旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

大相撲九月場所千秋楽 其之二

2019-09-30 15:00:00 | スポーツ

満員御礼

中入後の取組です。


勝負審判に振分親方(元高見盛)が!


是より幕内力士が土俵に上がる!

十枚目(十両)力士が幕内で取る事もある。前頭十七枚目の貴源治関に十両二枚目の千代翔馬関は、叩き込みで千代翔馬関の勝ち。


福岡県出身の松鳳山関に豊山関



寄り切りで豊山の勝ち。松鳳山関を応援しているので、勝つところを見られなかったのは残念である。今場所は9勝6敗で勝ち越し、御当所の九州(11月場所)へ。


関取最軽量98kgの炎鵬関



佐田の海関に炎鵬関は、下手投げで炎鵬の勝ち。9勝6敗の勝ち越しだった。


福岡県出身の元大関琴奨菊関



琴奨菊関に栃煌山関は、押し出しで琴奨菊の勝ち。


三重県出身の志摩ノ海関

志摩ノ海関に大翔鵬関は、上手出し投げで志摩ノ海の勝ち。


香川県出身の琴勇輝関

琴勇輝関に正代関は、小手投げで琴勇輝の勝ち。


玉鷲関に鳥取県出身の石浦関

寄り切りで石浦の勝ち。帰り入幕の場所を8勝7敗で勝ち越しを決めた。


7日目に横綱鶴竜関に叩き込みで勝った友風関

怪我で引退された兄弟子の元嘉風の中村親方にいい報告が出来たが、インタビューでは「泣きすぎ」みたいな話も。中村親方の怪我の理由を知れば、やりきれない。この一番は叩き込みで友風の勝ち。


明生関に朝乃山関

朝乃山関は異例だった5月場所の優勝力士。話題は米国大統領閣下が持っていってしまった感がある。寄り切りで明生の勝ち。


阿炎関に妙義龍関


きわどい土俵際に物言いが付く!


同体とみて取り直し!

取り直しの一番は、寄り切りで妙義龍の勝ち。


是より三役




島根県出身の隠岐の海関に貴景勝関

ともに11勝3敗で優勝の可能性がある。隣県出身でもある隠岐の海関を応援するも、押し出しで貴景勝の勝ち。隠岐の海関は優勝争いから脱落する。


「役相撲に叶う、貴景勝」

これでもう1人の3敗力士、御嶽海関の結果を待つ。敗れれば貴景勝関の優勝となる。


御嶽海関に遠藤関


「役相撲に叶う、御嶽海」

寄り切りで御嶽海の勝ち。御嶽海関も12勝3敗の相星となる。


大関栃ノ心関に大関豪栄道関






カド番で迎えた栃ノ心関

14日目に負け越し、大関陥落が決まっている。


一方の豪栄道関もカド番で迎えていた!

12日目に勝ち越し、カド番を脱している。






寄り切りで豪栄道の勝ち!

栃ノ心関は6勝9敗、豪栄道関は10勝5敗で終えた。




弓取式は春日龍さんです!






中入後の結果!

これで本割の取組は終了。関脇御嶽海関と関脇貴景勝関が12勝3敗で並んでいる。取組表には「幕内力士ニ同点者アル場合優勝決定戦」とある。両関脇とも、決定戦の支度をしているところだろう。




優勝決定戦


決勝戦を合わせる行司は木村玉治郎




9月場所の優勝はどちらか…


寄り切りで御嶽海の勝ち いずれも令和元年9月22日撮影

関脇御嶽海関が2回目の優勝を決めた。昨年の7月場所の初優勝以来となる。 (つづく)

大相撲九月場所千秋楽 其之一

2019-09-27 16:30:00 | スポーツ

太鼓櫓と力士幟

令和元年9月22日日曜日。久しぶりにお相撲を見に出掛けてきた。




国技館 (東京都墨田区横網)

木戸で親方に切符をもぎってもらい、取組表をもらって入場する。


それでは国技館の中へ…

実に久しぶり。3年振りかな。




館内には赤鷲が!

