ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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ペ・ヨンジュンという生き方

2005-02-24 17:38:56 | ドラマ・ワイドショー
昨日に引き続き、イ・ウンジュさんの自殺について思ったこと。
やっぱり「スカーレット・レター」に出演したことが
うつの引き金になったらしい。
日本ではヌードになったり、汚れ役を演じたりすると
「女優として一皮向けた」とプラス評価される。
最近だと寺島しのぶがそうでしょ。
鈴木京香だって宮沢りえだって・・
だけどイ・ウンジュさんは
「スカーレット・レター」の脚本には納得していなかったのね。
で、多分、とても自分が汚されたような気がして
アイデンティティを失ったのかも。
周りからみると「それくらいのことで」って事になるのかも
しれないけど。
本人としてはかなり傷ついたのかな。

日本などは中高生が平気でエッチなマンガを読むお国柄で
「早く処女を喪失したほうがいい」
なんて価値観がまかり通っているみただけど、
あちらの貞操観念は強いし、女優とは言っても25の女の子だったから。

仕事を選ぶという事は勇気がいること。
ヨン様も25くらいの時から(初恋以降)仕事を選びはじめて
年に1本くらいしか出演しなくなった。
それを「ペ・ヨンジュンは生意気だ」と随分マスコミに叩かれたらしい。
「愛の群像」以後、2年もの間実質的に芸能界を干された原因も
作品に納得できないと途中降板したから。
彼のスタンスとして、「納得するまで考える」事は
彼自身の人生を豊かに生きることのみならず
「家族」への誠意を示すことだと思っている。
焦りはない・・って本人は言うけど
本当にそうなのかな。家族はいつもひやひやものよ。
スタッフだって正直思うことは色々あるでしょう。
でもついていく・・絶対的な信頼がそこにあるからなのね。

でも「ペ・ヨンジュンという生き方」をするのもそれはそれで大変よ。
責任は全部自分においかぶさってくるし、評価も求められる。
マネージャーなり事務所なりに言われた通りこなす方が楽。
イ・ウンジュという人が、果たしてペ・ヨンジュンのような生き方を
する事が出来たかどうか・・
どちらにせよ苦汁の選択を強いられて傷ついたのではないかしら?
どっちを選択しても傷つく。
そして回りもね。

今回のことで、「外出」のヒロイン、ソン・イェジンもショックを受けたらしい。
年齢的に近いからなおさら驚いただろうし、色々考えたのではないかと思う。
ペ・ヨンジュンが彼女をどのようにフォローしていくか。
コメント
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