旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

麵線・割包

2019-06-27 15:30:00 | たべる

台湾フェスティバル TOKYO 2019 (東京都台東区上野公園)

令和元年6月23日日曜日。上野に出掛けてきた。今年も台湾フェスが開かれている。ちょうど昼時分とあって、会場は大変混雑している。




台湾麺線(600円) 黒松沙士(300円)

台湾麺線さんで麵線を買ってくる。麵線の他に臭豆腐もあり、独特のにおいを漂わせている。「(麵線は)臭くありませんね」、「(においがするのは)豆腐です」という会話がお客とお店の人と交わされている。何度も台湾に行っているが、まだ臭豆腐を試す勇気はない。


麵はこんな感じ♪

割り箸を取ってきたが、よく考えると要らなかった。台北の西門町で食べたような味で美味しい。台湾麺線さんは新橋にお店があり、去年行ってみたがよかった。


ステージでは台湾が好きだという歌手の方のライブが!、

ちなみにステージ前は有料席です。




台湾割包(台湾角煮まんじゅう)(500円) いずれも令和元年6月23日撮影

割包もひとつ食べる。旨い。訳あってお酒は控えているので、台湾啤酒は飲まずに、これで帰った。また台湾に行って、いろいろ食べたい。



鹿島神宮へ

2019-06-25 14:00:00 | 

水郷潮来あやめ園 (茨城県潮来市あやめ)

あやめ園を後にして、潮来駅へと向かう。


改札口

出札口は塞がれている。


自動券売機は1台のみ!


当駅では、SuicaPASMO等のICカードのご利用は出来ません。

そういう訳で、鹿島神宮までの乗車券を現金で買う。


乗車券 潮来→210円区間

鹿島線ではSuicaが使えないのだが、駅員に「鹿島神宮は使えますか」と尋ねる客がいる。もちろん「使えません」という回答。成田線に所属する香取には簡易改札機があるが、十二橋、潮来、延方、鹿島神宮、鹿島サッカースタジアムの各駅ではICカードは使えないし、その先の大洗鹿島線でも使えない。


プラットフォームからあやめ園を望む!

駅のすぐ近くで実にいいが、列車の運転本数が少ないので、時刻表は要確認。


JR東日本 鹿島線 普通 533M列車 [209系C436編成] (潮来)

常陸利根川を渡って列車が入ってきた。運転本数が少ないので、走っている車両も先程乗ったのと同じ編成。佐原-鹿島神宮間を行ったり来たりしてるんだろう。それでは同じ箱(車両)に乗って行こう。


metro 鹿島線で潮来を出発symbol6


長大な北浦橋梁を渡る! (延方-鹿島神宮)


JR東日本 鹿島線 普通 533M列車 [209系C436編成] (鹿島神宮)

鹿島線 普通 533M 潮来(12:29)→鹿島神宮(12:38) クハ209-2155 運賃210円


metro 鹿島線で鹿島神宮に到着symbol6




鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 普通 144D列車 [6000形] (鹿島神宮)
※鹿島神宮-鹿島サッカースタジアム間はJR東日本鹿島線。

鹿島神宮では、プラットフォームの向かいに水戸行の列車が待っている。隣の鹿島サッカースタジアムまでは鹿島線で電化されているが、その先の大洗鹿島線は非電化のため、気動車(ディーゼルカー)が走っている。


目を引くラッピング車両kirakira2

鹿島神宮でも改札口にも清算の列が。やはりSuicaでやって来た客が多いのだろう。自分は有効な乗車券を所持しているので、精算の列に並ぶ必要はないが、以前別の駅で、やはり改札で精算をしているところ、精算の列に加わらず改札を通ったら、精算待ちの列に並んでいた客(この客も有効な乗車券を持っている)に文句を言われた事がある。本来、改札口と精算窓口は別であって、鉄道会社の都合で一緒にしているのだから、切符を出してさっさと出場してしまえばいい。その点、鹿島神宮駅では「切符をお持ちの方はおられませんか?」と声を掛けて、精算の列に並ばせずに通しており、好感が持てる。しかし何を勘違いしたのか、Suicaの客が列から離れて改札を通ろうとするので、改札氏に列に戻されている。


JR東日本 鹿島線 鹿島神宮駅 (茨城県鹿嶋市宮下)


駅頭の様子!

駅前広場は大きいが、バス停と観光案内所くらいしか見当たらない。人通りもほとんどない。さて、今日は鹿島神宮を参拝する。駅前から坂を上ってゆく。




剣聖 塚原卜伝生誕之地

坂の途中で銅像を見掛ける。塚原卜伝。その名に聞き覚えはあるが、詳しくは何にも知らない。戦国時代の剣豪だそう。ちなみに時代は下るが、佐々木小次郎は小説『宮本武蔵』(吉川英治著)では周防国岩国の出身となっている。実際は豊前国、越前国の出身と諸説あり。


商店・飲食店の並ぶ参道に出る!

駅からの坂ではほとんど人を見掛けなかったが、鳥居の前の参道に来ると参拝者の姿も多く見掛ける。車で来られる人が大半なのだろう。


鹿島神宮 (茨城県鹿嶋市宮中)

かつては昭和43年竣工の御影石の大鳥居があったそうだが、平成23年の大震災で倒壊したそう。今の大鳥居は境内の杉の大木を使い、平成26年に竣工したそう。今世紀になって、まだ鹿島神宮にお参りしてなかったので、木製の大鳥居を潜るのは初めて。


新しい大鳥居を潜り、境内へ!