「ひよの山の良きライバル。短気でけんかっ早い所もあるが、実は情が深く涙もろい。スピーディな相撲が持ち味。」


ひよの山

「父の果たせなかった夢を叶えるべく東北から一人上京。様々な苦難を乗り越え、みんなに助けられ立派な関取に成長していく。めざせ横綱!!」

そんな設定だったか。ひよの山と赤鷲が来場者との記念撮影に応じている。


アメリカ合衆国大統領杯

今年の5月場所で登場した米国の大統領杯。毎場所で贈られるのではなく、5月場所のみだそう。ちなみに隣に写っているのは、クリスタルガラスのチョコ国友好杯。チェコスロバキアの頃から贈られていた。


天皇賜杯

こちらが天皇賜杯。賜杯を抱くのは誰か。14日目で3人が11勝3敗の相星である。


大分県椎茸農協賞

大分県産乾しいたけがぎっしり。


時津風部屋 塩ちゃんこ鍋(300円)

国技館に来たら、先ず地下の大広間に下りて、ちゃんこを食べる。暫く来ないうちに、結婚披露宴会場のような丸テーブルから、長テーブルに変わっている。座席数を増やしたようだ。前は会場に相撲甚句が流れていたが、今日は流れていない。



何はともあれ、ちゃんこをいただく。





塩ちゃんこ旨い。ちょっと一杯やりたいところだが、会場にお酒の持ち込みは出来ず、ちゃんこを会場から持ち出す事も出来ないので、ここは味見にとどめる。ごちそうさまでした。


豪栄道プロデュース 豪栄道弁当(1,150円)

お弁当を買ってきた。休場の横綱・大関のお弁当もあるが、出場している栃ノ心関と豪栄道関のお弁当から選ぶ。豪栄道関のお弁当にした。


中身はこんな感じ♪





野球もそうだが、関西出身の選手の好物の入ったお弁当というと、大体揚げ物が入る。このお弁当もそんな感じ。麦酒とともに味わう。ごちそうさまでした。


やきとり(650円)

国技館の地下にある工場で焼いているやきとり。


中身は焼き鳥3本、つくね2本♪



こちらは今は食べずにお土産にして、家に帰ってから食べた。館内をうろうろしていたら、お寿司の立ち食いのカウンターと、持ち帰りのお店を見掛ける。力士のお弁当もいいが、お酒を飲むならお寿司もいいな。今後の参考とする。


平成29年9月場所 優勝 横綱 日馬富士公平関

食後、館内の優勝額を見て回る。全部見ると数が多いので、最近の一部のみ。安馬の頃から応援しているので、日馬富士関の引退は残念だった。


平成29年11月場所 優勝 横綱 白鵬翔関


平成30年1月場所 優勝 前頭 栃ノ心剛史関


平成30年3月場所 優勝 横綱 鶴竜力三郎関


平成30年5月場所 優勝 横綱 鶴竜力三郎関


平成30年7月場所 優勝 関脇 御嶽海久司関


平成30年9月場所 全勝 横綱 白鵬翔関


平成30年11月場所 優勝 小結 貴景勝光信関


平成31年1月場所 優勝 関脇 玉鷲一朗関


平成31年3月場所 全勝 横綱 白鵬翔関


令和元年5月場所 優勝 前頭 朝乃山英樹関

5月場所の千秋楽はテレビで見ていたが、大変だったな。


令和元年7月場所 優勝 横綱 鶴竜力三郎関

先場所の表彰式を見ていて、たまにはお相撲が見たいなと、最速先行抽選とかいうのに申し込んだら、運よく今場所の千秋楽の席が取れたのである。


平成26年5月場所 優勝 横綱 白鵬翔関

これが一番古い優勝額。東京場所の度に2枚ずつ新しいものに変わってゆく。この位置に今場所の優勝力士の額が入る。5年あまり掲げられるのか。ちなみに優勝額は長らく白黒写真に彩色されていたが、平成26年よりカラー写真となった。もう国技館に彩色された優勝額は掲げられていない。


イスC席(3,800円)からの眺め!

先行抽選の手数料や発券手数料など諸々掛かるので、5,000円近く払った。正面の席だが、最後列の自由席(2,200円)より1列だけ前の席である。早朝から国技館前に並んで自由席の切符を買う苦労がないので、この価格差は仕方がないか。


東方、十枚目土俵入


臥牙丸関


魁聖関




続いて西方、十枚目土俵入


勢関


蒼国来関






元安美錦の安治川親方と元嘉風の中村親方が!

放送ブースの方に立ち寄られていたので、引退の挨拶をして回られているのではないかというのが、まわりの観客の推測である。御二方とも長い間お疲れさまでした。ありがとう。


すもうあんぱん(150円)

売店でアイスでも買おうと思ったら、すもうあんぱんというのあったので買ってきた。何か違うのかと思ったが、普通のあんパンでした。製造者は伊藤製パン。


矢後関に蒼国来関

十枚目に知っている力士が多い。矢後に蒼国来は、寄り切りで矢後の勝ち。蒼国来関は中国内蒙古自治区の出身だが、先頃日本に帰化されたというニュースがあった。


協会御挨拶


挨拶される八角理事長(元横綱北勝海)


序二段は7戦全勝同士による優勝決定戦となった!

