フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ぐうたら

2007-11-25 10:16:03 | Weblog
朝、一緒に起きて、自分が、洗濯や朝食を作っている間にウルーは、パンプの唯一の暖房器具である電気座布団にねそべって人がしてることを見ている。「まだかなご飯」ってな感じ。猫ってぐうたらで、身を窶す事しか知らないデキの悪い、ちょっと美人の女といったところかな。バカな女と違って猫が偉いのはここから、ぐうたらを装いつつも、しっかりと人猫関係の距離をみつめ、つかずはなれず、時には、ご主人様とおだてたり、能ある猫は爪を隠すでしょうとばかり賢いところ見せたり。人をあきさせないところ。これで大抵人間は、猫にはまるのです。スーパーに行ったら、ウルーに何か買ってかえろうと思う自分がいるから不思議だね。夜中に帰ってきたら、もうパンプも寝て、マーチンが戸締りをしてくれてるんだけど、ウルーのことなんか考えてないから、ウルーの水飲み場の戸を閉めているんだ。帰ったら、とんできてウルーが、訴える訴える、「ここ開けてくれ。のどが渇いているの」とニャーニャーうるさい。だけど、こんなとき、このコ賢いんだなとひどく感心する。まるで親ばかみたいに。猫にかまけてというのかな・・・・。
コメント
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