楼門 〈重要文化財〉

高さ約13mの楼門。寛永11年(1634)、水戸徳川初代藩主の頼房卿により奉納とある。


水無月(六月)の大袚茅の輪くぐり

鹿島神宮では六月と十二月の末日に神社で行われる大袚式のうち六月を水無月袚として茅の輪を潜り罪けがれを袚清める古儀があります (説明板より抜粋)


拝殿 〈重要文化財〉

鹿島神宮の御祭神は武甕槌大神、たけみかづちのおおかみ。創建は神武天皇元年(660 BC)と伝わる。本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟からなる社殿は、元和5年(1619)、徳川二代将軍の秀忠公が寄進したものだそう。タモさんの番組で紹介していたが、なるほど御社殿が参道の突き当りではなく、参道から見て右手に建てられている。



以前は拝殿でお参りして帰ってしまったが、今日はもっと奥へ伸びる奥参道を行ってみる。お社の森の何と立派な事か。




さざれ石


鹿園

タモさんの番組で、鹿島神宮に鹿がいる事を知り、見にやって来た。鹿を飼っているにおいがして、かつて岩国の吉向公園にいた鹿を思い出す。子供の頃に、買った餌を鹿にやった記憶がある。宮島の鹿には餌をやった事はないし、やってもいけない。


鹿島神宮のシカは、「神鹿」と言われ、神様のお使いの大事なシカです。





鹿園の側の売店では鹿の餌を売っている。餌を買うと檻の側まで入る事が出来る。子供さんのいる何組かが餌をやっている。



鹿園を後にして、奥参道を更に進む。


奥宮 〈重要文化財〉

奥参道の奥には奥宮がある。やはり参道から見て右側にある。慶長10年(1605)、徳川家康公が本宮の社殿として奉納したものだが、元和5年(1619)に二代将軍徳川秀忠公により、現在の本宮社殿が建てられ、旧社殿は移されて奥宮社殿となったそう。


樹叢の中の道を行く!


要石

神世の昔 香島の大神が座とされた万葉集にいう石の御座とも
或は古代における大神奉斎の座位として磐座とも伝えられる霊石である
(説明板より抜粋)

徳川光圀公(黄門様)が、地中のどこまで深く埋まっているのか確かめようと、七日七晩掘らせたものの、掘っても掘っても掘り切れなかったそう。


大地震(おおなゑ)に びくともせぬや 松の花 一茶

小林一茶は文化14年(1817)5月26日鹿島へ詣でこの句を詠んだそう。


芭蕉句碑 枯枝に 鴉のとまりけり 穐の暮

穐は秋の旧字であり この句はこの地で詠まれた句ではないが状況が似ているので建てられたものと推察される(説明板より)

ここで詠んだんじゃないんかい。



要石より奥宮に引き返し、今度は坂を下って御手洗池へと向かう。


御手洗池



古くはこの池あたりが参道の起点で、参拝する前に池で禊をしていたそう。


鹿島八景 御手洗夜雨
みそぎせし 人は歸りて ぬばたまの よいにふりくる 御手洗の雨
千枝子


どちらの千枝子さんか存じませんが、情景が目に浮かぶような歌だ。


大々御神樂講中 右ハかなめ石… 左ハみたらし…

古い道標がある。なかなか読みづらい。現代の標識を見てしまう。


こちらの面は明瞭で読み取れる!

元文五庚申年 五月吉祥日
世話役
上田屋仁兵衛
萬屋平七
美濃屋弥兵衛
上州屋久兵衛

元文5年(1740)は八代将軍徳川吉宗公の頃。


更に句碑が!



月花に 和らぎし夜や 常陸帶 柿麿
鴬や 神楽拍子に なれて鳴く 虎杖


こちらの方々も存じ上げず。


鹿島七不思議



久しぶりの参詣を終え、鹿島神宮を後にする。お宮の近くに飲食店があるが、普通の市内のお店でお昼を食べようと付近を歩くが、適当な店が見当たらない。ファミリーレストランなどはバイパス沿いにでもあるのだろう。列車の時間までまだあるが、駅に戻る。駅にはキヨスクもなく、自動販売機があるのみ。セブンティーンアイスは魅力だが、駅前のミニストップへ行く。店内で食事出来るようにテーブルとイスが用意されているので使わしてもらう。


サントリー オールフリー(147円) コロッケ&メンチカツサンド(301円)

訳あって、6月4日に航空機内で缶ビール、山田うどんで瓶ビールを飲んで以来、お酒を控えている。昼食はサンドイッチくらいがちょうどいい。ミニストップは他のコンビニエンスストアと違って、店内で調製する商品が多いらしく、しきりに商品出来上がりの番号で呼んでいる。ファストフード店のようである。




JR東日本 鹿島線 普通 538M列車 [209系C436編成] (鹿島神宮)

お店を出ると、すでに列車が入っているのが見える。改札で切符に入鋏のハンコを貰って入場する。何度も書くが、鹿島線ではSuicaが使えない。改札氏にSuicaを見せて入場しようとするツワモノがいる。改札氏に「切符を買ってください」と戻されている。


209系の座席!

三度、同じ編成の同じ箱に乗車する。千葉支社の209系は座席がロングシート(ベンチシート)からセミクロスシートに変更されている車両もある。京浜東北線・根岸線を走っていた頃とは様変わりしている。


アイスコーヒーR(150円)

コンビニエンスストアでアイスコーヒーを買ってきた。ミニストップのアイスコーヒーも美味しい。冷房の効いた車内で寛ぐ。


コンビニエンスストアのある北側を望む!