元林さんに碧海浜さんは、寄り切りで元林の勝ち。


各段優勝力士

十枚目、勢関。幕内で勢関の相撲を見たい。早い帰り入幕を願う。




幕下優勝、千代の国さん



怪我で休場して幕下まで下がっていたが、今場所は全勝で幕下優勝。関取に戻るのも遠くはないか。


三段目優勝、佐田ノ輝さん


序二段優勝、元林さん

先程の優勝決定戦で優勝を決めたばかり。


序ノ口優勝、村田さん


今場所は2横綱1大関と休場が多い!


東方、幕内土俵入


松鳳山関

今場所は勝ち越している。来場所は御当所九州場所。


隠岐の海関

11勝3敗で3人並んでいる。




続いて西方、幕内土俵入


炎鵬関

幕内最軽量の小兵で連日の熱戦。既に勝ち越しを決めている。




貴景勝関 いずれも令和元年9月22日撮影

貴景勝関も11勝3敗の一角。あと1人、御嶽海関も3敗である。そして横綱の2人は休場している。横綱土俵入が見られないのは、実に残念である。 (つづく)

吉備線

2019-09-24 13:00:00 | 鉄道

JR西日本 山陽本線 普通 344M列車 [227系A24編成] (岩国)

令和元年8月18日日曜日。18きっぷの1回分を使うべく出掛けてきた。あちこちの鉄道に乗りに行っているが、実は中国地方のJR線にも乗っていない路線がある。


JR西日本 山陽本線 普通 344M列車 [227系A06編成] (岩国)


metro 山陽本線で岩国を出発symbol6

山陽本線 普通 344M 岩国(10:56)→広島(11:48) クモハ2226-6 ※参考 運賃760円


乗車券・新幹線自由席特急券/特定特急券 広島→岡山(5,500円)

本当は18きっぷだけで行きたいが、出発が遅くなったので、新幹線でワープする。18きっぷ2回分よりも高い。


新幹線〔さくら546号〕 546A列車 [N700系R8編成] (広島)

広島に着いたら新幹線乗り場へ。Uターンラッシュで自由席に空席はないだろうと思っていたが、通路側に空席を見付けて腰掛ける。5,500円払って岡山まで通路に立つ事を覚悟していたので、大いに助かった。九州新幹線直通の車両だが、指定席と違い自由席は3人掛+2人掛の配置となる。でも〔のぞみ〕くらいに快適である。JR九州の車両にあたり、JR西日本とは異なる車内チャイムが楽しめてよかった。福山で通路に立つ人が増える。やっぱりUターンラッシュなのだ。岡山で下車する。


新幹線〔さくら546号〕 546A列車 [N700系R8編成] (岡山)

おや、下り線に見覚えのある列車が。


metro 新幹線〔さくら〕で岡山に到着symbol5

新幹線〔さくら546号〕 546A 広島(11:54)→岡山(12:34) 788-8008
◆運賃3,020円 自由席特急料金2,480円


新幹線〔こだま741号〕 741A列車 [500系V2編成] (岡山)

〔ハローキティ新幹線〕だ。岡山でキティちゃんに会えるとは。


Hello Kitty Shinkansen kirakira2

今日も各府県のキティちゃんを撮ってみよう。


Fukuoka 1号車:福岡県


Yamaguchi 2号車:山口県


Shimane 3号車:島根県


Tottori 4号車:鳥取県


Hiroshima 5号車:広島県


Okayama 6号車:岡山県



しかし、ここで時間切れ。キティちゃんは九州・博多に出発していった。7号車:兵庫県と、8号車:大阪府のキティちゃんは撮れず。どこか停車時間の長い駅で撮らねば。


宇野線 快速〔マリンライナー31号〕 3131M列車 [5000系] (岡山)

再び18きっぷの旅に戻る。岡山発高松行の快速〔マリンライナー〕に乗車する。岡山から高松への宇野線・本四備讃線・予讃線は瀬戸大橋線と案内されている。以前の宇野線・宇高航路に代わるルートである。同様に青函航路に代わって、青森から函館への津軽線・海峡線・江差線・函館本線は北海道新幹線開業までは津軽海峡線と案内されていた。


metro 快速〔マリンライナー〕で岡山を出発symbol6


瀬戸大橋・下津井瀬戸大橋に差し掛かる! (児島-宇多津)

岡山出身の内田百先生は、明治43年6月12日開業の宇野鉄道(宇野線)に当日乗りに行かれている。その宇野線(瀬戸大橋線)に乗る。明治43年開業の宇野線は、昭和63年に四国への列車が走るようになった。岡山では座れなかったが、途中で席が空いたので腰掛ける。茶屋町で宇野線と分れて本四備讃線に入る。児島で乗務員が交代する。この先はJR四国管内となり、瀬戸大橋を渡る。本州側から1本目の下津井瀬戸大橋を渡る。この橋が岡山県と香川県の県境となる。瀬戸大橋は島づたいに何本もの橋で構成されているが、この後の島は全て香川県となる。鉄道道路併用橋で、上部が道路で瀬戸中央自動車道、下部が鉄道で本四備讃線が通っている。在来線の本四備讃線の他に新幹線が通せる設計となっている。



橋の構造で視界が遮られるが、海上を走る独特の車窓である。瀬戸内海の島々が楽しめる。空席の関係で進行方向右側の席に座っているが、進行方向左側の席だと、より車窓が楽しめると思う。


南備讃瀬戸大橋を走り、四国本土が近づく!

