フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

あぶあぶ虻

2013-07-31 07:23:39 | Weblog
ハゲが散髪してきたのがいけなかったのかこの温暖化による猛暑がいけないのかまだ少ないと思っていた虻。石鎚ではもういっぱい飛んでいた。土小屋の駐車場で虻が少しいるなと言ってたんだけど石鎚を目指すグループと別れて筒上山へ。途中から小蠅が顔の周りにうるさい。「ツエツエ蠅かこれは?」なんてまだ余裕こいて登ってたんだ。距離がある山だからピッチを上げて途中にある岩場もナンのそのとばかり辿りついた頂上。

そこにも虻がいた。「首を咬まれた」とアンチークが言ったのにも「バカだなオマエ」なんて笑ってたんだが下山時にも虻は顔の周りに飛んでいた。僕らが小蠅と思っていたのが小さな虻とも知らずに。山は曇ってとても涼しく風が強くウインドブレーカーの着用で丁度だった。長い距離と岩場で体力が消耗というか全員が足に来てた。おまけに木の根や岩が濡れていて滑る。全員がよく滑ってこけての繰り返しであの急な裏道を下りてきた。そのときもまだ気づいていない。車に乗ってよさこい峠で風が気持ちよいからと車から降りたとき虻と蜂が寄って来てちょうど登山靴をぬいではだしにつっかけになったハゲが足を蜂に刺された。とにかく刺されたところを洗おうということになって下の滝のところにある水場に。そこで顔を洗ってお互いを見たらシェルパクンの額がボコボコ。「なんじゃこりゃ!」と言えば「おまえも」と言われて額にさわると一つ。アンチークも首と耳がガムシャラくんは腕。みんなボコボコになって「もう8月9月はやめとこうぜ」というと「虫除けネットを買おう」だなんて懲りないヤツラだ。
コメント
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