ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

夢輝のあ・彩吹真央・・ファンとしての思いは2

2007-10-28 20:36:05 | 宝塚コラム

「1」は こちら

 

彩吹真央に関しては一応下級生の頃から顔と名前は

知っていました

雪組の、やたら顔の濃い下級生で「好みじゃないわ」と思った記憶があります。

その後、花組に配属になり新人公演の主役を張ることになるのですが

ご本人も「私達の新人公演は個性がないと言われていた」と言っている

ように、写真を見ても興味がわかない・・特に愛華みれ時代の花組は

ほとんどみていないので全く眼中に入らず・・・でした

 

最初に彩吹真央を意識したのは、匠ひびきのさよなら公演

琥珀色の雨にぬれて」「カクテル」の大劇場公演のビデオを見た時、

「カクテル」の18場におけるソロで・・・

サザンの曲をあんなに切なく美しく歌う人がいるなんてーーと、感動感激。

彩吹真央というベストシンガーの存在を知ったのでした。

(そりゃあ、花で一番歌えるのは春野寿美礼でしょうが・・あの曲だけは

やっぱり彩吹が一番と思ってました)

 

でも、まだ「地味な優等生」のイメージしかなくて。

エリザベート」のルドルフは・・あまり王子様に見えなかったし・・・

確かに銀橋における「闇が広がる」は素晴らしかったけど、特別声が

綺麗とか特徴があるとか・・あまり考えなかったですね

私にとって「男役の定義」とは、歌唱力やダンス力ではなく、まず

「男役」としての演技力=包容力プラス色気であったので、歌が上手

なだけじゃまだまだ・・・みたいな

 

とりあえず春野時代の花組作品は全て1回は見るチャンスを与えられ、

その度に目には入っていたんですが。

不滅の棘」の変なお兄ちゃんには「?」で、「野風の笛」の秀頼は

「上手だなーー」程度、「月の燈影」では「蘭とむの方が目立ってる」

NAKED CITY」は話が暗すぎてみた時は共感できず、後から

DVDで見て「かっこよかったんだあ」みたいな?

とにかく何でもできる優等生で安心してみていられるけど、地味な印象は

変わらず・・だったんですね

 

ところが・・「あれ?」と思った事が。

それは「アプローズ宝塚」のお正月のテレビ中継を見ていた時

この時は病み上がりでショー自体あまり面白く感じなかったので

テレビ画面を見ながら「いよいよ宝塚が面白くなくなって来たわ。

卒業かしら」などと思ったんですが、そのだらだら見ている画面

の中で目を引いたのが彩吹のダルマ姿でした

 

ちょっと・・・怖い(笑)ダルマ姿で「ビアンビアン」と歌う彩吹を見た時

「この人、何だかつき物が落ちたような顔をしているわねー」と

思いました

簡単に言うと「悟りを開いたような顔」をして見えたんです。

ゆえに歌も強く印象に残り、「アメイジング・グレイス」のソロと一緒に

強烈に頭にインプットされたのでした。

 

でも、花組といえば「オサ・アサ」で、その片割れの瀬奈じゅん

月に移動してしまうと花組の目玉が一つなくなるわけで、ちょっと興味が

うせたのは事実ですね。

 

次に花を見たのが「マラケシュ」だったんですが、これで

「ああ・・瀬奈じゅんがいないのかー」と、ちょっとがっかりして

見ていたんですが、この「マラケシュ」のラストシーン・・・・

帰って来たクリフォードがオルガを抱きしめて言う台詞にジーン・・・と

泣いてしまったんです

荻田浩一氏の作る台詞には常に心を響かせるものがありますが、

それを生かしきった彩吹の演技力に「へえーー」って。

このシーンで初めて「彼女、包容力ある男役なんだーー」と認識。

 

そして「落陽のパレルモ」のヴィットリオ これにはハマってしまいました。

あのヴィットリオの色気っていうか、遠野あすかを相手に純愛を貫き通す

姿にぐっときてしまったんです。

「彩吹真央ってかっこいい」って初めて思った瞬間でした。

 

でもこの時、すでに真飛聖が星組から組替えになって、次期トップ

として決定を貰っていたんですよね・・・・

 

私の友達は今でも「ゆみこちゃんはパレルモで辞めておけば

よかったのにねーー」などといいますが(ファンを前にして言う台詞

じゃないでしょっ

私はそうは思わないんです。

でもあの当時・・・「ファンになること」は辞めておこうと思ったのは事実です。

 

