フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

un choc

2018-11-20 08:45:32 | Weblog

Carlos Ghosn arrete'いやぁ驚きました。このニュース。まさに盛者必衰の理を表すですね。イギリスの新聞には出てませんでしたけど(多分明日かな?)フランスの新聞では特別編集でしたね。カルロスゴーン、日産、ルノーの再生の立役者で今度は三菱自動車も傘下に入れて経営の神様みたいに言われていた人ですよね。オレみたいに関係ない人にはただの金持ちのオッサンですけど。脱税疑惑ですからね。確定したら立派な犯罪なんですよ。他人んちへきて儲けるだけ儲けて税金を納めないなんて、家借りて家賃払わないと同じくらいふてえ奴なんだから。それを名声を持ったままどうどうとやってたんだから詐欺と言われても仕方ないよな。64歳でこんなに金持って何したかったんでしょうね。持たない者には彼の気持ちの一片すら分からないがフランスのルノーでも彼の報酬が高すぎるので持て余してたらしいね。「よくぞ日本やってくれた」ということでしょうかね。普段、ゴーンに押さえつけられて文句も言えなかった弱虫共がここぞとばかりに非難を始めるぞ。バカヤロー、お前らの罪でもあるんだから、国にお前らも金を返せよ。日産はすべての職を解くだろうがフランスのルノーはどうでるのかな。多分冷たいものだろうと思うけど。いやぁ、人生って終わってみるまで分からないねと終わってみるまでもなく見え見えの小市民はつぶやく。(;´д`)トホホ。

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gilets jauns

2018-11-19 08:56:55 | Weblog

黄色いチョッキって何だ?と思って見てみるとフランスでマクロンの出した「燃料税増税」の反対に立ち上がった市民のコスチュームだそうな。道路作業員のような目立つ黄色に灰色の反射板のようなテープがついてるヤツだ。これを着てあちこちでデモってるということ。規模はトータルかどうか分からないけど288000人とか大規模な様子で政府も頭を抱えてるらしい。これがマクロンの不支持につながって大統領支持率25%で最低を記録したとか。でもあの黄色いチョッキはいただけないな。フランスともあろうものが粋じゃない。パリジャンと言われているんだからもっと可愛いものにしてもらいたかったね。表現はいいんだけど。これじゃぁ、あまりにもアメリカ的だ。ヨーロッパなんだからなとブツブツ。マクロンはオシャレでカッコいいのになぜ人気が出ないのか分からない。きっと貧乏人とダサイ奴らの心情と乖離しすぎているからだろう。乖離といえば日本の「阿呆」チャンでなくて「麻生」チャン。またまた口を曲げて「国の金使って大学を出た」とかナントカ国立大出身者に言ったとか。お前も現在大臣やって国の金で生きてるのにさ。分かってねぇんだなコイツ。「下々の者は僕ちゃんに意見するな」って感じでフンドリ帰っているから見えないんだろうな自分の足元がまた、お詫びと撤回を繰り返すんだろうけど懲りないヤツだね。年取ってからの黄色いくちばしってサマにならないね。黄色いちゃんちゃんこでも着せといたほうがいいのかな。

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Hockney'pool

2018-11-18 09:33:23 | Weblog

David Hockneyの「プールと二人の人物」という絵が100億円で落札されたってね。生きてる画家では最高だって。81歳で今カルフォルニアのマリブ地区に住んでるって言うから山火事が押し寄せてウイリースミスとかレディガガとかも避難した高級住宅地区だよね。ホックニーも無事に避難したのかな。もし絵が燃えたらと思うと心配だねそれにしてもポップアートがねぇ。楽しいは楽しいんだけど。アメリカ人ってこの手の絵が好きなんだよね。ちょうど1970~80~年代かな日本でも流行ったの。横尾忠則とか日比野克彦とか湯村輝彦とかが席巻したのは。ホックニー、アンディウオホールとかどんどん出てきて本の表紙とか飾ったんだよね。ちょっとホモ文化も花開いてタブーが少しづつ薄まって行ったんだよね。そんな時代だったと思う。このホックニーの絵も当時2万ドルとか23000ドルだったらしいけど長生きはするもんだね。そういえばフランスのピエールスラージュは98歳だったねぇ。彼ももう一花咲かすかな?