乗車券 鹿島神宮→新松戸(1,490円)


metro 鹿島線で鹿島神宮を出発symbol6

潮来からあやめ園帰りの客が乗って来た。茨城県より千葉県に入る。無人駅の十二橋からも乗ってくる。自動券売機もないらしく、乗車駅証明書を手にしている。


JR東日本 鹿島線 普通 538M列車 [209系C436編成] (香取)

成田線接続駅の香取に到着。列車は佐原まで乗り入れるが、香取で下車する。香取で下車する客が思いの外多い。


metro 鹿島線で香取に到着symbol6


鹿島線鹿島サッカースタジアム方・成田線松岸方を望む!


JR東日本 成田線 普通 2453M列車 [209系C642編成]
JR東日本 鹿島線 普通 538M列車 [209系C436編成] (香取)

香取で銚子行と交換する。先程、香取で降りた乗客の多くは銚子行に乗り換えるのかと思ったが、そうではない。千葉行を待っている。


JR東日本 成田線 香取駅 (千葉県香取市津宮)

途中下車出来ない乗車券で駅の外に出てしまった。改札内にお手洗いの設備がなく、駅舎の外にあるから仕方がない。無人駅なので、駅員に断わる事も出来ない。


駅頭の様子!

以前、香取神宮から香取駅まで歩いた事がある。徒歩30分くらい。




鹿島線から臨時の特急列車がやって来た!


JR東日本 特急〔あやめ祭り〕 9502M列車 [E257系NB-04編成] (香取)

特急は香取を通過する。鹿島神宮から乗ってもよかったが、2年前に鹿島神宮-船橋間で利用しており、今日は普通列車でいい事にする。


metro 成田線で香取を出発symbol6

鹿島線から成田線の千葉行に乗り換える。香取で乗り換える乗客が多いのは、潮来でSuicaが使えないため、Suicaエリアの入口となる香取まで切符を買ってきて、香取から改めてSuicaで入場しているのではないかと考えてみる。2年前はそんな客が多かった。そうでなくとも香取乗り換えは正解である。次の佐原からは通路に立つ人が大勢出るほど乗って来た。香取乗り換えの乗客の多くは着席出来たようだ。成田に到着し、下車する。


JR東日本 成田線 普通 454M列車 [209系C429編成] (成田)


metro 成田線で成田に到着symbol6


JR東日本 成田線 普通 874M列車 [E231系114編成] (成田)

我孫子行に乗り換える。10両編成だが、そんなに乗客は多くない。ところで、成田から4方向に線路が伸びているが、いずれも路線名は成田線である。佐倉・千葉方面、佐原・銚子方面、成田空港方面(いわゆる空港支線)、そして我孫子方面(いわゆる我孫子支線)だが、行き先を案内するだけで事足りている。


metro 成田線で成田を出発symbol6




metro 成田線で我孫子に到着symbol6


JR東日本 常磐線 普通 1748E列車 [小田急4000形] (我孫子)

我孫子で乗り換えた常磐線は小田急電鉄の車両である。直通運転する常磐線・千代田線で小田急の車両に乗る事はあっても、実際の小田急線には6年ばかり乗っていない。


小田急4000形の車内の様子! いずれも令和元年6月16日撮影

たまにはロマンスカーにも乗ってみたいものである。 (おわり)

鹿島線 普通 538M 鹿島神宮(15:00)→香取(15:16) クハ209-2155
成田線 普通 454M 香取(15:50)→成田(16:27) クハ208-2005
成田線 普通 874M 成田(16:38)→我孫子(17:19) クハE230-70
常磐線 普通 1748E 我孫子(17:27)→新松戸(17:40) 小田急4057
◆鹿島神宮-新松戸間の運賃1,490円

潮来へ

2019-06-17 13:00:00 | 

弥生軒 唐揚げ(1ヶ)そば(420円)

令和元年5月31日金曜日。用があり帰省する。空港へ向かう途中、我孫子で唐揚げそばを食べる。2月に食べた時には400円だったが、平成31年4月25日に価格を改定されたそう。ちなみに前回の改定は平成27年4月4日。




春秋航空日本 [Boeing737-800] JA02GR (成田国際空港)

どこを出発した便かは知らないが、遅れて到着した。



お客さんが降りている。折り返し広島行の搭乗開始までもう少し時間が掛かる。


ハイボール(500円) これまで令和元年5月31日撮影

思った程は遅れずに出発。機内販売でハイボールを購入。麦酒より度数が高いので、機内だと気圧の関係でなかなか効く。おつまみは空港内のコンビニエンスストアで買ってきた。塩や油を使用せずというミックスナッツだが、塩気は欲しいな。

春秋航空日本 IJ623便 東京成田 NRT(17:05)→広島 HIJ(18:45) JA02GR
◆運賃(スプリング R1クラス)6,480円+旅客サービス施設使用料380円+支払手数料550円


春秋航空日本 IJ621便 [Boeing737-800] JA01GR (広島空港)
これより令和元年6月4日撮影

令和元年6月4日火曜日。復路は先月と同じ便なので、鉄道・バスの乗り継ぎもスムース。


ロースカツサンド(420円) アサヒスーパードライ(500円)

今度の機内販売は麦酒。空港内のコンビニエンスストアで買ってきたサンドイッチは、先月よりも少し高いものに。航空券は連休に絡まないからか3,000円も安くなっている。さて、成田が近づいている。窓側の席ではないので、よく見えないが、銚子や利根川が見えるらしい。窓側の乗客が隣の連れの客と話している。利根川は東京湾(江戸湾)に流れていたのを、徳川が銚子に流れるように付け替え云々。詳しいなと思うところだが、土曜日にタモさんの番組でやっていたなと思う。上空から見ると、利根川に水郷がよく判る。

春秋航空日本 IJ622便 広島 HIJ(11:50)→東京成田 NRT(13:20) JA01GR
◆運賃(スプリング R1クラス)6,480円+旅客サービス施設使用料380円+支払手数料550円


山田うどん 肉汁うどん(650円) ビール(中瓶)(480円)

空港第2ビルからアクセス特急に乗り、東松戸で乗り換え。武蔵野線に乗る前に駅前で昼食にする。久しぶりに山田うどんさんへ。


肉汁♪


うどんは1.5玉!


