、奈良線の乗りつぶしは終了である。次の列車まで少し時間があるので、駅の外に出てみる。ここは平城宮跡の最寄駅である。


近鉄 奈良線 大和西大寺駅 《北口》 (奈良県奈良市西大寺国見町)

駅構内には商業施設もあり、大きな駅である。構内には竹下景子さんの近鉄の広告の音声が流れている。竹下景子さんといえば、竹下景子さんに全部である。もしくは、はらたいらさんに全部である。篠沢教授ではない。さて、駅名の西大寺とは、奈良の大仏様の東大寺に対しての西大寺である。駅から徒歩3分の場所にある。旧国名の大和が冠されているが、岡山に西大寺駅がある。


近鉄 奈良線 大和西大寺駅 《南口》 (奈良県奈良市西大寺国見町)

京都線から直通する、京都発橿原神宮前行の急行列車に乗り、初めての橿原線を行く。車窓に奈良の街や若草山が見える。西ノ京に停車。西の京といえば山口だが、それはそれとして、西ノ京の近くには薬師寺や唐招提寺がある。薬師寺には修学旅行以来行っていない。奈良市内のお寺もゆっくり回りたいが、また別の機会に。近鉄郡山を出て、天理線の分岐する平端、田原本線(たわらほんせんではない)の田原本と停まってゆく。近鉄全線に乗ろうとすると大変そうだ。大阪線との乗換駅、大和八木で下車する。この先の橿原線はまたの機会に。


近鉄 橿原線 急行 1061列車 [8600系車両] (大和八木)

橿原線 急行 1061レ 大和西大寺(10:54)→大和八木(11:16) 8619


metro 大和八木で橿原線から大阪線に乗り換えsymbol6

ここも旧国名が冠してあるが、八木駅は山陰本線にある。これから向かう長谷寺駅にはコインロッカーがないので、ここで荷物を預けようと改札を出るが、工事中で場所がよくわからない。とりあえず大阪線で先に進む。

大阪線 準急 1041レ 大和八木(11:22)→桜井(11:28) 2816


metro 桜井に到着symbol6

桜井は特急は通過するが、JRの桜井線との乗換駅である。改札内にコインロッカーがあったので荷物を預け、身軽となる。長谷寺は駅から少し歩くようなので、荷は軽くしたかったのだ。これで一安心。次の列車まで改札から出てみる。フリーパスなので便利である。


近畿日本鉄道 大阪線 桜井駅 《北口》 (奈良県桜井市桜井)
西日本旅客鉄道 桜井線 桜井駅


近鉄大阪線改札口

近鉄の駅構内には、桜井観光案内所があり、長谷寺に行きたい旨告げると、パンフレット等を頂戴した。中には長谷寺の拝観料が50円引きとなるものもあり、ありがたい。パンフレットで判ったのだが、桜井市のマスコットキャラクターはひみこちゃんだそう。邪馬台国はもう纒向遺跡でいいんだな。もともと、邪馬台国→やまとこく→大和国(奈良県)で理解していたが。


西日本旅客鉄道 桜井線 桜井駅 《南口》 (奈良県桜井市桜井)
近畿日本鉄道 大阪線 桜井駅


JR桜井線改札口

桜井線は、万葉まほろば線の愛称で案内されているが、例によって知った事ではない。


近鉄 特急 7103列車 [23000系車両〔伊勢志摩ライナー〕] (桜井)

近鉄のプラットフォームに戻る。特急が入ってきたので撮影したが、もういいやという位に特急が頻繁に走っている。特急の通過を見送り、普通列車で長谷寺へ向かう。この辺りで奈良盆地が尽きて、大阪線は山間に入り、勾配を登ってゆく。そして今日の目的地、長谷寺への玄関口の長谷寺駅に到着した。 (つづく)


metro 長谷寺に到着symbol6


近鉄 大阪線 普通 4041列車 [2430系系車両] (長谷寺)
いずれも平成23年11月27日撮影(切符の画像を除く)

大阪線 普通 4041レ 桜井(11:49)→長谷寺(11:55) 2430



紅葉狩り2011 金閣寺

2012-01-01 00:00:00 | 列車の旅

鹿苑寺(金閣寺) (京都市北区金閣寺町)

京都駅に戻ってきた。有名な観光地へ向かう市バス(京都市交通局)のりばには長い列が出来ている。一方、西日本ジェイアールバス高雄・京北線のりばには列が出来ていない。以前、この路線を利用した事があり、確か金閣寺にやや近いところを通っていた気がするので、これに乗車する。立命館大学前を経由するので、学生さんが乗っているようである。市バスのように途中の停留所での乗降が多くない。金閣寺に最も近いと思われる、わら天神前で下車する。運賃は220円。わら天神(敷地神社)の前を通って金閣寺へ。七五三なのか、晴れ着の子供さんを見掛ける。暫く西大路通を歩いて金閣寺に到着する。ここはきれいに紅葉している。市内でも場所によって状態が違うようだ。ここも観光客が多い。

西日本JRバス 高雄・京北線 普通 219便 京都駅(12:00)→わら天神前(12:25) 534-9902




総門


鐘楼

この先は参拝料金(400円)が必要です。ここでは切符ではなく、お札を頂戴します。入口でお札を示して中へ。いよいよ二十年振りくらいのご対面です。


舎利殿(金閣)

まさに京都を、いや日本を代表する場所です。前の週にはブータン王国国王陛下、同王妃陛下がこちらを訪問されています。


舎利殿を撮影する人々


舎利殿の側までやってきました!