 

 

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ドリーム・アゲイン

2007-10-28 19:06:09 | ドラマ・ワイドショー

 いやーー

マッチこと、近藤真彦君(と親しげに呼んでみたりする)

結婚14年目にして赤ちゃんが生まれたそうでおめでとうございます

名前は「轟丞(ごうすけ)」君。

画数に拘ってつけたお名前ですって よかったねーー

 

この所、同い年の芸能人・・・杉田かおるとか三原じゅん子が離婚したり

しているのを見て「1964年生まれってあまり幸せになれないのかな

なんて思っていましたから、マッチのニュースは本当に嬉しいです

トシちゃんの所は女の子ばっかりでしたっけ?

いずれマッチの子供もジャニーズ入り?

 

 ドリーム・アゲイン 

 

今回は朝日奈と雛ちゃんの「親子物語」

全く余談ですけど、ランニングしている反町君、目の下が真っ黒に

なっていて・・・睡眠不足

疲れているみたいで心配

 

で・・・雛ちゃんはDNA鑑定で朝日奈と親子かどうか確かめようと

しているんですね。

でも当の朝日奈は野球の事で頭が一杯

仕事も手につかず、やる事っていったら筋トレ・・それにちょっと

株についてのお勉強

中々朝日奈として生きる道は難しそうです

 

ついに雛ちゃんが朝日奈の子という事がわかっても

勘弁してくれよ」と言ってしまう・・・・

その時の雛ちゃんの顔っ こ・・・怖い

愛に飢えてる思春期の娘の恨みほど怖いものはなく

なんと、雛ちゃんは朝日奈のパソコンを勝手にいじって

株取引できないようにロックしちゃった

(いやーーいくら何でも中坊にそんな技術があるのか?だとしたら

あまりにセキュリティが弱すぎじゃないの・・・・)

 

しかも、会社の社長室に立てこもって 

(どうやって会社に入った?セキュリティ甘いんじゃ・・・)

パソコンの情報を消去しようとしたからさあ大変

 

この時の志田未来ちゃんのぞくっとする表情。さすが「女優」です。

思わず同情しそうになったから怖いわーー

そこで朝日奈は警備員に引っ張られる雛を

そいつはオレの娘だ」と言ってしまい、「少しずつなら親子できる

と言うのです。

授業参観でにこにこっ笑ってる反町君のパパぶり・・いいですね

 

まあ、そういうでれでれもいいけど、来週はちょっときりっ

すきっの反町君を見れそうですね。

 

ところで、あのコーチ・・・「コーチ料3000万」なんて

どうして請求したんでしょうか

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ヨン様負傷

2007-10-28 18:48:57 | ドラマ・ワイドショー

 現在、「太王四神紀」の撮影真っ最中のペ・ヨンジュンですが、

24日、撮影中に刀で指のじん帯を切るという

怪我をしたそうです

 

 もうびっくり 心配

・・・と、思ったらその場で応急処置をしてから病院に行ってきちんと

治療したそうです。

撮影がちょっと遅れたそうですけど、すぐに現場復帰したとか・・・

よかったですね

この間も落馬したとか言ってませんでしたか?

ヒロインの女の子がハチに刺されて病院に運ばれた事もありますね。

 

ロケばっかりの撮影現場は本当に大変でしょう。

その甲斐あってか、視聴率は29%を記録っ

回を重ねる毎にファンが増えていくみたいです

裏番組の「ロビイスト」は中々苦戦を強いられているようですね。

 

これはやっぱり12月にハイビジョンで放送されるのが楽しみです。

ハイビジョンで見れない人もっ

映画館で1話ずつ上映してくれるそうで、テレビドラマを映画館で上映

するのは初めての試みだそうです。

いつどこの映画館で上映されるのか・・・情報が待ち遠しいです

 

さらにっ

今日の朝鮮日報にはヨン様の事を

「アジアの文化大使」と書いてあります。

ペ・ヨンジュンが出演した前作映画『四月の雪』は韓国で

あまりヒットしなかった。

当時、「ペ・ヨンジュンの人気は衰えたのでは」という見方が

一部あったのも事実だ。

しかし、ペ・ヨンジュンは『太王四神記』でトップ俳優の座を見事に守った。

 注目すべきなのは『冬のソナタ』で一世を風靡した「ほほ笑み」ではなく、

広開土大王(タムドク)の威厳で視聴者のハートをつかんだということだ。

 ペ・ヨンジュンは、自分の人気が風のように過ぎ去る一時的なものでは

ないことを、自ら立証している」

とベタ褒め

 