肉汁は暖かく…


うどんは冷たい! ※麺は温盛りにも変更できます。
これまで令和元年6月4日撮影



JR東日本 鹿島線 普通 531M列車 [209系C436編成] (佐原)
※佐原-香取間は成田線。 これより令和元年6月16日撮影

ここから本題。令和元年6月16日日曜日。昨日の雨も上がり、快晴となった。今日は旧暦5月14日。これが本来の五月晴れだろう。常磐線で我孫子へ行き、唐揚げそばを食べて成田線に乗り換え。成田で銚子行の成田線に乗り換え佐原にやって来た。一度、佐原を訪れたいが、今日も鹿島線に乗り換えて潮来を目指す。


乗車券 新松戸→潮来(1,320円)

鹿島線はSuicaの利用可能エリアではない。切符を買ってきた。


鹿島神宮行の臨時特急列車が入ってきた!

特急を先行させて普通列車は出発する。臨時特急の運転でダイヤを変更している。


JR東日本 特急〔あやめ祭り〕 9501M列車 [E257系NB-04編成] (佐原)

かつては特急〔あやめ〕〔すいごう〕が走っていたが、今では特急は臨時列車だけなのか。特急〔あやめ〕は佐原-鹿島神宮間は普通列車扱いで、18きっぷで乗ったりしたが、特急〔あやめ祭り〕は終点まで特急である。


水郷を列車は行く! (香取-十二橋)

佐原を出て、香取で成田線と分れ、鹿島線に入ると、広々とした車窓が拡がる。長い橋梁で利根川を渡る。干拓で出来た広大な水郷地帯である。


常陸利根川を渡り、千葉県より茨城県に入る! (十二橋-潮来)


JR東日本 鹿島線 普通 531M列車 [209系C436編成] (潮来)

常磐線 普通 637S 新松戸(8:18)→我孫子(8:31) 東京地下鉄16929
成田線 普通 835M 我孫子(8:46)→成田(9:28) クハE231-50
成田線 普通 2437M 成田(9:41)→佐原(10:10) クハ208-2005
鹿島線 普通 531M 佐原(10:26)→潮来(10:37) クハ209-2155
※佐原-香取間は成田線。
◆新松戸-潮来間の運賃1.320円


metro 鹿島線で潮来に到着symbol6

プラットフォームより改札に向かうと人だかりが出来ている。清算の人の列である。鹿島線ではSuicaは使えないのだが、何とICカードでやって来た人の多い事か。SuicaPASMOの普及の裏返しだが、鹿島線で使えない事が伝わっていない。使えない路線がある事を知らない人もいるのだろう。




JR東日本 鹿島線 潮来駅 (茨城県潮来市あやめ)




水郷潮来あやめ園 (茨城県潮来市あやめ)

駅から徒歩3分のあやめ園に到着。5月25日より6月23日まで、第68回水郷潮来あやめまつりが開催されている。来場者があやめではなく、川の方に集まっている。何があるのか。


嫁入り舟の運航があるそう!

舟に乗った花嫁さんが婿さんの待つ対岸へ行く様子を再現。いい頃合いにやって来た。


花嫁さんの登場!

6月より前後1年以内に結婚または結婚予定のカップルが公募で選ばれるそう。地元の方でなくても応募できるそう。


お天気も実に素晴らしい!

昨日の方々は悪天候だったが、大丈夫だったろうか。


花嫁さんが舟に乗り込みます!

同船しているのは仲人さんか、御両親か。


嫁入り舟が岸を離れます!


対岸からカメラを構えます!


おめでとうございますkirakira2





「お婿さんも乗っていればいいのにね」「嫁入りだから」という会話がまわりから聞こえてくる。婿さんのところへ舟で向かうという設定である。


お囃子?の舟が続きます…


御親族?を乗せた舟も続きます…




婿さんの待つ岸に到着!




本日はまことにおめでとうございますkirakira2


それではあやめ園の散策へ…

先程より人が減ったような。




潮来では花菖蒲をあやめというそう…
















潮来でも紫陽花は紫陽花でしょう…




園内を流れる前川




前川と常陸利根川の間の水門!

門は開いている。


常陸利根川の対岸は千葉県香取市加藤洲


加藤洲の水路は川より水位が低いため、閘門が設けられている!


川を後にしてあやめ園に戻る!




潮来でも蓮は蓮でしょう…




そろそろあやめ園を後にしようと思っていたら…


あやめ踊りが始まった!