四国への最後の吊橋、南備讃瀬戸大橋を渡る。巨大船はこの下を航行するのだろう。一度、瀬戸内海を通り抜けてみたいが、まだその機会はない。関西・九州のフェリーに乗るか。


四国に上陸!

四国に入ると、上部の道路が離れてゆき、視界が開ける。松山方面への線路が分岐してゆく。快速〔マリンライナー〕は高松方面への線路を走り、宇多津駅のプラットフォームは経由しないが、宇多津駅構内扱いである。予讃線上り線に入って行く。


車窓には讃岐富士(飯野山)! (坂出-宇多津)


予讃線 快速〔マリンライナー31号〕 3131M列車 [5000系] (坂出)


metro 快速〔マリンライナー〕で坂出に到着symbol6

宇野線 快速〔マリンライナー31号〕 3131M 岡山(12:42)→坂出(13:20) 5206 ※参考 運賃1,110円
※茶屋町-宇多津間は本四備讃線。坂出-宇多津間は予讃線。


JR四国 予讃線 坂出駅《北口》 (香川県坂出市元町)

久しぶりに四国に上陸する。


道路には八十八ヵ所のお寺への標識が!

お遍路のために四国に来た訳ではない。


いきいきうどん 坂出店 (香川県坂出市元町)

うどんを食べるためだ。


瓶ビール(480円) 肉うどん(中)(600円) 茄子天(120円)

クラシックラガーがあったので中瓶を取ったが、普通のラガーが350ml缶だったから、そのくらいの量でよかったな。ちょっと多い。


うどんの中は2玉!

2玉もちょっと多かった。


いただきます♪

肉うどん旨い。以前、この店に来た時は冷たいのにして、麵にはかなりコシがある感じだったが、暖かいのだとそれほどでもない。まあ久しぶりに讃岐でうどんを食べられて満足した。




坂出市公認キャラクター さかいでまろ

駅に戻る。坂出にもこんなキャラクターが待っていた。


JR四国 予讃線 坂出駅《南口》 (香川県坂出市元町)

反対側の南口はこんな感じ。キヨスクで飲み物を買う。四国キヨスクセブン‐イレブンなのか。再び18きっぷで改札から入場する。ちなみに坂出駅には自動改札機はないが、簡易改札機で交通系ICカード(KitacaSuicaTOICAICOCASUGOCAPASMOmanacaPiTaPaはやかけんnimoca)が利用出来る。四国では予讃線(高松-多度津間)のみ利用可能で、本州へは岡山方面へ利用出来る。但し、出発駅から出場駅まで営業キロ200kmまで。広島や大阪までは使えない。




予讃線 快速〔マリンライナー35号〕 3135M列車 [5000系・223系] (坂出)

これは自分が乗った列車ではないが参考までに。5両編成の場合は、高松方の3両がJR四国の5000系、岡山方の2両がJR西日本の223系なのだそう。先頭車両は2階がグリーン車、1階が普通車指定席。他の車両は普通車自由席となっている。


metro 快速〔マリンライナー〕で坂出を出発symbol6

今度はJR西日本の223系に乗ってみる。会社ごとに型式が違うが、同じような感じで統一感はある。ところで青函トンネルに新幹線が走るようになったが、瀬戸大橋に新幹線は走っていない。それでも列車の運転本数も多く、運賃のみで利用出来る瀬戸大橋の方が便利だなと思う。1時間程の四国滞在を終え、本州に戻ってきた。


宇野線 快速〔マリンライナー38号〕 3138M列車 [223系] (岡山)


metro 快速〔マリンライナー〕で岡山に到着symbol6

予讃線 快速〔マリンライナー38号〕 3138M 坂出(14:24)→岡山(15:02) クモハ223-5005
※茶屋町-宇多津間は本四備讃線。岡山-茶屋町間は宇野線。


宇野線 普通〔瀬戸大橋アンパンマントロッコ3号〕 8179D列車
[キロ185形・キクハ32形] (岡山)

岡山では〔ハローキティ新幹線〕を見たばかりだが、今度はアンパンマン。キティちゃんはJR西日本の車両だったが、アンパンマンはJR四国の車両。


国鉄末期に導入された四国地区の特急車両が改装されている!