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la grippe

2018-11-17 08:24:28 | Weblog

インフルエンザの予防接種をしてきました。病院なんぞつい行きませんから奇妙な風景。まぁ患者さんもいるもんで内科の待合室ナンカ満員御礼。予防接種なんかしたことはなかったのですが近所に住む姪が赤ん坊を授かったことによって何かあるといけないということで去年か一昨年かからするようにしました。まったく赤ん坊と言えども人は人によって生きているんだと実感。予防接種だけですから満員の患者さんをさておき熱を測って診察室へ。ニュアンスでいえば「予防接種なんかするなよ」ってな感じで医者は体調を聞いてくる。「そしたらするかね」と言われてもなぁ。「中国で流行ったインフルに対応してるの?」って聞くと「知らん、それ何?」って感じ。医者ってニュース見ないのかな。そんなわけでいつもの予防接種をやってもらう。菌が入るんだから痛い。まぁ大したことはないけれど。いつになったら人間は抗体が出来て風邪にかからなくなるのでしょうね。神代の昔から風邪ってあったんでしょうかね?聖徳太子が風邪ひいたなんて話聞かないからね。やっぱり最初は鳥インフルエンザからウイルスが変形したんでしょうかね?そう言えば、マスクっていつぐらいからあるんでしょうね?風邪は毎年流行るのに風邪についての知識があまりないのに驚いた。まぁこんなことも、あんなことも知らないで死んでゆくのかね。日常のモノ、意外と知らないことが多くて特殊なものに目が行くんだよね。風邪を克服したほうが遥かにノーベル賞ものだと思うけど。

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大草原の小さな家

2018-11-16 08:42:52 | Weblog

「大草原の小さな家」のハリエットオルソンが死んだってニュースを見た。キャサリンマクレガーって言うんだってね。意地悪おばさんってイメージが強かったから女優名は知らなかった。93歳だったとね。あの番組があったのはもう40年位前のことだものね。当時おばさんだったらもうこんな歳になっているだろうね。今ではFoxClassicで再放送が時たまあるからまた見えるんだけど。古き良きアメリカはいいね。大草原の中を転げまわるローラ、強くて優しいお父さん、愛情深いお母さん。家族が力を合わせ困難に立ち向かっていく姿ナンカ今のアメリカが忘れてきたものがそこにあるような。マクレガーおじさんだったかなヘンテコなおじさんがいてさ、こいつが僕のお気に入りだった。それにお父さん役のマイケルランドン。僕らには「ボナンザ」のカートライト家の末っ子ジョーでおなじみだったけど54歳という若さで癌で亡くなったんだよね。登場人物に悪い人はいなくてそれでいて起伏に富んだ物語で分かりやすい英語でなんかこう教えてくれるというかこう生きたらいいよって言ってくれてるというか心温まる物語だったね。出演者が死ぬというのも寂しいけどこんな映画が作られないというのがもっと寂しいね。

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common decency

2018-11-15 08:01:47 | Weblog

トランプがフランスから帰ってツイートしたところによるとマクロンの悪口。「マクロンは支持率低くフランスは関税高い」と怒りのメッセージ。「第二次世界大戦時アメリカが駆け付けた時パリ市民はドイツ語を習おうとしていたんだ」と言いたい放題。フランスは甚だ良識に欠けるとバッサリ。だが、これはトランプ独特のフランス持ち上げ方ではないだろうか。これによってマクロンの支持率も少しは上がるだろうしパリ市民にフランス語の大切さを思い知らしめた。まさに、小学生から英語を学ぼうとしている日本はドイツに追い詰められた日のパリ市民とかわらない。母国語を放棄するとはこのことだ。と痛感。言葉は文化であり自己確認の手段なのだから。とトランプに教えられたような気がする。良識破りではあるけれどね。

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instilling

2018-11-14 09:12:12 | Weblog

教養って大事なんだね。それも染みこむような教養。教育の大切さをミッシェルオバマの本で読む。といっても本は手元にないから抜粋だけど。お母さんの教えが良かったからそれが自分に沁み込んでいるんだって。知識に対する貪欲さそして実践。母の教えも立派ならそれを受け取る器も立派ということか。そんなことは書いてないけど容易に想像できる。オレなんか欠けた茶碗だもんな。おまけに皹まで入っててさ。そう言えば、昔、なんかのキャンペーンで「稲穂茶碗」って作ったことがあったね。黄金の稲穂色した飯茶碗を土佐焼きで焼いてもらったんだ。景品として差し上げるために。数はそんなに多くなかったけどオリジナルな形と色にこだわって作ってもらったんだが。はじめはね陶芸家を探してと山奥まで会いに行ったんだ。こんなところに人がというところに窯があってそこで仙人みたいなおジイがいて物静かに話すんだ。それで説明して焼いてくれないかというと数が焼けないから出来ないという話だった。一品ものならいい仕事するんだろうけどどうしても数はいるからとその仙人をあきらめて土佐焼きの陶芸教室に行ったんだっけ。そこでこちらは素人だから無茶苦茶言ってると「その形じゃご飯は食べれませんよ」とか言われて器の講義までうけてしまったっけ。角度とか厚さとかいろいろ制約があるんだ。ただ土をこねて焼くだけじゃないんだ。陶芸教室だからデザインが決まれば数は揃うということで作ってもらったが面白いのね。生徒さんが一人一人作っているもんだから一つ一つ個性が出て形も色も微妙に違うの。これはこれで面白いということになってキャンペーンをぶつけたら大成功。こんなことデザイナーと二人でやったんだよな。あの頃、何も怖くなかったから。時間と自負と夢があっただけで。それとしみこむような情熱かな。今ではアナログなこんなことするクリエイターはいないだろうけど。