2年振りのあやめ園だったが、見頃は先週だったのかなと思う。また今回はあやめちゃんの姿を目にする事が出来ず、残念だった。 (つづく)



新玉亭

2019-06-10 15:00:00 | たべる

JR東海 参宮線 快速〔みえ18号〕 2918D列車 [キハ75形] (二見浦)

二見浦駅に帰ってきた。出札口も自動券売機もない駅に戸惑っていた人もいたが、そのままプラットフォームに向かう。無札の人は車内で車掌さんから切符を買う事になる。二見浦の長大なプラットフォームに2両編成の気動車(ディーゼルカー)が入ってきた。かつては長いプラットフォームに長編成の列車が発着していたのだろう。


metro 快速〔みえ〕で二見浦を出発symbol6

1本前の快速〔みえ〕は4両編成だったが、と思っていたら、伊勢市で前寄りに自由席2両を増結する。このため、伊勢市での停車時間が長い。近鉄との乗り間違えに注意するようを車掌が放送している。伊勢市はJRと近鉄の共同使用駅。勝手を知らない観光客が近鉄の切符を買って、改札前のプラットフォームに停車中の名古屋行の乗ってしまうのだろう。参宮線を快走した快速〔みえ〕は多気から紀勢本線に入る。多気から和歌山までの紀勢本線には乗った事がなく、新宮まではJR東海管内で唯一乗り残しているが、今日もまだ乗らない。松阪に停車し、津で下車する。


JR東海 紀勢本線 快速〔みえ18号〕 2918D列車 [キハ75形] (津)


metro 快速〔みえ〕で津に到着symbol6

参宮線 快速〔みえ18号〕 2918D 二見浦(15:06)→津(16:02) キハ75-103
※津-多気間は紀勢本線。

昨日から津駅のJR改札を利用しているが、初めてJRの切符で利用する。鳥羽から松戸の乗車券で途中下車。途中下車印を押してもらう。




連泊するホテルに戻る!

大相撲令和元年五月場所(両国)の初日。令和初の新入幕力士の志摩ノ海関を紹介している。三重県志摩市出身で平成元年生まれの力士である。昭和も遠くなりにけり。


三重県にいるので三重県出身力士の取組に注目!

初日、志摩ノ海関と矢後関との取組は、叩き込みで矢後の勝ち。志摩ノ海関の初日は黒星だったが、15日間取り終えて、10勝5敗と2桁の好成績で、敢闘賞も受賞した。


近畿日本鉄道 名古屋線 普通列車 [1000系] (津新町)

お相撲を見てから、夕食に出掛ける。SuicaJR東海の改札を通り、近鉄電車に乗る。ややこしい。津から一駅、乗った列車の終点の津新町で下車する。


metro 名古屋線で津新町に到着symbol6

名古屋線 普通 津(18:16)→津新町(18:19) 1058 運賃150円


近畿日本鉄道 名古屋線 津新町駅 (三重県津市新町)

近鉄名古屋線の隣を紀勢本線が走るが、駅があるのは近鉄だけである。






新玉亭 (三重県津市丸之内養正町)

津新町から津の街を歩いて、こちらのお店に到着。


近くには津放送局が!

津放送局ではなく、三重テレビの番組を見て、津の鰻屋さんを知ったのだ。堀さんと萩ちゃんの後を受けた松島さんが津の人で、以前から通っていたそうだが、番組を見て旨そうだったのでやって来た。2月頃からお伊勢参りで三重県に来たかったのだが、津に宿を取ったのは、番組で鰻屋さんが紹介されたからである。


それでは創業明治二十三年の新玉亭さん店内へ!

鰻を食べるのは実に4年振り。台北で食べて以来である。日本で最後に食べたのは浦和だったか、浜松だったか、記憶に定かでない。6年前に松阪で食べたのが最後か。さて、入店待ちの列はなかったのだが、料理を提供するまで50分掛かるという。鰻を食べるために津に来ており、他に用もないので構わない。すぐに席に案内される。店の外で待つ訳ではないので、楽なもんである。鰻が4切のった上丼を注文する。丼に付く吸物は100円増し(税抜)できも吸に変更出来るが、そのままにする。きも焼きは終わったそう。周りのお客さんも料理を待っており、先に麦酒を飲み始めている方もおられるが、自分が50分も前からお酒を飲んだら、肝心の鰻の味が判らなくなる恐れがあるので、まだ辛抱する。もうそろそろ料理が来るのではという頃合いでお酒を注文する。


日本酒(324円)

冷やで頼むと一升瓶から注いでくれる。銘柄を見ておけばよかった。ところで、冷やといって冷酒を出されると困るので、常温でと注文している。ここは老舗の鰻屋さんだから間違いないだろうが、つい常温でと言ってしまう。押しなべて冷酒の方が価格が高い。お酒と一緒に小鉢も出されたが、鰻の蒲焼の端っこの方が入っている。これをあてに一盞。実に旨い。冷酒の半値以下のお酒だが旨い。鰻には清酒だとしみじみ思う。しかし料理が来る前に、お店の鰻の味を知ってしまった。


料理が運ばれてきた!

さっそく蓋を取る。


上丼 四切(吸物付)(2,484円)

四切にしてよかった。ちなみに一切あたり500円(税抜)刻みで、一切の小丼から五切の特上丼まで選べる。うな重は一匹だそう。


いただきます♪

久しぶりに鰻を堪能する。何切かお酒のあてにしてもまだある。鰻は炭火焼だそうでパリッと焼けている。関西風直火焼きなのだそう。関東の蒸したのも恋しいが、関西風もまたよし。ごちそうさまでした。


ここまで令和元年5月12日撮影

閉店時間を待たずに鰻は売り切れていた。後からお客が入って来なかった訳である。



すっかり暗くなった津の街を歩き、近鉄電車に乗ってホテルに戻り、就寝した。

名古屋線 普通 津新町(20:07)→津(20:10) 1057 運賃150円


無料朝食サービス ここから令和元年5月13日撮影

令和元年5月13日月曜日。津のホテルで目覚める。朝食の内容は昨日と変えてある。連泊だとありがたい。納豆は変わらず選ぶ。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


客室からの眺め!