トロッコだけでは動力車がないから、気動車(ディーゼルカー)が連結してある。先頭のキハ185系には譲渡先の九州でしか乗った事がない気がする。そもそも四国の特急は、2000系の〔宇和海〕に松山-八幡浜間を乗っただけである。


2両目がトロッコ車両!


床窓があって、瀬戸大橋では足元に海が見えるのか!







〔アンパンマントロッコ〕も見るだけ。バイバイキーン。


JR西日本 津山線 快速〔ことぶき〕 3940D列車 [キハ47形] (岡山)

津山線にも乗った事がない。でも今日は乗らない。末…真っ黄色と同じ理由で、1色だけの塗装らしいが、これは国鉄らしくていい。


JR西日本 吉備線 普通 755D列車 [キハ47形] (岡山)

かつて津山線とともに中国鉄道という私鉄の路線だった吉備線。昭和19年に両路線は国有化されている。中国鉄道はバス会社となり、現在の中鉄バスである。わざわざ国有化した路線だが、分割民営化を経て、吉備線をライトレールにする計画が出てきた。富山港線のようにJR西日本の路線ではなくなるのだろうが、今の吉備線のうちに乗っておこうと思う。


metro 吉備線で岡山を出発symbol6

車内は芸備線のようなボックスシートかと思ったら、ロングシートばかりである。車窓を楽しむというものではない。通路を挟んで反対側の車窓を見るが、車内はガラガラではないので、向こうの席の人もいるので、心ゆくまでは楽しめない。吉備線の愛称が桃太郎線にしているからか、車内チャイムが「桃太郎さん桃太郎さん♪」の節なのだが、スピーカーか、音源のせいか、ちょっと耳障りである。単線のため、対向列車と交換するが、向こうの列車はボックスシートもあるようで、たまたまロングシートの車両にあたったようである。伯備線との接続駅、総社に着いて吉備線の乗りつぶしは終わったが、途中に大きな神社もあり、そこを訪れるのに再び乗ってみようと思う。ライトレールになる前に。


キハ47形の車内の様子!

7人掛どころではない。1両に扉は2つなので、とてつもなく長大なベンチシートである。何人掛になるのたろうか。


JR西日本 吉備線 普通 755D列車 [キハ47形] (総社)


metro 吉備線で総社に到着symbol6

駅名標も桃太郎から桃色(ピンク)なのか。

吉備線 普通 755D 岡山(15:17)→総社(16:00) キハ47-3001


車止め


JR西日本 伯備線 総社駅 (岡山県総社市駅前)


駅頭の様子!


井原鉄道 井原線 総社駅 (岡山県総社市駅前)

JRの改札は撮っていないが、井原線の改札が別にあったので撮影する。出札口も塞がれ、無人のようである。井原線の起点は清音ではなく総社で、総社-清音間は伯備線であり、井原線でもある。錦川清流線が岩徳線に乗り入れるのとは異なる。JR西日本が第一種鉄道事業者、井原鉄道が第二種鉄道事業者となっており、ちょっと七尾線七尾-和倉温泉間を思わせる。なお、井原線は昨年の水害で甚大な被害を受けた真備町を走っている。




JR西日本 伯備線 普通 1842M列車 [213系C-09編成] (総社)

昭和62年、高松から宇高航路を利用。連絡船の甲板でうどんを食べ、宇野に着くと、いわゆる宇野走りをして宇野線の列車の座席を確保した。その快速〔備讃ライナー〕はこの213系だった。この車両に乗ると、瀬戸大橋開通後の快速〔マリンライナー〕も思い出す。もう四国には行かないのか。陰陽連絡特急〔やくも〕の通過を待って、普通列車は総社を出発した。


metro 伯備線で総社を出発symbol6

車内で電話の会話が聞こえてくる。5時台に広島に着く事を相手に話している。新幹線だと広島まですぐだが、帰りは乗らない。山陽本線下りに乗り換えるため、倉敷で下車する。


JR西日本 伯備線 普通 1842M列車 [213系C-09編成] (倉敷)


metro 伯備線で倉敷に到着symbol6

伯備線 普通 1842M 総社(16:24)→倉敷(16:35) クモハ213-9

倉敷からは新快速ならぬ快速〔サンライナー〕に乗る。吉備路を列車は快走する。このまま広島まで、せめて糸崎まで行ってくれと思う。終点の福山まで行かず、途中の金光で下車する。


JR西日本 山陽本線 快速〔サンライナー〕 2725M列車 [117系E-04編成] (金光)