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La botte gardiane

2018-11-13 08:33:46 | Weblog

バルチュスのスイスのアトリエというか住んでたお城を公開するらしい。という記事を読んでたら目の端に「La Botte Gardiane」という記事を捉えた。何のこっちゃと見て見ると「牛飼いのブーツ」だって今年の流行は。まぁ女性用だけどね。ベロアで出来たサイドゴアブーツといったところかな。ジーンズに合わせて履いているモデルの写真が出ていた。フランスの写真ってそのものが多いから戸惑う。日本やアメリカみたいにそれを使うシーンがないんだ。だから履いてる靴だけの写真。いいものだろうけど想像力を刺激しない。「ふ~ん」で済んでしまう。サイドゴアの幅がさ普通のサイドゴアブーツより狭くて三日月形。見た目はカッコいいけ脱ぎ履きがしにくいんじゃないかな向こうは履いたままだからそんなの関係ーネ~か。でも久しぶりにこんなのが流行るよって記事を見るのは楽しいね今の商品、僕らの若い頃と違ってボロばっかりで買う気がしないからね。メインターゲットが中国人だからアジアンテイストでしかたないのだけれどそんな商品構成してたらいずれは飽きられて捨てられるだろうに。品質やデザインのいいものを並べたらまだまだ購買意欲はあるんだけどな。とブツブツ。いまやデパートよりネットの方がいいものがあるってご時世だからね。調べて見たら確かにいいものが店より安くおまけに送料無料のところもあるし直接外国のサイトでも買えるからね。何かとは店の方が便利なんだけど在庫を抱える力がないというから仕方がないのかな。

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ゴミ当番

2018-11-12 09:49:08 | Weblog

今日は不燃物と大型ゴミの日。近所のスミノフが当番なんだけど85歳だし朝寝坊だしというわけで代わりにゴミ当番をした。今朝のゴミは新聞が少なくてビンが多い。新聞が少ないのは昨日回収業者がこの地域を回ったからだってみんな出したんだ。ビンが多いのは酒ビンではなくドリンクのビン。みんなやる気なんだ。もはや限界集落に近いこの地区で年寄りがドリンク飲んで頑張ってるなんて滑稽を通り越してるけど今年の地区運動会では見事「優勝」を果たしているからこのエリアは「侮れない」。どこにそんなパワーがあるのかな。ドリンクのおかげかそれとも噂話のおかげか?よくしゃべり、よく歩く年寄りがドリンク飲んで走るんだものそりゃぁ運動会でもいけるやろ。ちなみに去年は2位だった。そこへこの夏に屋根の修理をしてて落ちたおジイがゴミを持ってきた。すかさずオバぁが突っ込む。「どうぞね、まだ痛いかね」骨折して入院してたんだもの痛いだろうねとみると「この年になると6カ月は辛抱せんといかんと。まだ痛いが辛抱セエといわれてもなぁ」と笑っている。この地区は超人ばかりが住んでいるのだろうか。そこへ一輪車を押してサブちゃんがキタ。84歳補聴器付き。線画を描いてるおジイだ。「日本画ってどう描く?」と聞いてくるから膠を温めて絵具を溶いてと教えてやる。まだまだ好奇心旺盛。絵は元々上手いらしく旧制中学の時に描いた絵は先輩に盗られたと言っていた。「昔は先輩が怖うてなんちゃぁ言えなんだ」と昔話を始める。長くなりそうと当番のみんなが散っていく。さすが町内、引き際を心得ている。どうせ時間までいなくてはいけないんだからと話を聞いてやると喜んで帰って行った。たった2時間の当番だけど町内の1ヶ月分の詳細な情報はここに集まるから地域はまだまだ活発に動いているんだと安心する。

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mort

2018-11-11 08:45:13 | Weblog

ついに絵画教室の会員で死亡者がでました。私が入会して7年。全員ピンピンしてましたのに。といっても高知ではありません。高知は能天気なもんですからまだまだお声がかかりません。悪しからず。1人先に行ったのは横浜教室のチャラオ君です。80歳でした。去年の春には「マンションを建てた」と威張ってましたのに。橋本大二郎と高校の同級だとも言ってましたっけ。軽いノリで絵も描きくさし見たいな感じで「もっと塗れば」といつも思ってましたけど本人は未完の大作と思ってたんでしょうかね。どことなく儚い絵でしたから「絵は人生が出る」といいますから寿命を知ってたんでしょうかね。まだまだやりたいことはあったと思いますが軽いノリでアッチへ行ったんでしょうね。絵具と筆と紙は持って行ったか?紙はアルシュだなんて贅沢言わないでさ。僕は知らなかったけどこのオッサンは横浜教室の副会長だって。横浜教室創立のメンバーだったって。会長がこの前脳梗塞で倒れたから横浜教室も存亡の危機だね。という高知教室も一遍に行きますからどちらも存亡の危機なんですけど。まぁ今日一日楽しく絵を描いていられたらいいかな。「たとえば、僕が死んだら、そっと忘れてほしい」ですね。

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