さて、いつもなら9時頃までホテルでゆっくりしているのだが、JRは9時台には名古屋行の列車が無い。近鉄は特急が4本、料金不要の急行が3本、普通列車が1本ある。紀勢本線の亀山行が1本あるが乗車券の経路から外れる。伊勢線の四日市行が1本あるが、津10時02分発の快速〔みえ6号〕に結局四日市で乗り換える事になる。8時台は快速〔みえ4号〕の他に特急〔南紀2号〕がある。少し早くホテルを出るとしよう。


ホテルエコノ津駅前 (三重県津市栄町)



2泊した快適なホテルをチェックアウトする。駅に着くと、JRの出札口で途中下車している乗車券を見せて、東京までの特急券を買う。名古屋までは快速〔みえ〕でなく、特急〔南紀〕を利用してみる。特急〔南紀〕の料金は新幹線乗り継ぎ割引となるが、半額にはならない。


伊勢鉄道 伊勢線 普通 109C列車 [イセIII形] (津)

昭和62年、国鉄伊勢線はJR東海とはならずに、第三セクターの伊勢鉄道に移管されている。これから乗る特急〔南紀〕は伊勢線を経由するが、伊勢鉄道の特急料金(310円)は新幹線乗り継ぎ割引が適用されないので、JR線の部分のみ割り引かれて合算されている。


近畿日本鉄道 名古屋線 特急 713列車 [22000系] (津)

隣の近鉄には頻繁に列車が走る。名古屋までの運賃・料金も近鉄の方が安い。


津駅構内の様子!

伊勢線、紀勢本線は非電化。名古屋線は電化されている。こうしている間にも近鉄特急が名古屋へ行ってしまう。


JR東海 特急〔(ワイドビュー)南紀2号〕 3002D列車 [キハ85系] (津)

少し遅れて特急〔南紀〕が入ってきた。近鉄特急は電車だが、非電化の伊勢線・紀勢本線を走る特急〔南紀〕は気動車(ディーゼルカー)である。



6時20分に和歌山県の新宮を出て走ってきた。



5両編成のうち、自由席は1両だけだが空いている。窓側の席に腰掛ける。


metro 特急〔南紀〕で津を出発symbol6


紀勢本線と別れる! (東一身田-津)

紀勢本線を走ってきた特急〔南紀〕は、津から伊勢線に入る。かつて名古屋へは亀山経由で紀勢本線と関西本線が連絡していたが、昭和48年に短絡線として伊勢線が開業した。重要な路線だと思うが、何故か国鉄からJR東海とならなかった。伊勢線は何度も利用しているが、JR東海の車両でしか乗った事が無い。比較的新しい路線で線形は良い。特急列車は快走する。快速〔みえ〕より乗り心地はいい。複線分の用地は確保されているが、途中まで単線の区間がある。車内で車掌と他の乗客の検札の話が聞こえてくる。ICカードで自動改札機から入場したようだ。津駅の改札機の読取部は近鉄用で、「ICカードでJR線にはご乗車になれません」と大書してあったが、ご覧になっていなかったのか。もしくは近鉄との乗り間違えか。


関西本線が近づいてきた! (河原田-鈴鹿)


関西本線のプラットフォームを望む! (河原田)

もうすぐ関西本線に合流する。四日市で降りる人が多かったが、桑名からは乗る人が多い。そして特急券を持っていない。車掌は特急券を売り続けている。自分も常磐線特急に乗る時に車内で特急券を買う事もあったが、近年は事前料金・車内料金で差額があるので、車掌から買う事はない。


揖斐川 (長島-桑名)


㊧揖斐川 ㊨長良川


長良川


この辺が教科書で習った輪中か!


木曽川 (弥富-長島)

木曽川を渡り、三重県より愛知県に入る。関西本線にも単線区間があり、交換待ちもあるのだが、この列車が遅れていたので下り列車を待たせていたのか、定刻に名古屋に到着した。


JR東海 特急〔(ワイドビュー)南紀2号〕 3002D列車 [キハ85系] (名古屋)

今日は1時間の乗車だったが、この列車でまだ訪れた事のない南紀に行ってみたい。


metro 特急〔南紀〕で名古屋に到着symbol6

特急〔南紀2号〕 3002D 津(8:41)→名古屋(9:41) キハ85-8 特定特急料金630円




特定特急券 津→名古屋(630円・乗り継ぎ割引)

名古屋で途中下車したが、今日は何の用事もない。お腹も空いておらず、きしめんも食べられない。新幹線プラットフォームに向かう。


新幹線〔のぞみ4号〕 4A列車 [N700系X50編成] (名古屋)

九州・福岡県の博多6時36分発の〔のぞみ〕が入ってきた。空席はあったが、窓側には座れず。博多始発ではなく、新大阪始発とか、自由席の多い〔ひかり〕なら窓側に座れたかも知れないが、一番早い列車に乗ってしまう。


metro 新幹線〔のぞみ〕で名古屋を出発symbol5


角ハイボール(260円)

車窓を見る楽しみもなく、車内販売でハイボールを買う。〔のぞみ〕〔ひかり〕は健在だが、車内販売を終了した列車が多いと聞く。


新幹線自由席特急券/特定特急券 名古屋→東京・品川(4,100円)


乗車券 鳥羽→松戸(8,390円)


新幹線〔のぞみ4号〕 4A列車 [N700系X50編成] (品川)