山陽本線 快速〔サンライナー〕 2725M 倉敷(16:40)→金光(16:54) クハ116-15


JR西日本 山陽本線 普通 1751M列車 [115系A-04編成] (金光)

先日は笠岡で緩急接続したが、今日は金光にて接続。時間によって快速列車が普通列車を追い抜く駅が異なるようだ。


metro 山陽本線で糸崎に到着symbol6

山陽本線 普通 1751M 金光(16:57)→糸崎(17:53) クハ115-1241


JR西日本 山陽本線 普通 371M列車 [227系] (糸崎)

よし、これで岩国まであと1本と言いたいところだが、何と五日市行の列車だった。


metro 山陽本線で白市に到着symbol6

山陽本線 普通 371M 糸崎(18:01)→白市(18:33) クモハ227-58


JR西日本 山陽本線 普通 1563M列車 [227系] (白市)

白市で最後の乗り換え。


metro 山陽本線で岩国に到着symbol6

暗くなって岩国に着いた。

山陽本線 普通 1563M 白市(18:41)→岩国(20:30) クモハ227-74
◆特別企画乗車券「青春18きっぷ」(1回分)2,370円
※参考 坂出-岩国間の運賃4,890円


門司へ

2019-09-21 14:00:00 | 

山陽自動車道 周防灘パーキングエリア(下り線)
(山口県山陽小野田市津布田)

令和元年8月16日金曜日。台風が去ったので、14日に行けなかった九州に向かう。山陽自動車道宇部下関線にある唯一の休憩施設、周防灘PAで休憩する。お手洗いと自動販売機くらいしかない。


エリア内の様子!

散策は出来そう。少し休んで九州に向けて出発。埴生ICで流出して、国道2号を走る。海の向こうに九州が見える。印内交差点で重複していた国道9号と分かれて右折。やがて中国自動車道が近づいてくる。下関ICの先は関門自動車道。関門海峡に架けられた関門橋で九州へ渡れるが、高速道路は使わずに、国道2号を進み、関門トンネルで九州に渡る。関門トンネルは有料道路で、料金所で通行料金を支払う。ETCはなく、係員に支払うのが懐かしい。かつて阪神高速で現金で支払った時は「おおきに」と言われるので、関西に来たなと思ったものだ。ちなみに通行料金は普通車で150円。


北九州港(門司港)に到着!

心配していた渋滞もなく、トンネルを抜けて九州上陸。出たところが門司の街である。大阪府大阪市からの国道2号は福岡県北九州市門司区まで。門司からは鹿児島県鹿児島市に至る国道3号に変わる。すぐに国道3号から分かれて門司港駅前へ。ここに距離の短い国道198号があったとは知らずに走り、海峡ドラマシップの駐車場に車を停める。施設の方は閉館中で9月にリニューアルオープンするそう。取り敢えず海の方に行ってみる。対岸は本州の山口県下関市である。


本州と九州を結ぶ関門橋が見える!

瀬戸内海より東シナ海方面へ行くには、この狭い海峡を通過する事になる。一度、船で関門海峡を通過してみたいが、まだその機会はない。津軽海峡は新潟から苫小牧東まで新日本海フェリーに乗って通過した事がある。


門司港にはレトロな建物がたくさんある!


旧大連航路上屋 (福岡県北九州市門司区西海岸)

昭和4年、門司税関1号上屋として建てられ、2階建ての旅客ターミナル部と、平屋建ての倉庫部から構成。大連航路や欧州航路などの国際旅客ターミナルだったそう。



昔の写真を見ると、上屋のすぐ前が岸壁で、大型船が停泊している。先程、海峡を眺めた岸壁は新たに埋め立てられた場所である。昭和14年、内田百先生が神戸から基隆に渡る途中、郵便局へ行くため門司で大和丸を下船、九州に初めて上陸されているが、どのあたりだったのかと思う。一両年後、新造の八幡丸の披露航海に便乗するために門司に来ており、ちなみに宮島から西の山陽本線は初めてだったそうだが、八幡丸へのランチ(昼食じゃないよ)に乗った岸壁はどこだったのか。遠からずこの辺と思われるが、海と思われるところは道路になっている。郵便局の場所も戦前と変わっている。門司港駅(旧門司駅)へ向かう。




門司港駅が見える!

道路の下に関門航路(昭和39年廃止)の桟橋と駅を結ぶ通路があり、道路がこの辺だけ坂になっている。タモさんの番組でも紹介していた。それにしても、昭和17年に関門トンネルが開通してから、結構長く連絡船が存続していたなと思う。


修繕の為、囲いで覆われていた駅舎が姿を現している!