考えてみれば韓国のマスコミも変わり身が早いって言うか・・・

ちょっと前までは随分ヨン様の事をバッシングしていたもんです。

でもそういうマスコミに翻弄されず、自分をしっかり持って仕事に生きる

という姿勢が評価を変えて行ったのではないでしょうか

(亀田一家はヨン様を見習うべき)

 

日本でも織田裕二みたいに、叩かれても叩かれても自分の生き方を

変えない俳優さんがいます。

あそこまで我を張り通すってのは、ある意味すごいなと思ったり

しますけどね。

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夢輝のあ・彩吹真央・・ファンとしての思いは1

2007-10-28 13:07:28 | 宝塚コラム

 昨日は台風で大変だったというのに、頑張って日本青年館の

シルバー・ローズ・クロニクル」を二回見ました

それから、大雨と風の中を千駄ヶ谷に向ってひたすら歩き、駅に着く

直前にタクシーを拾って竹芝のインターコンチネンタルホテルへ。

「夢輝のあファンミーティング」に行って参りました

朝、8時すぎに家を出て帰りついたのは夜の11時

私的には冒険の一日でしたーー

 

詳しい感想はこちら

 

夢輝のあと彩吹真央は2期違いで同じ雪組出身

初演の「エリザベート」には一緒に黒天使で出ていたし、

高嶺ふぶき主演の「アリスの招待状」にも一緒に出ていましたね。

同じ舞台に立っていた男役二人

片や退団して4年以上たって、この度めでたく「表現者・夢輝のあ」と

して復帰、片やがけっぷちの二番手

ファンとしてはこのあまりにも才能と実力に裏打ちされたスター二人の

ありように複雑な思いを隠す事が出来ません

 

これからその思いを語ってみようかなと思うのですが。

 

まずこの二人のファンになったいきさつを・・・

 

今も昔もそうですが、私は新人公演をほとんど見たことがないので、

将来有望な下級生さんに関してはとってもうといです。

本公演とかバウ作品で抜擢でもされない限り、全然しらないまま上級生

になられて「なんでもっと早く知らなかったのーー」って思う事もしばしば。

 

 夢輝のあも雪組時代をしりません

宙組に配属されて新人公演の主役を張るようになって、一応名前だけは

覚えましたけど・・・1999年「エリザベート」でエルマーを演じて

いたのを見て「台詞回しが立派だった」と当時の観劇評に書いた程度

新人公演を見ていないので、写真だけの夢輝トートは

「ベビーフェイスねーー」程度の認識

宙組はあまり好きじゃなかったのであまり公演も見てませんし。

 

ところが

そんな私の視界に飛び込んで来た出来事が。

それが「砂漠の黒薔薇」で夢輝が演じたハルン王子です。

私は彼女がエルマーと同じ人物である事をすっかり忘れていて

(っていうか、同じ人物に見えなかった)

「誰?あの新人さん」などと勝手に思ったものでした。

で、このハルン王子、ラストに殺されてしまうのですが、その時の

台詞に私は思わず泣いてしまったのです

 

この私を泣かせる役者? みたいな感じでこの時頭に

「夢輝のあ」はインプットされました。

で、その後すぐに星組に組替え・・・当時の星組は生え抜きが多かった

所にいきなり香寿・安蘭・麻園・夢輝・鳴海・毬丘と大量に組替えが

あり、二番手の絵麻緒ゆうが雪組に行ってしまうという事態があり、

正直、星組ファンとしては許せないっって気持でした。

そんな鬱々とした思いで行った「黄金のファラオ」「美麗猫」東京公演。

ここで、エトワールのあまりに素晴らしい歌声に度肝を抜かれてしまい

ました

(だって・・・星組ってあまり歌が上手な人が・・いなかった?みたいな)

 