屋根の上には鳳凰が!

金閣寺というと、やっぱり一休さんと将軍さまのイメージですね。


金ピカは趣味ではないが、紅葉と金色が何ともいい!

舎利殿(金閣)は、昭和25年に放火により焼失しており、現在の建物は再建で、昭和30年に落慶法要が営まれている。昭和61年からの修復で金箔も張替えられたので、昭和五十年代に初めて見た時と比べ、格段にきれいになっている。






夕佳亭

こちらは明治初年に焼失し、明治7年の再建だそう。


茶室に賽銭箱とは、こはいかに?

ところで金閣寺はお寺なのにどこも拝んでいない。順路に従ってゆくと不動堂が現れ、ここでようやく手を合わせる。舎利殿(金閣)や庭園を見るのが主なのでしょう。久しぶりの金閣寺を後にします。



金閣寺を出たところで市バスが信号待ちをしている。59系統三条京阪前行である。急いでバス停へ。金閣寺道から乗車する。空席があり座れる。運転士さんが丁寧に乗客に乗り換え案内をしている。それがマイクで車内全体に聞こえる。こんなやりとりもあった。

乗客「○○へ行きますか?」
運転士「いやあ、残念ですなあ」

面白すぎる。そして運転士さんは乗り換えバス停の位置、何番のバスかを案内している。そうしているうちに河原町三条に到着。三条大橋の西側に用があるので、終点まで乗らずにここで降りる。

京都市交通局(市バス) 59系統 金閣寺道→河原町三条


とうふ処 豆雅傳 (京都市中京区中島町)

洋食やラーメンばかり食べずに、たまには京都らしいものを食べようと豆腐屋さんを訪れる。二階で飲食できるようになっている。お昼時はとうに過ぎているが、順番で席に案内されるまで結構待った。


日本酒1合(450円)


生ゆば天ぷらセット(1,500円)

京都は薄味ですな。そして精進料理のようでもある。豆腐チーズケーキが濃厚で良かった。昼酒も入り、まったりして店を出る。今日は2つのお寺しか行っていないが、もう観光はいいか。


高瀬川 (京都市中京区中島町)

お店を後にして駅へと向かう。春は桜のきれいな高瀬川。秋もまた良し。


三条大橋 (京都市中京区・東山区)

三条大橋を渡り、三条京阪から京都駅まで地下鉄に乗ろうと運賃表を見れば、何と250円もする。高い。バスなら均一区間だから220円と思い、バスのりばへ。京都バスの京都駅前行があり、これに乗る。

京都バス 17系統 三条京阪前→京都駅前

ホテルで絵葉書を書くべく京都駅の売店で探してみるが見つからない。烏丸口から八条口まで探すが置いていない。諦めて今日の宿に向かう。京の宿ではない。大阪府内、京阪沿線である。京都駅から京阪電車へは、奈良線の東福寺で乗り換えられるが、近鉄京都線の丹波橋でも乗り換えられる。そういえば近鉄は3日間乗り放題中である。コインロッカーから荷物を出してくると、近鉄改札口へ。普通列車が丹波橋まで先着する事を確認して乗車。京都を出発時は空いていたが、竹田で地下鉄から乗り換える客で席は埋まった。丹波橋で下車。

近鉄 京都線 普通 1645レ 京都(16:51)→近鉄丹波橋(17:03) 8109


企画乗車券「近鉄週末フリーパス」 (4,000円)

京阪電車はICOCAで乗車する。特急は混んでいる。窓外は暗いが、高架駅となった淀駅が確認できる。京都競馬場も暫く行っていない。以前は中書島を出ると京橋までとまらなかったと思うが、樟葉、枚方市にも停まるようだ。ところで車内放送で「右側の扉を開けます」と案内されている。「右側の扉が開きます」と他人事のように言うより、鉄道会社が責任を持って扉の開閉をしているようで好感が持てる。右側の扉が開けられて、枚方市で下車。プラットフォーム向かいの普通列車に乗り換える。ひらかたパークの観覧車を眺め、萱島から複々線の緩行線を走り、門真市に到着した。京都から1時間も掛かった。やはり新快速は速い。

京阪本線 特急 B1611A 丹波橋(17:08)→枚方市(17:28) 3056
京阪本線 普通 Q1605B 枚方市(17:29)→門真市(17:51) 1551


京阪電車カープデザインICOCA


門真パブリックホテル (大阪府門真市新橋町)

駅から歩いて今夜のホテルへ。こちらは一昨年に利用した事がある。チェックインして部屋へ。お相撲には間に合わなかった。


テレビはもちろんパナソニックの地上波デジタルテレビ!
いずれも平成23年11月26日撮影(切符の画像を除く)

門真市といえば、パナソニック(旧松下電器産業)の本社がある。だからか、室内はナショナル/パナソニック製品が多い。しかし全てではない。昼食はあっさりしていたから、夜は餃子の王将で。帰りにコンビニエンスストアで、缶コーヒー、カップアイスなどを買い、部屋で食べて就寝した。 (つづく)