平成24年からの工事が終了、平成31年3月10日にグランドオープンとなった。


JR九州 鹿児島本線 門司港駅 (福岡県北九州市門司区西海岸)



九州の玄関口にふさわしい、堂々とした建築。明治24年の開業時の駅名は門司駅だったが、昭和17年の関門トンネルが開業に先立ち、門司駅を門司港駅に改称。山陽本線に接続する大里駅を門司駅に改称している。



大正3年完成の100年を超える二代目の駅舎。国の重要文化財である。大正の創建時の姿に復原された。




元の出札口と改札口

元の出札口の隅に自動券売機があり、現在の改札口はもっとプラットフォーム寄りにある。


現在の出札口(みどりの窓口)と元の出札口




改札口


もちろん自動改札機を設置!

交通系ICカード(KitacaSuicaTOICAICOCASUGOCAPASMOmanacaPiTaPaはやかけんnimoca)が使えます。福岡・佐賀・大分・熊本エリアで、本州側へは山陽本線下関駅まで利用出来る。


関門連絡船の連絡通路は見られない!

この辺はまだ工事中なのか。



出札口の隣にある案内所で地図を貰って門司港の散策に出掛ける。




門司郵船ビル (福岡県北九州市門司区港町) ここまで令和元年8月16日撮影

昭和2年竣工の日本郵船門司支店。横浜や基隆の建物と比べると簡素な印象がする。1階にはファミリーマートが入っている。




日本郵船歴史博物館 (神奈川県横浜市中区海岸通) 令和元年6月30日撮影

昭和11年竣工の日本郵船横浜支店。現在は日本郵船の博物館になっている。


陽明海洋文化藝術館 (臺灣省基隆市仁愛區港西街)
中華民國107年(2018)11月27日撮影

大正4年竣工の日本郵船基隆支店。現在は台湾の海運会社の海洋文化藝術館となっている。百先生が基隆支店に行かれたのは判っているが、門司支店には行かれたか。


北九州市 旧大阪商船 (福岡県北九州市門司区港町)
ここから令和元年8月16日撮影

大正6年竣工の大阪商船門司支店。現在は北九州市が所有。意匠が素晴らしい。郵船ビルの隣にある。基隆でも日本郵船と大阪商船の支店は隣り合っていたが、基隆の大阪商船の建物は現存していない。









散策していると中国語を話す観光客を何組も見掛ける。門司も人気なのか。


旧税関が見えてきた!


北九州市 旧門司税関 (福岡県北九州市門司区東港町)

明治45年竣工の旧門司税関庁舎。現在は北九州市が所有。






北九州市 大連友好記念館 (北九州市門司区東港町)

清光緒年間の西暦1902年に建築された、中国遼寧省大連市にある東清鉄道の建物(現大連芸術展覧館)の複製で、平成6年竣工。もともとここの建物ではない。




平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線(北九州銀行レトロライン
〔潮風号〕12列車 (九州鉄道紀念館-出光美術館)

かつての貨物線をトロッコ列車が走る。


商業施設が見える!


rain ちょっと雨がぱらつく…


門司区のマスコットキャラクター じーも


北九州市 旧門司三井倶楽部 (福岡県北九州市門司区港町)



大正10年に三井物産の社交倶楽部として完成。昭和24年に国鉄所有となり、昭和62年に国鉄清算事業団所有となったのち、北九州市に無償譲渡される。元は門司区内の谷町に建っていたが、現在地に移築されたそう。




北九州市 旧三井物産門司支店 (福岡県北九州市門司区西海岸)

昭和12年竣工の三井物産門司支店。昭和24年に国鉄に売却(三井倶楽部と同時期か)。国鉄九州総局、門司鉄道管理局となっていた。昭和62年よりJR九州及びJR貨物が使用。現在は北九州市が所有している。








1階に関門海峡らいぶ館が!

入館無料というので入ってみる。





ここが門司局だったのかと思う。広島局は元の建物のままだな。関門海峡らいぶ館は鉄道ではなく、関門海峡の海上交通に関する展示がしてある。ライブカメラもあったが、海図や古地図が見られてよかった。鉄道関係の展示は九州鉄道紀念館に行けばいいだろう。




門司港駅に帰ってきた…


coffee 旧三等待合室は米国の珈琲店にsymbol6


metro question 旧一・二等待合室は出札口(みどりの窓口)と案内所にsymbol6





せっかくなので列車で門司駅まで乗って引き返してこようかと思ったが、意外と列車本数が少なくて諦める。今度は列車で門司港駅に来たい。門司港駅へは乗りつぶしで平成元年9月1日に来た後に、1度くらい利用したか定かではない。小倉または門司から本州に入るので、基本的に門司港に列車で来る事がない。平成元年の旅では特別企画乗車券「豪遊券」を使い、門司港から急行〔かいもん〕のB寝台に乗り、西鹿児島(現鹿児島中央)まで行った。急行なので停車駅が多く、駅に停まる度に目が覚めてよく寝られなかったのを思い出す。


駅頭の様子!

