フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

秘密の川

2012-11-10 08:37:40 | Weblog
今日は朝からきな臭い。近くのどこかで朝火事があったからだ。どこだろうと思っているとメールが来て「舌切り雀が死んだ」とのこと。ビックリするやらエッと驚愕するやら。僕より7つくらい年下じゃなかったかしら。それが8日の朝に自宅で死んでたのを発見されたって。今、自宅で死ぬと事件性がないかどうかを警察で調べてからになるから遺体は昨日返ってきたのかな。死因は聞いてないからわからないけど7日の夜だったかな僕は不思議な夢を見たんだ。「舌切り雀」じゃないけど別の年下の友人が突然うちに訪ねてきて詳細は忘れたけど川で泳ぎだすんだ。それがいつのまにか盥になってそいつが溺れて死んでしまうんだ。そこまでしか覚えてないけどそいつが秘密の川へ泳ぎに行こうと言ってたと思う。あれは、そいつじゃなく「舌切り雀」が三途の川を渡っていたんだろうか。彼のことを「舌切り雀」と呼ぶのは子供の頃からいきつけの歯医者さんで彼が50くらいの時だろうか治療に行って間違って舌を切られたというからだ。先生も80近いんだから逝く方が悪いなんて減らず口をたたいたもんだが彼の性根は好きだった。何にも言わず大きな病院で治療してきたというのも彼らしい。まさかオレより先に逝くなんて。「図書館で会いましょう」といつも言ってたっけ。あれから図書館で会ったことはなかったけどあの世とやらで好きな図書館見つけてください。冥福を祈る。
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