「あれは誰?」と思ったらそれが夢輝のあだったんですね。

いやーーあの時のショックったらなかったですけど

以来、徐々にファンになっていったんですが、私はその当時

「私にとっての最高のトップスター」麻路さきが退団してしまって

とっても空虚だったんですね

「誰かを好きになってもどうせ退団しちゃうし」とか思って。

でも麻路はトップ生活を全うしてくれましたから・・・・

 

だもので、「誰かのファンになったらその人の舞台を全部見たくなるし

それでも見れなかったらがっかりするからなるべくファンにはならない

ようにしよう」と決心していたんです。

 

でもそんな決心も、「イーハトーブ夢」で見事に崩れ去り・・・

私はファンクラブに入って、毎公演3回は通いつめ、お茶会にも

通い・・出待ちもして・・尚且つ公演を見るごとに長い観劇評を

書いて夢輝のあに送っていたんでした

 

そりゃあもう夢中でした。

何がって・・・「七変化」ぶりが。

役を演じるごとににビジュアルから人格まで全く別に演じわけ、しかも

声がまた独特で・・神様から貰ったエンジェルボイスを駆使して

演じる姿につくづく感心してしまったんですね

 

しかも将来羽根をしょってもおかしくない「華」を兼ね備えていたし。

きっと素晴らしいトップスターになるだろうな・・・って楽しみにして

いたんです

 

ところが

プラハの春」東京公演直後に退団発表・・え?何で?どうして?

いくら考えても納得できないうちに「ガラスの風景」「バビロン」を

見に大劇場まで遠征してさらに劇団側の夢輝の扱いにショックを受けて

劇場を出る頃にはしくしく泣きだすハメに・・・・

 

退団の原因はいくらでも想像できました。

彼女は結構意固地なタイプでタニマチ制度で成り立っている商業演劇の

有り様に中々馴染めなかったみたいだし・・・

でもどんな理由であれ、我慢して頑張って欲しかったし、せめてさよなら

公演の時はファンが納得するような出演シーンを与えられて去って

欲しかった・・・

 

同期の貴城けい瀬奈じゅんと何が違うのか、何がいけなかったのか・・

と、あれこれ考えては悩み、公演を見ては

「何でこんなひどい扱いを受けなくてはならないのか・・・」と悩み、

特に「バビロン」のフィナーレ近くの「僕はまだ幼くて・・」と歌う場面は

たった1フレーズのみ、しかも下級生の朝澄の方が階段の上にいる現実

にショックもショック・・・今でもビデオではこのシーンから先は

見る事が出来ません。

 

いくら本人が「幸せでしたー」と満面の笑みで退団していっても

その後、歌う仕事をしないと聞いてからはなお更「そうは言っても・・」と

納得できなかったんです。

あのエンジェルボイスを生かさない?舞台にはもう出ない?

歌劇団は一体何を考えてこの人の退団を認めたんだ?みたいなね。

この時から多分、「宝塚歌劇団」というものに不信感を抱き始めたのでは

ないかと思います・・・・

 

それでも最後に「さよなら夢輝のあ」を書いて自分の心に整理をつけた

私です。(ねったん・・読んでくれたかな)

 

じゃあ、舞台なんかみなきゃいいじゃんと思うんですが、そこが悲しい

ヅカファンっていうか・・・これはもうクスリと一緒で、何となく見ないでは

いられないんですよね。

でも、観劇回数は大幅に減りました

2003年末から2004年にかけては椎間板ヘルニアで入院、

その後妊娠して出産・・と色々あったので公演もそんなに見ていないし

・・・時々うずく夢輝のあ退団の傷に苦しめられて

(せめて歌い続けてくれたら・・・・)と思う日々でございました。

 

麻路さきのようにジェンヌ生活を有効に全うしてくれたのなら

ファンとして納得も出来たかもしれないけど、夢輝の場合、今まさに

これからだったし、本人もお茶会などで「行き着くところまで行く」と

意欲的に話をしてからわずか1年の突然の退団だったので、

(しかも・・最後の作品が・・あの扱いで)

「もう誰のファンにもならない」と心を閉ざしてしまったんですよね。

 

あの当時、私みたいなショックを受けたファンは多かったんじゃないかと

思います。

それでも普通のファンは優しいから

「ねったんはこれから新しい世界で頑張るんだからこれでいいのよ」と

無理に納得していたのではないかと・・・・・

私のようにいつまでも「どうして・・・」と思っているのはあまりにも

「ぐじぐじしたファン」に他ならなかったでしょう。

 

 

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