駅前の郵船ビルに入っているファミリーマートで缶コーヒーとアイスを買ってゆく。


関門汽船 関門連絡船 〔ふくまる〕 (門司港)

国鉄連絡船が廃止されても、船で海峡を渡る事が出来る。



下間唐戸へ所要5分。宮島航路より乗船時間は短い。


ワッフルコーン甘熟メロン(248円)

海を見ながら、ファミリーマートで買ったアイスを食べる。


関門汽船 門司港桟橋(マリンゲートもじ) (福岡県北九州市門司区西海岸)

関門間を船や鉄道、はたまた人道トンネルを徒歩で移動するのも楽しそう。駐車場で料金400円を支払う。今回、九州で使ったお金は、アイス、缶コーヒー、駐車料金で784円だった。帰りは関門橋を渡り、本州へ戻った。門司港IC-下関IC間の普通車のETCの通行料金は280円。関門トンネルの方が安い。



角島へ

2019-09-14 21:00:00 | 

中国自動車道 美東サービスエリア(下り線) (山口県美祢市美東町真名)

令和元年8月14日水曜日。帰省中に山口県内で行きたかった場所に出掛けてきた。美東SAで休憩して美祢ICで流出する。広大なセメント工場が目に入る。宇部興産専用道路の下を潜る。線路があったので美祢線かと思ったが、石灰石を運んでいた貨物線だった。秋吉台、秋芳洞方面に行く事はあっても、美祢市街地を走った記憶がないので、見るものが新鮮である。国道435号を走っているが、線形もよく、バイパス区間は高速道路と見まごうばかりである。他県ナンバー、レンタカーが走っており、目的地は自分と一緒なのかなと思う。美祢市より下関市に入るが、平成の大合併により市町村名だけでは現在地がよく判らない。旧豊浦郡豊田町・豊北町を走っている。難読駅名の「特牛」の文字を目にする。難読という事で「こっとい」と、かえって子供の頃から覚えている。岩国から海を見ずに、山口県を延々と横断してきたが、そろそろ海は近い。国道191号に突き当たり、右折する。特牛漁港で海を見る。特牛は子供の頃から読めたが、イカが有名だと知ったのは最近の事である。国道から離れて県道へ。田舎の県道なのに交通量は多い。そして今日の目的地にやって来た。


山口県道276号 角島大橋 (山口県下関市豊北町)

海上を渡る角島大橋を走る。今までいろいろな橋、大島大橋、関門橋、瀬戸大橋、金門橋など数々の橋を車で走ったが、運転していて一番のわくわくかも知れない。まわりの景色の良さ、橋の長さに加えて、海上からあまり高くないので、海を走っている感じがするのだろう。





写真は角島側にある駐車場に停めて撮影している。出川さんの番組を見て、駐車場がある事を知った。本土側からの写真も撮りたかったが、撮影によさそうな場所は車が一杯停まっていたので、今回は角島側のみ。



徒歩・自転車でも渡れるが、ちょっと交通量が多くて歩くのは怖い。


異国の地名を思い出した…




しおかぜコバルトブルービーチ (山口県下関市豊北町大字角島)

大きな駐車場があり、車を停める。やはり他県ナンバーが多い。関西やもっと遠方の車も停まっている。道路を挟んで海水浴場がある。





そもそも瀬戸内側の人間からすれば、日本海の方がきれいだという認識なのだが(個人の感想です)、ここの海岸の何ときれいな事。山口県にこんなきれいな海岸があったのかと思う。



駐車場に面して飲食店や土産物屋があり、お昼を食べようかと思ったが、並ぶのも億劫である。アイスかかき氷でもと思うが、これも並ぶ。アイスの自動販売機を見つける。


モナ王あずき(160円)

海を見ながらアイスを食べる。角島で使ったのは160円だけだった。




角島灯台 (山口県下関市豊北町大字角島)


いずれも令和元年8月14日撮影

灯台の周りをまわって、再び角島大橋を渡り、本土に戻る。この日は九州にも行きたくて、下関方面に向かっていたが、途中から台風の接近で雨が降り出した。下関は諦め、川棚温泉から小月へショートカットする。瓦そばの元祖の店の側を通り、県道を進む。途中で狭い道に入ったかなと思ったが、新幹線や高速道路の高架を見て、無事に小月側に出る事が出来た。長州藩の支藩の長府藩のまた支藩で清末藩があったところを通る。名前だけは知っていたが、ここに清末藩があったのか。カープの試合までに岩国に戻り、テレビで見ていたが、この日は負けてしまった。