ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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「冬ソナ」にハマった私たち

2005-12-28 09:29:55 | つれづれ日記

冬といえば・・・

冬のソナタ」なんです

真冬になると必ずDVDを見たくなるのが「冬のソナタ」なんです。

静かなリビングで、夜中、ちびちびとチューハイを飲みながら

冬のソナタ」を見て涙を流す・・・・・・たまりませんわーーー

というわけで

どうして「冬のソナタ」が女性達にウケたのか・・

それも飛行場にたむろしていた「おっかけおばさん」じゃなくて、

一人静かにDVDを見つつ余韻に浸る

清く正しく美しい50代以上の女性」を対象に、女性学としての

冬のソナタ」を語ったのがこの本、

 「冬ソナ」にハマった私たち 

(林香里著・文春新書)

なんです。

韓国でも日本でも、「冬ソナ」及び「ペ・ヨンジュン」が、中高年の女性の

大きな支持を得ているということについて、あまりいい顔をしません。

その理由はいわゆる「女性蔑視」に他ならないのですが・・・

専業主婦率が高い中高年の女性が好むものに対しての蔑視なんですね

日本は「若い女性」程価値がある社会ですので。

 

だから「ペ・ヨンジュンや韓国俳優に夢中になって・・・馬鹿じゃないの?」と

見られるのはあったと思います。

でも、いわゆる「おっかけでない」普通の「家族」の姿は、

「冬のソナタ」を通して「韓国」という国に出会い、理解し、

言葉を覚えようとする、非常に「勉強熱心」な女性達なんです。

 

しかも「冬のソナタ」に癒されて、「今日も頑張って家事に介護に頑張ろう」と

思う人も多かったわけで・・・

そういう「清く正しく美しい冬ソナ及びペ・ヨンジュンファン」の背景を

浮き彫りにしています。

「冬ソナ」の癒し効果ってどんなだろう・・・と思って、また、改めて

DVDをみたんですけど、物語の筋がどうのこうのというより、

このお話に出てくる男性達の「いたわり」に癒されているんだなあと

思うんですよねーーー

泣きたい時に泣かせてくれる。いて欲しい時にいてくれる。さりげなく

手を繋いでくれる。鞄を持ってくれる・・・それはユジンだけじゃなくて

サンヒョクのお母さんもユジンのお母さんも平等に大切にされてるという

ところが「癒し」の原点なのかな・・・と思いました。

超お薦めの本です。

 

 ヨン様川柳 (グラフ社)

いやーこれねーーほんと、面白いですよ。

色々項目があって、左に韓国語訳、右側に日本語が書いてあるんですけど・・・

我が息子が選んだ「面白かった川柳」が

冬ソナの旅から妻が戻らない

ヨン様が来日すると母家出

私もちょっと選んでみました。

ソナに骨抜きにされ妻寝込む

ぺー様とうっかり言ってご飯抜き

ヨン様とファンに外交任せたい

 

韓国語のお勉強にもなる一冊です。

コメント (4)
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