名古屋から1時間半足らずで品川に到着した。鉄道の旅というより、高速移動の足である。速くて快適なのはいいけど。


metro 新幹線〔のぞみ〕で品川に到着symbol5

新幹線〔のぞみ4号〕 4A 名古屋(9:57)→品川(11:26) 787-2050 特定特急料金4,100円
京浜東北線 快速 1030B 品川(11:35)→上野(11:52) クハE233-1014
常磐線 快速 1241H 上野(12:02)→松戸(12:19) サハE231-66
◆鳥羽-松戸間の運賃8,390円

乗車券の行先の松戸で下車して昼食を食べて帰宅した。 (おわり)

猿田彦神社・二見興玉神社

2019-06-03 11:00:00 | 

松阪肉串

無事に外宮、内宮とお参りを済ませ、昼食にしようと思う。バス停近くのお店に戻ってみる。先程はうどんを値下げしていたが、元の値段に戻っている。値下げは朝のうちだけだったようである。何となくこの店に入ろうと思っていたから入る。カウンターの席に案内される。麦酒と鰻串、麦酒と松阪肉串のセットが目に留まる。少し思案して松阪肉串の方を注文する。


beer 麦酒に松阪肉串kirakira2

もちろん旨い。


伊勢うどん

もちろんうどんも食べる。伊勢のうどんは独特である。太くて実に柔らかいうどんに、つゆというかタレが入っている。


麵はこんな感じ♪

タレをよく絡めて食べる。旨い。以前食べた伊勢うどんは大した事なかったが、ここのは旨い。タレがいいのだろう。なお、うどんの食感は通常のうどんと全く異なる。別の麵料理だと思った方がいい。久しぶりに旨い伊勢うどんを食べた。ごちそうさまでした。


丼どん亭 (三重県伊勢市宇治今在家町)



食後は、おはらい町を歩く。飲食店や土産物店が軒を連ねる。昔風の店構えを復活させて、かつての賑わいを取り戻したそう。ここへ来ると、赤福のお店に行ってお茶とともに赤福餅を頂戴することが多い。大学時分に内宮にお参りした後で食べ、翌日はお参りする訳ではないが、もう一度食べるためだけに訪れた。今日は赤福餅とは別の餅を食べるつもりである。


名物 へんば餅(2個 160円)

へんば餅。本店は別の場所にあって、出川さんが立ち寄っていたので食べてみたかったのだが、おはらい町にもお店があるので訪れる。本店だと普通にお茶を淹れてくれるのだろうが、ここは小さなお店なので、お茶は給茶機で自分で注ぐが、ちょっと泡立ってしまった。さて、お餅の方だが、赤福餅が餡子が外、餅が中なのに対し、へんば餅は餡子が中、外を餅が包む一般的なあんころ餅。少し焼き色がついている。少し硬いのかと思っていたが、餅は柔らかい。柔らかな餅の中に餡子。実に旨い。餡子が中なので、手で持って食べられる。馬の背に揺られてきたお伊勢参りの旅人が、宮川を渡る前に馬を返す。宮川のほとりの茶屋で出されていた餅が、へんば(返馬)餅となったそう。競馬の返し馬は関係ないか。伊勢に来たら食べたいものが増えてしまった。


へんばや商店 おはらい町店 (三重県伊勢市宇治浦田)




猿田彦神社 (三重県伊勢市宇治浦田)

おはらい町を抜け、猿田彦神社にやって来た。内宮には何度も来ているが、こちらは初めてお参りする。三重県に来ているが、三重県と言えば、堀さんと萩ちゃんの番組だが、お二人での放送は3月で終了してしまった。その最後のロケ地がここ猿田彦神社である。昨年の6月にテレビ埼玉(テレ玉)で偶然見掛けて、よく見るようになったのだが、1年も見ないうちに終わってしまって残念である。随分長い事やってらしたそうだが。おかげでお伊勢参り以外でも三重県を訪れたくなった。お疲れさまでした。



猿田彦大神をお祀りする。神話で高千穂に瓊瓊杵尊、ににぎのみことを導かれた猿田彦大神。みちひらきの大神だそうです。


佐瑠女神社

境内には天宇受売命、あめのうずめのみことをお祀りする佐瑠女神社もある。太陽神である天照大御神が天岩窟(天岩戸)に籠もられた時、真っ暗闇の世となってしまう。その前で舞を舞ったのが天宇受売命。天照大御神が外に出られて、再び明るくなった。芸事の神様という事で、奉納のぼりにテレビ等で見た事のある著名人の名前がある。猿田彦大神と天宇受売命はご夫婦とも。



神社を後にして、猿田彦神社前停留所からバスに乗るつもりだったが、バス停が見つからない。時間はあるし、そのまま五十鈴川駅の方へと歩く。途中の森に月讀宮の鳥居が見える。いい雰囲気だが立ち寄らなかった。月讀宮は内宮の別宮で、今にして思えばお参りしておけばよかったと思う。そこから少し行くと五十鈴川駅に至る。内宮から2km以上あるが最寄り駅である。6年前、道路渋滞でバスを諦め、内宮から五十鈴川駅まで徒歩で行ったから、今回が初めてではない。その時は指定の列車に乗り遅れぬよう、内宮から駆け足と急ぎ足である。


近畿日本鉄道 鳥羽線 五十鈴川駅 (三重県伊勢市中村町)


駅頭の様子!

