フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

幸の居た山

2013-07-13 07:57:19 | Weblog
山を下りた時の山男の会話ってどんなもんだろう
話し声はよく聞こえないが
二人の背中に満足感が漂っている
もちろん達成感もあるだろうし安心感もあるだろう
不思議と冗談は影を潜め
次に行く山の話もしない
ただいまある山の総てを受け入れて
いい山だったなとうなづき合ってるのかもしれない
そう思いながら前に行く二人の絵を描いた

皇の居た山は僕らにとって幸の居た山でもあった。
コメント
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