昭和44年の開業。駅前はバス停とタクシー乗り場くらい。Suicaで入場する。伊勢市の方に戻ろうかと思ったが、鳥羽線は鳥羽方面に乗った事が無いので、乗りつぶしてみようと思う。




近畿日本鉄道 鳥羽線 普通列車 [1259系] (五十鈴川)


metro 鳥羽線で五十鈴川を出発symbol6

伊勢市-鳥羽間で参宮線と競合する鳥羽線(山田線を含む)。参宮線が海に近い方を走るのに比べて、鳥羽線は内陸を通る。線形もよく、複線電化である。鳥羽線は飛ばせんことはない。一方の参宮線は単線非電化。鳥羽線には特急も走り、運転本数も多い。池の浦の先で少し海沿いを走り、鳥羽に到着。下車する。

鳥羽線 普通 五十鈴川(13:45)→鳥羽(13:57) 1366 運賃300円


metro 鳥羽線で鳥羽に到着symbol6

鳥羽の先は志摩線。賢島まで乗りつぶしをしなければ。しかし今日ではない。鳥羽線の乗りつぶしは終わったが、また鳥羽に来る事になるだろう。




駅から海が見える!



ちょっと港の方に行ってみたいが、参宮線に乗り換える。鳥羽では近鉄とJRの改札は別となっている。さて、伊勢市から松戸までの乗車券を購入しているが、鳥羽からに変更したい。窓口氏にその旨を申し出ると、運賃を調べてくれて、変更するより伊勢市まで別に乗車券を買った方が安いと教えてくれる。しかし、二見浦で途中下車したい。それではと鳥羽-松戸間に区間を変更してくれる。差額は現金で支払う。


乗車券 鳥羽→松戸(8,390円)

伊勢市から新松戸まで乗車券を買うより、伊勢市から松戸まで乗車券を買い、松戸から新松戸まで乗り越し精算した方が安いので、伊勢市-松戸間の乗車券を購入していたが、鳥羽からは松戸まででも、新松戸まででも同額である。これも窓口で運賃を確認してもらい、新松戸まで買えばよかったが、もう参宮線の列車の出発時刻が迫っている。自動改札はなく、窓口氏より乗車券に入鋏のハンコを貰い、入場する。


JR東海 参宮線 快速〔みえ16号〕 2916D列車 [キハ75形] (鳥羽)



気動車(ディーゼルカー)の4両編成で、鳥羽方の1号車が指定席。名古屋方の4~2号車が自由席である。車内は空いている。座席は転換式クロスシート。進行方向右側の窓側の席に腰掛ける。


metro 快速〔みえ〕で鳥羽を出発symbol6


車窓から海が見える! (池の浦シーサイド-鳥羽)


海側は近鉄鳥羽線!

先ほどは近鉄電車から海を見た。


鳥羽線が山側に移り、参宮線が海沿いに出る!



快適な汽車旅だが、次の停車駅、二見浦で降りる。車内放送では、切符は車掌が回収するという。車掌さんに「途中下車します」と言って、松戸までの乗車券を見せる。もちろん回収されない。ちなみにテレビの旅番組で途中下車云々言っているが、途中下車ではなく、単純に下車しているだけの事が多いように思う。快速〔みえ〕も電車と紹介してしまうだろう。放送では正確を期して欲しいが、まあ諦めている。


metro 快速〔みえ〕で二見浦に到着symbol6

参宮線 快速〔みえ16号〕 2916D 鳥羽(14:05)→二見浦(14:12) キハ75-3503




JR東海 参宮線 二見浦駅 (三重県伊勢市二見町三津)

恐らく29年振りに二見浦に降りる。以前は木造駅舎で駅員さんもいたが、新しい駅舎に代わっており無人駅。出札口も閉められ、乗車券の券売機もない。乗車駅証明書発行機も見掛けなかったと思う。JR西日本の無人駅では自動券売機が設置されている駅もあるのに。


駅頭の様子!

駅から夫婦岩を目指す。




旭家 酒素饅頭製造本舗 (三重県伊勢市二見町茶屋)

堀さんと萩ちゃんが訪れていたなあ。ちょっと食べてみたいが、先程へんば餅を食べたばかりなのでやめておく。その先には。


御福餅本家 (三重県伊勢市二見町茶屋)

御福餅さんが。以前、新幹線の車内販売に御福餅があったので、名前には聞き覚えがある。赤福さんと同じく、餅の周りに餡子のあるあんころ餅だそうだが、実はまだ食べた事がない。


二見浦に到着!

ふたみがうら。駅名は「ふたみのうら」だった。








二見興玉神社 (三重県伊勢市二見町江)

こちらも猿田彦大神をお祭りする。社殿の先には有名な岩が海中に見える。初めて実物を見る人からは「おおっ」と声が上がる。


夫婦岩



夫婦岩を見る事しか考えてなかったが、夫婦岩の沖合700mに猿田彦大神縁りの霊石と伝わる興玉神石があり、これを拝する神社で、夫婦岩は興玉神石と日の大神(太陽)を拝む鳥居の役目をしているのだそう。しかし、興玉神石は安政元年(1854)の大地震で完全に海中に没してしまったそう。今では見る事は出来ない。夫婦岩も大正7年の台風で片方が根元より折れてしまったそう。こちらは修復されている。





夫婦岩を後にして、駅へと向かう。




うたがふな 潮の花も 浦の春 芭蕉

芭蕉は江戸元禄期の俳人で伊賀上野の出身です。西行のゆかりを慕って二見浦にも足を運んでいます。この句は二見浦の春は、よそと違って、夫婦岩に砕け散る波の花でその到来を知ることができるが、それを疑うなよと教えたものです。(説明の碑文より)


夫婦岩表参道


いずれも令和元年5月12日撮影

時が止まったかのような表参道。夫婦岩は賑わっていたのに歩く人が少ないのは、鉄道より車で訪れる人が多いからだろう。賓日館という明治20年竣工の賓客の休息・宿泊があり、ちょっと立ち寄ってみたかったが、今日は行かない。津の宿へと急ぐ。 (つづく)